打てず守れず交流戦は大敗スタート

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阪神先発能見は2回ウィーラー、3回岡島のソロ本塁打、4回中川のヒットで盗塁した茂木が生還。小刻みに失点した。阪神は楽天先発則本に抑え込まれていたが、6回表鳥谷がチーム初ヒット、2番先発上本の左線二塁打で1点を返す。しかし7回ウラ、一死一塁で足立の送りバントを二塁へ悪送球(記録は犠打と野選)、ここから2番手榎田が崩れ、オコエのプロ初ヒット、岡島2点タイムリーで1-5、吉持の遊ゴロ併殺コースを上本がワンバウンド送球、ゴメス捕れずで走者を残すと、茂木タイムリーで1-6、ここで榎田KO。代わった秋山も流れを止められず、ウィーラーに四球で二死満塁、中川2点タイムリーで1-8。8回は先頭松井稼に右へ三塁打、足立に犠飛で1-9。攻撃はわずか3安打、則本の前に10三振を喫し完投を許した。交流戦は●スタートで借金1。

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対楽天 1回戦 Koboスタ宮城

神 | 0 0 0 0 0 1 0 0 0 | 1
楽 | 0 1 1 1 0 0 5 1 x | 9

勝:則本5勝3敗0S
敗:能見3勝4敗0S
HR:ウィーラー ソロ8号、岡島ソロ1号
阪神:能見 – 榎田 – 秋山
楽天:則本

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横山が肩痛で抹消。秋山とドリスを登録。怪我に弱いのは横山本人の責任。言ってもせんなきことながら、結果を出した後、一軍で落ち着かせていたらどうだったか。せんなきことながら。

5月が終了。セ打月間候補。行けるかなぁ……。

名前 率 HR 打点 H 出率 長率 OPS 圏率
T原口 .380 5 17 30 .479 .595 1.074 .500
G坂本 .346 4 10 27 .464 .628 1.092 .417
S山田 .323 8 20 32 .410 .657 1.067 .308
Sバレ .274 9 29 26 .369 .579 .948 .371

さすがは老練なダジャレ王梨田監督。「超変革?そんなもんで?」みたいな仕掛けにまんまとはまった感じ。なんとスタメン10人のうち4人(オコエ、吉持、茂木、足立)がルーキー。全員が大活躍したのだから勢いがつく。思うように勝てていなかった則本も生き返った。なんだか思惑通りに「交流戦を使ったチームの立て直し」をやられたようで、なんとも情けない。

DHで増やした選手は今成。チーム全3安打のうちの1安打を打ったという点では期待に応えた。でも守備では試合がぶっ壊れたあと、情けなさを増幅させるミス(折れたバットと横切る走者に気を取られて緩い三遊間のゴロを捕球できず・しかしなぜか記録はヒット)あり。他にもまあ「それはやったらアカン」というプレーが続出。髙山のフライ落球だけはエラーになったが、原口と上本の悪送球も「エラー」。榎田を責めるのは簡単だが、味方の守備で追い込まれていく投手がかわいそうだ。

片岡打撃コーチがパニックになっていることを懸念する。ごちゃごちゃ混ぜていれば打てるようになるというものでもなく、理想の攻撃パターンを描き、そこに駒を当てはめていくようでないと、チームとしての目標を失う。まずは船頭が深呼吸して、回りを見渡して、段取りを決めるところからゆとりをもってやって欲しい。金本監督もまた「まあ、落ち着いてやっていこうや」と声をかけてやってほしい。計画どおりいってなくても、チームは経験を積んでいる。すべて想定しているとおりというハッタリはかましておいてほしい。

さて予告先発は青柳とリズ。助けてやらないとね。気分を変えて今日から今日から。

コメント

  1. 西田辺 より:

    まぁ、さすが則本というべきか・・・
    相手のルーキーにこれだけ活躍されては「超変革」の看板が泣く。
    負けた事は負けた事として腹に収めればいいけど、能見が降りた後の
    中継ぎ陣の失態や、守備の乱調が情けない。
    原口のFC。
    あそこは1アウトからの犠打だから、ありがたく一塁送球で2アウトに
    するべきところ。
    盗塁時のも含め、送球に課題がありそう。
    一度肩を壊しているので、如何ともしがたい所ではあるが、冷静なプレーは
    できるはず。
    能見の後を受けた榎田も抑えて欲しい所だったけど、左の能見の後で
    また同タイプの榎田へのスイッチにも疑問。
    目先を変える必要があったかも知れない。
    秋山も成長が見られない。
    一番良かったのが高卒ルーキーの頃というのは、育成の問題。
    いっそパワーピッチへの変更に振ってもいいような気がする。
    と、淡々と振り返るしかないですよね、こんな試合(笑)
    今日の青柳に期待しよう。

  2. 虎ジジィ より:

    エース則本、初回の三者連続三振で「今日は難しいなぁ」の雰囲気のスタートでしたが、あのコリジョン判定で8分も中断し、しかも判定が覆った時は「さすがの則本も心折れたやろ!チャンス」と個人的には盛り上がったのですが、あそこで攻めきれなかった事が敗因になったと思います。
    則本は敵ながらアッパレな好投手でした。

    それに比べ、アッキャマンというよりチャッカマン秋山には則本の強いメンタルを少し見習って欲しいもの。もう、残されたチャンスは少ないぞ!

    試合後、いつまでもあれほどの一体感で、幸せそうな東北のファンを見ていたら、何だか負けた悔しさが吹っ飛んでしまいました。

    まあ、昨夜は「相手ルーキー(特にオコエ)を育ててあげた」という事で……。
    今日はコチラのルーキー青柳に期待しましょう!帝京繋がりで原口に続け!!

  3. とらかっぱ より:

    交流戦開幕は、散々な完敗でしたね。
    打てず守れずで、相手新人には奉仕奉仕。
    これくらい、プラス材料がない試合だと逆に開き直って切り替えやすいかも。
    今日明日連勝で、勝ち越し頼みます!

    一番残念だったのは秋山。
    2軍での好成績で昇格。横山の代役と思いきや、ビハインド中継ぎでの初登板でした。
    毎年期待されながらも開幕ローテを逃し、この時期のローテ谷間にチャンスをもらいながらも活かし切れない。今年は、先発のチャンスすらもらえず、中継ぎで炎上。

    関本氏が解説してましたが、決め球がないから追い込んでから粘られ、打たれたり歩かせたりの繰り返し。
    私は、デビュー以来ずっと期待してましたが、速球が140程度で決め球がなければ、上がり目はないでしょうね。
    もう、年齢的にもあとがない感じがするので、今シーズンの中で自身の超変革を断行せねば。

    • renkaisuzu より:

      2009年夏、明豊戦で150キロを投げて注目され、その年のドラフトで阪神が指名した時は喜んだものでした。
      高校生離れした恵まれた体格、バッティングも非凡でした。
      そして1年目の活躍・・・
      あの時の輝きはどこにいってしまったのでしょう。
      このまま終わってしまうのであれば残念で仕方ありません。

      何とか這い上がってほしいです。

  4. ナラノトラキチ より:

    昨日のことは忘れました。と、言いつつ、、。、
    送りバントのFCでガタガタと一挙におかしくなりましたね。あそこで投手も野手も踏ん張れるメンタルが欠けているのですね。阪神は。昔から。
    横山離脱痛いですね。石崎との同僚コンビ共に離脱とは、残念無念(;´Д`)
    青柳即先発だけど、中継ぎ不足の折、複数イニングをこなせるリリーフ候補とした方がいいように思いました。そういうタイプの投手だと思っていましたので。
    とにかく今日の投球に期待。小笠原がSB相手に5回1安打の好投を見せたのだから、負けてられませんで〜〜

  5. setta より:

    昨日の交流戦の結果を見て。

    広島-ロッテ…ジョンソン何してんの?頑張れよ!
    中日-ソフトバンク…小笠原凄いねー!チームも頑張れ!
    ヤクルト-日本ハム…頑張ったね!さすが昨年の優勝チームや!
    DeNA-西武…ロペスやったね!セ・リーグの意地やね!
    んで、何故かオリックス-巨人は…オリックスもっと頑張れよー!って、なります。それは仕方ないことですよね。
    もう1試合?あったようななかったような…。

  6. Akira28 より:

    榎田が心配だし、あんな状態の榎田を送り出したブルペンも心配だ。

    ステップ足の歩幅が小さくなっていた。身体が回転しにくくなっているからだろう。つまり、身体の何処に異常があるからだろうと思っていると、やっぱり捕まった。

    まあ、あの秋山を上げてくるのだから、中継ぎ陣の厳しさが見てとれる。

    鳥谷、アウトの判定がビデオ検証で、判定覆ってホームインが認められた。

    敵ながら、則本にあっぱれ‼︎

    我が阪神の投手陣なら、ランナーをセカンドに置いて、あそこで3番、4番を抑えきれただろうか?

    逆に、福留、ゴメスが凡退した時点で流れは楽天に大きく傾いた。

    我らが、福留、ドメさんには仕留めて欲しかったなぁ〜、、、

    今日は青柳。是非ともケレン味のないナイスピッチングを見せてもらいたい。タイガースの試合を楽しみにしている東北の人々を感動させる試合を見せて欲しい。

    昨日の、鳥谷ホームインの判定とコリジョンルールのことを書きたいのですが、今は時間が無いので、また時間を見つけて書きたいと思います。

  7. 虎轍 より:

    エラーをして負けるのが当たり前のようになってきてるのが腹立たしいですね。

    今日は青柳。

    期待してます。

    頑張って。

  8. Akira28 より:

    度々すみません。

    昨日の鳥谷ホームインのプレイを見て、コリジョンルールはやっぱり要らないと思う反面、このルールは捕手だけでなく走者も保護する良いルールだとも思え、複雑な心境になった。

    まず、今年からコリジョンルールの適用に伴い、ホームベース上の微妙な判定はビデオ検証し、審判協議することになったのは、良いこと。

    しかし、昨日の鳥谷のホームを狙ったスライディングは、昨年までなら完全にアウトのタイミング。

    あれじゃぁ、スリリングな外野手のバックホームプレイが台無しだと思いました。

    もっとも、レフトの緩慢なプレイと鳥谷の脚とコリジョンルールを一瞬で計算しての高代ヘッドの判断だから、無論、コリジョンルールなければ突っ込むはずは無いですが。

    だとすると、ランナー2塁の場合、通常のヒットなら、まずセカンドランナーはホームイン出来ることが前提となります。

    そして、ランナーファーストの場合で、長打が出ればランナーはホームに帰れるチャンスが高くなり、外野手のバックホームとランナーの脚が交差するスリリングなプレイは、この場合に起こると見るのが正解なのだろうか?

    それなら、そういうものだと割り切るのも良い。

    実は、あの読売戦で、原口と小林のプレイで、コリジョンルールでセーフの判定に怒っていた私に、息子が「コリジョンの是非はともかく、原口のあのタッチの仕方をオッケーてして、ランナーアウトにするなら、今後、ホームでのブロックが無いものと信じているランナーが勢いよく滑り込んだ際に、キャチャーが故意では無いにせよ、あの時の原口ようにタッチに行って、少しベースにかぶさってしまった時に、ランナーの足や、足首、膝がとんでもない怪我が起きることになる。」と言いました。

    怒っていた私は、それはランナーも悪いやろと言いましたが、息子は、「それが、鳥谷や福留でも良いのか?ランナーは、ブロック無しを前提に走って来ているのだから、少しの衝突でも大怪我になるんやで。あの場面がランナー鳥谷で、キャチャー小林だとして、あのようなブロックが少しでも、内に入ってしまい、鳥谷が全治3カ月となってもえんか?」と言われた時、確かになるほどとも思いました。

    今から考えると、コリジョンの是非はともかく、コリジョンを採用するなら、やはり、選手の事故防止の為には、やはりあの読売戦での原口のホームプレイは、セーフで正解だったと思います。

    昨日の鳥谷の激しくも、全く無防備なスライディングがもたらした、間一髪ホームインのプレイを見て、そんなふうに感じた次第です。

    何も、コリジョンが正解とは言いませんが、曖昧な判定にしてしまうと、攻守ともに恐ろしい大怪我、事故につながってしまいそうです。

    トラオファミリーの皆様は、どう思われますでしょうか?

    ところで、そんなコリジョンルールがあるわけですから、高代ヘッドは、ランナーセカンドのケースは、ドンドン、回して欲しいものですね。

  9. こうさん  より:

    星野さんの「今の楽天に3連敗するようじゃアカン❗」というコメント。タイガースのケツを叩きながら楽天の「なにくそ❗」という発奮を促す、星野さんらしいコメント。「遠くからでも俺が金本を気にかけてるということがタイガースのフロントに伝われば」という星野さんの愛情が伝わった。

    大丈夫だよ、金本監督。自分を信じて。選手を信じて。選手は裏切るけどね、結果で。けど2回目、3回目とチャンスを与える金本監督。そこはブレない。ありがたい。

  10. 奧虎鳳 より:

     BS対東北楽天戦中継後の仰木彬氏の番組を続けて視聴。番組では『花は咲き時、咲かせ時』仰木氏プロ・西鉄入り時の監督であり名将、知将として球史にその名を遺される三原脩氏、そして仰木氏の言葉として紹介。
     横山の一軍での起用法を例にあげられたtoraoさんの本文にもありました様に、『花は咲き時、咲かせ時』を見極める力と実行の大切さ、難しさを感じました。近鉄仰木コーチ・監督の下で選手時代を送られた敵将・梨田監督、新人の積極起用を後に繋げるんだろうな~。金本監督、外野の喧騒は東北楽天の比ではありませんが、少なくとも今季は好きな様にやって欲しい!本当のトラキチは耐えます。