本当に優勝するつもりなんだったら

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勝手に今シーズンのキーワードを挙げるなら、「本当に優勝するつもりなんだったら」だ。
優勝、勝利、勝ち。それしかいらないのだったら、自己満足とか美学とか面白さとかドラマチックとかは捨てておかなきゃいけないことがある。
自分の気持ちよさよりも、相手にとってイヤなことをやり続けることも必要になる。
落合博満っていう人はそういうことができる人だった。川崎球場のホームラン、ナゴヤ球場のホームラン、東京ドームのホームランを追求していた。監督になってもファンが喜ぶことより、相手が嫌がる野球を優先させた。
阪神が本当に優勝するつもりなんだったら、そういう部分が必要になる。すぐにファンの顔色をうかがって、その場しのぎのことをやるから優勝できない球団なのだが、それを改めなきゃいけない。
もちろん、今の1勝と、来年の3勝を天秤にかける、みたいなことはあるだろうが、そういうの以前の問題として。
輝明は、この日のホームランを狙ってほしい。バックスクリーンを越えていく140m弾は面白いし胸がすく。でも、アウトローへのウイニングショットをレフトフェンスギリギリ越えていくホームランのほうが、よっぽど量産できるし、相手へのダメージがデカい。
自己満足や美学や面白さやドラマチックは捨ててでも、ふらふらポトリのホームランを増やしてほしい。それが優勝に直結する。

コメント

  1. yalkeys より:

    佐藤選手のホームランは「!」ですが、4投手でソフトバンク打線を完封したことが嬉しいです。
    それよりも三宅秀史さんが亡くなられたことがショックでした。吉田義男さんとの鉄壁の三遊間は今でも日本プロ野球史上最高の三遊間だと思います。個人的ですが、若い時の勤務先の草野球でも背番号に16を付けていましたが、川上ではなく三宅の番号という気持ちでした。ご冥福をお祈りいたします。

  2. 虎ジジィ より:

    収穫多き一戦。
    佐藤輝本人も語っているように、私も打った瞬間はレフトフライかと思いましたが、まあ打球が伸びる事。
    その後もバットを2本折り、最終打席は技ありの軽打は、昨年のボーアのパワーに嫌らしさをプラスしたようなバッティングで、彼は十分「相手が嫌がる打撃」を悟ってる感じがします。

    投手陣も本調子ではない西勇はまずまずの試運転。
    藤浪&先発調整馬場も王者相手に堂々のピッチングでした。

    戦力は十分整って、あとは矢野監督が「相手が嫌がる舵取りをできるかどうか」だけでしょう。機は熟しています!

  3. 岩修 より:

    本当にtoraoさんの本気の文章は重いし凄い。大逆転勝利や140m弾に大喜びしても、その後連敗したら何だったになってしまう。
    かなり前に甲子園レフト外野席で観戦してた時。緩いショートゴロに鳥谷はダッシュせず待って獲りセーフになった時がありました。その後、投手が崩れ何点かとられたのを思い出しました。
    本当に強いチームは守備は上手いしバントのミスも少ない。
    アウトをとれる時は確実にとれる様にしっかり脚も動かして欲しい。  
    怪我しても何人も優秀な二遊間選手がいるのだから。
    それが今年の阪神の強みでもある気がします。

  4. いわほー より:

    打球の滞空時間が6秒を超えるのが長距離打者の指標と聞いたことがありますが、佐藤輝もそれを上回る打球が打てるのでしょう。
    野球のテレビ観戦を数多くこなしていると、打った瞬間の打球の飛び出し角度でおおよそ飛距離は見当つくのですが、佐藤輝の打球はその感覚を疑わせる秘密は、この滞空時間によるものなんでしょう。
    同じ滞空時間の長いホームランバッターの田渕さんとも違った弾道なんですよね。
    よくバットをへし折ると投手の力勝ちと見られますが、打者のパワーの証拠でもあるんですよね。
    佐藤輝が年間、どんだけバットを折るのか楽しみだ。

    名三塁手の三宅秀史さんがお亡くなりになられたとか。
    現役時代は知りませんが、金本さんが連続イニングの記録を破るまでのタイトルホルダーだったタイガースのレジェンド。
    ご冥福をお祈りいたします。

  5. 虎番地 より:

    小生が思う今年本当に相手が嫌がる事。それは間違いなく19番の復活でしょう。
    今年はマウンドから相手を見下ろす19番が観たいし魅せて欲しいと思います。
    西勇の開幕もありですが、やはり19番復活を相手に印象付ける為には開幕を19番に任せてあげたいと思います。

  6. 塩谷俊雄 より:

    今年のタイガースは本当に楽しみですね。佐藤輝明選手はどこまで打つのか.藤浪投手の復活も期待度大です。そんな中で、三宅秀史さんの訃報です。はるか昔の若かりし頃、甲子園で観る鎌田セカンド、三宅サード、吉田ショートの鉄壁内野陣は、本当に見事でした。職場の先輩が、阪神の試合はどうでもいい、試合前のシートノックが楽しみで甲子園に行くのだ、と言っていたことを懐かしく思い出しています。連続試合出場の記録が、同僚選手の誤った投球のせいで途絶えたことは、本当に残念な思いだったでしょう。にもかかわらず金本選手の記録達成を直接大いに励ましたことや、吉田義男さんとの長く続いた友情・交流など、この人の豊かな人間性を偲ばせてくれます。ご冥福を心からお祈りします。

  7. 虎轍 より:

    まずは日本シリーズ1勝ですね(笑)
    オープン戦とはいえ強力SB打線を完封出来たのも嬉しいし、佐藤輝明の八木裕以来の初打席初本塁打も嬉しいですね。
    三宅さんの御冥福を御祈り致します。
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  8. 西田辺 より:

    ホークスの開幕投手と目されている石川からの一発は、衝撃でした。
    もちろん左翼席に放りこんだ一振りも天晴なんですが、私はそれよりも
    石川の投じた初球に対して同じような強いスイングをした(結果はファール)
    事に感心しました。
    「この打席、初球絶対振ってやる!」って決意しても、いざ打席に入ると
    タイミングが合わなければ、振る事すらできないし、振ったとしても無様な
    スイングになるだけ。
    内側を攻められてバットを折る場面もありました。
    打てば打つほど、手を変え品を変え抑えようとしてきます。
    佐藤輝もスタンスやら打席内での工夫が必要なってくるだろうし、それが
    彼の技術の引き出しになっていく。
    これ以上の相手への嫌がらせはないかも。
    他も打者についても、どんどん引き出しを増やせばもっともっと相手は嫌がる。
    選手がやる事と、監督がやる「相手が嫌がる事」は違う。
    起用・戦術戦略・役割分担。
    2005年以来、何度も優勝のチャンスはあったはずなのに、幾度も逃していると
    いうのは、このチームのどこかに「優勝するに足る何か」が足りないのでしょうね。
    オープン戦とはいえ、昨日のホークス戦勝利は自信にしていいと思う。
    勝ったけど云々という戒めからは何も生まれない。
    それより選手各自が1ミリでも自信を持つ方が、チームの為になる。

    三宅秀史さんがお亡くなりになったそうですね。
    私にとって鎌田-吉田-三宅の内野陣や、元祖鉄人と言った過去の資料や画像の中での
    選手ですが、タイガースの歴史の中で大きな役割を果たした事と思います。
    謹んでご冥福をお祈りいたします。

  9. なかっち より:

    優勝するためには捨てゲームが必要な時があります。その日しか試合を見に行けないファンには申し訳ないが、それは仕方がない。
    但し、ホームゲームでやるべきではない。
    ビジターゲームのボロ負けの展開。思いきってゲームを捨てて欲しい。
    優勝するための負けと割りきって。

    先発投手がしっかり投げれば捨てゲームなんて無くなるのだが。

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