「チームスポーツは疑似戦争だ」と言われる。とくに野球には「軍隊ごっこ」の側面があり、野球用語、とくに和訳には多くの軍隊用語が用いられる。
個人スポーツも疑似闘争だという説はある程度成り立つと思う。
「戦い」にもいろいろ。命をかけたものもある。自然界は「食うか食われるか」。でもそれは、戦いというよりも「営み」であり、「食事」でしかない。
自然界の闘争というえば、命までは取らないが、「順位をつけるための戦い」のほうがピンとくる。群れのボスになれば、メスを独占できるとか、いい縄張りを確保できるとか、確固たる地位を築くために、同種の生き物による闘争が行われる。スポーツの本質も、こした「順位付け」を模したものなのだろう。
とすると、最終的に勝負が決するのは、「こいつには勝てない」という「意識の世界」であり、もっと言えば「思い込みの世界」である。逆に、意識で負けず、負けたと思い込まない精神状態ならば、勝負が決しない。
闘争はしんどい。戦い続けるには、全神経を集中させ、酸素を多く取り入れて心肺機能をフル活用してエネルギーを発生させ、大きな筋力を使わなければならない。誰だって戦い続けたいと思わない。楽になりたい。もう俺の負けだと認めて、屈服すればそれで終わる。敗北とは、「もう何をやってもこいつに勝つことはできない」と認めて、順位付けを受け入れること。
勝利とは、相手をそんな気持ちにさせることだ。
一時的な撤退は負けじゃない。現在の順位を受け入れず、俺はこんなもんじゃないと思い込んでいるうちは挑戦者だ。
戦っている相手はライバルのようでそうではない。本当の敵は自分の意識、思い込み。
だからスポーツでは、言葉が武器になり、チームスポーツではコミュニケーションが兵器になるのだ。
さて、今日からヤクルト戦。引き続き9試合甲子園に居続けだ。しつこい雨雲を散り散りにさせるような猛打爆発の日々になってくれますように。
コメント
飲まれたら負け、逆に相手にそう思わせる事が出来たなら勝負事は有利に運びます。時には虚勢を張りつつも誇示することも必要なのかと思います。勿論ある程度裏打ちされた下準備(練習やトレーニング、研究など)は必要になってきますが・・・相手を蛇に睨まれた蛙状態に出来ればってところですが相手もプロ。そうは簡単に行きません。相手が想像する二歩三歩先の手を打てるように、努力を続け「俺は出来る」と挑むことが出来ればよい結果に繋がるのだと思います。
阪神地方は今日も朝から激しい雨が降り続いています。昼頃に上がる予報となってますがどうなる事か。スワローズは石川・イノーア・高橋の予想で初戦を叩けば三つ行けそうな予感はプンプンします。石川攻略のキーマンはやっぱり右打者?大山・サンズがやって欲しいですね。特にサンズはそろそろ打たないとスタメン落ちもありそう。得意の変化球打ちで攻略して欲しいものです。
そういえば先日「蛇に睨まれた蛙」の従来の意味を覆す研究発表がありましたね。
あれはカエルが蛇に怯えて身がすくんでいるのではなく、直線でしか飛び掛かれない蛇の特性を熟知したカエルが襲い掛かってきた瞬間を狙って移動する機をうかがっているんだとか。
そのタイミングで左右に逃げれば「車は急に止まれない」、「蛇は急に曲がれない」。
そのタイミングが一番安全なのことをカエルは知っているんですね。
「孫氏の兵法」ならぬ「蛙の兵法」ですか。「矢野の兵法」いまだ道半ば。
いわほーさん
そうだったんですね。蛙の兵法とは!諺の意味が違ってきますね。矢野の兵法はまだまだ進化していく必要がありそうです。人心掌握は上手いと思うので知略が加われば名監督になれる要素は大きいのではないでしょうか。
チーム打率が3割近くあり、助っ人枠拡大も自在に操るDeNAとの 圧倒的不利と思われた3連戦、全て「阪神タイガースペース」 で戦えた事には自信を持って良いと思います。
順位はアレですが、言ってもヤクルトと4ゲーム差であり、以前13ゲーム差を約2ヵ月でひっくり返された事を思えば屁みたいなものですよ(汗)。
あとは日程的苦しい今季に選手の疲労を考慮し「全員野球」で(後半失速しないよう)やっていくのは監督の舵取り次第。
せっかく今季への期待を込めてギリギリ残した選手をこのまま干さないで、
「好調な人を使う」
その思い切り(英断)が矢野監督にも欲しいところ。
「好調なら(無名でも)使う」この判断に関しては、金本前監督の方が「横田開幕スタメン」「原口一足飛び一軍」など奇想天外で、二軍や育成選手にもモチベーションを持たせる事は上手かったように思います。
余談ですが掛布氏の「大山四番固定推奨」は賛成です。
ただ、マルテが回復した時にそのポジションと打順ですよね。
打たせて取る先発が多いだけに守備力も軽視できないので難しい判断になると思います。
DeNAソトぐらい打ってくれるなら、若干の守備力犠牲は我慢できるのですが、
ボーアはファーストしか守れないので、大山マルテの守備位置問題は首脳陣の手腕の見せどころになるでしょう。
ヤクルト戦ぐらいでサンズ▪近本に兆しが見えないようなら、レフト&センターに好調な選手を入れて欲しい。
若干上下が詰まってきたセ・リーグ。
現在の首位が、今日から対戦のヤクルト。
どれどれと、球団の成績を見てみても投手成績(防御率・失点数)が特段良いわけ
でもなく、打撃成績(打率・本塁打)もリーグ中位。
打点・得点がトップタイではあるけど、突出している訳でもない。
バレンティンが抜け、村上中心の打線に代替わりしチームの意識も変わって来たのかも
知れませんね。
それと、山田を筆頭に盗塁を頻繁に仕掛けてきます。
企図数も盗塁成功数も失敗数もダントツです。
おそらくキャッチャーが梅野であろうと、お構いなしに走ってくると思います。
タイガースが優位に進めようとすれば、DeNA戦のような耐久戦に持ち込むしか
ないですね。
ここでヤクルトを打倒して、セ・リーグを更にギュギュっと詰めてしまいたいですね。
盗塁死、併殺、捕殺、刺殺…
怖いですね。
今日からはヤクルトをグイッと飲み込んで、ええ乳酸菌を取り込もう!
タイガースが勝って活性化出来ますように!
夕方には雨が止む予報ですが、阪神園芸さんがどこまで回復出来るかですね。
頑張ろうタイガース!
コロナ、大雨、河川の氾濫、土砂崩れに気を付けてくださいませ!
頑張ろう日本!
ビジターでの逆で、ヤクルトには勝ち越し、中日には3タテで借金返済。