村田氏、森氏、志村氏が殿堂入り

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http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2005/01/12/06.html
巨人・堀内監督が初期がん(大腸)だったことを明かした。早く見つかって良かった。若い時の「悪太郎」のままのわけはないが、かなり抑えているのだろうなぁ。この人も決して侮ってはいけない実力の持ち主だと思っている。今年はフロントのバックアップも正常になり恐いと思う。
鳴尾浜に新人選手が続々入寮。話題の辻本選手もやってきた。「長期滞在」記録を作ることになるのかな(笑)。
一部に井川軟化の報道がある。駆け引きでなく、その方向性でことが進んでくれればなぁと思う。ネット上で見る限り、阪神ファンの反応は「怒り」「冷ややか」というものが多く、またチームの士気低下を懸念する声が多い。年末年始を挟み、問題発生からかなりの時間が経過していることも雰囲気を悪くしている。ただ、井川自身の言動としては、たった一度の会見とバカな自身のHPから発したものだけで、まだそれほど傷は深くないと思う。「今オフ」というのは、初めから無理な話。そんなことは井川サイドだって百も承知。解決のためにはまず今季の契約を決着させ、来期以降の方針を双方確認する作業は必要となる。しかしポスティングは、「なぜダメなのか」を子供でも納得できるような言葉で説明できない制度である。そうである限りは、形を変えながら駆け引きが続いていくのだろう。
今年の野球殿堂入りが発表。村田兆治氏、森祇晶氏(ともに競技者表彰)と、元NHKアナウンサーの志村正順氏(特別表彰)がその栄誉に浴した。とても良い選考だと思う。
ところで、こちらが野球殿堂こと(財)野球体育博物館のHP。なかなか行くことの出来ない遠方の方にとっては面白いページだと思う。
しかし眺めていると、なにかイヤな感じもしてきた。野球殿堂は、東京ドームに隣接する場所にある。そしてロゴマークも日テレ系の野球中継のそれと見まがうばかり。まさに「読売による支配」という、日本プロ野球界の「歴史と伝統」を見せつけている(笑)。
そういえば豊田泰光氏の著書「サムライたちのプロ野球」によれば、コミッショナー事務局長や事務局内の要職も伝統的に読売出身者によって固められてきたのだという。
球界構造改革のためには、コツコツと目の前の問題を解決していく努力と同時に、この根っこの問題、「私企業による機構支配」を排除しなければならない。しかし、球界内部にはその手立てがないだろう。やはり球界を変えていく力は顧客たる野球ファンにしかないと思うのだ。

コメント

  1. トラひな より:

    殿堂師

    かわとううしおです!きのう、やきゅう殿堂入りの発表があったです。今回はもり監督とサンデーちょうじが殿堂入りしました。手堅いやきゅうには定評のあったもりさんは監督としてせいぶの黄金時代を築きましたが、「采配つまんねー」という(故)つつみオーナーのひとこ

  2. ichiken より:

    村田兆治は、中10日とか中14日とかでローテ回っていたら、50歳くらいまで現役続けられただろうなぁ・・
    もう100勝近くしてたんじゃなかろうか・・
    客も呼べただろうに・・
    今でも村田がコーチに行けば、チームによっては、村田が一番球が速い可能性もあるしなぁ・・
    すごい選手だ。(過去形じゃないまま、野球殿堂入りってのが、またすごい)

  3. torao より:

    to ichikenさま
    中14日、名付けて「隔サン兆治」。間違いなく、客を呼び続けたでしょう。
    Gの工藤投手もたいしたもんです。高齢化社会の高齢化しつつある娯楽なので、高齢選手もいて良いかな。

  4. BSミツルH より:

    歴史のない国ほど伝統をシャカリキになって重んじる…。しかし、伝統を重んじるにも方法としての演出は必要だ。心で念じていればよいといったものでもない。始球式。地元の小学生を参加させてあげるのもいいと思うが、発想は経営に発している。伝統とともに生きていくつもりがあるなら、球界の功労者に始球式をしていただくことは非常に大切なことだ。現行の始球式の形式は日本発だから、これはモノマネでもありません。たてまつりあげて、実は排除しているという伝統的な傾向は伝統を軽んじている伝統ですね…。

  5. torao より:

    to BSミツルHさま
    そんで、たてまつりあげたはずの人たちが我慢しきれなくなって降りて来ちゃうのがマスターズリーグですね(笑)。
    どの試合も、家族連れでにぎわっているみたいです。やっぱり敬意に満ちた空間は、みんなが気持ち良いんだと思うんです。本当言うと一度も行ったことがないんで、今度行ってみようと思います。

  6. いわほー より:

    二年後、18歳の辻本と44歳の工藤の投げあう阪神?巨人戦。恐れを知らぬ若武者と百戦錬磨の老巧術士の神がかりの死闘をわれわれファンは期待している。35,36で年寄りという無かれ。

  7. torao より:

    to いわほーさま
    ナックルボーラーのニークロ投手は、何歳までなげてたのでしょうか。ああいうの楽しいですよねぇ。

  8. いわほー より:

    ナックルといえば、ニークロ。資料によると49歳まで現役投手だったようです。
    日本の投手でナックルを持ち球のひとつにしている投手はおりますが、真のナックルボーラーは未出です。なにせ手首を一切つかわずに、腕の振りと指先だけで球速100キロ以上で投げこむ(はじき飛ばす)という芸当が、日本人の体格では厳しいかも。
    「ナックルボールを捕球する感じがどんなものかって? 俺に聞いても無駄だ。あんな球は取れるわけないさ。後ろに逃がすだけだからバックネットに聞いてくれ。」(インディアンスのサンデー・アロマー捕手)
    いやはや楽しい!

  9. 今年度の野球殿堂入り決定!

    プロ野球:村田兆治、森祇晶両氏と志村正順アナが殿堂入り (毎日) ?一部抜粋? 競技者表彰は元ロッテのエースで、「マサカリ投法」で215勝をマークした村田兆治氏(55)と、捕手として巨人V9に貢献し、引退後は西武などの監督を務めた森祇晶氏(68)が選ば

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