今年の新人王が発表される。予想通りセは最多勝のライアン小川、パは日本一に獅子奮迅の則本。例年なら間違いなく新人王の藤浪には、菅野とともに新人特別賞が贈られた。フタ桁4人、その他中継ぎで活躍した投手も多数。本当にえらい年だったね。
球団内で社会貢献を讃える若林忠志賞、今年は岩田へ。自身も患者である1型糖尿病のこどもたちへの取り組みが評価された。思うように勝利が重ねられない今年だったが、気持ちを新たにまた来年リベンジだ。
この若林賞、できればもっと大きな賞にして欲しい。沢村賞や正力賞に負けないような。球団内にとどまらず、全球団いや野球界全体を対象とした賞にすれば、若林さんが当時やってきたことがもっとクローズアップされることになる。回り回って阪神球団のためにもなる。ぜひ。
と思うのも(この賞はそういう性格だからいいとして)、阪神タイガース限定の賞や賞金が多すぎることに、正直「どうなんやろ」という疑念を持ってしまうから。関西経済圏にとってタイガースが持つ影響力はとても大きい。宣伝媒体として非常に有効である。売れる資源を持っているという意味で、非常に恵まれている。受賞に喜ぶ選手の笑顔とともに、スポンサー企業の社名が掲げられ、連呼されればタイガースファンにとっては「虎びいきの会社」として親しみも愛着もわく。
選手たちには大いに励みになるだろうが、昨今の結果をともなわない賑わいを見るにつけ、そういった世間様からの扱いに「甘い!甘すぎる!」と言いたくなってしまう。勝っても負けても、5位でも2位でも、毎日のようにテレビ、ラジオ、スポーツ新聞で大きく取り上げられる。それが経済活動の環として組み込まれている。だから「勝っても負けても」ばかりが巨大化して、勝つことへの渇望感が薄れてしまわないか。
どうせお金をかけてタイガースをダシに宣伝をするのなら、もう少し「うちわだけ」感を弱めて、世間が素晴らしいと納得するようなものにしたらいい。ムリに選手を選び出して賞金を贈るより、何かもう少しいい方法があるような気がする。
という今日、プロ野球コンベンション。セのMVPは異例のバレンティンかな?
コメント
torao様、若林忠志賞は、岩本ではなく岩田ではないですか?
やってしまいました。お詫びして訂正します。
「勝っても負けても」
まさに、虎マスコミを中心とした一大コングロマリットの理念なんでしょう。
勿論、チームや選手達はそんな事はないと信じてますが、その影響力は決して小さくはありません。
その昔は、選手起用にまで口を出す方もおられたとか、まことしやかな噂までありました。
企業の経済活動にケチを付ける気はさらさらございませんが、タニマチ気分でやられるのなら
少々問題ありでしょうね。
ならば、球団が選手に野球に集中できる環境作りをしてあげるのが筋。
ファンや、企業体の方は「勝っても負けても」でも何でも自由だし、一向に構いませんが、
タイガース球団、チーム、選手は「勝ちたいねん」「優勝したいねん」じゃないとね。
あるときはプロ野球投手、あるときは田中直樹の相方。
大谷クンも真っ青の、異業種での二刀流には無理があります。
来季は野球に専念して、「やればできる」選手になってくれいっ!(えっ、人違い?)
とにかく、若林忠志賞受賞、おめでとう。
勝ってもいちいち泣かないくらい、勝ちに慣れておくれ。
サッカーのガンバ大阪やセレッソ大阪がタイガースを脅かし、タイガースと競争できるクラブに成長したら、タイガースももっといいチームになると思うんだが…。変にちやほやする人がいなくなるし。でも、現実では西野監督率いるガンバ大阪がリーグ優勝やアジア制覇を果たしても関西ではそんなに目立っていないから厳しいかな。
選手を甘やかす過
剰な応援は企業も
ファンも控えてほ
しいものです!か
つては人気が有っ
て弱いチームが選
手の給料を上げな
くて済むから球団
経営には都合が良
い!なんて事を聞
きましたが今の阪
神球団は本気で優
勝したいと考えて
ると思います!だ
から補強もするの
でしょう。選手も
同じだと信じてま
す!だから応援し
ます(^-^)
今、BS6でプロ野球コンベンション年間表彰式をしてて、色々な賞があるねんなー(^_^)
ナイナイアンサー!をつい見てしもて今頃から(-_-)
あー↓セ・リーグ ベストナイン見てない(/_;)
関西で阪神タイガースの名前を番組表に出せばその番組の視聴率が上がるのは確かのように思います。阪神選手のメディアに出る機会は関西では多いのかもしれませんが、私としては選手を見ることのできる貴重なチャンスです。
「せやねん」や「矢野スポ」等、毎回ものすごく楽しみです。
先日も俊介、大和、上本の3選手が出演。矢野さんの質問に答えていましたが、そのテレビ画面を見るときは頬がゆるんでしまいます。
早くからチャンネルを合わせていますが、そのような方も多いと思います。
阪神にスポンサーがたくさんつくことによって選手に甘えが出るのは困ります。やはりハングリー精神を持って競争してほしいです。
自分自身が頑張らないと試合に出してもらえない、結果を出さないと辞めなければならないのは誰も一緒ですから。
テレビでは今、プロ野球コンベンション見ています。
マー君、何度も上がって忙しそう。