早いものでキャンプも今日が最後の紅白戦で明日が打ち上げ。
この期間で、誰と誰が争っているのかが明確になってきたのだけれど、キャンプ終了を区切りとして、これまでを踏まえつつ、もう一回線引きをし直すことになる。
《いまはキャンプメンバーでの競争だけど、帰ればチーム全体の競争が始まる。そうなっていくと思うから楽しみ》と、矢野監督が語っているとおりだ。
このタイミングで「戦線」に入ってくるのは、まず、「焦らせないための安芸」を課した故障明け組。石崎、髙橋聡、秋山、陽川などがそれに当たる。
それから、急激に伸びることはなくても安定した実力を持つことがわかっている選手。岡本、岩田、山崎、森越、荒木(ふくらはぎ死球大丈夫か?)、伊藤隼、俊介ら。
それに、秋から春にかけて安芸で力をつけ、挑戦権を獲得した若手。これは詳しいことがわからないが、おそらく何人かはいるだろう。
矢野監督は一二軍の入れ替えを頻繁にやって、全体を戦力化することを明言しているが、1人ひとりの生活がかかっていることでもあり、口で言うほどたやすいことではない。臨機応変も大切だが、計画的育成という要素も持ってなくてはいけない。
キャンプ中は目の前にいる選手たちだけに集中するしかなかったが、キャンプが終われば二軍の首脳陣とともに全体戦力の最大化を図っていかなければならない。ここからが本当の仕事だ。
コメント
ついこの間始まったと思ったキャンプも、早くも最終クール。
3月になれば宜野座組・安芸組からタイガース全体としての
チーム作りが始まります。
矢野監督の言う「競争」の真の意味は?
目指したい2019年のタイガースの姿とは?
キャンプが終わり、開幕までにはある程度の輪郭が見えてくるかな。
そりゃ何もかも理想通りとは行かないまでも、ああこんな
チームが作りたいんだな、と言うのが見えて欲しいですね。
昨日、キャンプ視察に来てた矢野監督の大学の一年先輩
佐々木主浩氏が望月に伝家の宝刀フォークを指導したとか。
変化球なんて千差万別なんで、必ずしも同じ球が投げられるとは
限らないですが、そのあとのブルペンでのフォークが見違えた
と言う話を聞くと、大魔人フォークとの相性が良かったのと
佐々木氏の教え方が分かりやすかったのかも知れませんね。
レジェンドと呼ばれる先輩から言葉をかけられたり、
球種を教えられたりするだけで、幸せでしょうね。
今度は望月がその教えを熟成させる番。
切れ味鋭いフォークで、バットが空を切れば大魔人も
思わずニッコリ微笑むかも。
今年の沖縄キャンプは競争が激化してましたが、これからのオープン戦では精査されるでしょうから、チャンスをきっちりモノにしてもらいたいですね。
ルーキー近本と木浪はしっかりアピール出来てるし、斉藤も頑張ってますね。
ベテランも健在やし、中堅が頑張ればチーム力はアップしていくと思いますね。
甲子園のオープン戦は3月9日からですが、甲子園では溌剌と頑張って欲しいです。
今年の甲子園のオープン戦は4試合と少ないですが、溌剌と頑張れ!