ロースコア戦を好守で先勝

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読売先発畠は、先制点をもらって、ここを抑えなければという意識が強くなるところ。
そこでグイッと同点弾を押し込んだマルテはお見事。
それにしても彼の貢献度にはものすごいものがある。「3年寝かせれば熟成する」って見通していた人がいるのだろうか。コロナで新外国人が来られなくなるかもとか、とりあえずバックアップで置いておきましょうとかっていう消極的残留だったのかもしれないけれど、とにもかくにも彼がいなければ、阪神が今の地位にいないのは間違いないのだから、残留させた人が偉い。もちろん、研究と努力で成果を出しているマルテ本人が一番偉い。
得点圏いまだに5割という「ミスターメリハリ」梅野の決勝打もお見事だったね。

それもあるが、犠牲フライ(しかもギリギリ)による1点のみに抑えたディフェンス力の勝利だ。
青柳は序盤、走者を背負いながらよく踏ん張ったし、バックも好守連発で盛り立てた。岩崎、スアレスの必勝パターンも連日1点差逃げ切りお疲れさま。これを「平常」としなきゃいけない無理のかかるポジションだけど、それだけやりがいがあるね。

チームの失策数は今季も「首位」を独走しているが、発生頻度はかなり落ちている。何よりも気持ちが乗っているのでエラーした本人が引きずらないし、チームとしてエラーしないことを意識していないのがいい。
ミスは一定確率で発生する。むろん、それを減らす努力は必要だが、そこにばかり焦点を当ててもいいことはない。「心因性のエラー」は、チームの雰囲気によって減らしていけるものだ。エラーが発生しても負けないだけのチーム力(団結力含む)があればいいのだ。

さっそくビジターカードのノルマを達成した。それにしても、ノルマクリアの継続力がすごい。無理のかかる試合をせずに、落ち着いた心拍数、呼吸数のまま、ラップを刻んでいる感じ。マラソンレースだから、さざ波が起きないように平らに平らに進めていかないと、勝負所でのロングスパートで使える脚がなくなってしまう。その勝負所で使えるように、戦力、戦術、いろんな可能性を試しながら進めていけばいい。
でも大胆さを忘れて守りに入ると切っ先が鈍る。そこはこれまでどおり前のめりの走塁と、エラーを怖れないアグレッシブな守備でエッジの鋭さを保っていきたい。

矢野監督の頑固なくらいの辛抱強さが今のチームに伝播してきた。いいと思う。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    一昨日のゲームもベストゲームと書きましたが、昨日も とても見応えのある極上の投手戦でした。
    それでいて、天敵讀賣にロースコア2 -1の逆転勝利とか もう最高です。
    欲しい時に1発を撃つ助っ人、得点圏打率5割超えの梅野、そして鉄壁の岩崎・スアレス頼もしいです。
    ゲームセットの瞬間は年甲斐もなく叫んでしまいました。

    toraoさんも仰るようにディフェンス力の勝利。
    先制されても粘り、多くのピンチを切り抜けた青柳、
    そして好プレーで盛り立てた守備陣は何気なくやってるけど、近本・サンズの返球は完璧だったし、内野手も本来は守備固めが要らない(終盤の交代は休養の意味合いが強い?)程しっかり守ってくれています。
    前日、ファインプレーの中野にスアレスがお辞儀をしたように、今季は投手と野手の信頼関係を強く感じます。

    「なんでタイガースは急に強くなった?」よく聞かれますが、ルーキーの台頭は勿論、
    昨日のゲームのように「守備力の向上」「全力疾走の徹底」「バント成功率up」という基本的な事がしっかり出来るようになった事が一番大きいように思います。
    俊足系の選手は勿論ですが、一見走塁の意識は高く無さそうなクリーンアップもしっかり走れています。

    余談ですが、中止だった水曜日に讀賣vsベイスターズを観戦しましたが、9回裏引き分けまであと一人のトコで打席に立った桑原は平凡なポップフライを打ち諦めてチンタラ走っていた為に相手がお見合い落球したのにファースト止まり、結果相手にプレッシャーをかけられずそのまま引き分けになってしまいました。
    もしタイガースの選手なら確実にセカンドまで到達し、結果はどうあれプレッシャーをかけていたと思いましす。
    そのあたり頑固なまでに全力プレー(スピード野球)を浸透させた矢野監督の教育が実を結んで、今の状態に繋がっていると思います。

    今日もしっかりした野球をやれば大丈夫。
    明日は確実に外れるロハスジュニアはラストチャンスのつもりでガンバレ!

  2. とらかっぱ より:

    強いチームの戦い方が出来てる。連日の2-1スコアに痺れました。マルテの働きはいい意味で期待はずれでした。あのやらかしてた姿はまるで面影はなくなりました。ほんま残した人、エライ!

    ドームでも関係なく雨柳は頑張ってました。前回やられた岡本には絶対に打たれない!って気持ちが画面からも伝わって来ました。梅野と対策を綿密に練って臨んだのだと思います。東ドで7回1失点はお見事です。

  3. 虎轍 より:

    青柳ありがとう!GJ
    変幻自在の投球でナイスピッチングやったよ!
    ただ、変幻自在過ぎて球数が多かったね(笑)
    それだけ慎重に投げてたんやね(笑)
    7回1失点は立派なヒーローやったよ!次回もハイクオリティスタートをお願いしま~す!
    マルテもありがとう!GJ
    ラパンパラでチームが盛り上がって、佐藤輝明の二塁打でベンチみんながイケるとなったハズ!(笑)
    チームが一丸となって、得点圏打率の鬼梅野がきっちりタイムリーは、仕事きっちり!GJ(某引越屋さん)
    カード頭を取れたら3タテはされないから一安心です!(笑)
    逆に3タテをして積年の恨みを晴らそうぜ!タイガース!
    今日は伊藤将司が仕事きっちり!で連勝を伸ばしてくれるでしょう!
    ロハスJRに初安打が出ますようにm(__)m
    佐藤輝明に看板直撃ホームランが出ますように!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  4. なかっち より:

    青柳は4回までは毎回ランナーを背負いながらの苦しいピッチングでしたね。ランナーを背負いながらの梶谷、丸を迎える場面(ともに対戦打率6割超え)は嗚咽さえ催すくらい胃をキリキリさせながら試合を見ていました(笑)
    1点を取られた場面も、その二人でに四球を与えてからの岡本犧飛でした。しかしあそこはよく1失点で凌ぎました。5回以降は安定感を取り戻し、7回1失点は素晴らしいの一言。青柳ありがとう。

    攻撃は本当に四回だけでしたが、そこで逆転出来たのが大きかった。マルテは本当に東京ドームでよく打つ印象ですがどうなんですかね。正直マルテがここまで活躍してくれるとは夢にも思いませんでした。マルテごめんね。
    梅野は言わずもがな流石の一言。本当に頼りになります。

    一つ勝ってとりあえずノルマ達成。ですが、やっぱり欲が出るのがファン心理。
    今日の相手サンチェスは今年2回とも攻略した投手。勿論油断は禁物やし、2回攻略したから今回も。とは思わないが、でも期待はしてしまう。
    とにかく塁上でチョロチョロすればイライラするのがサンチェスの特長やと思うので、近本や糸原にはたくさん出塁してもらいたい。

    前回はここから3連敗したので、今回は勝ち越しましょう。

  5. Akira28 より:

    おはよう御座います。本当にtoraoさんが仰るようにマルテの活躍、梅野のメリハリ打法に合わせて、ディフェンスの勝利でした。
    私なんぞ、嬉しくて嬉しくて、今朝6:00から起きて昨日の7回、8回、9回の青柳、岩崎、スアレスのピッチング見直しました。
    見直しにもかかわらず岩崎、スアレスがピンチを抑えた場面に思わず拍手。
    家内が呆れてましたが、そうゆうものですよね、タイガースファンなら。
    ロハスJrはまだ調整不足かな。
    明日のアルカンタラ登場を機に、また2軍で調整して、大山と一緒に万全の調子で上がってきて、大暴れして欲しい。
    しかし、本当に強い。
    今日も楽しみ。
    伊藤将がどこまでジャイアンツ打線を抑えることが出来るか。坂本がいなくてもかなりの圧力を持つ打線。頼もしい梅野のリードが楽しみ。
    相手・サンチェスは他のチームにはかなり良いピッチングをするが、タイガース打線はサンチェスを苦にしない。
    今日は打撃戦とみる。

    • Akira28 より:

      追伸:守備はエラーもありますが、今年はここぞという時のファインプレーやビッグプレーが多いですね。

  6. 西田辺 より:

    2日続けて2-1の痺れるロースコア。
    岩崎もスアレスも、しんどい場面を捌いてくれてありがとう。
    ポコンと舞い上がった打球がスタンドインする球場で、ピッチャーの神経は
    相当消耗すると思います。
    青柳は前回の読売戦で岡本に手痛いホームランを2本打たれて、柔和な表情の
    下に相当期するものがあったはず。
    ゲームに出てる選手も、ベンチで出番を待つ選手も、ほど良いテンションの
    緊張感と集中力を持ち続けているのが感じられます。
    それがチームの状態の良さと成績に繋がってるんでしょうけど。
    今日5月15日は、1936年を始期とする阪神と読売の2000試合目。
    通算成績?そんなん知らん(笑)
    今一番大事なのは今年の戦い。
    とは言え、景浦vs沢村の昔から歴史を紡いできた先人たちの熱い戦いにも
    敬意を払う一日にしよう。
    その記念すべき日にルーキーが登板するというのも、今年のタイガースを一つ
    象徴しているのかも。
    空の上から、景浦さんにも村山さんにも微笑んでもらえるような試合で、今日も
    読売を叩こう!
    今日も、全員一丸野球でっせ。

  7. こうさん より:

    「只っす」じゃなくロハスは時間かかりそうだなぁ。さすがの矢野監督もロハスの上がり待ちしてたらシーズンが終わってしまいそう。けどマルテになる可能性もある…かなぁ。

    青柳は良い緊張感の中、何度もピンチを乗り越えた。ファーストにランナーがいても梅野と呼吸を合わせ「絶対に走らせない‼️」という気持ちでの投球だった。

    梅野…シーズン中はFAに触れない(触れる暇がない)だろうから矢野監督には必ず優勝してもらって、梅野の口から「生涯タイガース」を引っ張り出してほしい。

    岩崎、スアレスも厳しい場面が続くがナイスピッチング。梅野のサインを信頼しているからこそ、梅野の怪我が怖い。

    マルテ…何が怖いって、あのガタイと表情で、まだ29歳だということ。 ナイスホームラン‼️

    今日も勝てるよ。

  8. セサミ より:

    ドラフト5位で入団、コントロールもクイックも守備もバントもポンコツだったのに、毎年毎年課題をクリアして今や球界屈指の投手になって…本当にもう、立派になって、ぼかぁ嬉し泣きしちゃうよ。本人の努力の賜物とは思うけど、編成と現場双方のファインプレイでもありましょう。タイガース、あんたは偉い!

  9. タクロー より:

    勝ち切る 勝ち続ける

     僅差ゲームを勝ち切る。強いチームになったもんだ。ピンチを最少失点で断ち切ると、すぐさまラパンパラの号砲を合図に攻め立てる。得点圏打率王、ほんまもんだ。警戒の中で期待どおりの結果を出すのだから頼りになる熱い男だ。

     勝因はもちろん秘めた闘志あふれる青柳と、岩崎、スアレスの安全安心なリレーに尽きるけど、集中した守りも特筆もの。特に7回。先頭打者の強烈なライナーをジャンプ一番好捕した糸原が大殊勲だった。1点差で無死2塁になる大ピンチを防いでくれたあのプレーが勝利を呼び寄せたと思う。皆が明るく楽しく前向きにそして懸命にやっているチームに女神も微笑む。

     今宵は安定の伊藤将司でいただくのは、ほぼ決まりとして、明日は得意のデーゲーム。勝ち続ける虎が自粛生活をワクワクさせてくれる。

     さあ問題をあげるとすれば、快進撃阪神電車に乗り遅れている、16タコのロハス。今夜が勝負だぞ。伊達に2冠を取ってやってきたわけじゃない姿を見せなきゃ。代わりはいくらでもいるんだぞ。
    それから、アピールしたい気持ちは大いにわかるけど、プレーを切ってからにしようね、殊勲打の梅野くん。