鳥谷西岡が開幕1週間前にオープン戦に出られず。そんな実情に、和田監督の「ベストオーダーが組めない」的な談話を最近よく目にする。去年セ・リーグの「ベストナイン」だった二人なのだから、確かに「ベスト」を欠くと言える。でもそれはあくまでも去年の話、終わった話。今年は、「コンディション調整に失敗した」というミスを犯した(と言い切ってしまうのは申し訳ないが、チームに痛手を与えている現実は過失に近い)ところからスタートし、最終的にどのような成績を残せるかは誰にもわからない。だからその二人が「今年のベスト」と決めつける必要はない。
思えばこの「ベスト」というものへの考え方が、あちこちから(例えば「年寄りの毒舌」で荒稼ぎしている野村氏とか)「和田は監督の器ではない」と言われてしまう理由ではないか。和田監督の「ベスト」判断は、「オールタイムベスト」、「キャリアハイ」、「カタログスペック」にとらわれることが多い。「やってくれないと困る」という決まり文句には「このスペックで計算しているのだから」という枕詞がついているはず。でも選手はナマものであって機械ではないから、去年と今年では体の調子も精神状態も変わる。上向きの勢いを持っている時もあれば、下向きで焦っている場合もある。今はどうなのかが重要だ。
そう思うと「監督の器」と呼ばれるものの一つの要素に、「時間経過をどう捉えるか」というものがあると思う。目標を達成できるかどうか。時間の概念がなければ、具体性が見えてこない。将来のどこかに目標を設定し、今はこれをやるのがベストと、時間軸の意識を持ちながら判断をしていくこと。そういうトップの行動を見ると、指揮下におかれたものたちは「さすがにリーダーは先見の明がある」と感じ入る。過去を見てベストを考えて、「器じゃない」と目されてしまうのとでは大違いだ。
先を意識して、やれることをきっちりとやっていく。考え抜いて、これが「今のベストだ」という結論に達したことを迷わずにやっていく。それなら、結果(勝負は時の運だ)はどうあれ悔やむことはない。「ベスト」ってそういうもんだと思う。
コメント
西岡・福留・ゴメスがベストでない状態で使うのは、どうか?上本がいて西田・緒方にもっとチャンスを与えて欲しいところです。ここ2・3年のトレードでも黒瀬・高山とかどうして?若手が育たないのは何故か?
和田監督は自分の中の「ベスト」に固執することで、余計に自分の首を絞めているように見えます。
「うちのショートは鳥谷しかいない」ではなく、「鳥谷が不調なら、上本もいるし、坂もいる。ファームにもいろんな選手がいるじゃないか」という考え方の方が和田監督自身も楽だと思います。
せっかく育成を強化しても1軍で使ってくれなきゃモチベーションも上がりませんし、もっと柔軟に考えてもらえたらなぁ。
仰る通り和田監督にはもっと柔軟な思考回路が欲しいですね…力の衰え目立つベテランや不調なレギュラー組がいたら迷わず「他の選手を使う」位の発言をして両者共に奮起を促す采配をして頂きたい!その為に約70人近い支配下選手が居る訳だしきっと埋もれた逸材もいるはず!その時々で旬の選手を見逃さず尚且つ将来タイガースを背負って立ちそう選手だと感じたら我慢して起用して欲しい
かなり難しい事ですよね。その先見の明というのは。
おっしゃりたい事は分かりますが、様々なしがらみがある中それを通すのは本当に一握りの人間だけかと。
その一握りの人間は5年に1度くらい監督してくれたら良いですかね。それで充分です。後は外野が野球にちゃちゃを、入れない事が良いのかなと感じますね。特に阪神は。
あんまり誉めたくないんですが、読売の原監督が「坂本に最後通告」(厳しい)とか「橋本に的確指導」(優しい)とか、そんな監督としての器量を見せられるとちょっと羨ましい気持ちになります。
和田監督も経験値は上がって来ているので、何か昨年までと違うモノを見せて欲しいです。
阪神は やれば出来る‼︎
先見の……明になるか暗になるかはその時々の運や事象、また戦う相手も関係しますから結果だけを考えると難しいですね。
ただ球団やその時の首脳陣に中長期的なビジョンがあるかどうかで先々のチーム作りが大きく変わってくるのは当然の事。
どなたかが言っておられましたが、編成・スカウティング・育成は連動していなくては先々もへったくれもあったもんじゃありません。どんなチーム作りしたいのか、またはこう言う戦法で行きたいからこんな選手を獲ってくれなんて細かいリクエストなんてあったのかしら和田ちゃん…
ノム監督時代に結構素材重視で高校生辺りをドラフトしてましたね。 有名どころですと井川・関本・濱中・球児など花を咲かせてくれましたね。
当時の鳴尾浜に行けるものなら行きたかったですわ。
ノム監督は自分のやりたい野球に沿って選手獲得に臨んでいましたね。
目先の1勝か苦労のあとの10勝か…
阪神の進むべき道は…
鳥谷の
代わり作らず
今慌て…
私事で恐縮なのですが、昨日関東ローカルのAM局で、番組内のコーナー「阪神IQクイズ」に出演してしまいパーソナリティーの松村邦洋さんと対決しました(汗) 結果は番組ファン感謝デー、松村さんのお人柄もありなんとか勝たせていただきました(大汗) 難しい問題がありましたので一つ。
94年の助っ人・大型扇風機ディアー。驚愕の三振率は?
答: .396 バースの打率を越えてます(滝汗) ディアーもレコードホルダーらしいです。と言う事でゴメスにはやさしい眼差しを送ることにしました。長々とスミマセンm(__)m
>「年寄りの毒舌」
まぁ、ここ数年阪神への舌鋒は鋭くなるばかり。
でも、もう大概食傷気味ですわ。
「俺様が3年連続最下位の不名誉を招いたのは『全て』球団が悪い、選手が悪い」と。
じゃあ、その球団も選手も動かなかったのは、一体誰に原因があるんですか?
ご本人は、阪神こき卸しを鉄板ネタと得意気に披露されてますが、余りどびつこいと
言ってる事の的確さはさておき胸も悪くなります。
そのネタにされてる和田監督。
どうも、先に設計図ありきで動き過ぎるきらいがあるのでは・・・。
当然選手もチームも、仰る通り「ナマモノ」ですから、そこに齟齬が生じてしまう。
勿論ゲームにおいても、プラン通りに行く事なんかあろうはずもない。
「臨機応変さが無い」「柔軟性に欠ける」と言ってしまえば、それまでなのかも知れないけど、
余りにも自分の野球観に自信を持ち過ぎてるように感じてしまいます。
だからそこから外れられない。
過去、実績を残した監督は、臆病で、猜疑心が強くて、良い意味での非情さがありました。
その辺が、本当の意味でのベストを選択してきたのではないかと。
でも、わずか2年や3年で監督の器云々って言われてもねぇ・・・可哀そうっちゃあ可哀そうですが。
不謹慎を承知で言えば、このまま鳥谷が
開幕を欠場すればと願います。
鳥谷の連続試合出場の記録は間違いなく
阪神にとって足枷になると考えてましたから。
必ずベテランが若手より好成績を残せるなら、和田監督の起用法も分からんこともありません。
ただ実際は出来上がってないベテランよりも、勢いのある若手の方が結果を残す事が多々あります。
またペナントレースは約140試合・半年以上掛けて行なうものなので、長期での戦力の
維持が重要です。後半スタミナ切れでまた失速とか目も当てられません。
鳥谷・藤井はインフルで、西岡は怪我で、ゴメスはプライベートで十分なキャンプを
出来ていません。捕手に至っては清水や若手梅野が結果を残しています。
交流戦前後・オールスターなど節目となるタイミングが幾つかあるので、
そういったポイントで再評価するつもりで若手を起用して良いと思います。
ただ若手ばかりで固めすぎると肝心な所で浮き足立ったり、余計なミスから流れを
失う事もあるのである程度のバランスは必要かもしれません。
和田監督に数年後を見据えた起用を求めるのは酷かもしれませんが、
せめて一年を通して戦力バランスを保った起用をのぞみたいところです。
頼むから和田監督、菅野さんの話を毎日チェックしてm(_ _)m
鳥谷、西岡の離脱はある意味で良いチャンスです。開幕の読売ドーム3連戦は若手やルーキー、昨年レギュラーじゃなかった選手にとって貴重な経験が出来ると思います。ぜひは彼等を起用してください!和田監督!お願いします!!
体調も思わしくない鳥谷、西岡を強行で開幕スタメンで起用するのか?それとも2人をスタメンから外して上本、西田、坂らを使っていくのか?難しい決断やとは思いますね!
監督の考え方次第やと思いますが。
和田監督は結構頭がカタそうな感じで、周りから色々言われると余計意固地になって若手を使わない感じがします。
まさに
『俺が監督やから、俺のやりたいようにやらせろ』
的な考えを持っているのかも(笑)
去年と同じ手ばかりでは進歩がありません。
和田監督はベテラン選手は必ず使うべきだという固い信念を持っています。
後半、徐々に上がってくるチームには必ず伸びてきている若い選手が何人か活躍しています。
和田監督、最後の3年目です。
思い切って自分の固定観念の殻を破り調子のよい選手を使っていくという路線に変えていってほしいです。
近い将来その選手達が開花した時は、和田監督が育てたのだ、地盤を作った監督だとファンは覚えています。
おっしゃる通り。
真の阪神ファンは分かってる。和田では絶対に勝てないことを。
勝てるかどうかは分からないが、掛布監督ならベストのメンバーを組んでくれると思う(^^)