キャンプ打ち上げで井上大竹の名をあげる

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自分の加齢とともに加速する月日の流れ。なんともう1ヶ月過ぎてキャンプ終わり、いやはやビックリ。
井上と大竹、レギュラー(ローテ)に食い込めるか食い込めないかギリギリの線に浮上してきた選手たちをMVPとしてあげた。

興味深く感じることの多いキャンプだったが、特に「ほう」と思ったのが、「森下3番構想」を掛布さんに「リーク」されて「テレビで言うたらアカンやろ」と不満を漏らした一件だ。なんでも3月中旬までは秘匿するつもりだったとか。

そんな岡田監督だから、どこまでホントかわからないが、情報の出し方まで戦略的にやっているのはわかった。出す情報と出さない情報に注意を払い、時期にも気を使っている。

「あー」だの「おーん」だのまで書き起こされる一言ひとこと、記者の前で見せる態度や言葉でやりやすい状況を作ったり、いいタイミングまで狙いを隠したりする意図がある。情報による人心のコントロールに注意をしている。

外国人の故障は本当だろうが、仕上がりの遅さに文句をタレていたのもはたして本心だかどうだか。この時期、「期待値MAXの助っ人」とメディアに騒がせることになんのメリットもない。それは毎年証明し続けた。逆に「今年の外人はハズレ、アカン」としておけば、のちのちやりやすい(本当にダメ外人でも)。

裏表のない性格は好かれるが、監督という仕事は好かれることに重い価値を置く必要はない。阪神みたいな球団の場合、オモテとウラの使い分けはいずれ必要になる。

さて、井上と大竹の名を出したことにどんな意図があるのか。「そんなもんお前、キャンプMVPに意味あるか?一銭の価値もないやんか」、本心ではそう思っていそうだから。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    まあ2月は本当に短いですからねぇ(笑)。

    MVPに名前を出された2人は嬉しいでしょうね。この2人が活躍すれば楽しいペナントレースになると思います。

    それにしても普通の監督は、キャンプ地への配慮もあり「今季キャンプは90点〜100点」とリップサービスをするものですが、
    梅野・ノイジー・ビーズリーのプチ故障もあり、正直に「70点」と採点する辺りはいかにも岡田監督らしいです。

    個人的には即戦力ルーキー2人(森下・富田)が期待通り、
    伸び悩んでいた井上が開花の兆し、
    新加入の渡邉諒・大竹が活躍で、
    90点ぐらいはつけても良いのでは?と思うのですが、70点採点も岡田監督に何かの意図があっての発言かも知れません。

    実際に このキャンプがどうだったのか?の答えは秋に出る事でしょう。
    結果を出せば岡田監督の指導法や発言は全て正解だったと言えるので。

  2. とらかっぱ より:

    キャンプのMVPを口にしたのは意外でした。選ばれた選手への自信付けと更なるモチベの為、はたまたライバル選手への発破、だけではないような。思い付きで言った感じではなさそうだしどんな意図があったのか。深謀遠慮があるんでしょうね。

    井上は嬉しかったでしょうが、ここで喜んでるようじゃまだまだ。OP戦でもアピールを続けて「ノイジーさん、引っ込んでてください」って思いながらやって欲しいですね。井上がレギュラー獲れば森下や佐藤輝にも火が付くだろうし相乗効果期待大となりそう。

  3. 西田辺 より:

    昔から、1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言いまして、1年の中でも
    特に流れの速い時期でございます。
    キャンプMVPなんてぇなものは、マスコミのネタでしかありませんから、
    これを獲得したからと言ってレギュラーポジションが確約されるわけでも
    ないし、今シーズンの活躍が保証されたわけでもない。
    単に監督から見て、強いインプレッションを与えたというものに過ぎません。
    とは言え、指名された選手は悪い気はしないはず。
    大竹・井上とも置かれた立場は安泰ではないけど、励みになったことは確か。
    常々、岡田監督は「マスコミにホンマの事を言うとは限らん。7割嘘の場合
    もある」と言っていますから、発言全てを鵜呑みにしない方が宜しいかと。
    マスコミでの自分の発言を通じてチームをコントロールするのに非常に
    長けていたのが星野仙一さんでした。
    岡田監督もコーチとして側に仕え、その術を吸収しているはず。
    選手との直接的な関りを極力避けながら、コーチ経由やマスコミ経由で選手
    に喝を入れ続ける。
    70点と評した今年のキャンプ。
    シーズンが始まって、80点90点とステップアップさせていく予想図を描いて
    いると思います。
    そして秋には100点満点のアレを見せて欲しいですね。

  4. 虎轍 より:

    井上がMVPなのは課題を克服して結果を出したからでしょうね。
    先日の日ハム戦でフルカウントから左投手の入ってくる変化球を当てにいかずに、結果は見逃し三振でしたが、その後の打席で振りにいってホームランでしたからね。
    当てにいって凡打で崩されるより、その後の打席で結果を出したのが良かったのでしょう。
    短い2月も終わり、明日からは3月。
    いよいよ岡田タイガースの真骨頂が見れそうですね。
    頑張ろうタイガース!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  5. いわほー より:

    2月はいいキャンプを送れたタイガースとは対照的に、私の方はなぜか流行り病でもないのに体調が思わしくなく、総合評価で25点でした。(誰が君自身の採点知りたいんやってか)
    昨年、外野の一角を掴みかけた島田でさえ弾き飛ばされるくらいに井上、森下にノイジーまで加えた外野手戦争は楽しみで仕方ない。
    ただ、せっかくの一二軍沖縄キャンプだったのに、若手投手の突き上げがあまりみえなかったのは残念。
    二年目ルーキーの桐敷、岡留、鈴木のなかから最低一人は出てきてほしかったな。
    とはいえ桜三月、菖蒲は五月。花盛りの球春に体調も上昇上昇常勝常勝。

  6. 岩修 より:

    楽しかったキャンプが終わるとまた何時もの現実がやって来る。
    大ベテラン監督に厳しい視線を浴びながら結果を残した井上、大竹、森下、石井にナベリョウは本番でも必ずやってくれると信じている。
    大連投は厳禁だけど連投チェックするのも監督の務め。外国人だから特別扱いはどうかと思うし、それこそ時代遅れだと思う。個人の尊厳ばかりじゃ監督業は辛いだけ。
    過ぎたスパルタ指導で逮捕される時代で大変だけど岡田監督にはどうか、らしい指揮を続けて欲しい。
    今年は4年ぶりに現地甲子園に参戦する予定ですが虎轍様初め、ファミリーの方々に遭遇出来たら良いなぁ。