オープン戦ラストは藤浪に無援護で2敗目をつけて大敗。藤浪自身も堂々としているようだし、見ている首脳陣も落ち着いた感じ。私も狙ったところに球がいかなくなって、ヒットを重ねられる藤浪を見ながら、ああまたこれで次に行けるという「不思議な強気」をもって見ていた。藤浪には持って生まれたそういう周囲を安心させる何かがあるのかもね。確かにこれはスゴイぞ、開幕が楽しみだ!という無敵な感じとは違うのだけど、なんというか負けられる試合ではきっちり負けて、学ぶべきを学んだというように見える。
タイガースに必要なことなのだ。なんといってもこの球団は学ばない。小さく産んで大きく育てるとか、落ち着いたスタートを切って、徐々にチーム力を上げていくとか、二軍の選手を調子いい時に使ってやって全員で一つになるとか、やらなきゃいけないことを一向にやらなかった。世の中そんなにうまくいくことばかりのハズがない。したくない失敗をしてしまったら、そこから最大限学んで、成長する、成長させる、成長していくのを待つ。
その息吹が感じられるようになったと思った矢先に、また「成長?それ何なん?増収に繋がるん?」みたいなチーム運営に舵を切ったように見えたが、藤浪という一枚看板が手に入ったおかげで「成長物語」がチームの中心になった。基本的には藤浪だけ特例なのだけれど、やっぱりその影響は随所に及ぶ。タイガース全体として成長物語に目が行きやすくなったのは間違いない。
大補強でスーパースターエース候補も入って今年は優勝間違いなしやー!という浮かれぽんちもいいけれど、前年「実力の5位」だったという事実に立脚し、将来のタイガースを一から創っていくためには一過性の現象よりも、「これが現実だ」というものを強く意識してスタートする方がいい。苦闘して何かきっかけを掴み、自信を深めていく中で、チームとしての盛り上がり、一過性の現象が起きるのは大いに結構。まずはコツコツと積み上げていく時期を経験しないとね。
現実に対峙し、地に足をつけて歩んでいく。藤浪とともにタイガースも成長していけばいい。
コメント
確かに長年、同じ打てないとかミスに対しても、若手のそれには我慢が利かなくて、ベテランや名のある選手の
それで心の安寧を保ってきた球団ですから。
昨日の藤浪のピッチング、字面の上での結果だけを捉えれば残念この上ないんですが、長いイニングや
100球を超える球数でどうなって行くかを知る上で有意義な結果だったと思いますよ。
明かに球威も落ち、制球も中へ集まって来ましたから打たれて当然。
これからの野球人生の中で、当然越えるべき山に足をかけたのが昨日だったと言うだけでしょう。
あとは、彼の意識と能力の高さを阻害しないで欲しい、それだけをチームにお願いしたい。
まだまだ、セットポジションでの投球とか、変化球の精度や配球、フィジカル面、様々な山を超えて
行かなくてはいけない存在なんですよね。
育成の巧拙は別にして、これからのタイガースのチーム作りの中心に間違いなくなる選手。
ポリシーと信念を持って、やるべき時が来たと思いますよ。
もうオープン戦も終わりなんですね。ちょっと前までキャンプだったと思うのですが(笑)
そんなキャンプで期待されていた若い投手もほとんどいなくなってしまって、本当に藤浪ぐらいになっちゃいましたね。
でも、今季のピッチングスタッフを見れば、藤浪を中心として必ず若い投手の力が必要になると思います。
もちろん、野手も。ここ何試合か苦い経験をした選手もいますが、きっとチャンスはあるはず。
球団一丸となって、次世代の選手を使う・育てる・勝つという好循環を作り出して欲しいですね。西岡、福留、コンラッド、日高が脇役になってしまうぐらいの綺羅星の台頭を期待しています。
昨日の藤浪を見て不思議と私もtoraoさんと同じように「いい経験したなぁ」という感覚を持ちました。
前日に投げ込み過ぎた調整法も、オープン戦で失敗して良かったと思います。とにかく全てがいい経験!
タイガースの歴史をたどっても、舩木や小嶋のようにルーキーイヤーにオープン戦で良過ぎてもあとがネェ…
余談ですが、昨日のNHKで大野氏や落合氏が順位予想で「パリーグは混戦になりますよ」って、あたかもセ・リーグは讀賣独走のようなコメントでしたが、タイガースがその予想を覆して欲しいです。
予定通り藤浪君が打たれ「試合を壊してしまい申し訳ございません!」などと言う
マスコミ向けのコメントが一切なく、「どうすればバッターが打ち取れるか?分かった様に思う。」というコメントを出した事に悪ければ即二軍と言う若手のビビリ体質との違いを感じ、この子の可能性を感じてしまった。
どんな結果も糧に出来るしたたかさと、負けじ魂!が藤浪の幹なのだはないか?
過去のコメントにもあるように、一軍に執着している素振りもなく今何が出来て何をしていけば長く阪神という球団で生きていけるのか?が中心軸にあるから若手のピッチャーに
ありがちなブルペン番長にはならないだろう。
球団も腹をくくったのだろう!この子の可能性、センスにかけてみると言う姿勢だ。
秋山、歳内、伊藤和、岩本輝、にもチャンスを与えながら回していくのであればそれはそれで良い決断だと思う。
本当に落ち着いてますね、藤浪。
久保の連投は心配してました。久保の問題はそこです。疲労に強くない。だから1日あけた方がいいのでは。連勝になりそうなら福原と順番にしたりしないとたぶん持ちこたえられないと思います。4、5月はもっても夏になると久保にはきついと予想します。
久保先発も理想なのですが。
今季観戦に行くかわかりませんが、行くとしたらやはり藤浪デーです。たとえボロボロに失点しても。1軍にいつまで止まれるか見守りたいですね。
練習試合、オープン戦と、ここまでなんとか取り繕えた藤浪君でしたが、開幕直前の最後の登板で打ち込まれちゃいましたね。
それでいて「あらまあやっぱり!」とは全然思えないところが、やはり並みの新人とは違うところか。
抑えてよし!打たれてよし!これ皆、肥やしになると思えば、むしろ今のうち経験を積んでもらって正解。
こう思える新人選手って過去振り返っても記憶にありません。
いつも問題になる球団の目先の成果主義。
toraoさんはじめ、ここを訪れる皆さんは、穴があいたらお手軽にパッチをあてたがる球団のお座なり体質を問題視して意見される方々ばかりですが、一般的なタイガースファンの総意はどうでしょう?
やっぱり球団と同罪のように思います。
今こそtoraoさんのおっしゃるとおり、成長物語を育む方向に舵をとらなければね。
球団も、そして見守るファンも。
個人的に高卒ルーキーで活躍したといえば遠山が浮かびましたが、時代が違うとはいえ藤浪君は大人びてますなあ〜。あん時の遠山は初々しさ満点で可愛いかった(笑)
皆さん仰る通り抑えようが打たれようが全部吸収しパワーにしてしまう。3〜4年後には完全無欠にの男になるんだろうね。
ファンもそろそろ変わらなくちゃいけませんね。
藤浪は6失点という結果でしたが、トラオさんや皆さんと同様、何も不安は感じませんでした。
観ているファンの方も暖かい拍手を送っていました。
これから経験を重ねて大投手の道を歩む出発点という感じですね。
どのように成長していくのか楽しみです。
他の投手陣の奮起にも、今年こそ打者の援護が必要です。
西岡、大和、鳥谷の積極的な走塁も期待したいです!
西岡、積極的過ぎて失敗が多いですが、オープン戦なので試しているような、楽しんでいるような感じですね。
昨日の藤浪は打たれるべきして打たれた印象でしたね。これもいい経験。打たれて学ぶことがたくさんあると思います。抑えて打たれて。シーズンに入ってもこの繰り返しやと思います。首脳陣、我々ファンがどこまで辛抱出来ますかね(笑)
でも藤浪には無理をしてほしくないので、中6日にこだわらず、中10日開けるあるいは1回ローテーションを飛ばす等配慮は必要でしょうね。
ローテーションを飛ばした穴埋めは岩本、秋山、歳内ら若手にチャンスを与えて欲しいです。結果を出せば、藤浪を上げる時調子悪い投手を落とす。若手、ベテランも競争してほしい。
タイガースは勝たなければならないからなかなか若手が育たないとか言われてきましたが。そんな事ないと思います。
育てながら勝ってるチームもあるんですから。
後は首脳陣とファンが辛抱出来るかちゃいますか?(笑)
みなさん書いておられる通り、藤浪は打たれて貴重な経験を得たと思います。
そして安易に降ろさなかった監督・コーチも今回はグッジョブでした。
ただ勝敗が関係しないオープン戦でしたからね。
開幕してから必要な時にこらえられるかを見守って行きたいです。