救命講習を受けようと思う

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2/1のキャンプインを前に、いくつかの球団ではキャンプ地に選手たちが先乗りして、合同自主トレを行っている。


タイガースも多くの選手が沖縄入りし、キャンプ初日に万全のスタートを切れるよう調整ピッチを上げている。もうすぐだね。
さて、たまたま思いついて消防署で行われる「救命講習」というのを受けることにした。私は冷静なようで、緊急時にはただパニックになっておろおろしてしまうタイプなので、役立つだろうと思ったから。
特に趣味でソフトボールを楽しむようになり、レクリエーションスポーツの現場を知るにつけ、まさかの事故を想定しておかなければ、心から楽しむことはできないと感じたこともその動機のひとつだ。
最近、あちこちでAED(自動体外式除細動器)を目にする。スポーツ中に限らず、突然死の多くでは「心室細動」と呼ばれる心筋のけいれんが起きており、それを簡単な操作で効果的に除去するのがAED。いかに手際よく冷静にAEDを使用できるかによって、突然死を防げる可能性が高まるという。
野球やソフトボールの場合は、打球が心臓部に特定のタイミングでぶつかると「心臓しんとう」を起こして、心室細動が起きるという。特に胸の骨格がやわらかい子どもに不幸な事故が多いという。今は胸にパッドを入れるような防具もあるので備えたい。
高齢化社会になれば、スポーツを楽しむ年齢層も高齢化していく。自分の体力を過信したり、ついつい厳しすぎる負荷をかけてしまったり、突然死のリスクは高くなってくるだろう。
実際の講習はこれからだから、まだ何も偉そうなことは言えないけど、理屈の上ではこういう講習を受けた人が増えれば増えるだけ、突然死が減るということになると思う。
AED講習や、救命講習は、近くの消防署で実施していると思うので、もし時間があるようならみなさんもやってみない?

コメント

  1. はみ より:

    講習、受けようと思って何年目だろう。なんか背中押された気がしました。
    高校の担任が赤十字の救急員の資格(?)を持っていて、授業で脱線するとそちらの話になったので、知識(←古い)としてはあるのですが、いざ目の前で誰かが倒れたら…? と思うとね。まず、とっさには動けないですもの。
    真似っこしぃと言われても、今年の目標に一行
    加えておくことにいたします。できれば開幕までに、基礎だけでも。

  2. 西田辺 より:

    仕事の性質上、救急処置の講習は随分と前に受けた記憶
    がありますが、かなり忘れちゃいましたねぇ。
    AEDも箱の中身を開けて、各部品の説明を受けただけ。
    どっちも中途半端な私(笑)
    話はズレますが、ここ数年の日本でのスポーツ医学の
    理解度の上昇たるや凄いですね。
    と言うか、やっと正しい機能が理解されたと言うべきか。
    練習中に水分を摂る・摂らないでも、脱水症状でバタバタ
    倒れてた我々の時代を考えると、飛躍的進歩。
    怪我の治療・予防方法も段違いに上昇。
    怪我の対処、救命技術が広く浸透して、多くの人が
    安心してスポーツ楽しめると良いですね。

  3. AED より:

    突然おじゃまいたします。
    実は昨日AEDの講習を受けて来ました。
    AED自体は音声ガイダンスに従えば誰でも取り扱いできるように設計されています。
    大切なことは、緊急時にいかにそのガイダンスに冷静に従うことができるかということです。例えば、通電するときは必ず患者から離れなければなりません。このようなことでも、心配して患者に寄りすがる身内がいれば、徹底するのは容易なことではないと思います。
    もう1つ大切なのは人工呼吸の習得です。実際の緊急時では、人工呼吸も同時進行で行う必要があります。消防隊員の方のお話では、AEDの取り扱いは簡単でも人工呼吸は緊急時に正しく行うのには定期的な訓練が必要ということです。いざという時パニックになればどれだけ手順通りに出来るかは解かりませんが、訓練と心準備は必要だと思いました。
    大切な命が、民間人の適切な初期救命で助かれば本当にすばらしいことですね。
    救命のお話が出たのでお邪魔させていただきましたが、阪神のキャンプ中に負傷者や故障者が出ないことを祈っています。
    めざせリタイアゼロ。

  4. lamb_labo より:

    明けましておめでとうござい・・・遅っ!
    仕事柄(=学校)、救急処置の講習は受けています。年に一度の大防災訓練も実施済みです。
    (名前入りのmyヘルメットつけて・・・)
    AEDの使用方法ももちろん大切なのですが、ファーストエイドを行った後、専門の救護の方(救急隊の方や看護師さん)に、迅速かつ的確に症状を伝えることが難しい。
    聞かれて、いかに的確な情報収集をしていなかったか痛感します。
    そのあたりも意識して受講されると、もしものときにすごく役立つと思います。

  5. おりがみ より:

    講習は職場で数年ごとに受けさせられていました。実際必要な場面(心停止、呼吸停止など)には遭遇してませんが、駅のホームや道端で倒れた人を介抱したり、駅員さんを呼びに走ったりは経験あります。
    雑踏の中で立ち止まって見知らぬ人のために動けるだけの勇気を奮い立たせてくれるのは「一応講習受けたし・・」というかすかなキモチ故なんです。

  6. torao より:

    to はみさま
    まねっこしぃでOKですよ。ぜひぜひ。
    to 西田辺さま
    トレーニングだとか、栄養の知識なんかもずいぶんと変わりましたよね。あとは「事故は必ず起きる」という前提で準備することだと思うんです。
    to AEDさま
    これはタイムリーな(笑)。また貴重な体験談、ありがとうございます。参考にして受講してきたいと思います。
    >めざせリタイアゼロ
    これも大事!(笑)
    また書いて下さいませ。
    to lamb_laboさま
    本年もよろしく、杉山の良いネタがないからしゃあないですよね(笑)。
    >…迅速かつ的確に症状を伝えることが難しい
    なるほど、そうですね。「見りゃわかるだろ!」とか言っちゃダメなんですね(笑)。
    自分がその場に立ったら何ができなくなりそうか…そんな意識で受講してみますね。
    to おりがみさま
    やはり教育現場の方は、こういうのしっかりやられるんですね。
    >…「一応講習受けたし・・」というかすかなキモチ故…
    うん、そうだと思います。大事ですよね。

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