補強論ほか

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最後は二死満塁フルカウントまでいったけれど日本ハムが逃げ切って2勝2敗のタイ。「内弁慶」っぽくなってきた。

大和が脇腹をやってしまって離脱し、代わりに緒方が入ったという秋季キャンプメンバーが発表される(公式)。

参加メンバー 計32名
投手15名
横山雄哉、岩貞祐太、藤浪晋太郎、歳内宏明、秋山拓巳、石崎剛、山本翔也、金田和之、青柳晃洋、松田遼馬、望月惇志、岩崎優、島本浩也、伊藤和雄、田面巧二郎

捕手3名
坂本誠志郎、梅野隆太郎、原口文仁

内野手7名
北條史也、上本博紀、森越祐人、今成亮太、陽川尚将、荒木郁也、植田海

外野手7名
髙山俊、横田慎太郎、江越大賀、中谷将大、板山祐太郎、緒方凌介、俊介

糸井獲得すると、この中の誰かから抜かれる可能性があるんだなあなどと考えてしまったり。
まあでも、新井-赤松のときにも思ったけど、持って行かれる側からすれば28人もプロテクトできるなんてズルイという感じじゃないだろうか。たとえばあと3人減らして25人としたら、完全に1軍クラスの選手が漏れる形になるから、またぜんぜん違ってくる。
MLBだとドラフト上位指名権との交換。本当はもっと獲る側に厳しい制度設計にしないとバランスが悪い。

ところがこれまた日米の違いがあるところだが、高額年俸の選手に出て行かれる(他チームに持って行かれる)側のチームの方が、不思議と強くなる。FA補強した側が弱くなる、そんなケースが珍しくない。

先日話題にした、高額な複数年契約が「人をダメにする」もあるだろう。さらに、スターと次期スターの間の実力差にはそれほどの差がないというのもあると思う。次々と上が抜けていく循環型のチームは活気が出やすくなって次が育ちやすい。一方、次々と上からフタをかぶせられる漬け物石型のチームは窒息気味になりやすい。そんな気がする。
補強をするときには、そういう「気の流れ」にも注意しないといけない。建物の耐震「補強」と野球の「補強」とは違う。机上の強度計算のとおりにならないところが面白いところでもある。

コメント

  1. 虎蜂 より:

    レアードは「打てそうにないな、代打を出すんじゃないか?」と思っていたところであの3ラン。
    ホームランバッターは怖いですね。私の見る目もありませんね(笑)
    どちらが大手をかけて広島行きの飛行機に乗るのか、今日も目が離せません。

    循環型のチームと言えば、まさに今日本シリーズを戦っている日本ハムです。
    大谷にしてもしっかり育ててメジャーへ送り出すというプランでチームを運営
    しているのでしょうし、今話題の糸井を放出するという大胆なトレードもありました。
    反対に漬物石型で深みにハマっているのはオリックスでしょうか。
    大型補強を繰り返すもチームは低迷から抜け出せていません。

    資金力のある阪神としては、こじんまりとした運営をする必要はないと思いますので、
    補強と育成を両立したソフトバンクのようなチームを目標にしていきたいですね。

  2. DAN より:

    おはようございます。

    日本シリーズ、ただただ羨ましい。来年は阪神が出れますように。

    補強に関しては、以前の状況からしたらかなり意識改革しているのが見て取れるので、いずれ大型補強不要のチームになってくれることを期待しています。
    ずっと、クリンナップと正捕手は外国人とFA補強で賄うのが当たり前みたいなチームだったのが、生え抜き野手の育成に軸を移したと充分伝わったシーズン及びドラフトでしたから。

    でも、先日私もプロテクト予想させて頂きましたが、確かにあと3人外せと言われたらかなり悶絶しますねぇ。

  3. とらかっぱ より:

    漬け物石型(笑)
    少しまえのタイガースはこの型でしたね。今はどうなんでしょうか?少しずつ脱却し、循環型への移行中でしょうか。とは言え完全に循環型に転換しようという訳でもないだろうし、出来るとも思えない。

    ならば、タイガースは今後どうすべきなのか?中間型を目指すべきではないでしょうか。少し循環型寄りで。具体的にはFA補強は、2~3年で一人で充分だと思います。更には技量だけでなく、言動やリーダーシップでもチームに好影響を与えられる、金本や福留のような人材だけを獲得に動くようにしてほしいですね。

    実際は、タイミングやらチーム成績の加減で、こんな理想論で動けない事も知ってますが、付け焼刃的な補強は謹んでもらいたいです。

    ファイターズに勢いが出てきましたね♪第二回内弁慶シリーズになる?いやいや、4連勝であっさり決めちゃって!

  4. 虎ジジィ より:

    日本シリーズ、オモロイ!
    他人事でヘラヘラ観戦しているからかも知れませんが、もし私が日ハムファンだったら昨夜の最終回はテレビ前正座モードからの土下座してたと思います(笑)。

    補強については、タイガースも失敗しながらいろんな勉強をして少しずつ進化(山沖投手や松永獲得の頃が底)しているとは思います。

    生え抜き活性化だけでカープは成功したと思われがちですが、実は外国人選手スカウトの眼力も凄いと思います。
    特に外国人投手はグライシンガーの頃から「連れて来ては持って行かれる」の繰り返しですが、それでも また安くてエエ投手を連れて来るんですよね! 今活躍している助っ人3投手もメジャー未勝利と知ってビックリです。

    我がタイガースもジェフ辺りから助っ人投手は割と上手く獲得しているので、あとはレアードやエルドレッドのように「穴はあるけど一発もある」そんな野手が一人入れば面白い打線になると思うのですが、どうでしょう?!
    そうすると、中距離砲の糸井獲得(横田・緒方・江越・中谷・板山の蓋になる?)よりは、ゴメスより飛距離のある助っ人(簡単な事ではないが30発打てる助っ人)探しが近道のような気がします。

    • とらかっぱ より:

      虎ジジィさま
      カープの外国人スカウト力は、群を抜いてますよね。ドミニカのカープアカデミーの存在も大きいのかと。
      グライシンガーはスワローズでNPBキャリアスタートですね。強奪されだしたのはミンチー・シーツ辺りからかと・・・
      シーツ・・・あっ!(自爆)

      • 虎ジジィ より:

        とらかっぱ様返信ありがとうございます。
        カープアカデミー、まさにソリヤーノ(それやーの)!
        グライシンガーはルイス辺りとの勘違いでしたf^_^;

    • DAN より:

      こんにちは。

      育成に長けるイメージのあるカープですが、投手に関しては案外そうでもなくて、生え抜きが伸びない分を当たり外国人を次々と連れてきて補っている感じかなと思います。
      一方、育成下手と散々揶揄されてきた阪神ですが、こっちも投手に関しては案外そうでもなくて、中心選手はほぼ生え抜きですね。
      これで野手も育つようになったらかなり先行き明るいと思うし、生え抜き野手育成に情熱を注ぐ監督がカープ出身なのも、いいノウハウをもたらしてくれそうで、非常に楽しみかなと。

      あと補強についてですが、糸井は中軸ではなく、足の使えるリードオフマンを期待されていると思います。クリンナップにすると、左3人並んでバランス悪いですからね。
      で、外国人については、私はゴメスのままでいいと思います。他が打てない中孤軍奮闘するタイプではないので、今季は打線の低調さに引っ張られてしまいましたが、打線で孤立しなければ、穴があるけど30本打てる打者そのものだと思うので。

      • 虎ジジィ より:

        DAN様返信ありがとうございます。
        ゴメスは真面目だし全力プレーには好感が持て、個人的にも好きな選手ですが、1塁手で打率0.255、22本は寂しく思います。
        とはいえ「謎の無敵モードフニッシュ」に入ってからは、チャンスでよく打ち(夏の勝負どころではカラッきし)首脳陣も迷うトコロでしょうね。
        ベイのロペスのように、ゴメスも移籍して古巣に「ありがたくない恩返し(タカヒロ風味)」食わされるのも怖いし、ん〜悩ましい。

  5. 虎轍 より:

    大和は振り込みをしようとしてる矢先に脇腹をやっちまいましたねぇ…
    そういうとこなんですよねぇ…
    振り込んで振り込んでバッティング技術を上げようとしてたのに、もったいないです。
    日本シリーズ。いいですねぇ~(笑)来年は絶対に阪神に日本シリーズ進出して貰いたいですね(笑)