まあ、シャレのうちだと思う。でも、その中にチラリと本音が出ることもある。
オリックスが強い球団ではないというのも微妙なところだ。
一番しんどいのが報道だろう。阪神の情報はスポーツ新聞にとどまらず、民放の情報番組で朝昼夕にとりあげられる。活躍すればおだてられ、期待を裏切れば「残念」扱い。そらまあ、何をやっても伝えられないほうが気楽だと思うだろう。
グラウンドでは罵声が耳に入ってくるのだろう。他球団のファンがどんどんマイルドになっている中、良くも悪くも伝統を守っている阪神はスタンドの景色もあまり変わらない。
時代とともに選手たちの基質も変わる。愛される代償でもあるのだろうが、やっぱり変わるべきところは変えていかないといけないのだ。
コメント
本音ですねぇ。長年タイガースに在籍し、イイ時もそうでない時も経験してきた能見投手ならではの思い言葉です。
このコメントを聞いて思うのは、タイガースを取り巻く環境がいかに特異であるかと。歴代の監督を務めた方々の多くが「タイガースの監督なんてやるもんじゃない」と自嘲気味に言っており、人気のあるタイガースの注目度や関西ならではの叱咤激励は他にないものなのだと思います。少し前の背番号72の監督は連敗中にゴルフに行って「週刊誌に叩かれて、それ以来一切行かなくなった」とゴルフ番組で仰ってました(笑)
選手は監督程でないにせよ、やはり注目度は高い。ネタがない時は「高級外車買った」だの「○億円の豪邸建てた」だの、どうでもいい話題さえ新聞記事にされたりします。試合で活躍した時も当然大きく取り上げられるので半ば公人的な扱いであり、それをモチベに出来る選手はタイガースのような球団に合ってるのでしょう。大部分の選手はそれをプレッシャーに感じるのでしょうが。
持って生まれた目立ちたがりの選手はいいと思いますが、そうでない選手はメンタルトレーニングを取り入れて鍛えるよりいい手はないのじゃないかと思います。これは球団が主導しチームとして取り組んで欲しいものであります。
能見はドライチ(即戦力)で入団も、4年目までは防御率4以上、期待に応えられず敗戦処理=「能見が出てきたら負けや」みたいな時代がありましたから、当初は心ないファンに汚い言葉を浴びせられる事もあったでしょう。
耐え抜いて「タイガース一筋」を貫いている能見の言葉だからこそ「いばらの道」という言葉には説得力がありますね。
ただ、長い人生を考えた場合「楽しい場所」にずっといるよりは、あえて「いばらの道」へ身を投じる事で 人間的な成長は得られるかも知れません。
あと、これだけは言わせてもらいたいのですが、タイガースファンは変わって来ている(だいぶ行儀よくなった)と思いますよ。
私の主観的な意見ですが、急に強くなり「にわか」「アイドル感覚」で球場へ行くカープファンの方がよっぽどマナー(暗黙のマナー含め)を守れていないように感じます。
タイガースは応援団の統制がしっかりしていて、グランドに物を投げたり、汚い言葉(愛情のない)を放つ人も昔よりは相当減って来てると思うのですが、選手がまだ不快に感じているなら我々ファンも もっと努力をしないといけませんね。
タイガースでNPB通算100勝を達成してる選手の言葉やし本音ですね(笑)
幸いにもオリックスからタイガースに入団した桑原、糸井も居るから西は心強くマウンドに上がってくれると期待してます。
あと2日。あと2日待てばキャンプイン!
沖縄に行けへんから連日スカイAで見守る予定です(笑)
桑原もオリックス時代は楽しかったと発言したようですね(笑)
本音でしょう!
以前ここでも書きましたが、タイガースファンはタイガースの事を家族のような存在だと思ってもらえてると元ドラゴンズや読売のエースやった西本さんも仰ってました。
感情移入しすぎるがあまりヤジも出る。タイガース選手の宿命かもしれません。本来はどんな状況であろうが拍手をして応援してあげるべきなんでしょうけどね。
サッカーで言えば浦和レッズもそうやと思いますが。
能見は言葉ではああいうてますが、それが嬉しいんやと思いますがね。桑原の発言とは違い(笑)
ごく個人的な意見なんですが、プロとして客から支えてもらっている以上、観客の
声がプレッシャーになると言う発言は控えるべきだと思ってます。
勿論、観客側もそれなりの節度を持った応援はしないといけないのですが。
「お客様は神様です」と、何をやっても何を言っても良いという訳ではない。
昔から「阪神ファンは(好意的に言うと)熱狂的」と言われます。
その熱狂的という言葉も、一部のファンは「そうあらねばならない」と、刷り込まれ
ているのもまた事実。
マスコミも、その一部を取り上げて殊更に熱狂的ファンをクローズアップさせる。
今回の能見の発言も、本音とネタが入り混じっているのは理解できるのですが。
それでも、出来る事ならその手の発言は聞きたくない。
観客の歓声を浴びてこそのプロアスリート。
下手をすると、それさえも否定しかねません。
本当に客の入らないひっそりとした場所でプレーしたいのなら何も言いませんが。
観客側も考えるべき事案だとは思いますが、プレーヤーとしての本懐を忘れないで
欲しいものです。
「お客様は神様」
「子供のしたことだから」
「貸したお金はあげたと思え」
などなど、それはこっちの心構えの話でお前が言うことじゃないだろうという事を声高に叫ぶ当事者のいかに多いことか…
襟を正すべきでしょうね、本当に。
公人を消耗品のように扱う場面もよく見かけますが、どんな立場であれ、向こうも1人の人間ですから。