古葉竹識氏逝去

古葉竹識さん死去。私が小中学生の頃、広島を強くした監督としてものすごく強く印象に残っている名監督だ。名門ブランドの読売に人気が集まり、選手たちも憧れていた当時、新興の弱小ローカル球団を常勝軍団に引き上げた統率力は、今考えてもものすごいものがあったと思う。
スピードを重視し、徹底して守備を磨き、長打が打てるよう体を鍛え上げる。外木場、北別府といった大投手も多いが、山本浩二、衣笠祥雄、水谷実雄、高橋慶彦、正田耕三、野村謙二郎、金本知憲、前田智徳、鈴木誠也といった、アスリートタイプの野手を多数輩出する伝統の礎を築いたのは、間違いなく古葉監督が作り上げた「赤ヘル野球」だった。
現在でも多くの野球指導者が、そのスタイルを理想としている。野球日本代表が世界の頂点を目指すときだって、目指しているのはつまり「赤ヘル野球」だろう。そういう意味では、「日本野球」の純度を高め、極限まで精製したのが古葉監督だったように思う。合掌。


週刊虎バカクラブ
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7 コメント

  1. 正ちゃん
    Posted 2021年11月17日 at 08:30 | Permalink

    私は、古葉監督が指揮をとっていた頃、広島県に住んでおり、当時小学生。町にはカープが溢れていました。阪神ファンの私は、肩身が狭い思いをした記憶が。でも、広島弁で優しい語り口に好きな監督の1人でした。私の母よりも若い年齢で亡くなられた事、回向のお題目を送らせて頂きます。

    さて、阪神では、大山と佐藤のサード争い。
    良いことです。監督、コーチにはポジション争いが無いのかなぁ~と思いながらニュースチェックしてます。
    日本シリーズは、オリックスの山本投手にMVPを取るピッチングを期待してます。

  2. 虎ジジィ
    Posted 2021年11月17日 at 08:56 | Permalink

    「高橋慶彦が塁に出て掻き回し、衣笠・山本浩が帰す」そして古葉監督はベンチの端に立って出たり隠れ?たり。
    あの頃の「赤ヘル軍団」はとても強かった!

    衣笠や山本浩も盗塁を仕掛ける事が少なくなく、その伝統を受け継いだのが全盛期「走れる4番」だった金本・前田智徳・鈴木誠也そして小園へと繋がっているように思います。

    球団の資金が少ない故に自前で若い外国人選手を育て、助っ人はあくまでも脇役として使うのも古葉監督時代からの伝統か?!

    「超積極野球」を掲げる矢野監督が目指すべき野球がそこにあったような気がします。合掌。

  3. いわほー さんのアバター いわほー
    Posted 2021年11月17日 at 08:56 | Permalink

    かつての赤ヘル軍団がまぶしかったな。
    タイガース暗黒時代、OB出身監督の無能さに鬱々して過ごしてた頃、古葉さん招聘してくれないかなと願ったものでした。
    東京国際大学での古葉さんの教え子、伊藤和雄投手も今シーズン限りで戦力外は残念だったことでしょう。
    心よりご冥福をお祈りいたします。

  4. TJ風船
    Posted 2021年11月17日 at 09:12 | Permalink

    古葉さん=強いカープのイメージ。ベンチに映る半身の姿。温和に見えて鉄拳も辞さない熱い人と高橋慶彦さんがおっしゃっておられました。初優勝の画像、「我々は本当に優勝したんでしょうねぇ?」カープファンじゃなくても込み上げるものがありました。
    我らが江夏さんも優勝を経験したのはカープでしたね。あの日本シリーズはドラマがあり、江夏さんが水沼さんに抱きついたのと古葉さんの胴上げが忘れられません。虎にもカープ経由で沢山名選手が来ました事、大学から伊藤和雄を獲得出来た事、諸々感謝致します。
    御冥福をお祈りいたします。

  5. 虎轍
    Posted 2021年11月17日 at 10:13 | Permalink

    古葉監督に合掌。
    古葉監督が広島を強くしたのは間違いないですね。
    古葉監督のイメージはベンチの片隅でグラウンドをチラッと覗き見をしてる感じでしたね。
    目立たぬように。
    走り込んで足腰を鍛えて守備も良くする。
    今のタイガースがやらなアカン事ですね。
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  6. こうさん
    Posted 2021年11月17日 at 11:00 | Permalink

    名監督の訃報を聞く度に思い出が甦る。矢野監督にも、そんな監督になってほしいな。古場監督お疲れ様でした。

    昨日のコメントに「原口改革、なんだそれ2」と書いた。もちろん生き残りたいという気持ちで外野の練習を始めた原口を否定するつもりはない。俺が気になっているのは、原口が外野の練習をしなければならないという状況が生まれたこと。すなわち「梅野の残留は規定路線」なんじゃないかということだ。正直、残ってくれるのは嬉しい。けどギリギリまでドキドキしたいし梅野の悩みも感じたいし梅野の決断も見たい。他球団の評価を聞くことで梅野自身に足りないこと、タイガースに足りないこと、まだまだ自分は伸びるのか分かることもある。どうか原口の外野挑戦が梅野残留のフラグではありませんように。

    誠也がメジャー挑戦。迂回して読売入団は、もう勘弁。

    リーグ制覇だけが全てではない(今季は俺の中で全てだったが)。矢野監督に求めたいのは中身。「結果、優勝できた」は味わいたくないな。意味のある勝ち方、意味のある負け方、選手が心から優勝を喜ぶ姿に俺は熱くなる。

  7. Posted 2021年11月17日 at 17:52 | Permalink

    ・打って走って守れる選手を選手を鍛えることで揃える
    ・資金力が乏しい球団でもそれはできる
    ということを示された方だと思います
    脇を固める山崎隆造(1404安打OPS.747)長内(632安打OPS.746)長嶋清幸(1091安打OPS.746)とかも素晴らしいんですよね
    達川(895安打OPS.662)も捕手であることを考えるとたいしたものなのではと思います

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