阪神勝ち広島負けで、広島のマジックがまたまた消滅、阪神の自力優勝がまたまた復活。これは、広島は残り22試合で「隠れマジック」が18、一方の阪神は残り26試合で「隠れマジック」が26ってこと。
「だいぶ押し詰まっているから、6.5ゲーム差もあれば大丈夫よね?」……そう思っていたよね、2008年。首位が勝ったり負けたり足踏みしていれば、大型連勝一発で追いついてしまうのだ。まだまだ全然あるであるで。
なんと、そのための秘密兵器が昨年日本シリーズで広島打線を抑えたメンドーサだとか。ハムをリリースされてウェーバーで獲得、即使う運びという報道。小野を抹消して、来週の広島戦は誰が投げるのか?と思っていたら、まさかのメンドーサ?うまくハマってくれると楽しいんだけどなぁ。
そりゃ出てくる先発投手には、素晴らしい投球をしてもらいたい。だけどゼイタクは言えない。最低5回まで「勝ち負け」になるピッチングをしてくれたらいい。岩田にはもう一歩突き抜けてほしいけれど、まずは試合を作ってくれて助かった。
球児坂本のバッテリーは、荒木への初球が悔やまれるなあ。「小粒系」が必死で食らいついてこようという局面。食らいつこうにも食らいつけないような球で1ストライク目さえ取れていれば……。直前のリベロを三振させた高めの直球が素晴らしかっただけにね。
7回の桑原、10回の髙橋は、よく一死三塁をこらえた。守備も落ち着いていた。
原樹の投球は非常に良かった。阪神は完封負けしてもおかしくない、そんなピッチングだった。よう勝てるだけの点を取ったと思う。
実際、1回表は糸井の内野安打を上本が綺麗に送って3番スタメンの大山が外のフォークに泳がされながらも、最後にヘッドだけシャっと走らせ、三遊間ど真ん中に転がすヒット、1点先制。
3回は二死から上本が四球を選ぶと二盗成功、大山今度はインローへの速いシュートに詰まりながらも、力で押し込んでセンター前に落とし2点目。
山田のホームランで勝ち越された8回ウラは、先頭坂本への代打伊藤隼太が長打を警戒させてストレートの四球。打席での風格でもらった感じ。隼太への代走が小野に代わって登録された植田海。続くマテオへの代打梅野が送りバントを決めて一死二塁。打者糸井となったところでヤクルトは原をあきらめて2番手松岡を投入。簡単に2ストライクに追い込まれたが、粘って見送って(中にはストライクと言われても仕方ないような球もあったが)四球をゲット、さらに2番上本も低めの変化球をしっかり見てフルカウントから四球で一死満塁。
いつ満塁ホームランを打つかと注目して見ている大山にまた満塁のチャンスが回り、イメージを膨らませていたが、カウント2-2からの5球目、外の直球を外野へ、しかしやや浅く、定位置手前。しかし高代コーチの「行けーーー」の声もろとも海が突っ込む、送球カットでクロスプレーにもならず生還。ここは足のスペシャリストを見込んだギャンブルに勝った。
これで大山は3打点目。ベンチメンバーを含み、役者たちが得意技を持ち寄ってノーヒットで奪った貴重な1点で同点にした。
試合は突然終わった。まさにサドンデス。10回ウラ二死、糸井のカウントは1ボール2ストライク。ヤクルト4番手近藤が投じた4球目、気持ちの入った直球ではあったがど真ん中に寄ったところ、糸井が理想的なスイング、理想的なポイントで球を捉える。
そのスイングでそのインパクトで、その角度に上がれば、フェンスを越えてはるか遠くまで飛んでいく。瞬時にそんな計算が成り立つ打球。糸井はフォロースルーをとりながら、気持ちよさそうにバットを放り、打球の行方を目で追った。
ホームに帰ってきた糸井を、水を手にした選手たちが祝福する。今日もまた金本監督がヒーローを満面の笑みで讃える。
糸井の長いキャリアでサヨナラホームランは初めてだという。終わってみれば、このホームランがチーム4本目のヒット。仕掛け、小技、一発を使って、わずかなヒットで点を取る。
本当に苦しい試合をよく取ったね。
コメント
苦しい試合でしたが、良く勝ってくれました。糸井の打球が上がった瞬間、テレビの前で「行けー!」と絶叫しました(笑)。
ここぞの場面で試合を決める一打を打てる。糸井が阪神に来てくれて良かったです(*^^*)。
糸井に美味しい所を持って行かれましたが、2安打3打点の活躍を見せた大山もグッジョブでした。ルーキーながら選球眼も悪くないし、首脳陣の起用に応えていますね(*^^*)。
今日の先発は秋山です。打線は早めに援護してスッキリと勝ちたいですね。
メンドーサ獲得にはかなり驚きましたが、エースメッセ故障の非常事態なので、やれる事は何でもやればいい。個人的には今季だけを考えればエエ策と思います。
toraoさんの「まだまだ全然あるで」信じていますww
ゲームの方、ヒーローはサヨナラHRの糸井・3打点の大山ですが、影のヒーローはタッチアップの植田!
さすが「脚のスペシャリスト」速いですねぇ!!
昨夜は継投の失敗でゲームがもつれてしまいましたが、先発投手はもう少し踏ん張ってくれないと、さすがの桑原・マテオ・ドリスもパンクしてしまいます。
とにかく先発投手は最低でも「7回までは投げ切る」強い気持ちを持って投げてもらいたい。
まずは一番完投能力のある秋山から頼む!
原樹里を打ちあぐね、球が全盛期に近く見えるほど走ってた球児が、伏兵荒木に打たれ、負けムードが充満してた中、よくぞひっくり返しました。
岩田は序盤フォーシームが走って、今年のニュー岩田スタイルで良かっただけに、6回は残念でした。球数は80球程度でしたが、バテが来てたのかな?あの回を投げ切れば逃げ切り勝ちも見えてたし、なんとか粘って欲しかった。好調はキープできてそうなので次のカープ戦?でも頑張って欲しい。
桑原も高橋も頑張ってた投げてたけど、疲労度はかなり大きそうですね。出来れば週一で完投勝ちか大差勝ちで完全休業日を作ってやりたいところ。そういう意味では今日の秋山登板日が一番可能性がある。序盤大量リードでスワローズの士気を下げて完勝してやりましょう。
メンドーサについて。ファイターズは商売上手ですねぇ。MLBに倣ったやり方は、ここ日本では賛否両論あると思いますが、球団経営を健全に行えるなら、私は「有り」と思います。この話ってやはりメッセ離脱後水面下で進んでたんでしょうかね。
来るのならウェルカムで頑張って欲しい。
本音は若手に穴埋めしてほしいところですが・・・
糸井が意外にもプロ初サヨナラホームランで接戦に終止符!
追いつかれはしたけど甲子園であることと元気のないヤクルト(特にバレンティン)だったことで不思議と負ける気がしませんでした。
とはいえ桑原も高橋も一打勝ち越されのピンチをよくしのぎました、さすがです。
打線もいくら原樹理がよかったとはいえ糸井、大山の2安打ずつでよく4点取りました。
上本の送りバントと盗塁成功、代打梅野がきっちり送る、植田が浅いフライで余裕のタッチアップ!と阪神じゃないような効率のいい攻めで4安打4得点で勝ちにつなげました。
今日は打線爆発と行きたいところです!
バヒューン!って音のしそうな糸井のサヨナラ弾。
アーチと言うより弾と言う表現がピッタリ。
かの国からのミサイルは勘弁だけど、こんなのなら毎日でも大歓迎。
岩田がねぇ・・・。
5回まではチョコチョコとランナーを出しながらも、粘り強く丁寧に抑えられてたけど
5回の途中からスライダーが抜け始め、投球の幅が急に狭くなった。
6回先頭は坂口からで、この回乗り切ってくれよと思ってましたが、坂口・山崎には
綺麗に打ち返されてました。
球児はリベロを真っ直ぐで三振に取ったのは良いけれど、そのままのノリで荒木に
簡単に行ってしまいましたね。
キャッチャーの感覚として、真っ直ぐが走ってると言うのがあったと思いますが、
バッターに真っ直ぐ一本に張られましたね。
あの辺はバッテリーとも慎重さが欲しかった。
この2戦、連勝できたのは良いんですが、打線全体として余り褒められた状態じゃ
ないですね。
4安打4点と効率よくは見えますが、2勝9敗の投手にあそこまで梃子摺っちゃあね。
そんな中、今シーズン初登場の植田海の足が光りましたね。
第1戦の時もあれ?っと思ったんですが、相手センター山崎の肩をタイガースは
分かってましたね。
ここ1点、と言う時に大きな武器になりそうですよ。
ここに来て元日ハムのメンドーサ投手を獲得とか。
阪神ファンには、今年岡崎にプロ入り初ホームランを献上した投手と言えば記憶に
新しいと思います。
決して三振をバンバン獲るタイプでなく、どちらかと言えばボールを動かしてゴロを
打たせて取るタイプ。
大体良い年も悪い年も防御率3点台後半。
勝ち負け以外は例年数字に変動の無い、良くも悪くも安定した投手です。
早速3日の中日戦だとか、週明けの広島戦だとかの登板が予想されてます。
日ハムでは「メンディ」って呼ばれてたそうです。
シーズン終盤からポストシーズンでの戦力になってくれれば嬉しいですね。
9月後半にある広島戦。その時どれぐらい広島に迫っているか。ベイとは残り8試合。上も下も気にしながらの9月。「上に追い付く❗」という強い気持ちと「下に追い付かせない❗」という強い気持ち。バランスを保ちながらの1ヶ月。「上だけを見てれば追い付かれない」という甘い状況は望めない。メンドーサの補強には、意外と爆発力が潜んでいる。
外国人が7人。キャンベルは(来季)厳しいがメンデスには、もっと頑張ってほしい。「桑原を休ませる為に藤川」がギャンブルになってしまっている。明らかに疲れている桑原、かなりシンどそう。
なぜ打たれてしまうのか。坂本球児には「上を向いて」研究してほしい。
ありがとう糸井❗
岩田も5回まで…
何とか6回持って欲しいですね。
球児はあの状態で2点止まりは上等だと思いました。
桑原、高橋は3塁まで行かれたのによくぞ粘ってくれたと。
「良かった~!」と天を仰いでの桑原の声が聞こえそうでしたw
高橋も「しんどかった~!」とでも言ったのかな。
本当にご苦労様でした。
それにしても打てませんでしたね。
しかし、大山は良い素質を持っているのでしょうね。
最近はチャンスで大山に回ると、つい期待してしまいます。
最後は嬉しい糸井のサヨナラ大ホームラン。
今日は秋山、中継ぎが休めるようにお願いしたいです。
昨日のゲームは大山、ええ選手採ったわ。鳥谷、ボテボテゴロを回り込んで送球を見据えた捕球とはサードの守備が上手く成ったなぁ。海、ホンマ見てて嬉しくなる選手やわ。糸井、ヤッパスゲェ。というのが感想です。
そして球児。球児のこの3年って、独立リーグや先発、ビハインドゲームの登板と役割や立場を変えて一般的な評価では衰えて尚チームに貢献みたいな感じで言われてますけど、本人やチーム内では再生へ向けた長期計画のリハビリと調整なんじゃないかと思いました。だってあのポジションは本来若手の成長のための枠ですから。
そして昨日のリベロには完全に火の玉ストレートを意図して投げてますよね。全盛期後半でも意識的に飛び跳ねるステップをして火の玉ストレートをフォームによって作り出してました。昨日もリベロに対してだけはそれでした。
惜しむらくは火の玉は試運転なのか後続には普通の投法でのストレートで、捕手が知らないのか理解してないのか好調ストレートに頼る配球をして、案の定、上に伸びなければ内に滑るシュートに成ってしまい、ストレートに打ち負けないようにタイミングを絞った右打者に外角からバットの軌道に吸い込まれるようシュートしてギリギリ拾われてしまいました。アレって完全にバットの先っぽだったけど遅れてくるバットの先に面が合うようにシュートの角度で入ってくるからバットの芯はフルスイングでセンター向いていても先だけインサイドアウトみたいになってインフィールドに飛んでしまったと見ました。
あれさえなければ球児だけでなく岩田の評価も上がってただろうに。
まあ、それさえも糸井の(物凄く意外な)初サヨナラHRの伏線と見ればナイスゲームです。
采配はともかく現首脳陣は星野も岡田もなし得なかった、例年夏の終わりとともに垂れてくるチーム力を上手く選手を差配することでこの時期にして闘える駒を例年以上に多数揃え、戦力をキープ出来ていると思います。
足のスペシャリスト植田海がきっちり仕事をしてくれましたね。あの浅い飛球で、植田海なら行けると思ってましたが、ホンマに行って生還してくれましたね(笑)
球児はリベロを三振に斬って、一瞬のエアポケットに嵌まってしまった感じでしたね。三振のあとにスーッと入ってしまったら、打たれたみたいな。完全にストレート狙いでこられてましたね。
大山は確実に成長してますね。バットコントロールもよく、スナップも強くなってますね。去年のドラフトの時には「なんでドラ1で大山やねん!」と思ってましたが、ドラ1に相応しい活躍になってきてますね。
最後の仕上げは糸井でしたが、完全に狙い撃ちのスナイパーですね(笑)
今更やが阪神に来てくれてありがとう。
今日は秋山がしっかりイニングを投げて、疲れてる中継ぎ陣に休養日を与えてやってください。それには打撃陣の奮闘、大量点が必用です。
12勝目を掴みとれ秋山!今日も勝ってくれタイガース!
メンドーサ獲得には正直驚きましたが、取れる策はとるべきやと思います。これで活躍してくれたら、来季日本人扱いになるメッセンジャーのかわりになる外国人として期待出来そうですね。
試合は糸井の打球は凄まじかったし、フォームがカッコイイ。もっと我々ファンを喜ばせてほしいですね。
昨日は遅く帰宅してほんの30秒ほどスポーツニュースを見ただけなんで意見のしようがありませんが、糸井HRのフォロースルーの後の「へんし~ん!」ポーズがことのほかカッコ良かった。
カープとの6.5差があと2ゲーム縮まったらワクワクするんだけどな。
メンドーサ獲得ですが。
来シーズン、メッセが外国人枠は外れるのを見込んで、とりあえず先発できる外国人投手を一人キープということでしょうか。
まま試合は作れる投手ですから、先発投手難の投手陣にあってはありかも。
いわほーさん
メッセが外国人枠外れる規定を満たすのは来年途中なので、実質的に再来年から
となります。
あ、そうなんや。
てっきり来年は日本人になってネギも納豆も難なく食べるものとw
ラーメン大好きランディさん ですけどね(笑)