スコアリングプレーだけを振り返れば、薄氷を踏む思いの1点差逃げ切りだった。しかしこの勝利は画期的な完勝だったと私は思う。
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対巨人 16回戦 東京ドーム
神 | 0 0 1 0 1 2 0 0 0 | 4
巨 | 1 0 0 0 0 1 0 1 0 | 3
勝:メッセンジャー10勝8敗0S
S:呉昇桓1勝2敗28S
敗:杉内7勝5敗0S
HR:俊介ソロ1号、村田ソロ14号
阪神:メッセンジャー – 安藤 – 福原 – 呉昇桓
巨人:杉内 – 田原誠 – 久保 – 青木 – 土田 – 江柄子
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相手はチーム状態が悪く、こちらは3位広島に勝ち越し、じりじりとゲーム差を縮めている。意気込むなと言うのは容易だが、実際にやるのは難しい。ましてやこういう局面で、ことごとく「やっちゃいけない3連敗」を繰り返してきたタイガースだ。そのネガティブな記憶が体を萎縮させても不思議じゃない。だからできれば「陽気な1回表」を迎えたかった。上本が5球目を会心の右前ヒットで出塁し、2番センター起用の俊介が送ったが、杉内を苦手としている鳥谷、ゴメスが倒れて無得点。立ち上がりから大量得点という理想的展開はやってこなかった。それでも送るための俊介、守るための俊介という和田監督のメッセージは十分伝わった。
そのウラ、メッセンジャーは苦しむ。四球、犠打、四球の一死一二塁から4番ファーストの阿部に先制打を打たれる。直球、変化球ともに悪くない。しかし微妙に狙ったところに行かない。さらにギリギリいっぱい素晴らしいコースという球をことごとくボールと判定されてしまう。なお一死一三塁、いつものメッセンジャーならここから大量失点しても不思議じゃない状況だった。しかしイライラすることなく、謙虚な心を保ち、本当によく辛抱した。高橋に対し、まっすぐで追い込み、変化球を見せて、外角まっすぐズバッと見逃し。続く村田もまっすぐで押し込んでファールでカウントを稼ぎ、最後はフォークを振らせた。久々先発マスクの梅野の精神状態も初回からいっぱいいっぱいに見えたが、それを見てかえってメッセンジャーがしっかりしたのかも知れない。とにもかくにもこの1回のウラ、最少失点が試合の方向性を決めた。
1点差ながら完勝と言ったのは、試合の中にある様々な要素でタイガースがジャイアンツを上回っていたという意味だ。こういう試合で今まで伏兵に手痛い活躍をされることが多かったが、抜擢した選手が「ラッキーボーイ」として活躍するという、運に恵まれた。ここ数試合の経過を見れば、俊介の起用は打撃面(左右や杉内との相性)というより、守備とつなぎ(バント)を重視したからだろう。その俊介が3回表、二死走者なし、続くのは「ノー感じ」の鳥谷という「絶好の油断ポイント」でレフトへ完璧なホームランを叩き込む。3年ぶり、通算3号。まさに「杉内呪縛」からチームを解き放ち、ベンチを陽気にさせる一発だった。
初回をしのぎ、2回、3回も走者を背負いながらも踏ん張る。際どいところがストライクコールされない苦しさに耐えるメッセンジャー。4回は先頭村田をヒットで出すが、続く井端の三塁線鋭い当たり、ベース際に寄っていた今成が低い姿勢の逆シングルで好捕、5-4-3の併殺を決める。外の変化球を右におっつけられるのがもっともイヤな場面で、内角直球から入るデザインされたゲッツーが決まり、チームに勢いが生まれた。
5回表、杉内は先頭のメッセンジャーに対してカウントを悪くし、3-1からの5球目、「えいや」とまっすぐで取りに来る。メッセの腕が伸びるところ、見事に押し込んで右中間を破る二塁打。トップに返って上本。ここは送ろうという様子はない。しかし杉内動揺したかストライク入らず四球、無死一二塁と好機が広がる。ここで先ほど本塁打の俊介。和田監督のサインにまったく迷いがない。初球、外角の直球を見事に強めに三塁線に転がす、無死一二塁で行うべき理想的なバントで一死二三塁とする。二走がメッセンジャーだろうが誰だろうが関係ない素晴らしいバントを決め、ベンチが盛り上がる。ここで鳥谷。1打席目は粘ったものの最後は当てただけの浅い左飛に倒れている。しかしここはいい流れのチャンスで、読みが冴えた。第1ストライクの内角直球、張っていたかのようにライトに打ち上げた。長野の肩と走者を考えれば飛距離はギリギリだったが、ここはメッセ劇走で2-1と勝ち越しに成功。さらに残った二死三塁は、ゴメスがあっさりポップを上げて続けなかったが、とにかくメッセンジャーの好打を見殺しにすることなく、俊介を使ったポリシーを貫き、1点にしたのが大きかった。
点を取った直後5回ウラを三者凡退、メッセも梅野も乗ってきた。タイガースのペースのまま6回表へ。この日先発復帰のマートンが左前へクリーンヒットで出ると、6番今成がバント。これをスタメン捕手の小林が二塁に投げるも悪送球となり、無死一三塁と好機が広がる。ルーキー捕手の対決も勝敗を分けるポイントだったが、ジャイアンツに大きなミスが出た。守備的俊介とは対照的に攻撃を買って起用した7番良太も当たった。ここまで二塁打を含む2安打。ここは半ば勝負を避けるように四球で無死満塁となる。さあここで梅ちゃん、ここまで打ではいいところなし。初球思いっきり…と思ったら、内角高め難しいスライダーを打って、不規則なボテボテ打球が投手横へ1-2-3マズイ!と思ったが杉内が取れず、打球は前進してきたショートが捕る、これは1点入る!と思ったら、これまたなぜかマートンのスタートが異様に遅く本塁封殺。ここは投手の方が苦しいところ、甘い球を待って欲しかった。一死満塁に。ここで「主砲」メッセンジャー。杉内は得意球スライダーを続ける。積極的なのはいいが、ボール球にも手を出してしまい追い込まれる。ところがそこから見逃したり、粘ったりでカウント2-2からの6球目、ついに甘くなったど真ん中のスライダーを強振、打球はセンター左へ痛烈なヒットとなり2者生還、4-1!二塁を狙いかけ、あわてて一塁にヘッドスライディングで戻る。今日2安打2打点1得点!杉内KO!メッセスゲエエエ!!しかし次がよろしくない。一死一三塁、上本が代わった田原の初球をあっさり6-4-3でチェンジ。もっとジワジワ攻めたかった。
球数も100近くにさしかかるところ、まして6回表は攻撃で大暴れしたメッセンジャーだから、そのウラは苦しくなった。坂本、阿部、高橋に3連打され1点を失い、4-2。しかしここで特筆すべきことがある。この6回ウラにこの試合初めての選手交代を行っているのだ。ライト良太を下げ、福留に代えた。杉内を攻略するための良太。堅実な守備でリードを守るために、状況が整い次第投入した福留。素晴らしい采配だった。阿部の右前で、一走坂本は三進を自重、それだけでもメッセの心理に良い影響を与えただろう。2点差となり、大ピンチはさらに拡大、村田を歩かせて無死満塁としてしまう。ここ本日セカンドで使った井端がキーマンになった。初球スライダーがボールになって、メッセ、梅野のバッテリーが開き直った。バットコントロールが難しく、死球のリスクも少ないインローめがけて腕を振り下ろし、空振り三振1アウト!
続く小林への代打セペダへは様子見のフォークを3つ続けて2-1とボールを先行させたが、やっぱり開き直って高めのまっすぐで空振りを取ると、勝負球もど真ん中へ気迫満点のまっすぐ、これにはセペダもびびったか、なぜかケツをぴょこんと引いて逃げた!見逃し三振2アウト!次は投手への代打ロペス、何度も煮え湯を飲まされている憎いヤツ。内角まっすぐファール、フォーク、内角まっすぐファール(ちょっとひやっとした)で追い込んで最後は絶妙なフォークを内角に叩き付けて空振り三振!ノーアウト満塁から三者三振でメッセンジャーがマウンドで吼えた!メッセカッケエエエエエエエ!!!
ピンチの後の7回表、追加点欲しかったが、代わった久保の前に、俊介あっさり、鳥谷内野安打、ゴメス三振ゲッツー。こういうところもう少し粘り強く、イヤらしくいけるともっと良かった。7回ウラ、全力を出し切ったメッセをスパッと。ここも和田監督迷いなしだった。出した投手は安藤。先日はメッタ打ちを食らっていただけに、内心期するものがあったのは見てわかった。ジャイアンツの好打順、先頭長野を右飛(福留ナイスキャッチ!)、橋本三ゴロ(不規則打球今成ナイスプレー!)、坂本インローまっすぐ空振り三振!直球の走りが素晴らしく、梅野がぐいぐいと引っ張った。
8回表、投手青木。先頭マートンが全力疾走三塁内野安打で出塁、代走田上、迷いなし。今成送り迷いなし。ベンチにおどけながら戻る今成を陽気に迎える選手たち。ムードがいい。一死二塁。福留投ゴロで二死となり、梅野への代打関本も迷いなし。ジャイアンツバッテリーここは完全に勝負を避けて、二死一二塁。安藤への代打は新井で、ジャイアンツは土田にスイッチ。この日ジャイアンツでもっとも良かったのは負けパターンリリーフの出来。だけどこれは、ここで対戦できたことが大きいから。次打てばいいのだ。新井右飛に倒れ無得点だったが、ベンチの戦力を有効に活躍した攻撃はとても良かった。
8回ウラ福原、捕手鶴岡。阿部初球を左へいい当たり、しかしレフトには田上が入っていて余裕のキャッチで1アウト。由伸にはボール先行したが全球まっすぐ、投げるごとに速くなり、最後はど真ん中で空振り三振!福原かっこいい!ところが村田の初球、外角まっすぐを狙い打ちされレフトへホームランで1点差。そら調子に乗りすぎや!(笑)しかし井端初球攻撃いい当たりも福留名人の守備範囲でチェンジ。
9回表、江柄子の前に1番からの好打順が三者凡退、リリーフ戦のムードで押し返される。しかしここは呉昇桓が立ちはだかればいいのだ。1点あればいいというところを見せつけられれば、よりこの試合の印象が強烈なものになる。代打石井を全球まっすぐで空振り三振!よし行ける!ロペスにはカットを中心にファールでカウントを稼ぎ(ひとつひやっと)、最後は高めまっすぐで空振り三振、速い!ラストは長野、これもカットとまっすぐのコンビで巧みに追い込み、決め球はボールになるカットで空振り三振!本日二度目の三者三振で、最高に気持ちいいエンディング!いいぞタイガース!素晴らしい!
スタメン起用で勝ち、試合運びで勝ち、采配で勝った。打つ方はメッセや俊介という偶然の力も大きかったので大きなことは言えないが、強気(3連戦の初戦は何より強気が大切だ)で攻めたメッセ梅野のバッテリー、気迫満点だった安藤、福原、呉昇桓のリリーバーズ、そして今成、福留らの好守。杉内・メッセなら基本は投手戦というゲームプランを、ベンチメンバーをフル活用して理想的な勝利で形にした。
なにより、この局面で勝ったこと。8月半ば、首位攻防(まだ時期じゃないと言ったって、すでに大事な時になりつつあるのは事実だ)、勢いは我にありというところを見せられたのがいい。一丸となった陽気な戦いぶりができたのがいい。
第2戦の先発は小山と岩田。調子に乗りすぎてポカはいけないが、機が来たらノリノリで行こう。今日もタイガースらしい野球で行こう。
コメント
楽しみなルーキー捕手対決、実現しましたネェ!
ヒーローのメッセンジャー、主審との相性が悪く「ボール半分」を全てボール判定され苦しい立ち上がりでしたが、よく持ちこたえました。
攻撃でも要となったメッセンジャーがユニフォームを真っ黒にしながら、6回に最大のピンチを迎えましたが「三者連続三振」には痺れました。
和田監督の判断も良く継投、メッセンジャーはあの回で限界だったと思います。
あと、大きな収穫は7回からの「勝ちパターン3投手」が機能した事。
特に前回悪かった安藤と、時々劇場の呉は完璧。福原はストレートが走り過ぎると調子こいてストレートに頼り打たれる傾向があるので、ソロは食らいましたがこちらも不調ではないと思います。
福留を上手く守備固めに使った采配もナイス!
今日も昨日のような楽しいゲームを期待します。
さすが伝統の一戦、素晴らしい試合でした。
昨夜の勝利の立役者は投打ともメッセ。左右の肘の高さを変えないレベルスイングで
3打数2安打2得点の大活躍。投げる方ではノーアウト満塁から3者連続三振!!
野手と特に監督、あのスイングと意地見習ったら!!
でも高校野球じゃあるまいし、あれだけユニホームを汚したピッチャー今までプロで
見たことないし(笑)この試合一番楽しんでたのはメッセ、共に楽しませてくれて
ありがとう!!。
先発からのリリーバーズ陣、なぜか失点の不安が心を過るのは私だけでしょうか。
(あ~~あいかんいかん!マイナス思考だ~~(悲))
さて本日先発は岩田君、スクリーンに向かい勝利投手(首位)になることを祈って大声援送ります!! がんばれ岩田、フレフレタイガース!!
今、録画したゲームを見終えた。
まさに全員野球って感じだったな。
今のチームの勢いは、ヒーローが日替わりであり
選手・ベンチ・ファンが一丸になってのものだから本物だと思う。
唯一のネガティブ要素を挙げるとすれば、足を引っ張るのは相手
ではなく味方である。気を良くしたアイツが出てこないことを願う。
『虎総帥、来期の和田監督続投を明言』とかな。
冗談抜きに考えられるだけに怖い。
頼むから、出しゃばりなさんなよオーナー!
(補足する必要もないだろうが、昨日の記事とは関係ないから)
今日のtoraoさんの文、字数が多くて興奮状態が伺えます(笑)
次から杉内先発の時は、メッセ登板無くてもバッターでスタメン入れたいね。
(どこ守る?って疑問はあるけれど)
またネガティヴな事を、と叱られるかも知れませんが、讀賣の中心打者
阿部・村田・高橋に復調の兆しが見えてきました(坂本は元々それほど悪くなかった)。
「ソロはしゃあない」と割り切って、脇の選手を機能させないようにしないと。
そこは慎重に行きたい。
今日もうまい酒を飲ませてね~。
オレの脳内新聞トップ記事は「あの安藤が3人斬り!」です。
トラオさんの記事を読んでいると、昨日のゲームがよりドラマティックに感じられて、タイガースってこんなに強いチームだったっけ?と思わされました。
いやいや、こんなに強いチームなんですよね。主役、脇役がそれぞれの立場でそれぞれに良い仕事をしたナイスゲームでした。順位のことはまだ先にして、今日の試合も今のタイガースらしい野球で勝って欲しいですね。
トラオさんの昨日のコラム、解る部分は多いが、もちろん「うん?」という部分もある。
会社の同僚(阪神ファン)との統一見解は「3年を10段階に分けて1から8がダメなのに、いきなりゴール(優勝)を見せられても感動できない」だ。
赤星がライトオーバーのヒットを打って星野さんに抱きしめられた時の感動がないと思う。
もちろん星野さんという人間力や20年近く優勝してないという背景があったことも理解している。
「ファンは優勝を見たいんだよ」という一念だけで選手を切りタニマチに嫌われ、結果を出した2003年。
俺が「和田氏での優勝は見たくない」というのは、選手の中に「和田監督を胴上げしたい!」って思ってる人がいないように感じるからだ。
「種を蒔いて育てて実った3年目」とは思えない。
さて昨日の試合。昨日ここに書いた「讀賣を諦めさせる」の第一歩になる試合だった。
メッセからは「自分の勝ち星」じゃなく「梅野を正捕手に戻さなきゃ!」という日本人気質が見えたような気がした。
今ウチが出来る最高の試合だった。
阿部が途中から守ったのを見て「よし!勝った!」って思った。
原監督がムキになって勝ちに来たから。
トラオさんが「迷いがない」って何度も書いてたが、あんな和田氏を見ると「アンタ一体、ダレやねん!」って迷ってしまう。
讀賣相手だと人が変わる和田氏を今日も見られるか!?
ほとんどの采配がハマる、あんな日もあるんだなぁ。
願わくば金曜日からのカードで腑抜けにならないように。
梅ちゃんの居心地が悪そうな顔が心配。
結果を出すしかないよ。頑張れ!!
波にノレ、タイガース!
胴上げの件ですが、1回2回3回目に選手全員逃げる、てのはどうでしょうか。
寿様…お見逸れしました(最敬礼)!!
ああーーっ!嬉しい嬉しい嬉しい!!
トラオさんの文で昨日の興奮が蘇ってきました。笑
今日も行ってくれタイガース!!!
泥だらけのユニで仁王立ち。ムーア以来ですかね、あのガッツ(笑)。メッセさんの調子を測るバロメーターとして球の角度というのがありますね。昨日はそれが抜群だったように思います。やはり中6日効果があると思いますよ。序盤は慎重になりすぎたかなと見ましたが、トラオの仰る通りメッセ兄貴いや、メッセ親方が若駒梅ちゃんを引っ張りましたね。特に6裏は覚悟を決めた瞬間からが圧巻でした。メッセ親方ココにあり! 野手もベンチもスタンド&テレビ前も「ヨッシャー!」のハーモニー。一体感て気持ちイイ!
CM明けでマウンドに16番? 16番って誰だっけ?山崎?
てっきりメッセ親方がもう一回イクもんだと…安ちゃんゴメン。あんまり信用してへんかった。気のこもった3人斬り、素晴らしかった!
野手では俊介の活躍、今成の守備、良太の謙虚な打撃が良かったです。
監督の昨年と同じ轍は踏まないぞ!というメッセージを受け取りました。
頑張れタイガース!
頑張れ岩田!
スミマセン、呼び捨てになってしまいました。トラオさんです。
昨日の試合は胃がキリキリしました。
タイガースファンの気質でしょうか、ついマイナス思考になりまして・・・。
それにしてもナイスゲームでしたね。今日もいい試合を期待します。
マイナス思考ついでに、阿部の調子が上がってきたのは気がかりです。阿部が打ち出すと周りも打ち出しますから。
まずは阿部の前にランナーをためないこと、そして阿部だけは必死になって抑えること。
初戦を取ったので、絶対勝ち越さなければいけません。そのためにも、今日の岩田は重要です。
勢いはこちらにあり。今日も勝とうぜタイガース!
昨日はやっぱり「エガラシ 9時10分」が、ジワジワ来て…。楽しい勝ち試合でした!
直近の安藤、福原の状態からあのタイミングで継投に入るとはビビりの和田監督ではありえん采配です!センター俊介は当然としても対杉内用にサード新井さんを発動しなかったのも評価できます。
安藤、福原、スンファンさすが歴戦のツワモノ!首脳陣には細心のお膳立てを切に望みます。
六回の攻撃、メッセの前後の打者(梅ちゃん、上ぽん)残念でした。次は打ってくれ!
予想した俊介が予想を覆す(笑)活躍で満足です!
わしは性格が歪んでいるのでこんな勝利の翌日でもマートンの怠慢な走塁や
ワンアウト1,3塁でバントもせずダブられて6回裏を迎えた上本のバカチン(笑)
ストレートが走っているからと二番目のデブにホームランを打たれたバッテリーなど
こいつらに指示を出せないベンチにも不安と不満を感じています。
福原が一点差に迫られながらも8回を投げ終わった時点で飲み屋を出て自宅に着くまで の時間の長かったこと!テレビをつけたらヒーローインタビューに読売の小僧が出てい て逆転されたのかと思いきや古いVTRを流している!G+紛らわしいわ!(笑)
結局結果を知ったのがプロ野球ニュースでだったので長い時間オスンファンの 三人切りも知らずに酔っ払っていました。
しかし6回の攻防は見ごたえといい結果といい今年のベストバウトだったように思う。
「まだまだ行くよ!」お立ち台で梅野に言った言葉を今晩実現してくれよ岩田!
六回裏のメッセの三者連続三振シビれました。試合終了後のG+のアナウンサーの「阪神ファンの六甲おろしを見るのも聞くのもイヤだという巨人ファンが、足早に球場を後にします。」と言うのを聞いて嫁とニンマリしながら、美味しい酒を飲ませてもらいました。さあ今日は岩田くん!「まだまだ行くで!」のあの強い気持ちを今日も魅せてくれる事を期待しています。あと阪神とは関係ありませんが、祝!!鹿屋中央夏の甲子園一勝!!8回裏から握りこぶしを作ったままで、サヨナラ勝ちを決めた時は、葛城ばりに吠えました(笑)次もけ死ん限りキバレ!!鹿屋中央!!
昨日のゲームはミスこそそれなりにあったものの、それ以上に
阪神側が力を出し切れたという試合だったと思います。
ベテランの使い方が見事にはまりましたね。
これでこの3連戦の最低ノルマは早々に達成。
2つ獲れば御の字。3つ獲ったらパーフェクト。
ただ巨人戦で力を使い切っても駄目なので、長期的な視点での
采配をしばらくは続ける必要があります。
他球場は広島と中日が負けるというヒャッホイな結果でした。
しかし下との実力差が縮まり、楽に勝てる相手が無くなったとも
言えます。先発を替えるタイミングは良い感じで来ていると
思いますので、どう中継ぎを回していくのかがキーになりそうです。
まさに投げて良し、打って良し、走って良し、のメッセ劇場。あっぱれでした。これで対ジャイアンツ四勝、何故去年登板させなかったんだろ?
俊介も良かったですね。ホームランも良かったが、送りバントが素晴らしかった。鈍足メッセが二塁に居てのあの場面、あそこしかない、と言うまさにピンポイントに決めた一打見事でした。まさかのホームランも三年ぶりですか、まさかのシチュエーションでの盗塁失敗でやらかしてしまった曰く付きの例の試合以来ですね(笑)。同級生の大和が戦列を離れている今、大和の地位を脅かすくらいの活躍を期待したい。
張り切りすぎて、またやらかさない程度にお願いします(笑)。
昨日意外に良かったのは、和田采配が冴えていた事でしょうか。メッセや良太の変え時、欲張ってもう少し、となりそうなところ良く決断したと思います。その後に出た福留や安藤もとても良かったですし、最後のスンファンには痺れました。
これから佳境に入るペナントレース。最大のライバル相手に此方の力を見せつける事が出来たのは良かったですね。去年の様には行かないと知らしめる事が出来たでしょう。さあ今日は今年絶賛覚醒中の岩田。見てろジャイアンツ、「まだまだ行くで!」
昨日はチケット屋で割高な券を買い,2階席の上の方で観ておりました。
2点差に迫られ無死満塁で,同点どころか逆転の場面が目に浮かんでおりましたが,
現実は歓喜のガッツポーズでした。
力を使い切ったと判断しての継投もナイス。
遠くから見てても昨日の安藤は球が走ってました。
また,遠くから見てるからこその良太と福留の守備の差は歴然でした。
本職でない良太の守備をどうこう言うのもかわいそうですが,
その良太の本職のはずのサードには去年まで内野のグラブすら持っていなかったであろう今成が,好守備を連発している。
良太の守備の一層の奮起を求めたいですね。
昨日の観戦で今年は9勝3敗となりました。で,うち読売戦4勝0敗。
サヨナラも2回観ましたが,昨日の勝ちが一番興奮したし,気持ちよかった。
この調子で「もっと行くで」
ピリピリ痺れる展開もありましたが、カードまず1勝、嬉しいですね。
球審がなかなかストライク取ってくれず、メッセ、切れるなよと願っていましたが、我慢の子で崩れることなく落ち着いて6回まで投げ切ってくれて良かったです。
梅野がベンチを気にしすぎるのが気になります。
ベンチはもっとバッテリーを信頼したほうが良いのではと思います。
福留の出番、守備固めから。
昨日の采配、それそこよ痒いところにやっと手が届いたような気がしました。
岩田頑張れ!
まだまだ行ってくれ!