教えるコーチングスタッフ

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定期投稿

ランチ特打でヘイグが飛距離を披露。昨年AAAで.338ってのはたいしたもんだから、日本の投手の攻め方に慣れればいけそうな雰囲気。

ホームでの衝突防止ルールは曖昧なゾーンの判定についてもめそうだなぁ。ただ近年の捕手がベースを隠してしまうことが「ブロック」だとする曲解はおかしいと思うので、ケガなく、しかもスリリングな本塁クロスプレーは存続するよう、いいところで調整してもらいたい。

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第2クールまで終了。自主トレで鍛えてきた体を、ライバルとの張り合いの中で「野球肉」にしていく作業中なのでまだまだ個人を評価する段階ではない。
一方、コーチ陣については様子がわかってきた。映像とインタビューから伝わってくるのは、監督・コーチが「教えている」ということ。それと、教えるにあたっては、コーチングスタッフのミーティングがちゃんとできていそうだということ。金本監督自身が技術的なことを積極的に教えている。打撃コーチを飛び越えているが、片岡コーチとの意見集約はできていそうだ。

先日は矢野コーチが投球後の投手に指導している場面もあったが、コーチがそれぞれの立場をわきまえた上で、縦割りにとらわれずに教えている。これはとっても良いこと。コーチ陣のコミュニケーションがよく取れていて、方針がしっかりしていないとできないこと。「本当はこれをやったほうがいい」と気付いても、「あとでややこしいことになると面倒だからよけいなことはやめとこ」だと思えば人間は動けない。そこで自分で責任を負えると判断できるということは、そういう決めごと、方針が定まっているということ……じゃないかな。

もちろんスタート直後だから、コミュニケーションはしっかりできていて当たり前だ。それが少しずつ変わってくるのだ。小さなことから。実際はちょっと忙しいから後回しとかそんなささいなことでも、「無視された」「あいつのいうことばかり聞く」「信用されていない」のような齟齬になってしまう。小さな事件が起きるたびに、「コミュニケーションの危機」が出てくるのだ。それを意識して、あえて意見を言い合ったり、声を掛け合ったりできるかどうか。技術面で優れたコーチが集まっても、失敗する場合はだいたいコーチ陣がバラバラになって滅びる。そこをまとめるのが、監督の求心力、指導力、コミュニケーション能力。おおざっぱなようで、こまやかでないといけない。コーチングスタッフの連帯が今のままであるように、小さなほころびも見逃さないよう、頑張って、カネモっちゃん!

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    昨日も書き込みましたが、コーチングスタッフが若く同世代が多い事により、コーチ同士のコミュニケーションをとり易いのが、上手く作用しているように見えます。

    ヘイグがランチ特打で飛距離を見せれば、ペレスも実践練習で素晴らしい当たりのヒット、この辺りのバチバチも面白い!

    余談ですが、打撃では迷いを感じる横田も守備では外野からノーバン返球でタッチアップを刺したプレーは光った!強肩だけで言うと北村、新庄以来にトキメキました。

    捕手の衝突防止ルールについては、アンパイアにもまだ迷いがある様子。昨日のようにバックホームのキャッチングの時、故意じゃなく結果的にベースを塞いでしまった場合もセーフになってしまうのなら、捕手を守る為に作ったルールが本末転倒、捕手があえて変な体勢で捕球をせざるを得ない為、怪我に繋がりそうで怖いです。
    開幕戦までに、新ルールへの対策をしっかりやって欲しいもの。

  2. 西田辺 より:

    >ホームベース上のタッチプレーのルール改訂
    ん~~~~。
    ルールの目指さんとする所は分からんでもないんですが、実際捕手が
    足を置く位置を制限されてしまうと、タッチしようにもできないケースが
    出て来るんですよね。
    ちょっと狡賢いランナーなら、そのルールを悪用して捕手の足元ギリギリ
    を狙ってスライディングして走塁妨害を企むかも知れない。
    別にそこにスリリングを求めている訳ではないが、余りにも走者側に有利な
    ルールになりかねません。
    キャッチャーをやった経験のある方ならわかると思いますが、タッチプレーの
    多くは体勢を低くしなければなりません。
    足を広げずそれをやるのは、人間の体の構造上非常に困難です。
    その上、走路を避けて1mも先の相手にタッチしに行く。
    下手をすれば、ミットごと腕を持っていかれて最悪脱臼や骨折も考えられます。
    まだまだこのルール、一考の余地ありですね。
    >コーチングスタッフ
    勿論、ピッチャーは経験者であるピッチングコーチが教えるのが本筋では
    あるけれど、捕手目線や打者目線から気付くこともあるでしょう。
    「この選手はこの方針」という事から外れなければ、いろんな角度から選手を
    指導するのは悪い事ではありません。
    チームで選手を育てる視点に立てば、むしろもっと積極的にやっていいと思う。
    その為には、監督を中心としたスタッフ間選手とコーチ間の意思統一が重要に
    なってきます。
    強くなりますよ、このチーム。

  3. ガク より:

    コリジョンルールってなんか今年の流行語になりそう!?
    なんか審判団も迷ってるみたいだけど、けが防止は歓迎なんで開幕までにはいろいろ改善してファン、走者、捕手お互い納得できる基準を定めてほしいですね。

    早くも2クール終わりましたか。なんかキャンプも去年まではなんとなく決められた練習を淡々とこなしてる感じがしてたのですが、今年は実戦形式も増えて選手にその都度考えさせる練習ができている気がします。コーチも手取り足取り教えているし。
    ここ最近の阪神は瞬時の判断ができなくて余計な失点や取れる点が取れてなかったので、今期は大いに期待しています!体と同時に野球脳も鍛えろ、金本阪神!

  4. 虎蜂 より:

    衝突防止ルールの微妙な判定は審判の方もこれから話し合って決めていくということでしたので、開幕までに統一した判定ができるようになればいいかなと思います。あくまで怪我防止の為のルールですから、新たなラブプレーが生まれるなど以ての外、そうなれば厳しく対処してもらいたい。

    守る側からすれば捕手だけでなく、他の野手も送球の意識を高める必要がありそうです。攻める側に回れば積極的に走っていくのが吉と出そうですね。

    コーチ、特に矢野さんの元気がいいですね。「OK!」「それはしょうがない!」など、何をすれば評価されて、何をしてはいけないのか練習から明確にしているのは選手からしてもやりやすいのではないかと思います。今季は若いコーチが多く、溌剌とした印象でそれもチームの良い雰囲気を作り出していますね。

  5. 西宮トラキ より:

    今のところ誰も突っ込んでないんで「トラオさん、カネモっちやんって、清原が使ってた呼び名ですよね。僕はあの呼び方はあんまり好きではなかった(笑)」好きな玉を気持ちよく打っても何の練習にもならんと、金本監督も以前言ってました。ヘイグも苦手のコース、どこか知らんけど、その玉が打てる用になったら楽しみですね。

  6. こうさん  より:

    今日のトラオさんの文章を読んで改めて思ったのは「去年のようなYMK野球はタイガースには向いていない 」ということだ。金本監督、掛布監督が共通して発言している「初めから送るための打撃はいらない。振り切れ❗小細工はさせない。」という言葉。選手からすれば解りやすい。去年の野球は今年のタイガースに何も引き継がれていない。ソフバンが強いのは監督が替わっても「また1から」という「無駄な時間(敢えて)」が発生しないから。YMKという名の選手を信じてるようでコーチには何の責任も発生しない野球。 これを数年間も続けさせた球団とコーチの罪は重い。結果、総退陣。
    今年のタイガースのコーチは積極的。それすなわち「コーチの責任が明確になる」ということ。もちろん結果を出せない選手の責任もね。
    掛布監督は「韓国戦ではサインを出さない。」という発言をした。「振り切れない選手はいらない❗」という意思表示だ。1軍2軍の意志が統一されているのは、いいね。「2軍で覚えたことが何も通用しない」という理由で下げられることはないだろう。もちろん「1軍の雰囲気を感じてもらうため」という理由で上げ下げされることもない。なぜなら「1軍はサバイバル」という当たり前のことができる球団に、やっとなるんだから。

  7. ken3953 より:

    トラオさんすみません、タグをしくじったみたいなので
    上の私のコメ削除頂けますか?
    ご迷惑お掛けしますm(_ _)m

    • ken3953 より:

      トラオさん、対応ありがとうございます。
      ご迷惑お掛けしました。

      で、元々のコメで書いていた事はだいたい以下の通りですw
      ・衝突防止ルールは他のキャンプによれば結構走者有利っぽい
      ・セカンドに脚のある3人が密集してるのはもったいない
      ・大和はショートじゃなければセンターでもいいんじゃない?
      ってな感じです。

  8. そよ風 より:

    今年のコーチ陣は説得力が桁違い。今の若手の中には現役時代の彼等に憧れて人生の指針を野球に定めた者もいるんじゃないかな。矢野さんに叱り飛ばされるだけでも有頂天という限定的M男もいるでしょう。私が選手なら絶対そうなる(笑)

    私が投手の中で心配しているのは榎田。
    デビューが鮮烈だっただけに…
    もうあの150?代の速球は戻らないのでしょうか。
    スライダーコントロールだけでセ・リーグの強打者に通用するのでしょうか?

    また去年みたいなことにならなければいいけど。

  9. 虎っしー より:

    昨日のランチ特打ち見てましたが、ゴメスは快調に飛ばしてますね〜この時期にしては仕上がり過ぎな気がして逆に心配です。
    ヘイグも普通に飛びますね!真弓さんとかは良いバッターだと言ってました。てか真弓さんの解説が凄く分かりやすくてよかった!
    優秀な打撃コーチでも有るので、いずれまた入閣とかも個人的には楽しみなんですが。

    コリジョンルールはビデオ判定も導入するとかしないとか。今年は多分判定で荒れるでしょうね。導入年ですし、捕手には厳しいシーズンになるかと思いますね。

    横田が予想以上に守備が大丈夫そうで、最初は守備走塁面で出番が巡ってくるかもしれませんね。彼が悩みながら全力で練習している姿を見ているだけで顔が緩みます笑

  10. なかっち より:

    コリジョンルール?シーズン中ももめそうですね。基準が曖昧すぎると思います。また試合時間が長引く原因になりそうですね。新しいルールを決めたときは結構厳しめにとったりします。

    投手の2段モーションはどうなっているのか?最近言わなくなりましたよね。

    2、3年後コリジョンルールも曖昧にならないことを切に願います。

    今年のコーチングスタッフは今のところコミュニケーションがよく取れてる印象です。矢野コーチがキャッチャー目線で、金本監督が打者目線でアドバイスを送るのは良いことやと思います。
    が、シーズンに入ってから継投の場面は案外意見が別れてしまいそうです。しっかりコミュニケーションを取ってほしいです。