ものごとを大きく捉えて見ようと心掛ける人と、ものごとの細かいところに目が行き届く人がいる。その中間には無段階のバリエーションがある。
チームマネジメントは、そのバランスが取れている必要がある。しかし、ひとりの人間がすべてやることは無理だ。マネージャーたる監督は、ものごとを俯瞰で見られる人が適している。その配下に細かく見られる人がバランス良く機能すればチームのエネルギーは方向性を持って活かされる。
私の見るところ、藤川球児はものごとを大きく捉えて見ようと心を配っている。大気の流れを見ようとしている。だからこれからもエネルギーのベクトルをそろえられるよう、求心力を失わないよう、注意していけばいいだろう。
さあ、実数的な「後半戦」だ。ヤクルトはただ1チーム置いて行かれているが、若手の伸びという勢いは持っている。外国人のテコ入れがどの程度効果を持つかはわからないが、このリスタートに賭けるものは大きいだろう。ナメることなく、集中していこう。
あとよろ。
コメント
GWの9試合も、交流戦の18試合も、ともに負け越したけど、そこでは括ってないと平然と振る舞っていた球児監督
でも、球宴までの21試合については、その数を明確に発言し、明らかに大事な期間と括っている様子ですね
ペナント全体を見渡せば半分消化、後半戦の開幕。何とか良いスタートを切って欲しいと願うばかりです
戦力的にも普通にやれれば、平常心の下、アグレッシブに戦えば、AREは見えてくると思うのですが
広島での開幕戦、テルの初打席HRで始まった今シーズン。後輩戦の始まりも成長した彼の集中力に期待します!
GO TIGERS
交流戦でも負けまくったヤクルトですが、決して侮ってはいけません。
ヤクルトは過去にも何かのきっかけで後半戦だけ急に強くなった前歴もあるので、
またフラットな開幕戦のような気持ちで戦って欲しい。
梅雨ながら東京はナイター日和、
ヤクルトは最下位なのに神宮は3試合全席sold outなので、明らかにタイガースのホームのような雰囲気でゲームが出来るでしょう。
頭部死球の中野も問題なく出場出来そうなので安心しています。
そして虎の最終兵器こと髙橋遥人もいよいよ昇格間近という事でローテ争いのサバイバルも激しくなる。
試合後の素晴らしいコメントにいつも唸らされる藤川監督、そろそろ内容より勝利が求められる采配になる事でしょう。
楽しみです。
交流戦明けには、佐藤輝や森下を開幕当時のポジションに戻すのかな?
とも思っていたのですが、先日の監督インタビューを見ると、どうもその
考えはなさそうですね。
確かに、外野両翼に強肩で守備力の高い二人を置けば相手の進塁への
抑止力にもなるし、なかなか手放せないカードになってしまうのでしょう。
それがチームにとって最良の選択であれば継続すべきだし、右京次第で
元に戻すオプションも考えているのでしょう。
4日間の間隔を開け、今季71試合目のリーグ戦再開。
ヤクルトとは、今日現在で最も対戦数が少なく(7試合)、神宮球場では
今季まだ1試合(4月17日)しか試合をしていません。
ヤクルトは現在セ・リーグでかなり低迷をしていますが、タイガースは
4勝3敗と白星を稼げていません。
3敗の内、相手先発が石川の時に2敗してしまっているのがねぇ・・・
DeNAや(+6)読売(+6)が、大幅にヤクルトから貯金をしているの
とは対照的になっています。
温度も湿度も上昇し、ピッチャーにはかなりシンドい季節になってきました。
ここからは、攻撃陣がシッカリ点を取って楽な展開を作ってあげる番です。
まずはガツンと先制点を取って、自分たちの展開に持ち込みたいですね。
監督インタビューで後半のキーマンは中野、と言ってました。確かに近本をどう進めるのか、後ろの3人にどうやって返してもらうのか。前半首位の原動力は中野の出塁率とバントによるものが大きいと思います。出来ればバントを控えめにエンドラン多めが、楽しい野球になりそうな気がします。後遺症なしで出ることが出来ればいいですね。
外野の布陣も変えずみたいです。3人とも出足のチャージがいいと自讚していましたので、余程右京が打たなければ今シーズンはそのまま行きそう。確かに外野はそうですが、サードの問題はどうするのか。佐野か高寺が填まればいいですが、色々試しながらでしょうね。百崎はまだ早いかな?
昨夜スポルトで球児監督が森下、輝明について熱く語っていた。
意外と森下はボールを選ぶから3番にし輝明に良く相手投手を見させたら好転したと。
相手がどうより先ずは自軍の戦力を充実させたいという思いが強いのかも。
ただ、普通に考えたらセ界1のドラ1スラッガーでもありクラッチヒッターの森下に輝明。そしてドラ1大山が控え、日本1の投手陣のタイガースは勝って当たり前のチーム。後は油断しないことと貴方の采配ですよ藤川球児監督。