新年にあたり、昨年11月に就任した斉藤コミッショナーがスポーツ紙の取材を受けている。
NPB斉藤新コミッショナーに聞く 経済畑の知恵生かし実りある再分配を(スポニチ)
NPB斉藤惇コミッショナーの振興論、プロ稼ぎアマに還元 「球界を元気に」(報知)
相撲協会の話題などで、組織の統治があれこれ言われる。内と外に線を引いて、利権を内側に留めたいと思った瞬間から組織は腐る。どうすれば腐らないかを考えられる人がいるかどうかが重要になってくる。
ビジネスとしてのプロ野球を機構としてテコ入れする。そのために実業界からコミッショナーを迎えた。気になるのは78歳という年齢だ。
しかし、「どうしようもない」と言われていたバスケットボール協会の統治をみごとに再構築した川淵三郎氏は斉藤氏より3つ年上。活力を上げ、専門性の高いことは専門家に自由にやらせることが仕事なので、健康ならばトシは関係ない。
とはいえ、将来のために若い世代が推進力とならなくてはならない。新日本プロレスをブシロードが再生した例、「ほぼお手上げ」だったベイスターズをDeNAが再生した例もある。中堅・若手の実力ある経営者が、スポーツエンターテインメントビジネスに関わってくれば、景色はどんどん変わってくるはず。
NPBに優秀な人材が集まるようにする。そのための統治をどうすればいいか。各球団から求められて就任した新コミッショナーの課題は、各球団の「我が身大事」という自分勝手をいかにして抑え込むかになる。
コメント
全ての元凶は、12球団オーナー会議>日本プロ野球機構と言う力関係の構図。
まずここを打ち破らないと、何も始まらない。
生臭い話ですが、具体的に言うとお金ですよ、お金。
何故、MLBの機構があれほどまでに権限を行使できるかと言えば、動かせる
お金の量が桁違い。
卵と鶏の話になりますが、お金と権限はセット。
何か物事を動かせたいとアイデアや頭脳が集まっても、実際に事が動くのは
お金の力。
マーケティングのシステムが全く違うので、比べようもないのですが、未だに
NPBの各球団は我田引水のスタイルが強い。
何でもアチラばかりを褒めるのは気が進まないのですが、ことビジネスに関しては
完敗を認めざるを得ない。
勿論、市場の広さを考えると金額の多寡は仕方ないにせよ、ヒントはそこかしこに
転がっているはず。
我々だけが儲かればそれでいい、と言うビジネスはいずれ破綻が来る。
そうならない為にも、市場の再構築と金の回し方を今からNPBにはアイデアとして
溜め込んでおいて欲しい。
後手に回った時に、取り戻すのは非常に困難なこの世界。
シッカリとしたロジックで、リーダーシップを発揮して欲しいですね。
コミッショナーに若い人材を希望するとなれば、そこは野球界に精通してて、選手会の会長も務めた古田敦也氏が適任でしょうかねぇ…
ホンマなら政財界にも野球界にも精通してる星野仙一氏が適任やと思ってますが、それなりに年齢は高いですからね。
岡田彰布って選択肢もありますが、最後にメチャクチャにしたれ!って言うかもしれませんからね(笑)
まぁ今回のコミッショナーがどんだけの手腕を発揮してくれるか、しばらくは静観しときましょうかね。
toraoさんから「新日本プロレス」の名前が出るとは!!
あの10.9(1995年)のチケットを取れず東京ドームの外で試合後に漏れる勝者の入場テーマ曲で勝敗を知り一喜一憂した自分としては、語らねばなるまい(笑)!
この「10.9(Uインター対抗戦)」こそカリスマ=アントニオ猪木から続く新日本ストロングスタイルの極みであり、人気も絶頂を迎えました。
しかし、後のガチ格闘技ブームにより、新日のこの10.9路線が新日自体の首を絞める事となります。
そして、それは新日のみならずプロレス全体がどんどん衰退してしまいました。
その古いやり方から脱却できず10年以上低迷していた新日本プロレスを救ったのがブシロードのエンタメ路線!
若いイケメンのオカダカズチカというニューヒーローの起用は当初こそ拒絶されましたが、その「華」のある戦いに古いファンはもとより、新しい女性ファンまで取り込み、新日本プロレスは見事に立ち直りました。
大変脱線しましたが、ベイスターズのやり方も「エンタメのプロ」がファンサービスの革命をし成功した事は似ていると思います。
斉藤コミッショナーも、「スポーツ=野球」だった我々昭和世代だけじゃなく、平成世代以後の人達にも、野球が受け入れらるスポーツであり続ける為の努力、各球団への統率を怠らないで欲しいです。
我々「固定客」だけじゃなく「新規客」の開拓を!!
虎ジジィさんの10.9の語り、熱い!
オープニングが永田・石沢(カシン)vs金原・桜庭でしたっけ?
ちなみに、永田のお父さんは千葉の成東高校の野球部監督で、中村勝広氏を
指導したとか。
最近、とある生命保険会社が幼稚園・保育園児と小学生に将来なりたい職業
のアンケートを取ったらしく、その中で男の子部門で野球選手は2位になったとか。
まだまだ野球も捨てたもんじゃありませんね(1位は学者・博士だとか)。
西田辺さん、毎夜です。さすがの豆知識!
自分はもう「10.9」に関しては一晩でも語りたいぐらいですは!
しかし こうさんが中に入れていたとは悔しいなぁ(笑)
。
あと、小学生とかの なりたい職業の上位に野球が入っているのは嬉しいですが、確か「ユーチューバー」とかも上位に入っている事が我々昭和世代には理解し難いところでもあります。頭を柔らかくしないとダメですね。
誤解を恐れず言わさせていただきますが、NPBは読売ありきの構図を変えない限り、枝葉が変わることがあっても根幹が揺らぐ事はないと思います。
西田辺さまも仰ってますが、財布の紐を持つ人でなければ何も変える事は、出来ないし変わる事もないと思います。どれ程優秀な人材であっても、どれ程広い人脈を持っていたとしても、お金が動かせなければ実権は握れません。読売が未だあれだけの発言力を持つのは、昔ほどでないにせよ今でも№1の集客力・売上高があるからでしょう。マスコミ媒体である事も大きいかと思いますが・・・
でも今やソフトバンクが一大勢力となりDeNAが新風を吹かせつつあり、この構図も変わりつつある様には見えます。ここを潮目と定め抜本改革を行えば、コミッショナー主導の組織としてあるべき姿にも変貌することも可能だと思います。やはり問題は誰が音頭を取るか、どんな団体が後ろ盾に立てるかだと思います。球界に顔が利き経済界にも人脈のある求心力を持った人。よほど限られた形になってしまうでしょうね。あとはどの球団にも限りなくニュートラルで居れる存在である事。・・・こんな人居るんかな?
女子プロゴルフ界でも今年から放映権料を、スポンサーが協会に一律1000万支払うする方針を、急に立ち上げたことで紛糾していますが、やはりお金が絡んでくると調整事は難易度が増加します。こちらはどうも下準備が足りなかった事が原因みたいですが、こういった事例を他山の石とし改革を推し進めて欲しいものであります。
トラオさんから「新日本プロレス」の名前が出るとは❗(虎ジジィ様から引用)。それだけ、今の新日の隆盛がトラオさんのアンテナに引っ掛かってるということ。地上波では正月SPの視聴率が振るわないという現実があるから、まだまだ伸びる可能性がある。
同じプロレスという競技(格闘技)をしていても現状はピンきり。新日がトップだが底辺の団体では「選手よりも追い掛けてるマスコミの給料の方が高い」という現実。「今でも女子プロレスって、あるの?」という状況が野球界の未来にならないことを願う。
新日の現状は「カープ女子」に似ている。「業界を盛り上げる」と言いながらも…である。ソフバンの契約を見てると、タイガースは優勝したときに「1億円プレイヤーを何人ぐらい産み出せるのか」不安になる。親会社の資金力の違いで片付けられたら選手は、やるせないよね。「プロ野球は金になる」と他業種に思ってもらえる日は来るのかな。「優勝の価値を上げない」球団は優勝が遠いのかな。
虎ジジィ様がドームの外にいられたとは❗俺は…中に居ました(スンマセン❗)。あの盛り上がりは「業界の切り札」であり「最後の一手」でもありましたね。ターザン山本を「業界から追い出す❗」という目的で一致団結しましたが追い出したら潰し合い。U インターを潰した新日がUインターにいた高田と桜庭のPRIDEに苦しめられるという因果。ブシロードの経営戦略よりも「猪木が新日本を手放したからこその隆盛」だと思うのです、俺は。
あのドームは熱かったですね。佐野のトペに驚き、健介の敗北に苛立ち、高山の可能性に脅威を感じ、やはり武藤の勝利に爆発し、長州の「俺をキレさせたら大したもんだ」が生まれ…。安生のインタビューでターザン山本の笑い声が聞こえていました。あれが決め手だったと思います、長州を、新日本を怒らせた。
昨日のジェリコVSオメガだけを観るために新日本を観るための契約者が世界で数万人も増えたらしい。嬉しかったねぇ。