安芸キャンプ打ち上げ

スポンサーリンク
定期投稿

明治神宮大会、大学の部は戦国東都で5連覇を果たした亜細亜大が明治を下して頂点に。高校の部は、なんと8点差を7回と8回の2イニングでひっくり返して沖縄尚学が優勝。

そして安芸の秋季キャンプの打ち上げで、今年の野球は一気におしまいという感じ。ただし台湾のウィンターリーグに参加する、二神、歳内、緒方、一二三の4人は、あと一月ばかりみっちり武者修行できる。伸び盛りの注目選手たちだけに、課題にチャレンジして大きくなって、もちろんケガなく帰ってきて欲しい。

それにしても充実したいい秋だった。…って、見てもいないのに何言ってんだか(笑)。実際は例年と何も変わらないのかも知れない。まだ何も結果が出ていないわけだからね。それでも必要だった変化が現れていることは、報道の文字から十分伝わってくるのだ。それはほんのささいなことだから。

すなわち、掛布氏の「お前たちだってすごいんだぞ。オレがお前たちが持っている良いモノを引っ張り出してやる。そしてそれがどれだけスゴイか、外に向かって言ってやる。今のところなかなか信用してくれる人が少ないが、オレが言えば少しは聞いてくれるだろうから。そうすれば今までより少しはチャンスが増えるだろう。だから安心して明るく前向きな気持ちで必死にやれ!」という若手たちへの愛あるメッセージ。

しかし危険な香りも大いにある。背番号もユニフォーム(の上)もコーチの役職も持たない、「責任のない人」が、これだけ責任を持たなければいけない仕事をしているとなると、本来この仕事をやるべき人、やってきた人は「いったい何なのか」ということになりはしないか。そのあたりに球団の無責任を感じてしまう。来年、監督にする構想があるにせよ(すでに決めつけ)、「二軍打撃コーチ」として通年若手の指導と実力の把握、チーム運営の勉強にあたり、必要に応じて主力選手にも指導するという「責任あるポスト」に就けるのがスジ。要らぬ軋轢や、首脳陣の一部に「やってられん」という空気が生じないようであって欲しい。

というのも、今は「朝」。今季が終わって、新しいことが始まって、清々しい気持ちでいる。だからいい。これが進んでいく中で、上手くいかないことも出る。次から次と、イヤな現実と向き合わされる。そこで必要なのが和田監督が言っていたのと同じになるが「スタミナ」。ただしこのスタミナとは「精神的な粘り」のこと。正しい方向に進んでいると心に決めて、コツコツ真っ直ぐ歩いていく、それこそがスタミナ。チームとしてブレないためにも不協和音にならないよう、スジを通しておくことが大事だ。

コメント

  1. 西田辺 より:

    この秋期キャンプの主役は、まさに掛布DC(この役職名もしっくり来ませんが)。
    仰る通り、やってる事は例年と変わらないのに、何だか躍動感すら覚えます。
    掛布さんの言動は、外からのパッチワークでチームを構成してきた球団へのカウンターにも感じます。
    現場のコーチ・監督も、何かを感じていることでしょう。
    いや、感じなければいけないですよね。
    本当に、この妙ちくりんな肩書きが、後々仇にならなければ良いなと思いますね。

  2. ガク より:

    いろいろ噂されていますが果たして掛布DCの肩書は「来季和田内閣総辞職のあおりを受けないための措置」なのでしょうか?

    なんにせよ秋季キャンプ掛布DCがもたらしたマスコミ効果は絶大でした!
    これがマスコミだけでなく来季本当に若手の活躍の土壌になることを切に願います。

    沖縄キャンプも期待していますよ!

  3. 虎ジジィ より:

    和田監督がアキ(ややこしいからカタカナで)キャンプのMVPに挙げた緒方選手、楽しみです。
    掛布DCが「低く強く打て」の指導で打撃力がかなりアップした様子!
    元々、守備走塁には定評があるようなので、大和や俊介もウカウカしていられませんね。こういう下からの押し上げがドンドン欲しい!

    あとは北條辺りが近い将来、「フルイニ記録の為に鳥谷ばっか使うなよ、北條出せ!」とファンが叫ぶような選手に育てば面白い!

    また東京五輪の頃に、安芸メンバーが主力で優勝できるといいなぁ♪

  4. 阿太郎 より:

    沖縄尚学の大逆転勝ち。改めて野球は怖い!!

  5.  Yalkeys より:

    この秋は掛布DCフィーバーのようで、それをウエルカムの方が多いのにも驚きました。
    氏が長年球団指導者に就任出来なかったいきさつもご存知のことでしょう。
    “もう済んだことだ。いつまでもこだわるべきではない”というのも一つの見識でしょうが、それでも若い選手を指導される立場(まして監督ともなれば)、勘案すべき事実でもあると思います。
    瀬戸内寂聴師の表現をお借りすれば、「日にち薬」かも分かりませんが・・・。
    一人の指導者の出現も大事ですが、チームとしての全体方向こそが問われるべきではないでしょうか。

  6. トラ11 より:

    矢野スポで掛布さんが「来年は一軍の入れ替えが多いよ」と言われていました。
    掛布DCの乗せ上手もあるでしょうが、秋季キャンプ中は今迄にない躍動が伝わってきました。

    キャンプ終了しても来季への期待感が出てきて嬉しいのですが、やはり掛布さんの立ち位置が気がかりです。

    チーム全体が一つになることが何よりも大切です。
    祈る気持ちです。

  7. サヨナラ3ラン より:

    掛布は阪神復帰以前からの言動を見ていても阪神の問題点を的確に分析していましたし、再建への基本は若手とベテランを競わせチーム内の活性化することだと考えていると思います。その点では口ばかりの真弓や和田よりも大いに期待していますが、やはり私も その中途半端なポジションを与えている阪神球団に対して不満です。穿った見方をすると掛布の起用は単にファンの阪神離れ対策だけなのかなとも感じてしまう。幾ら掛布が若手を推しても権限は無いわけで。今朝のスポーツ誌面には来期は鳥谷とマートン以外のレギュラーは未定であると和田さんがコメントしたようですけど私から言わせてもらえば、鳥谷やマートンも例外なく少しでも調子悪ければ容赦なくって言うのが今の阪神の正しい立場だと思うのですが。その点でも和田監督と掛布さんには温度差を感じますね。

  8. 大虎真弓 より:

     ワシは掛布は許す!(笑)
     しかし社長と中村は変な外人ばかり連れてきおる?
     韓国のオはWBCの時にマウンドに易みたいな国旗を刺した張本人や!
     脳出血で倒れてもあの事件だけは許せない。
     阪神のユニを着る前にマウンドでドゲサさせねば納得いかない。
     

  9. なかっち より:

    この20日間本当に若手の躍動感が例年以上にスポーツ紙で伝えられ、毎日楽しく新聞を読んでました。

    掛布DCが
    『来年は1.2軍の入れ替えが激しいよ』

    と言うてたらしいですが、和田監督はその上がってきた選手を使うのでしょうか?

    今年も入れ替えは頻繁に行われてました。しかし、試合にも出さずにすぐ降格させる選手が結構いました。それではチームの活性化にはなりません。

    来年こそは上げた選手は使う!
    鳥谷、マートンも例外なく競争させること。

    西田、北條、荒木は鳥谷、西岡、上本と・・・
    一二三、緒方、田上、柴田、伊藤はマートン、福留と・・・
    森田は新井、ゴメスと・・・
    今成は良太、坂、黒瀬と・・・
    同じ土俵にあげてレギュラー争いをさせるべき。

    それがチームの活性化に繋がりますから。
    ちんたら開幕に会わせるように調整してるような奴らはいらん!

    調整したいやつは安芸でやらすべき!
    但し開幕1軍には入れない!そんな奴らは交流戦後までゆっくり調整してもらえばいい。

    安芸では掛布DCが次の若手を育ててくれるはず!

    肩書きなんか関係ない。結果を残せてない首脳陣ばかりなんやから。
    不協和音を起こす前に結果出してから物を言えと言いたい。

  10. たーきち より:

    どういうお気持ちで書かれたのかはわかっている積もりですが、皆横一線とは聞こえは良いですが、鳥谷、マートンは別格ではないでしょうか。勿論若手には私も期待してます。しかしながらいきなり来年この2人以上にチームに貢献出来る選手なんて出てくる事を期待して良いのでしょうか。期待の若手は出て来て欲しいし夢もみたいが、やはりチームには核となる選手は必要です。この2人にも物足りなさを感じるのも理解しますが、西岡を含めて三人はセ・リーグベスト9に選ばれたのだからやはり核になって貰わないといけない選手なんじゃないでしょうか。レギュラー確約って言われるのも結構辛いし誰でもその重責に耐えうるもんじゃないと思います。

  11. ハマトラ親父 より:

    全くの同感です!

タイトルとURLをコピーしました