【内田雅也の広角追球】ケムール人の警告~「コロナの時代」の課題(スポニチ)
54年前の5月8日に、2020年からやってきたケムール人の話が放送されたという話。内田氏はそんなに『ウルトラQ』が好きだったのか、知らなかった。1966年といえば6月終わりにビートルズがはっぴを着て来日した年であり、私が生まれたのはその数日前。
ケムール人のお話は、高齢化社会の予見というより、医学や科学の進歩と、それによって露骨になる「不老不死願望の強まり」を予見したものではないか。
コロナによって否応なくいろんなことを考えないといけなくなったが、最終的には「そんな世の中で死ぬまで生きていくことになるくらいなら、オレはコロナで死んだっていいよ」と思い始める可能性が大いにある。自分自身が。例えば、野球が再開しても「甲子園球場のキャパは8千人」なんていう世の中がこの先ずっと続くくらいなら……。ソーシャルディスタンシングを永久に続けなければいけない生物に、種の保存や子孫繁栄などとても見込めないとも思うしね。
今はともかく、この先自分がどんな考え方を持つかはまったく読めない。今の世の中、本当によくわからないことばかりだが、よくわかった数少ないことのひとつは、「自分の考えなど1日でコロっと変わるナ」だ。
下は、独自路線を行くスウェーデンの話。
スウェーデン新型コロナ「ソフト対策」の実態。現地の日本人医師はこう例証する(Forbes JAPAN)
コメント
それぞれの国が、それぞれの法律や文化や国民性に合わせてコロナ対策を
行ってます。
台湾は早々にプロ野球も開幕し、観客も徐々に入れる方策だとか。
今の時点で、どの国のやり方が正しいだとか間違ってると評価するのは
早計と言うもの。
ただ抑え込むだけなら、国民全員を家に閉じ込めるのも良い手ではあるけど
そこに経済が絡んでくると、一筋縄ではいかない。
「ウルトラQ」
円谷プロの初期の作品。
単なる怪獣ドラマではなく、色々と示唆に富んだ内容ですね。
本放送時、私はまだ生まれてませんでしたが、後のソフトや再放送で楽しませて
いただきました。
総天然色版のDVDもあるそうなので、また見返してみたいですね。
スウェーデンの施策はスウェーデンの死生観があってこそ成り立つもの。
100歳にも人工呼吸器を使う日本で、80歳以上は一律ICUお断りなんてムリ。
ましてや、80歳未満でも持病があったらお断りとかマスコミの餌食。
1966年…生まれてません(笑)
NPBはいつ開幕するのでしょうね。
今年中には開幕するのか?しないのか?
無観客で開幕しても選手、首脳陣の移動はどうするのか?
色々と問題はありますが、頑張ろうNPB!
頑張ろう日本!
スウェーデンほどではありませんが、ヨーロッパの国々も感染の終息を待たずに、ある程度の犠牲は織り込み済みで市民生活や経済活動の試運転を始めつつありますね。
アメリカでもトランプさんは今にも経済をリスタートさせたくてうずうずという感じですね。
はてさて日本はというと、まだまだどっちに向かうのかを考えあぐねている様子。
命を取るか経済を取るかの問題ではなく、結局は命と命の問題。感染症による死も生活苦による死も同じ命の問題、と述べるのは今朝のの磯野真穂さんの言葉。
今朝の朝刊の磯野真穂さんの言葉。
100点満点の答えはこの世にあり得ないし、100%安全な社会もありえない。
それを求めるなら自動車も飛行機もなくせますかという話。
感染症も一種の社会コストとして受け入れるしかありません。