日本シリーズ初戦をみながら

「精神論」だの「気の持ちよう」だのを持ち出すと、非科学的だと断定する人が多い。ところが、これらはすでにいくらでも科学的に検証されている。
薬の効き具合を調べるときには、必ず「プラセボ(ニセ薬)」も混ぜてテストを行う。多くの場合、「これは薬だ」というだけでかなりの人に効き目が現れてしまい、テストにならないからだ。実際の数値を見ると、もうびっくりするくらい人間はニセ薬にだまされて症状を改善させてしまう。これで治ると思うだけで、本当に体にいい効果が現れる。
同様に名医と呼ばれる人の多くは、患者をその気にさせる人であったりもする。

ソフトバンクがポストシーズンで13連勝したり、日本シリーズで9連勝したりというのも気の持ちようが大きかろう。逆に、読売が負けるのも気の持ちようだろう。
監督もエースも主力打者も、まるで勝てるイメージを持てないまま戦っていたように見えた。

阪神が読売に負けっぱなしなのも、7.5ゲーム差をつけられたのも「気の持ちよう」だろう。エラーが多いのも、勝負どころで打てないのも、みんなそうだ。

じゃあどうやったら結果が出せる気の持ちようが得られるのか。
「問題は気の持ちようである」と大雑把に言うことはおそらく正しいが、その実現は大雑把な考え方では無理。
気の持ちようをゲットするのには緻密な計画と繊細な行動が求められ、しかも根気強く継続していかなきゃいけない。選手のやる気を引き出し、それを持続できるようにしなきゃいけない。チーム作りの設計図をきっちりと描いて、漏れのない工程表を作り上げ、それを遂行するための管理をしていかなきゃいけない。

根本的な原因は「気の持ちよう」。でも、それができていない理由は「管理や指導の責任があいまいで、やるべきことが決まっていないから」。建設的にやっていこうと旗を振れる人が必要なのだが。


週刊虎バカクラブ
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6 コメント

  1. yalkeys
    Posted 2020年11月22日 at 09:56 | Permalink

    結果はソフトバンクの快勝でした。菅野が4失点・・。いい気分でした。個人的感想はこれだけです。

  2. ジュビロタイガース
    Posted 2020年11月22日 at 11:00 | Permalink

    菅野の調子は悪そうだった。シーズン終盤もそうだから、疲れか故障か。

    栗原は凄い。シーズンも打率は低いのに得点圏打率は高く、打点は多い。こんな一気に殻を破る選手が現れんかな。

  3. kazu3780
    Posted 2020年11月22日 at 11:25 | Permalink

    昨日は音を小さくしてテレビで日本シリーズ流し見しながら、ネットでプロスピAのスピチャンを主に見ていたのでライブでは気づかなかった。その後ネッで話題になっていて動画を確認した。あの丸のプレーは、実際に野球をしていた自分からしたらあり得ない。右足で一塁ベースを踏んで左足を振り下ろしている。マウンドの千賀が指を指して怒っていたのも当然だ。しかもその対象が、自立神経失調症に苦しみそこから這い上がった中村晃だったから尚さら。

    かつては大きな違和感を抱く死球や接触プレーがシーズン中に何度か見られた。プロ野球ファンとして苦い感情を数多く抱いた。当時の殆どの一塁手はランナーがベースを踏む時は足を持ち上げていた。だが最近は悪質なプレーを見かけなくなって心から喜んでいた。

    日本一を決める舞台でのあのプレーは本当に残念だった。カープファンはもっとそう思っているだろう。

  4. 虎轍
    Posted 2020年11月22日 at 12:48 | Permalink

    小幡のようにエラーをしても三振をしても、「しゃあないがな」という感じで野球をしてると、野球選手として成長をするような気がしますね(笑)
    結果を引き摺らず、次に向かう気持ちを持ってプレーに繋げたらええんですけどね(笑)
    強い気持ちを持つ選手が増えるとええですね。
    北條なんて「やってしまった…」感を出しまくりで萎縮してるのが解りますもんね(笑)
    覇気を出して頑張ろう!
    コロナ感染に気を付けて!
    頑張ろう日本!

  5. スーパーエリーバ
    Posted 2020年11月22日 at 13:03 | Permalink

    「気持ちの持ちよう」
    ホントそうですね。
    私も医者に大丈夫だと言われた瞬間に治ってしまった経験が何度か有ります。
    タイガースから出て行って活躍する選手が多いのも、気持ちによる所が多いのではないかと思います。
    ボールからボールになる外スラを空振りしてノムさんを呆れさせた新井さんが、広島に戻って大活躍したのは記憶に新しい所。
    体力的な伸びしろが期待出来ないベテラン選手が劇的に変わるのは、もう気持ちによる所が大きいのは間違い無いでしょう。
    近年のタイガースを見ていると、良いも悪いも選手任せ。
    「待て」や「絶対走るな」等の指示がベンチからほぼ出ていない様に見えます。
    例えば江越の様な選球眼に難有りの選手も、ベンチからの指示で、もうちょっと助けてやれるんじゃないだろうか。
    なんて思うんですよ。
    新井さんも広島に戻ってからはボール球をあまり振ってくれなくなりました。
    相手がボール球を振らしにきそうな状況になると、待てのサインが出たりしてるんじゃないかと思うくらい選球眼が良くなっていました。

    仰る通り、監督、コーチは医者みたいなもので、指示やアドバイス一つで選手は変わるものなのだと思いますね。

  6. Akira28
    Posted 2020年11月22日 at 14:19 | Permalink

    kazu3780様もコメントされていますが、丸という選手の質の悪さには呆れてしまいます。
    もっとも世話になったカープを捨てて、読売に行くような奴だから、卑劣な奴なんだろう。
    それも中村晃のような病に苦しみながら、栄光を掴んだ選手に行うとは。
    ひとつ間違えは中村晃の選手生命に関わるような卑劣なプレー。
    断固許せない。技術的なミスていうなら、頻繁に起きるはず。あれはワザとだと断定出来る。
    あの後、ディスパイネが似たような走塁で中島を狙ったが、鈍足の為未遂に終わった。
    ホークスベンチとしての報復措置だったのか?
    しかし、この報復もやめて欲しい。まだ、やるなら当事者の丸だけにやってくれ。
    昔、マルテの投球が火種になって、糸井が膝にぶつけられる報復があったのを思い出した。
    あれから糸井の膝はさらに悪化した。
    お願いだからこうした卑劣なプレーには、即刻退場処分にして頂きたい。
    何が「巨人軍は紳士たれ」だ!
    恥を知れ!
    矢野、来年は原に引導渡すだけの野球をしろ!
    元はと言えば、巨人に惨敗したのが悪い。
    確かに気持ちの持ちようだ。
    本当に悔しいと思っているのか?矢野!
    言葉だけで済ませるな。
    腹の底から怒れ!

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