今年の箱根はいろいろ激しいねえ。
激しいといえば、阪神のポジション。多士済々という状況だが、センター狙いのドラ1近本と、ショート狙いのドラ3木浪がキーになる。
この2人は、たぶん自分が1年目から活躍して、レギュラーを獲って、さらに新人王を獲得するものだと思っている。
そう勝手に思い込んでいる選手は珍しくないが、オールドルーキーである彼らの思いは少し違い、自分の到達点を冷静に見定めている。
高校時代、大学時代に差をつけられていた同世代の選手がNPBなどで活躍するのを見ながら、焦らずにじっくりと力と自信をつけてきた。
すでに戦ったことのある社会人の選手たちが実際にNPBでどれだけできるのかを見てきて、それを尺度として自分がやれるであろう姿を思い描いている。彼らの自信には、ある程度の根拠があるのだ。
新人合同自主トレのスタートは間もなくだ。
コメント
二遊間とセンターはどんぐりですからね。一気に突き抜ける選手が出てくると良いのですが。
駅伝は5連覇を目指す青山学院大学が、往路で苦境に立ち、
大学ラグビーでは、帝京大学の連覇が9で止まった。
戦力が一定年度で入れ替わる学生スポーツで、長く王者で
いることは難しいですね。
大学生や社会人は、先にプロ入りした先輩や同級生がある程度
自分の稼働への物差しになる。
あの人があそこまで出来るなら、あいつが苦労してるなら…
そんな物差しがある大学社会人の選手と、全く物差しがない
高校生ルーキーでは、プロ入りへの意識も違うでしょうね。
まぁ、高卒ルーキーの多くは体作りが主体の一年目になる
事が多いので、具体的な目標も挙げにくいでしょうけど。
ただ、物差しだけでは全て判断できない所が難しい。
判断基準の上を行く活躍をして欲しいですね。
早く選手が動いてる姿を見たいですね。
今年のタイガースはやってくれそうな気がします。(毎年そう思ってますが。)
木浪は北條、植田、熊谷、鳥谷のショートに割って入れるのか?
近本は盗塁王を獲得して新人王を獲る!って宣言してますが、そこを有言実行出来るか?
近本がそれを出来たなら、タイガースの優勝もありえますからね。
新人選手がワイワイして、ベテランが見届け、中堅層が飛躍してくれればええですね。
箱根絡みで言えばやはり選手起用の難しさを感じましたね。
母校のことで恐縮ですが、いきなり一区に高校時代実力のあった一年生を起用しそこそこの順位は確保したものの、主力選手が大会直前に怪我した影響もあったでしょうが、後から思えばそこじゃなかったのではと思えてきまして・・・。
その一年生はとにかく腕時計ばかり見て走っているんですよね。
君は一体何と戦っているのかと・・・。
彼の心理を想像すると、まずは一区だから確実に上位は確保したいということが一番だったでしょうが、一年生に求められることは堅実さより寧ろ思い切りだと思うのですよね。
タイム指標が一万メートルしか出てないので他選手との比較は難しいですし、高校時代は20kmという距離はあんまり走ったことがないはずですから、彼の中で頼りとしたのはラップでありスプリットであったのではないか・・・。
野球でも自分の実力を出すのか実力以上のものを出せるのか、実力の一部も出せないのか、競技は異なっても(本人次第のことではありますけれども)、起用方法やタイミングによってその時の結果ばかりではなくその選手の将来が大きく変わってしまうことは往々にしてあるのではないか?と改めて感じた次第です。
金本の新人起用ははとても厳しい場面が多かったです。
勿論期待と共に送り出していたのでしょうが、細かい配慮というのが全くありませんでした。
選手の気質がどうこう言う前に、選手が実力を発揮できる環境づくりというのを矢野監督にはお願いしたいですね。