言葉という意味では、前日からの続きっぽくなる。「法則」や「格言」「決まり文句」を大切にすることは、先人の模倣によって効率良く成功へと近づける反面、ものごとを多方面から観察したり、変化に順応する新しい考え方を拒絶したりといった「本質を見失う」弊害もある。
野球に限らないが、戦略性の高い勝負(ビジネスも含む)には「格言」がつきものだ。そこには数多くの経験則や確率論が凝縮しているため、多くの場合それらを学んで実践するだけで、成果を手に入れやすくなる。
ただし、相手も同じだけ「先人の知恵」を身につけていたら、それによって勝ちやすさに優劣はつかない。その「経験則」の例外が発生する法則まで深く理解し、本質的な部分と個別条件によって応用が必要になる部分まで考慮できるかが分岐点になる。
入り口は「セオリーの徹底」でいいが、道を究めていく過程ではより深くセオリーがなぜ成立するかを、表から裏から見つめていく必要がある。
本人の精神衛生上の話であれば、頑固は頑固でかまわないが、他者とくに自分より若い人への影響力がある人は、環境変化に気づかずに「ひとつおぼえ」にならないよう注意したい。
ベテランの野球解説者や野球記者、野球指導者の言説から、そんなことを感じることがある。
コメント
何度かコメントしていますが
・中4日のMLBに対して中6日のNPBの先発ローテは緩い
・勝負どころでは良い先発投手は間隔を詰めてどんどん登板させるべき
という定説を破って超緩々先発ローテで回したスワローズは正に発明をしたと思います。
しかも日本シリーズでもそれを破らずに踏襲するという拘りっぷり。
タイガースも金本政権以降ようやく他球団に追い付いてきて現代野球ができるようにはなってきていますが更に一歩上に行く必要がありますね。
難しい事は分かりませんが、今季成功した高津監督はメジャーを経験した事で、NPBに伝統的に受け継がれている「年功序列(野球では年齢順)」を解体し、素質もチームへの影響力もある若い村上をベンチの特等席に座らせ、常にチームを鼓舞させた事は大きくチームを牽引したと思います。
私は古い人間で頭が固いので、村上がタイガースベンチに難癖をつけた時は正直「生意気なクソガキが,,」と思いましたが、アレも今の野球では自軍を鼓舞する為の1つの手段だったのかも知れません。
時代は変化して「実力主義」、実力があれば若くても率先してチームを引っ張る時になっています。
阪神タイガースでは佐藤輝明に来季からそうなる事を期待したい。
ベテラン解説者などもそうですが、我々ベテランファンも頭を柔らかくして野球を観なきゃいけませんね。
余談ですが、苦節13年目で念願の1億円プレイヤーになった秋山おめでとう。
逆に6年連続で減俸の藤浪は来季、一気に倍増する気持ちでガンバレ!みんなが応援してるのだから。
勝つためのセオリーは果たして存在するのか?
恐らくそんなものは、ありはしないし「困った時の○○」ようなものだと
思っている。
確かに知識として持っておいて損は無いでしょうし、局面の打開に役立つ
時もあります。
これらのセオリーや法則に従っていれば、toraoさんの言う所の解説者や
指導者も「すべらない話」として体面を保てる。
失敗すれば「セオリー無視ですねぇ」となるし、思いもよらない作戦が
決まれば「思い切った作戦ですねぇ」で誤魔化せる。
何故その作戦に至ったのかに考えを巡らさずとも、セオリーを軸に照らす
だけの仕事になる。
まぁ、百歩譲って解説者はそれでも使用者側のニーズがあれば、「そんなもんだろ」
と思えなくもないけど、指導者がそれでは困りますよね。
行動パターンが読みやすくなるのは、今年のCSで小林にピッチドアウトを
された所に行きつく。
知恵は時に、人の行動を画一化させてしまう時がありますからね。
意表を突く作戦を成功させる為に普段からスタンダードな技術を極めておかねばならない。父親には教育の法則なのか自分に「基本、基本、基礎をしっかり固めい!」とよく説教されたが何処までが基礎なのか個人差あるし良く分からない、未だに。だからかtorao様や皆様の文章が刺さりまくる毎日。
ヤクルトの4番村上。
あの若さでどっしり構える打席での姿、佇まいに昔の「巨人の星」に出てくるオズマに似ていると思った。
タイガースでは虎ジジィ様が仰る様に佐藤輝が近いかなと。虎の中心でどっしり構えていて欲しい、ずっと。
そして、来季は法則を超えた意表を突く作戦が観たい、失敗は嫌だけど…。
テスト
テスト失礼しました。長文が反映されなくなりました。前のテストのスレと、このスレを削除していただけると、ありがたいです。
武道や芸道に通ずる言葉に『守破離』というものがあります。
・師匠の基本の型を忠実に身につけ(守)
・身につけた型を自分流に模索して(破)
・最後に師匠を離れ独自の流派を生み出す(離)
ただし、根源の型や精神を見失ってはならないという。
武道、芸道に限らず野球やスポーツ全般にも言える事だと思います。
もっとも、どんな仕事でもクリエイティブな領域で成功するために必要なステップではないでしょうか。
スタンダードな野球も突拍子も無い野球も、失点をしなければええし、得点出来ればええと思います。
野球は点取りゲームなんでセオリーを無視しても勝てる野球が出来るなら、それでええと思います。
野球解説者も監督、コーチ等で実績があるなら作戦云々は聞いてても大丈夫ですが、後付けの解説しか出来ひん解説者はどうかと思いますがね。
今、あの解説者か?と思ったトラバカファミリーの皆様は正解かも(笑)
疫病退散!
頑張ろう日本!
今朝のテレビに矢野監督が出演。
「来年は優勝します!」と またおっしゃった。
そうや期待したなぁ、もうちょっとやったなぁ と心の傷がまたうずきます(笑)
矢野さんは この言葉を信念に戦ってきた。
ファンも前半は信じながら、後半だんだん不安を感じながら応援してきたなぁ。
ダントツの勝ち数をほこりながらも僅差での2位。
2位はあかんなぁ、やはり1位やないと。
悔いばかり残ってしまいます。
ファンは その言葉を信じて 応援するしかない。
来年こそ 采配を間違えないように。セオリーとしてバントしなければならない時もある。
攻めるばかりが戦いではない。
同じコーチメンバーでどのように戦うのかな。
矢野監督、お願いします。
勝つための采配を!