出ればマルチ、殊勲打連発だった糸原。ケガは右膝靱帯損傷。「断裂」でなかっただけよかったのか、医学的なことはわからないが、無念なことだろう。しかし、それで未来が確定したワケじゃない。その間にも育つ部分は育つし、強くなるところは強くなる。必ずもう一度、ツモ番は回る。一発で引け。
ちょっと活躍したくらいでチヤホヤされて、すっかり「勘違い野郎」になってダメになる――これが、「阪神の若手が育たない理由」とされていた。
ある意味正しいがモノゴトの本質ではない。阪神の若手が育たなかった理由は、本当に主力になり得る素材をスカウトできていなかったことと、やらせるべき練習を計画的にやらせることができなかったからだ。つまり、育たない人材を育てなかっただけのこと。チヤホヤはその致命的な状態をさらに悪くするオマケ。
時代は変わり、スカウトも育成も相当良くなった。ところが、飛躍すべき若者がスコーンと突き抜けてくれない。これは何か。「勘違い力の低下」のような気がする。
若い人は勘違いして当たり前。勘違いが突き抜ける原動力になることもある。無敵感を覚え、どこまでも上手くなれると感じ、今が最高に伸びている瞬間だと信じる。何の根拠もない自信は若さの特権でもある。
あんまり「けしからん」「まだまだ」「だからダメ」ばかり言って、型枠をはめるのは愚かなこと。今は昔と違うのだから、「もっと勘違いせーよ。オマエすごいんだから」と言ってやりたい。
今日からはなんか派手なヤクルト。高校野球も派手な神宮球場で。地味でいいから堅実な野球をやろう。
コメント
糸原は長期離脱になりそうですね。もっとも旬な状態だっただけに残念です。プロ一年目で一軍にずっといる中、慣れないショートで疲弊してたのでしょうかねぇ。まだまだ先のある選手、焦らずしっかり治しつつ弱点の強化に取り組んで、今度一軍に戻ってくるときは一回り大きくなって帰って来ればいい。
勘違い力の低下。あると思います。
タイガースはマスコミに取り上げられる機会が多いですが、口やかましいOBも多く居ます。ちょっと打てなくなったり、ミスするとやたらアドバイスをくれたりします。この前、不振に苦しんでるスワローズの山田が、「たくさんくれるアドバイスを聞き流すのが大変です」と言ってましたが、若虎達もまともに受け取り過ぎて消化不良になってるのではないでしょうか。
この辺りが、勘違いしたまま飛躍的な成長を遂げるのを、阻害してるような気がしてなりません。管理されないと出来ないタイプもいれば、ノビノビ好きなようにやらせたら実力以上のものを発揮できるタイプもいる。そういうタイプの方が、大物になったりするかも知れない。いずれにせよ若虎達の可能性を大きく伸ばせる環境を作り出してやってほしいものであります。
昨日の文章のタイトル「叩き潰される」じゃなかった。そう。タイガースは潰されちゃいない。
「いま・むかし」といえば暗黒時代を思い出した。あの地獄の中で「首位攻防戦」なんか遠い夢だった。若手に希望を託すなんて夢のまた夢だった。戻りたくないが忘れちゃいけない時代。そう考えると「2位にいるタイガースに文句を言えている」今が、なんて幸せなことか❗昨日の皆さんのコメント「怒り、寂しさ、複雑、希望」色々な感情が表れていた。感情を出すことさえ通り越して笑ってしまった(自虐的に)暗黒時代。欲張りだよね、人間って。
「ファンが匙を投げて、どうする❗」というコメントがあったが、まさにその通りだと思う。暗黒時代、匙が何本あっても、匙を何本投げても翌朝になると枕元に新しい匙が置いてあった。あの時にファンをやめなかったんだから大丈夫。
来季の為に今がある。ネガティブだが今のタイガースじゃCSでは広島に勝てない。ペナントを広島から奪っての優勝が見たいんだ。自分で「優勝するなら金本3年目」と言っていたんだから現状に悲観することはない。
更に強くなった糸原が帰ってくるはず。糸原の想いを背負って北條がガムシャラに躍動するはず。そんな北條に触発されて原口と高山が目覚めるはず。
和田政権の時にトラオさんが使っていたワード「思考停止」には、まだなっていない。「試行錯誤」なら大歓迎。今日のスタメンが楽しみ。原口が座ってるかも。
こんばんは。いつも楽しみに読ませていただいております。コメントを取り上げていただきありがとうございます。
仰る通りにあの頃はサジが何本あっても足りませんでしたね。日本中のサジが無くなり緊急輸入(緊急補強も炸裂)するのではと噂になってましたね(笑)。
TJ風船様ありがとうございます。今日は匙の代わりに笹を持って応援したい気分でした❗「フェンスを越えるイメージが沸かなかった」とロジャースにコメントした自分が恥ずかしいです。秋山の完封が見たかった❗
右膝内側側副靭帯損傷(MCL)。
これが糸原の診断名。
どの程度の損傷かは本人でもないし、MRIの画像を見た訳でもないので軽々に
断言できませんが、長期の治療が必要なのは間違いなさそうです。
基本手術は必要ありませんが、前十字靭帯や半月板の合併損傷がない事を今は
祈りたい。
一日も早い回復を願いたいのですが、決して焦らず完治を目指して欲しい。
「勘違い力」
時代なのかもしれないけど、どこか皆優等生的で周囲に隙を見せまいとして
いるようにも見えます。
昨年、北條・高山・原口と言った若手が、将来を見込まれる活躍をしながら今年
それぞれ要因は違うのでしょうが、もうワンステップ上がり切れていません。
若手が伸びる瞬間、首脳陣は当然次の到達点を期待する。
選手としてのタイプだったり、具体的な結果の数字であったり。
伸び悩みは、その期待や数字に縛られ過ぎているのではないのでしょうか。
あるいは全てのアドバイスを聞き過ぎている様にも見えます。
そんなプレッシャーに負けてるようでは、プロで生きていけないと言われるかも
知れませんが。
それを振り解くには「俺ってすごくね?」っていう勘違いや思い込みの強さだと
思いますよ。
過去の成功を収めた選手は例外なく、この「自意識の強さ」があります。
それが我が道を行く自我の強さや、物事に動じない気持ちの強さに繋がって行きます。
勿論、身体能力や野球スキルの高さ、柔軟な判断力が備わっている事が条件ですが。
所謂「プロ向き」と言われる選手の判断もスカウトの大事な仕事。
いくらアマで好成績を残せても、そこの部分が欠けていると大成は難しい。
良い勘違いのできる子がドンドン増えて行くと良いですね。
7月に入って未だ勝ち星のないスワローズ。
引き分け一つを挟んで13連敗中とか。
その前に勝った試合は・・・阪神戦でした(6/30甲子園)
その試合の先発はブキャナン、今日の先発投手。
ちなみにこのブキャナンは、セリーグから3勝挙げているのですが、それが全て
阪神戦。
また阪神にだけ強い投手か・・・
なんか、連敗ストップの材料が揃っててイヤだなぁ。
藤浪、髙山、原口、北條など、今迄調子良かったのに今年は何故?
私の想像ですが、皆、真面目過ぎてOB、先輩のアドバイスを聞きすぎ、ああでもない、こうでもないと自分の本来持っている良いものを見失って行っているのでは、と思ってしまいます。
競争の激しい世界、焦りはあるでしょうが、自分に自信をもって少しは発散して遊びも覚え、練習との切り替えが必要かと思います。
「甲子園で活躍しました」「○○大学でキャプテンはってました」は、それだけ素質があるということです。勘違いして当たり前です。でも、その素質を伸ばしていけるかどうかは本人次第。
たまたまテレビでG坂本が言っていました。
自分から、これと思う人に聞きに行く、指導を乞うということを今の選手はしない。そのことは大切なことだと。
嫌やったけど、成程と納得しました。G坂本は守備もバッティングも上手くなったものね。
今日のブキャナン。
臆せずに行って欲しい。
中日のジョーダン、バルデスだって攻略できたのだから。
秋山、信じてるよ、頑張れ!
スカウトとコーチの責任のなすり合いは昔から続く永遠のジレンマ。
どちらも謙虚に自省する度量が必要。
まあ、でもいちばん謙虚であるべきなのは球団フロント。
タイガースのユニフォーム着せた責任をすべて受け止めなければ。
隣の芝生の青さを羨んでも仕方ないけどさ、丸、菊池、鈴木らを一から育て上げたカープを見ていると、タイガースに足りないものが見えてくる。
それは一言で言うと『覚悟』。
すぐに結果が出せなくても、球団が引き受けた選手と心中できる覚悟。
その覚悟がタイガースにはあるのか?
あるならもっと選手を信じろ、と言いたい。
育たないから、教えたがるOBが出てきて、あれこれと、色々な指導を勝手にする。
色々な指導をされて、何がええのか分からんようになり、またもや不調になる。
パニックに陥り、病んでしまい、自信を無くすという負のスパイラル。
今の藤浪や昔の安達、打者では的場寛壱が代表例ですね。
今は金本監督のキツい指導や掛布さんの的確な指導で、回復出来たりしてますが、それを忘れて継続出来ない選手も居ますが、またちょっと指導をされると打てるようになる。
それが陽川や良太。投手力の違いはありますが、二軍では結果を残せるが、一軍では出来てませんね。
活躍を期待されてるのにプレッシャーに押し潰されてるのかもしれませんね。
今日から連敗中のヤクルトですが、苦手のブキャナンが先発。なんでもかんでも止めてしまう阪神タイガース………
別に今日は止めんでええんやで!
明日も明後日も止めんでええんやで!
連敗記録を助長したったらええんやで!
頑張れ秋山!勝とうぜタイガース!