「GGなしよ」に将来を夢見る

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ゴールデングラブ賞発表(NPB公式)

阪神とヤクルトからは受賞者なし。来年は2,3人たのむ。

若侍で活躍した植田、歳内に、どんな心境の変化があったかは楽しみの素。チーム内では下っ端扱いでも、世代の代表として、ナショナルチームでやってきたことが、どれだけ自信、プライドになるか。

ここのところ、阪神は高卒で新人を指名することの重要性をようやく認識したように感じる。
高卒で指名するということは、それだけ見込んだということ。絶対にヨソに渡したくないと思ったのだから、ちゃんと育てるのが当たり前。それができないのなら、ヨソの球団に任せるか、大学・社会人で育ててもらった選手を指名したらいい。

転機となったのは2010年(09年ドラフト)、高卒新人秋山の活躍から。以後の高卒選手指名を見ると、09年同期に原口、10年が一二三(戦力外)、中谷、岩本(戦力外)、育成指名では島本が残る。11年は歳内、西田(育成へ)、松田。12年が藤浪、北條。13年が横田。14年が植田。15年が望月。
だんだん、高卒で指名するからには確実にレギュラーにするという球団の気合いが感じられるようになってきた。いいことだ。

ということで植田は持ち前の脚力と守備力はもちろん、小技とスイッチヒッターとしてのいやらしさも備えて、早く一軍の2番打者として名乗りを上げて欲しい。
さて、北條との二遊間はどちらが二塁に入った方が良いのだろうね。
2人がゴールデングラブ同時受賞する日が来るといいね。

コメント

  1. 西田辺 より:

    まぁ、今年はタイトルらしきものは高山の新人王くらいですかね。
    GGにしても、みんな色んなポジション就きましたし。
    辛うじて福留が候補に挙がるくらいだけど・・・しゃあないね。
    まだチームもそんな段階にないですし。

    2005年から3年間、高校生と大学社会人の分離ドラフトが行われてましたが
    そこで指名された選手で、現在もタイガースにいるのは前田大和(大和)のみ。
    もともと上位で高校生を指名する事の少ない球団。
    いつしか「育成できない球団」の烙印も押され、金本での成功体験を長く
    引き摺りFA・帰国組や外国人頼みの編成にシフトしていきました。
    でも、一時の優勝争いは出来てもチームとしての基礎体力がないと長くは
    続かない事を知ったのは大きい。
    確かに身体的にも体力的にも未熟な高校生を獲って、プロの選手として育成して
    いくのは手間も勇気もいる作業。
    藤浪の様な例外はいるにしても。
    地味でも面倒でも、そこは根気よく続けて行かなくてはいけない。
    今年最終戦に登板した望月。
    現地にいましたが彼が登場してきた時、球場全体の彼に対する期待感をひしひしと
    感じました。
    「この子が成長して、いずれこの甲子園で大きく羽ばたくだろう」という思いや力は
    チームに有象無象の影響を与えます。
    思想的には間違っていない。
    これをもっと進められる球団になって欲しいですね。

  2. 虎ジジィ より:

    タイガースにゴールデングラブ受賞者ナシはとても寂しい事。

    カープvsファイターズの日本シリーズを見ていて思ったのは「センターラインの守備が上手いなぁ」と「外野手バックホームのレーザービーム」でした。
    幸いタイガースには天性のグラブ捌きを持つ大和がいるので、守備面の生きた手本として北條や植田にはその技術を盗んで欲しいもの。

    外野手の肩については「地肩の強さ」はどうにもならないので、捕球する時の体勢(チャージ)等で遠投力をカバーできるはずです。
    タイガースの外野手は俊足揃いなので、送球しやすい体勢に入る事は練習で可能なはず。
    ソコはもう「福留先生」にどんどん尋ねるべきかと思います。

    長くタイガースを応援していますが、高卒選手が多く活躍し始めているのは珍しく感じます。
    源五郎丸、萩原、安達(記憶違いならスミマセン)など育てられず、すっかり高卒選手の指名に消極的になっていましたが、秋山のルーキーイヤーの活躍から方針転換したのかな?!
    いずれにしても、北條-植田の二遊間や、藤浪-松田-島本-望月のリレーなど考えただけでワクワクします。

  3. とらかっぱ より:

    我らがタイガースは、育成出来ないと言われ続け久しいですが、そうでも無いと判官贔屓ながら思っとります。北條や原口・島本はしっかり育ってきています。

    只、高卒選手を獲るからには、社会勉強を含め一貫した育成方針を持って教育し、一軍で活躍できるまで育てなければならない。最低4年は面倒てやらんといかんと思います。

    その為には身体能力・技量よりむしろ性格の見極めが必要だと思います。他球団でも1~2年で戦力外になる選手がいますが、怪我でなく素行や練習態度の不良によるものも多いのでは。社会経験の少ない18歳の野球小僧が、プロの壁にぶつかり鼻っ柱を折られるのは当然の事。問題はそこから這い上がろうとする反骨心を持てる人間でないとダメ。そういった意味ではスカウトはかなり密着して為人を観察せなアカンでしょうね。

    その上で獲ってきた高卒選手を、球団が学校的な教育姿勢をもってと育ててやらんといかんでしょうね。

    高卒選手育てるって難しいわぁ。

  4. 虎轍 より:

    高卒選手が活躍するチームは勝ってるような感じがしますね。
    阪神は育てる首脳陣が少なかったのかもしれませんが、育ちませんでしたよねぇ…
    あえて言うなら新庄くらいですかね(笑)
    北條に関しては、「投手が左前に居ないと守備が安定しない」と、とあるコーチが言うてましたね(笑)
    まだ植田海の方が器用そうなんで、どこでも出来そうな感じはしますからね。
    阪神版アライバになってくれたらええですね。

  5. いわほー より:

    鉄は熱いうちに打て

    高卒選手のメリットは、チームに要求されるタイプの選手へのモデルチェンジが図れること。
    ドラフト前から野手が足りないといいながら、結局取ったのは野手三人(内、一人は捕手)だけ。
    虎の恋人と言われた高校生野手もいながら、結局、指名せず。
    まだまだ球団は、本気で高卒選手をじっくり育てようという気概を感じません。