西勇好投大山固め打ち井上初安打初打点

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西勇輝の安定感、素晴らしい。防御率では大野、菅野を僅差で追う形だが、彼らに引けを取っていないだけでも偉い(もっとも多すぎるエラーで「消された自責点」があるのかどうかは知らん)。いや、投球回数リーグナンバーワンなのだから単純に一番偉い。

大山のセンターフェン直は惜しかったなあ。そしてサイクルリーチで、もうあと一人、最後の打席回るとよかったなあ。でも、4安打7塁打2打点素晴らしい。打率も出塁率も長打率も得点圏打率もぐんぐん上がってきた。そのままガンガン行こう。突き抜けよう。

8回ウラ、先頭小幡がヒットで出塁。好投の西への代打に井上広大。甲子園での初打席はチェンジアップ(ツーシーム)2球で追い込まれたが、同じ球を2つファウルして5球目、同じ球をつぶすように叩き、低い弾道で右中間を破る。一走小幡が俊足を飛ばして一気に生還し、記念すべき本拠地初打席は見事に初安打、初長打、初打点で飾る。次は初ホームラン、打てるよ。

「広大(井上)がこの先、力をつけていくために、自分もしっかりサポートしていかなければいけない。そういう役割もこれからはついてくる。一緒にタイガースが強くなるよう、一緒に頑張っていきたい」

大山のセリフだ。
大卒4年目と高卒ルーキーだから歳は7つ違い。
田淵と掛布はいくつ違ったのかな……と調べてみたら1946年9月生まれの田淵と1955年5月生まれの掛布は9つ離れていた。もうあと2年実績を積んだ大山の下に現れた高卒ルーキーというのを想像すると、大山と井上とは必ずしもピタリ合うわけではないのかな。とくに昔の選手生命は今より短かったから、感覚的にはもっと離れていたのだろう。
大山もまだ「若き4番」。そして井上はその大山に負けじと挑みかかる「若虎」。
そして小幡はバットコントロールの巧みさで安打を製造する藤田平のようになってくれたらいいな。
これからが楽しみすぎる一夜だった。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    西勇、阪神タイガースの投手でこんなにイニングを食ってくれるのは井川以来でしょう。
    防御率のタイトルは厳しいかも知れませんが、査定ではタイトルに等しい評価を希望します。
    本当に責任感のある素晴らしい投手。

    その西をリードし、打撃でも活躍した梅野や、東京ドームならHR飛球を含む4の4の大山は、井上広大や小幡先輩(笑)の活躍でベテランに見えますがまだまだ若い。

    小幡もあの打席まで3三振で、あの打席がダメなら二軍で猛打賞の木浪と入れ替えられていたかも知れないけどよく打った、そして井上の追い込まれてからの快音には物凄い将来性を感じました。

    ヒーイン慣れした饒舌な西と梅野に囲まれての井上のガチガチヒーインは初々しく私の記憶に深く残る物となりそうです。

    多少のイレギュラーに完全対応出来るようになった小幡と共に、若虎二人非常に楽しみ!

  2. とらかっぱ より:

    西の笑顔弾ける楽しそうな姿につられて私もニヤニヤしながら観戦してました。ここ最近の登板はほとんど失投がなくイメージ通りに打ち取れているのではないでしょうか。梅野もリードしていて楽しいでしょうね。西を助けるタイムリーとHRも守りとは無縁のものではないと思います。

    井上が遂に打ちましたね。大野に始まりいい投手との対戦が続いたので失礼ながら昨日の久保相手の打席は随分落ち着いて打席に入れたのでは。スケールの大きな飛球で甲子園デビューを飾れてこれまたニヤニヤしてしまいました。

    大山も同じ右の長距離打者の後輩にいい意味で先輩風吹かせつつもいい刺激を受けてるのではないでしょうか。田渕と掛布ですか。オールドファンには堪らない二人のような存在になれればこの上ない幸せです。

    最後に少し苦言を。HRでればサイクルの大山まで回しきれずラストバッターになってしまった中谷。昨日の打席では凡打に終わってしまったけど気迫は感じました。ほぼ同じ体格で右打ち外野手で歳が8つも若い井上が上がってきてケツに火が着いたのだと思いますが遅すぎる。昔からムラがある選手でしたが本来は相当ポテンシャルの高い選手なのになぜやれない、いややらないのか。井上が出てきたら彼のチャンスは激減するでしょう。そうなってからいくらネジ巻いても遅い。多分セールスポイントを間違ってるのだと思います。誰もが長打を期待してるのに本人だけは三振せず率を残せる打者を目指してるように思います。ムラなく失投を逃さないフルスインガーを目指してたのであれば凄い選手になっていたと思うだけに残念です。

  3. 虎轍 より:

    昨日は聖地甲子園でしっかりと見届けましたよ!
    勝利に感謝です!
    予想とはちょっと違いましたが、西勇の二桁勝利!井上のプロ初安打、初打点!ホームランでは無かったですが、お立ち台(笑)
    大山のホームラン×3本はサイクル安打までホームランを残しただけの4安打(笑)
    やっぱり秋の大山はヘッドが走ってええヒットを打ちますね。
    体重が右足にしっかりと残って体重移動もスムーズに進んで、インパクトの瞬間に打球が伝わってる打ち方が出来てますね。
    不調の時は右足に体重が残らず、打ち気に早って左足の着地が慌ただしかったですが、今はそれを辛抱出来るから、球も長く見れるし右方向にも長打が打てる完成形ですね。
    これが続くと打率も上がるし、ヘッドの出方もええからホームランにもなりますね。
    って、打撃理論を喋るのは西田辺様やAkira28様の専売特許やったかな?(笑)
    西勇は前回6失点したヤクルト打線に慎重になりすぎて球数が増えてしまい、完封は逃しましたが立派な二桁勝利やと思いますね!ありがとう!GJ!
    植田海も守らせて貰って良かったね(笑)
    まだセ・リーグの優勝は決まってへんにゃから、悪足掻きをしたったらええんやで!
    タイガースが残り試合を全勝して、アノ球団が全敗したら優勝は出来るんやから!
    私はアノ球団を誉めないし、アノ球団の監督も誉めません!嫌いやから!!
    誉めたいならアノ球団のファンになったらええねん(笑)
    今日は雨で中止になる?中止になったら月曜日に予備日があるから、ガンケルをスライドささずに日曜日は秋山に投げさせて、秋山に二桁勝利を出来るようにしたってな!
    青柳の二桁勝利は厳しいかも知れんけど、秋山には出来る!
    去年もこんな事を書いてて、西勇が二桁勝利をして青柳は既定投球回に達しましたね(笑)
    頑張ろうタイガース!
    頑張ろう日本!

  4. 西田辺 より:

    またしても試合前に、例のあそこから下らないゴシップ記事が。
    ここはグループ挙げて、タイガースに喧嘩売って来てるのね。
    またそこにネタを売る関係者・OBが居るという事。
    球団の害にしかならないような関係者やOBは、球団経営やチームを強くするために
    不要ですよ。
    またHDの偉いサンも、記者に言われて事実を調べもしないでアタフタし過ぎ。
    今フジサンケイグループは矢野の首を飛ばしたくて仕方がない。
    理由は知りませんが。
    マスコミがその気になれば、阪神の監督の首を挿げ替えられるという悪しき慣習を
    蘇らせたいのか。
    自分たちの意のままになるOBをチームに送り込んで情報を手に入れたいのか。
    しょうもない記事ばっかり並べてたら、潰されますよ、山〇さん。

    かつての同僚だった男との対戦って複雑でしょうね。
    歳内も故障個所に不安がなくなったのか、阪神時代より真っすぐが入ってたように
    見えました。
    大山は今シーズン、球団別で一番成績の悪かった対ヤクルトでしたが、鬱憤を晴らす
    ように4安打。
    ホームランが出ればサイクルヒットまで打ちまくった。
    西はナイスピッチング。
    天敵の坂口がいないとは言え、山田-村上-青木の中軸を1安打に抑えたのはさすが。
    これで移籍から2年連続の二桁勝利。
    ありがたや、ありがたや。
    高卒2年目の小幡が出塁して、高卒ルーキー井上の一打で得点とか、夢でも見てるよう。
    ファームの時も画像は何度か見てるんですが、井上って打者は振っても力感がないん
    ですよね。
    それでいてシッカリ打球は飛んでくれる。
    バットスイングがトップの位置からスムーズに出るんですよね。
    これは結構大事な事で、余分な動作が挟まって振り遅れたりミート力に影響がでたり
    する場合があります。
    ヒーローインタビューで、誰に一番に知らせたいですか?の質問に「お母さんです」
    との答えに、オジサン泣けてきましたよ。
    もっともっとお母さんを喜ばせる一打、期待してますよ。

    • とらかっぱ より:

      西田辺さん

      私は関テレもサンスポも気に入りませんが夕刊フジが一番気に入りません。とくにこの◯戸って記者の記事には反吐がでます。一番の問題はこんなヤツにネタを売る関係者なのでしょうが…

      • 西田辺 より:

        とらかっぱさん、返信どうもです。
        こんなしょうもない記事を書く記者も腹立つけど、こいつらに真偽も不明な情報を
        垂れ流す関係者だかOBだかにも怒りを覚えます。
        野球に関しての正当な批判ならドンドンやればいいですけど、明らかに内部崩壊を
        狙ったり誹謗中傷は許されません。
        フジサンケイグループとしてタイガースに喧嘩売ってくるなら、ファンも黙ってないでしょうね。

  5. DPS より:

    大山選手、暫定ですがOPSで鈴木誠也選手を抜きました。対戦するたびに恐れ羨んでいたモンスター達と並ぶ日が来るとは。

    期待はしてきましたが、最近の打席での成長ぶりを見るに、その速度に自分の認識が追いつきません。

    冷える日が増えてきましたが、虎の大山からNPBの大山への成り上がりを暖かく見守っていきたいです。
    (井上選手に対する先輩コメントもGood)

  6. ジュビロタイガース より:

    今週2度目の関西出張で、1週間前に銀傘の下を取っといて正解でした。

    歳内にも温かい拍手が良かった。

    井上がスタメンを外れガッカリしたが、少ししょうが無いかなとも思った。
    6裏で3点差になり、展開を予想してました。代打で出てくるなら、おそらく糸原か西のところ。
    セーブシチュエーションだか、完投ペース。西が攻撃中にキャッチボールを始めると少し複雑な気分。
    藤浪も見たかったが、前日跨いでるし、球児はベンチ外。
    7回8回の攻撃が簡単に終わると、出番が無くなるとこでしたが、7表に球数がかさんだこともあり、これは来るかなと。

    井上の初ヒット初タイムリーを聖地で見られるとは、めちゃめちゃ嬉しかった。天を見上げてメガホンを叩きまくった。
    悪いけど相手投手のことはは全く知らず、大野に比べれば数段レベルが違うやろなと。
    初球の高めを見逃し、オイッと思ったら次はボール球を空振り。簡単に追い込まれたが、最後はナイスバッティング。
    センターが必死に追うところを見て、抜けろと願う。小幡も2塁手前から一気に走り出し、打球がフェンスに到達した時は、1点を確信。
    高卒2年目と1年目で稼いだ得点は、未来のタイガースを明るくする貴重な1歩。

    その後ろに座るであろう大山の4安打、ホームランも出ればサイクルでサイコーやった。

    西は無失点で二桁勝利だし、完封演出にホームランの梅野もいて、お立ち台はどうなるのと思ったが、大山も入れて4人はだめ?
    意外だったのが、席を立ってフェンスに集まるファンがいなかったこと。近くに行きたかったけど、アナウンスに従って我慢してるファンを少し誇りに思えた。
    コロナ禍で外出自粛してる大阪府民を思い出した。

    ホテルに行く途中、コンビニでビールを買ってもうた。ありがとうGoToトラベルと地域クーポン。

  7. 寿 より:

    昨日は10/16、35年前21年ぶりにセリーグ優勝した日でしたね。
    球場は違えど同じヤクルト相手、吉田監督が宙に舞い、カーネルおじさんまで
    川に飛び込んだ。そんな情景が目に浮かんで、またその日がいつ来るのか楽しみに
    待っています!!

    そんな日に西ありがとう、大山ありがとう、ラストスパート期待してるよ。
    梅野耐えて頑張れ、君は正捕手だよありがとう。
    ルーキー井上、あなたの未来の活躍が目に浮かぶ、小幡と共に頑張れルーキー!!

    今日の甲子園は雨のようですね。野球みたいよ~~~!!

  8. タクロー より:

    快心 ー思い立ったが吉日ー

     思い立って現地観戦。
     レフスタには数少ないヤクルト応援団の太鼓が響く。「ピッチャー、歳内」がコールされると球場全体から拍手が湧き上がる。もちろん、拍手。「頑張れよ」と心の中で叫ぶ。3回まで3安打。2安打ピッチングの西と堂々と渡り合う。
     均衡を破る序章は絶好調4番大山。遠くてよく見えなかったが、ライトがベルトが壊れる勢いでしたダイビングも及ばず3塁打。サンズ凡退、ボーア死球、よけていたら暴投で点が入っていたのに。2回の無死1.2塁も逃したし嫌な予感。それを払拭したのが梅野。このところ打撃はさっぱりだったけど、決めてくれた。6回の右翼ポール直撃弾もいい当たりだった。大山はホームラン打者、主砲のオーラが漂う。期待に応えて結果を出す。バットを振り切る姿はホンマモンだ。そして、井上。追い込まれてから粘って右中間を破る鋭い当たり。楽しみが膨らむ。糸井が打てない左投手の時だけスタメンじゃもったいない。明日の、近未来のタイガースのために、もう糸井優先でなくてもいいんじゃないの?サンズの代わりもたまにはいいんじゃないの?残念だったのは、8回裏の植田と中谷。フルカウントまで粘りながら、どちらも三振。つないで欲しかった。
     安心して見ていられる西。いつもに比べてテンポが良くなかった。各打者に1球ずつ余計に投げていたみたいな気がする。守りもよかった。8回1死満塁のピンチで大山の投げたショートバウンドをボーアがナイスキャッチ。今季、エースの登板はあと3回か。無失点を続けてほしい。4回から毎回得点。12安打。リレー完封。ナゴドの3連敗の鬱憤も晴れた。思い立てば、いいこともある。

    ーーーそれにしてもヤクルトは元気がなさすぎる。山田の落ち込みはどうしたことか。若手からもハツラツさが伝わってこない。外野手のスタメンを眺めて、あの時のクジが違っていたら、その一角で髙山が輝いていたんだろうな、とふと思ってしまう、ナイターには少し肌寒くなってきた小雨降る甲子園の夜だった。

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