ここまでの練習が、試合のための練習になっていたかどうかを試す対外試合が始まる。
試合と練習とではまったく違う結果を出す選手というのがいて、首脳陣から「実戦的」などと評価される。ここからは、その得体の知れない「試合になるとやる」が重要なポイントになってくる。
ここまでショートでは、完全に小幡が木浪の引き立て役に回ってしまった。年齢の高さがハンデの木浪とすれば、序盤のリードは絶対に必要で、それがとれた。対外試合に入ってもその差を保てるかどうか。
ライトも似ていて、板山がリードし、ほかが引き立て役となる。スタートから前川と森下が出遅れ、キャンプ前半では髙山と井上が押し出し不足、ミエセスは守備レベルの低さを露呈した。島田ら非力俊足系を入れる「大量小粒路線」は岡田監督の構想にはないようだ。
一定水準をクリアした板山に対し、遅れてきたチャレンジャー森下がどこまで迫り、越せるかが焦点。あとは、髙山、井上が逆転攻勢の糸口を掴めるか。必ず来る男、前川の襲来がいつになるかも気になるところだ。
コメント
実戦ではいい意味での大番狂わせを期待しています。レギュラーを取れる選手は大外から一気に捲って一瞬にしてライバルとの差をつけてしまいます。そういう意味では実戦で打ちまくって、というのが分かりやすいアピール。若い選手が出てくるのが楽しみではありますが、中堅が負けじと頑張る姿にも期待したいと思います。
昨日は世界のケン ワタナベやサンズも来場し賑やかなキャンプでした。
ショート&ライト争い、
ショートが小幡vs木浪の一騎打ちになっているのが少し寂しいです。
二軍にも高寺や遠藤など活きのいい内野手が居ますが、特に守備力でレギュラーの対抗馬になれないのが残念。
中堅の北條や山本などは岡田監督から名前も出ないし。
ショート争いは三つ巴ぐらいになるとレベルも上がると思うんですがねぇ。
その点、ライト争いは岡田監督が
「おーん、みんなライト(守備練習)へ行きたがるんよ」
と仰るように板山が1歩リードの中でも飽和状態。
岡田監督は過去にルーキー鳥谷を我慢して使い成功した例があるだけに、私は最終的には森下を固定するような気がしていますが、
ソコを狙う選手が板山・森下の他にミエセス・原口・髙山・島田・高濱・前川・小野寺とたくさん居るので対外試合の結果次第で全く分かりません。
その他、セカンドもWBCで中野が留守の間、「直球破壊王子」こと渡邉諒が撃ちまくればレギュラーを奪う可能性もあるので、
そうすると2番ライト島田・6番セカンド渡邉諒のように根本的に打線が見直される事も考えられ競走は激化するでしょう。
さて、今日の楽天戦は先発桐敷が完璧に抑え、土曜朝?のコラム「メンバー構成予想」の先発6番目に滑り込む事を願いながら観戦します。
昨日のゲスト解説金村氏も言っていましたが、先発6番手争いも「贅沢」な程多数居て、ココは間違いなく12球団でもトップクラスの高いレベルの争いになるでしょう。
Bケラーもコントロールは抜群!
この数年を見ていると、板山にしても木浪にしても起用された当初は
「おぉ!」という動きを見せてくれるものの、徐々に尻すぼみになり
結局鳴尾浜にというパターンになっている。
今年もそうかどうかは本人次第ではありますが、継続できるかが開幕
に向けての大きな課題。
そういう意味でも、今日の練習試合は2人にとって大きな試金石になるかも。
ちなみに本日のスタメン
1 センター 島田
2 セカンド 中野
3 ライト 板山
4 ファースト 大山
5 サード 佐藤輝
6 指名打者 原口
7 レフト 髙山
8 キャッチャー 坂本
9 ショート 木浪
先発 桐敷 中継ぎ 湯浅・岩田・村上・岡留(予定)
だそうです。
中野・大山・佐藤輝以外は、ここで結果を残して一軍に留まりたいメンバーばかり。
アレに向かっての岡田阪神初戦。
良いゲームと結果を期待してます。
西田辺さんがおっしゃるように、今日の練習試合のスタメン、ボーダーライン上にいる選手を散りばめた、否が応でもやるっきゃない者たちのハートに火をつけるようなメンバー構成ですね。
特に高山選手は、今日良いところを見せられなかったら即2軍行きが待っている。
なんとか踏ん張って、今年の一軍戦力になるチャンスをものにするか、それともこのまま
2軍落ちして消えていくのか。
注目したいと思います。
それは、今のところ、ライバルを凌いでいるように見える板山や木浪にとっても同じこと。
レギュラー争いにとどまれるかどうかは、今日こらの数試合でいかに結果を出して首脳陣にアピールできるかにかかっている。
おそらく試合の後半に出てくるであろう、小幡や森下も同様。
この厳しい競争を勝ち抜いたものがレギュラーの座を掴み、そして競争を通じてチーム全体のレベルを高めてくれる。
大昔、よっさんこと吉田義男氏の守備をOB戦で初めて観た時の衝撃が忘れられない。ゴロを捕球すると同時にグラブから下手投げで放たれた素早い送球は芸術的だった。
個人的によっさんに近いのは中野だと勝手に思ってたけど今年はセカンド。
タイガースのレジェンドショートは吉田さん、藤田平さんに鳥さん。
小幡に木浪は彼等程では無いかもだけどアレした時にショートの位置に立てたらレジェンドの始まりなのだから、貪欲に目一杯試合で躍動して欲しい。
いよいよ第二次岡田監督の対外試合ですね。
まだ采配がどうのとかではなく、起用された選手がどういった野球脳と野球センスで野球をするかですね。
木浪や髙山は実践向きでしょうが、それを継続出来ないのがネックですよね。
小幡は今岡と一緒で一生懸命さが顔に出ないタイプに見えますし、島田もありがとうウナギなんでね(笑)
ガムシャラに頑張って、篩落ちないように!
疫病退散!
頑張ろう日本!