初回、ベイスターズ先発井納の立ち上がりを攻め、鳥谷左前クリーンヒット、俊介犠打、マートン右線タイムリー二塁打で１点先制。ベイスターズも３回ウラに筒香の左前タイムリーで能見から１点取って試合は振り出しに。その後両投手とも安定し投手戦に。９回表、ベイスターズは２番手田中にスイッチするが、先頭ゴメスに四球。代走荒木が盗塁すると捕手高城が二塁に悪送球し、無死三塁に。ここで福留が左犠飛を上げて２－１と勝ち越し。ただしその後上本二塁打で続いた好機は三番手長田に抑えられて１点止まり。９回ウラ、能見続投。先頭筒香が一塁荒木のグラブを弾く強襲二塁打で出ると、バルディリスの左越えタイムリーで同点。試合は延長へ。10回表、ベイスターズ４番手安部は一死から鳥谷にストレートの四球。続くこの日スタメン２番俊介の打席で暴投、鳥谷は一気に三塁へ。一死三塁で、３球目にスクイズ敢行、ファールとなり、この打席俊介三振で二死三塁。途中出場の大和とは勝負を避け、荒木との勝負を選択したが、安部の制球が定まらず、荒木にストレートの四球。続く福留が初球を中前２点タイムリーヒットし４－２と勝ち越し。そのウラは福原が三者凡退に抑えて接戦を拾った。
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対DeNA 7回戦 横浜
神 | 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2 | 4
デ | 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 | 2
勝:能見3勝5敗0S
Ｓ:福原2勝1敗1S
敗:安部0勝1敗0S
阪神：能見 – 福原
DeNA：井納 – 田中 – 長田 – 安部 – 小杉
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いわほーさんが手配してくれた「スカイバーカウンター6」というスタンド最上段の席。横並びのバーカウンタで背後には１０リットル入りの生ビールのサーバーが設置されていて、空間は広々と自由な感じ。ここに初老の虎ファン６人で飲みながらわいわい。楽しかった～。試合前からビールくらっていい気分（笑）。
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最終的には「締まらない」形で両チームに点が入っていったが、両投手の投球自体は締まったもの。好ゲームだったと思う。
勝負のアヤになったのは、両チームのブルペン事情。
呉昇桓は体調不良で試合前に球場を去っていた。ベイスターズの方も、抑えの山﨑康晃は前日までに３連投していて、この日は「完全休養日」だった。本来であれば、ホームなので「抑えてサヨナラ」の形になる９回から、良い投手を順に切っていけばいいので、９回を山崎で抑えてサヨナラだったなあ…というのがベイ側の思いだろうし、９回ウラに呉昇桓がいれば、すんなり逃げ切っていたのになぁ…というのがタイガース側の思いだ。
この試合でストレスに感じたのは初回、まだ一つもアウトを取れていない井納に、第１アウトを献上する俊介の送りバントを見た時くらい。それも和田監督が、この試合はロースコアだから、この１点が非常に重くなる、いやこの１点で勝ちきる！能見への信頼は絶大だ…くらいのプランを持っていたのなら、それもまたよし。流れるような１点先制、そして初回をゼロで切り抜けたところで、この「１点だけを取りに行く」作戦は意味を持った。情けないという部分はあるが、今のチーム状態とその勝ち方を考えれば、現実的ではある。
ほかはストレスなしのいい気分。横浜スタジアムは、とても陽気な雰囲気で満ちていて、幸せな空間になった。チームが好調なのもあるが、それを盛り上げているのは球団が勉強して、積極的に改革をしたからだろう。身売りして良かったね。
９回、ゴメスに代走荒木、そしてスチール敢行。その動きやよし。福留の狙い澄ました犠飛もお見事。しかしその直後、上本二塁打で一死二塁となったところ、途中代走から守備固めで入った森越に打席がまわり、代打関本は、ちょいストレス。もちろんその手はあるのだろうが、森越に打たせたって良くない？守備が持ち味の選手なのだから、最後まで守らせたいし、どういう打席を見せてくれるのか、とても見てみたかった。それにこれは「なんとなく論」でしかないが、代打よりも、代走や守備から入って「おまけの打席」が回ってきた選手は打てる確率が高いような気がするのだ。すでにゲームに入っていけてるし、「回ってこい、回ってこい」と願っていたはずだから。上げたばっかりなんだから、まず１回、２回はすぐにチャンスをやって、サプライズがあればラッキー、なければそれから「定番」に戻せばいいだけのこと。
１０回表、鳥谷の走塁は上から見ていてエキサイティングだった。まるっきり躊躇なくセカンドベースを加速して回っていって、ヘッドスライディング。WBCのアレをちょっと思い出した。
俊介でのスクイズ。私はセーフティースクイズを選ぶと予想していた（だったらイヤだなと思っていた）ので、よくサインを出したと思う。今いちばんバントが当たっている俊介なのに、決められなかったのは残念。それだけ重圧が違うのだろう。こういうのも場慣れとして大事なこと。
大和を避けて、荒木勝負というのは、どうしてだったのかな。なんとなく大和が勝負強く見えたのか。結局、ネクストの福留を意識しすぎて、なんとしても荒木で終わらなければと気負って四球。この微妙な投手心理が勝利を呼んだ。もちろん冷静に、一発で仕留めた福留がヒーロー。こっちはこっちでなんとか能見に勝ちをつけてやりたいという気負いが出てしまうところ。しかしそれよりも相手投手の方がよっぽど苦しいということがよくわかっている。
安部投手、３年目。登板は過去２年で５試合、今季は４試合目。これまでの３試合、ホールド関係ないところで好投して、この大事なところを任されるにいたった。彼にとっても大きな舞台で、この経験は中畑監督が腹をくくって、安部にくれてやったもの。まあ、タイガースにとってはいろいろとラッキーも重なったが、きっちりものにできたのは良かった。
それもこれも、能見が球数少なく９回を投げきったことが勝因。和田監督のゲームプランを実現させたのだから。７回までか、８回までか、９回までか。呉昇桓がいない中で、それによって全然違う試合になっていた。福原もリベンジできたもんね。能見、ナイスピッチング！
追伸）
観戦メンバーのみなさん、楽しいひとときをありがとうございました！
おかぼんさん、例のアレ、ありがとうございました！
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「がっつり！プロ野球 vol.11」発売中！今回は、藤浪と新庄の記事を書きました。よろしく～！
コメント
みたか「虎初老応援軍団」の球場パワーを(笑)、ベイ女子なんて30年早いんだよww。
冗談はさておき、ゲームは能見・井納の素晴らしい投手戦でしたが、終盤相手投手の自滅に助けられました。
あのシーン、タイガースは完全守備固めモードに入っており、最後チャンスでGM砲不在、得点するとしたら俊介がミエミエのスクイズを決めるか、福留に回るしかなかったような気がします。
それにしても、ベイ中畑監督は「今日は山崎(登板過多)は休ませる」と決めていたのか、不思議な継投でした。
通常はホームで延長戦なら信頼できる投手から出のが常識ですが、「今、山崎を潰す訳には行かない」という今後も考えた継投だったのかも知れません。
そういった意味では、連勝が続くと信頼できるリリーフを何連投でもさせる和田監督よりは長い目でシーズンを見れている？！
一方、呉は体調不良という事ですが、長引かないか心配です。
結果的には、それがあったから能見を引っ張り先発投手に勝ちが付いたのは大きかったと思いますが…
それにしても昨日の席、写真でもわかるように、ゆったりシート＆テーブルと6人のプライベート空間にビールサーバー付きと至れり尽くせり！最高のひとときを過ごせました。
試合前から顔が赤かった「アノお方」は酔いが分かりやすいですが、酒酔いが顔に出ない私も50を過ぎてから弱くなり心地よい頭痛(ベロンベロン)で帰宅即就寝しましたww
甲子園にもああいった席を設けて欲しいところ！
とにかく記憶に残る楽しい日になりました♪
企画してくれた、いわほー様はじめ皆様ありがとうございました。
オスンがベンチに居なかったという事実は知らなかったが
9回、勝ち越したあとも能見に最後まで託すのは当然だと観ていた。
（オスンがいたら和田なら代えていた可能性もあったが）
特に7，8回の能見のピッチングや球数・球威などを観ていたら
続投は当然だったと思う。
DeNAサイドだって能見が続投した方が嫌だったと思う。
だから9回に1点を勝ち越し、尚も上本を3塁に置いての場面。
代打の関本を抑え、2アウトになった場面で藤井のところは敬遠だと
考えていた。
藤井を打席に送る時点で能見の続投は決まっている。
ならば藤井を歩かせて、能見でキッチリ抑え何とか最少得点差で
9回の裏に賭ける。
結果的に藤井を打ち取る訳だから、それで良かったのかも知れないが
個人的には 中畑も詰めが甘いと感じた。
付け加えるなら10回の大和の敬遠？トラオさんも指摘しているが
まったく意味不明。大和を歩かせてまでのリスクを背負う理由が
全く分からなかった。
結果的にコッチには有難いことだったけど。
一方の阪神だけど、9回に1点を勝ち越して 尚 1アウトで3塁に上本。
代打の関本という場面、藤井と能見のバッテリーは代えない。
となれば関本で絶対に1点を取る必要があった。
ヒットが最良だが、犠牲フライ、ボテボテの内野ゴロ。
それらで1点取る可能性をイメージしたら、俺の中ではスクイズの
方が得点する確率が高いような気がしていた。
結果論でなく、10回の俊介のスクイズより、意表をつけたと思うし
経験豊富な関本なら決めれる可能性は高いと思う。
素人の考えなので、自分が思うようになんかならない。
だけど自分なりに考えながらゲームを楽しむことが出来た。
マートン、鳥谷、上本、荒木など相手の ちょっとした隙をついた走塁
などは観ていて痛快だった。
昨日のハマスタは風も心地よく最高の観戦日和でしたね。
投手陣へのロングスパンでの中畑監督はさすがだと思います。本当は連勝出来ていた一昨日、昨日のゲームでした。今、ハマスタに向かうJR車内です。岩貞のガンバリに期待ですが、今日あたりゴメスから快音が聞こえそうな予感がします。
今日の駄作です。
久々にゴメス炸裂お立ち台
聞きたいなあと一球の叫び声
いわほーさんお誘いいただき，ありがとうございました。天気も球場の雰囲気も実に心地よく，カウンターに肘をついて，生ビールを自分の好きなタイミングで好きなだけ飲みながら（これがまた良い），トラオさん＋虎ジジィさん＋西田辺さんの「生コメント」付で生観戦という至福の時間でした。
ライトスタンドのベイスターズの応援を真正面に受ける場所だったので，声援の勢い，迫力，そしてチームとの一体感がひしひしと伝わってきました。首位快走のチームの中心にいる筒香選手。スタンド最上段からもオーラを感じるスイングと打球…何度も言いましたがやっぱり「去年はレリゴー，今年はツツゴー」ですねぇ。進化，成長を続ける高卒はえ抜きの四番打者がいるというのは実に良いです。
阪神では濱中以来絶えておりますが，トラオさんに今可能性があるのは？ と尋ねると「横田」とのこと。うんうん。自分は3番タイプかと思ってましたが，彼を4番に据えられるようなチームには夢と可能性を感じます。今は鳴尾浜で8番ですが，ぜひぜひ精進してほしい。
ともかく，初老…というか年相応に「ヒデキ還暦！」の一日でした。
昨日は勝つには勝ったが…という気持ちでした。
延長の緊迫した場面で中畑監督は阿部を起用して更に最後まで投げさせるという謎采配。「今阪神に一回負ける程度どうという事はない。
それよりも若い選手が自信を付けれたら儲けもん。」
こんな心中が聞こえた来た感じで向こうのお情けで勝てたような物だと思います。
鳥谷マートンは復調が現実味を帯びて来ましたね。そのかわりゴメスが3試合無安打？この3人が噛み合えば得点能力が一気に飛躍するだけにゴメスの復調にも期待したい所ですが…
西岡がまた右肘で抹消、しかも結構な重症のようでいつ帰ってくるか目処が立た無い模様。オスンファンも体調不良…阪神も主力に穴が開き始めて来ましたね。
ここまで他球団と違いほぼ万全状態だった阪神ですが、このチーム成績…
西岡には悪いですが、この「チームの変化」がある意味化学反応を起こしてチームの上昇に繋がらないかなと少し期待しています。鳥谷は置いておいて、サード、セカンド、センターが競争状態です。この環境がチームに勢いをもたらせてくれることを切に願います！
あれだけバンドを決め続けていた俊介がスクイズを失敗し、その後に三振した時は正直終わったと思った。
今日もサヨナラかと…。
能見も鳥谷も荒木も福留もみんな頑張った！
一昨日の負けを帳消しにした1勝だと思う。昨日は悪送球、暴投、中継ミス、走塁ミス等、横浜の拙守/拙攻が目立った。バルディもマートンばりの駄走、こういうプレーがチーム内の気の緩みに繋がる。全ての状況に於いて攻めろとは思わないが、積極采配をする事で相手はその残像を気にしながらプレーしなければならない。昨日はそれが出来つつあった試合でした。今日もその気持ちを継続しつつ、冷静に戦って貰いたい。しかし、筒香は手をつけられない！横浜の得点の全てに絡んで来てるので、アウトカウントによっては敬遠の選択も良いのだろうか？
いつも楽しく拝見させていただいます。ハマスタ(古いですね)にスカイバーカウンターなんていう席ができたんですか。以前、7月のカンカン照りの時に行って、真っ赤に日焼けして赤パンダになってから、足が遠退いていましたが、そんな魅力的な席があるなら行ってみたいと思いました。今風船飛ばせる球場も貴重ですしね。昨日は能見に勝ちがついてなによりです。阪神は初○○を献上することが多いですが、記録的な連勝を止めることも多いような気がします。この調子で大谷の連勝をストップできませんかね。
敵チームながら、今の筒香の打席は見ていて楽しい。タイガースのピッチャーが抑えてくれたらもっと楽しいのに。
それにしても4月頃は悉く引っかかってくれた低めの誘い玉に全く乗ってくれなくなりましたねー(汗)高めの誘いも必要かと思うがリスクも高いので度胸要りますね。とにかく今はローリスクでアウト取るのは難しいのでタイガースバッテリーの対応を楽しみたいです。
最近、諸事情で試合を観れておらず。試合結果はニュースやトラオさんの記事と皆さんのコメントを見て教えていただいてます。
昨日の試合、両チームの抑え投手が呉昇桓は体調不良で横浜の山崎は連投で登板回避と終盤まで接戦ながら抑え投手不在の状態だった様で。
横浜のチーム事情でしょうが、山崎を温存してくれたのは助かったと思いました。
横浜はもちろん実力もありますが、今は勢いもあると思います。勢いがある時は勝てる時には勝っておかないと流れが変わったり、調子が下降気味になってきた時にあの試合に勝っていればと思う事があるかもしれません(これは人によって色々な考え方があると思います)
昨日の勝利を活かすためにも今日の試合も頑張ってもらいたいです。
昨日の試合とは関係ないんですが藤浪、横山と若手の軸となりえる素材の投手が出てきた事は大変嬉しいがやはり打者の軸を育成していかないと…今年のドラフトを見て横山投手と江越外野手は素材的に是非一軍で育成して欲しいと願ってました！ｾﾝﾀｰ一番手に願わくば再度江越を抜擢して欲しい!と西岡離脱のサードには一度北條を!意外に実践派で器用なタイプだから…
私も試合を見てませんが、先発投手がしっかり投げてくれると嬉しいです。
藤浪、横山、今日先発の岩貞。
この辺が出てくると嬉しいですね！
荒木の正面のゴロをエラーした時に今日も守備から負けるのかと思ったが、まあ勝って良かった。
経験云々より攻める姿勢の無い人達が多いからそうなるんやろうな。
プロ野球選手なんて特殊な能力があって大金稼げるのになぁ
発起人いわほーさん始め、参加のお歴々の皆様、お疲れ様でした。
青空・ビール・プロ野球。
これを同時に楽しめるなんて、なんて贅沢。
タイガースも勝ったし(途中、スパイス采配が炸裂してましたが)
最高の１日でした。
出先から今帰宅。昨日の試合は観れず。能見に勝ちが付いた❗自分も、いい年齢になったら「TSG48(タイガース初老軍団)」のメンバーになれるかな。いいですねぇ❗その試合観戦の仕方。今日は負けのまま終盤戦に突入中…。
現地観戦、羨ましい限りです。
梅雨入りしている沖縄は連日の大雨…。
タイガース戦を観るためだけに契約しているスカパー!も受信できず、試合経過はスマホでチェック。
今日の岩貞の序盤での降板は試合を観ていないので何とも言えませんが、「梅野抹消」には、言葉が見つかりません。
スタメンは譲っても一軍に置いて育てていかなければ成長はないと思うのですが…。
開幕前の監督の覚悟は、何処にいってしまったんだろう…。
能見さんに勝ちがついて良かったです。勢いがあるベイ打線ですが投球の駆け引き次第でどうにかなるかと。かなり圧力がありますよけど頭を使ってとうにかしなくてはいけません。福留のタイムリーには意地を感じました。
5月、デイゲームのハマスタは観戦にはもってこいですね。以前は好んで行っておりました。休日の京浜東北線もちょい旅気分でナイス。掲載の画像を見てまた行きたくなりました。
今季タイガース初観戦に『いざ、横浜』を考えましたが、春季高校野球の県大会・準決勝の観戦に会津若松でした( ゜o゜)
『虎初老軍団』東北支部、孤軍結成します(^○^)
トラオさんの解説で試合を見られなくてもリアル感十分です！
能見素晴らしいピッチング。
楽しいお酒と阪神勝利で嬉さ倍増でしたね。
読んでいる私たちも嬉しい！