前半戦リセットが意味すること

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この長い休み期間に何が起きるか。選手たちは体調を整え、技術的な微調整を加え、実戦練習で確認していく。一方、五輪出場選手はそれらはできないけれども、野球選手として勝負師として人間として大きく成長する機会を得る。
それだけでも例年と大きく違うのだけれど、もっと大きなことは前半戦の戦い方をリセットするための時間的猶予が得られることだ。現代の野球は情報戦。ある年に成功したやり方は翌年には対策を打たれ、まったく同じではやられてしまう。対策の上をいく戦い方が必要になる。情報分析を行うツールや人員、外部組織の活用が進み、そのサイクルはどんどん短くなっている。
この救援・五輪ブレークは、今年前半を振り返り、後半に向けての対策を立てるのに十分な長さがある。だからといって、前半でリードを取った阪神に不利だということはない。阪神が前半飛び出したということは、少なくとも昨年分をもとにした情報分析において他球団に遅れを取るものではなかったことを証明した。それをもう一回やり直してリスタートできることが有利に働く可能性がある。

下はMC、DJ、ヒップホップ音楽と、BMX的な環境下で行われるディーナゲッツカップ(小学生の部)の様子。これまて日本バスケでは「悪」とされてきた自己中心的なプレー(どんどんシュートを打つこと)が推奨される。むっちゃカッコよくて、むっちゃ面白かった。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    前半戦で分かった事は、
    今季は9回打ち切りという事で、まずは先制する〜9回まで逆算し継投を間違えないようにする事。

    余談ですが、
    昨日のソフトボール、さすがのエース上野投手も疲労が見え始めた時、スパッと若い後藤投手に継投したのが最大の勝因。
    サヨナラ打のエンドランを含め、采配で勝ったゲームでした。

    セントラル・リーグは打線はどこも似たようなモノ、
    そして打線は水ものなので、ブルペン再編が後半戦最大のカギになりそうな気がしています。

  2. 岩修 より:

    経験したこと無いリセットがタイガースにどう影響するのか?
    オールスターで原監督とトスバッティングを行った梅ちゃん。これはオリンピックを意識したものだと思うけど何か超越した様にも感じる。
    坂本に教えること無いよと言われた中野。ギータや山川と話し込んだサトテル。侍青さんとザキも大きな経験をするでしょう。何かと問題となるオリンピックですが、女子ソフト、女子サッカー。さらに男子サッカーも、ここぞの場面で得点し失点を防いでいる。
    さらに八村、渡辺のいる男子バスケも必見だなぁなどとクーラーきかせた京都の息子の部屋で考えている能天気な自分…。torao様、皆様も熱中症にならない様に気をつけましょうね!

  3. いわほー より:

    私の地元はまだまだ少年野球が盛んで、休日ともなれば朝から母親総出で子供たちの野球を見守っている光景を目にします。
    以前、筒香選手が少年野球の指導の在り方について、持論で一石を投じてましたが、野球と野球以外のスポーツの持つ空気感の乖離を感じます。
    その違いは何かなと考えた時、やはり野球は戦前から脈々と続く高校野球のレガシーを背負わされているからなのかなと思っています。
    巷間、野球人口の減少が伝えられますが、その原因のひとつが高校野球の古いレガシーにしがみついている高野連の在り方にあるとすれば、衰退の道をたどることは必定。
    私はこれからも野球の味方ですが、スポーツの多様性はある意味健全で、野球一人勝ちの時代は過去のものとして理解しています。

  4. 虎轍 より:

    球宴、五輪ブレイク期間中に大山が状態を上げてくれると信じたい!
    まずは打率を上げる事をイメージして練習に励んで貰いたいですね。
    疫病退散!
    頑張ろう日本!