才木&梅野久々活躍で連勝

スポンサーリンク

前日の岡田監督の「別に負けてもいい」発言は、もちろん敗退行為や無気力試合を意味しているわけではなく、「絶対に勝たねばならぬ」のように力むことなく、思いっきりやればいいぞという親心だ。

その背景にあるのが「3連敗しない」という身近な目標。前日勝っているのだから負けても大きな問題はない。その考え方によって伸び伸び戦うのが、貯金を力にする戦いかたであり、正しい貯金の使い方だ。

才木が立ち上がり150キロを優に超える速球1本で押しまくった。前日の勝ちによる「3連敗回避貯金」をうまく使って、結果を気にせず向かっていく気持ちを引き出した。この立ち上がりが6.2回自責0の好投につながったのは間違いない。梅野の好リードだった。

広島先発アンダーソンも良かった。それでも少ないチャンスをしっかりものにする打線の勝負強さは健在。

3回菊池のエラーで出た木浪を才木がきっちり送り、二死後中野が右前タイムリーで先制。4回は二死走者なしから輝明のヒットと森下の死球で二死一二塁とすると、梅野が追い込まれながらも低めのスライダーに対応してセンターへのタイムリーヒットで2点目。

7回に1点を返され1点差とされても浮き足立つことなく、加治屋が火消しし、8回は岩貞がホールド。

すると8回ウラにノイジー中前単打、輝明左への二塁打で一死二三塁と好機を膨らませ、前日のヒーロー森下が三振に倒れた二死から梅野が再び右前へ2点タイムリー。4-1とダメを押した。

最後は岩崎が危なげなく締めて連勝。梅野のタイムリーが開幕戦以来、才木の白星も開幕シリーズ以来。これで貯金は今季最大の11となった。

きわどいダブルプレーをしっかり決めたこと(6回、8回)、内野エラーやバッテリーエラーがあっても、そこから締めて大ケガにしないことも、安定感のある試合運びに繋がっている。僅差での展開でも辛抱できるチームになってきている。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    岡田監督の「別に負けてもええんよ」の言葉が、
    久々の登板の才木を楽にしたかどうかは分かりませんが、
    初回から才木らしい美しいストレートを軸に飛ばし ランナーを背負いながらも粘りの投球で
    6.2回25打5安7振1失0責106球は(本人は7回投げ切りたかったようだが)久しぶりに素晴らしい内容でした。

    内野陣も取れるゲッツーをしっかり成立させ援護、
    これは当たり前の事だけど、それをしっかりやってくれる事で どれだけ投手が救われる事か。

    梅野捕手の配球も巧みで、一巡目は制度の高いストレート中心で押し込み、
    二巡目からは変化球を有効に使い打者を翻弄、才木の持ち味を十分に活かしていました。
    不思議とリードが冴えるとバッティングも冴える。
    木浪が疲れからか全く兆しが無い中 その前にランナーを帰すナイスタイムリー×2=3打点でした。

    梅野はヒーローインタビューでも滑舌が良く、頭の回転が早いので受け答えも しっかりしている。「将来、解説者になったら名解説をするんだろうなぁ」などとぼんやり考えてしまう程 気分良く眺めていました。
    本家の「勝つばい」やっぱり良かったです。

    昔、ノムさんが「優勝するような年は不思議なぐらい 色々上手く行くんだよ」と仰っていましたが、今まさにタイガースがそんなツボに入っているような感じがします。
    現在は交流戦というペナントレースの流れを変える時期があるので、良い流れを切らぬよう、欲張らず「勝ち越し」を続けて欲しい。

  2. サヨナラ3ラン より:

    才木に勝ちが付き 梅野も活躍
    できて良かった。
    8回に森下が力みまくって三振
    した後の梅野のタイムリーが
    本当に貴重だった。
    一打席目から右方向へ特徴が
    出た打球が飛んでいたので継続
    すればスランプ脱出できるはず

    昨日 最も印象に残ったのは梅野のタイムリーが出たときの坂本
    の喜びよう。
    コレが本心であってはならない
    と思う。
    プロ野球は団体競技ではあるが
    選手は個人事業主。ライバルが
    活躍すれば自分の価値は相対的
    に下がるのは当然。
    だからこそ準レギュラーの選手
    はライバルの失敗を密かに喜び
    つつ自分磨きに精を出す。
    そんな気持ちも大切だと思う。
    そして、そんな選手達を上手く
    マネージメントするのが岡田の
    仕事であるし真の戦う集団を
    作りあげるということだろう。
    昨日のゲーム後に岡田は
    梅野の復調を喜んでいたが
    坂本は、それを聞いて今まで
    以上に発奮してほしい。
    小幡もチャンスあるぞ。
    モチベーションは与えられる
    ものでなく自分で見つけるもの
    だと私は思うね。

  3. とらかっぱ より:

    才木の意気込みが画面越しに伝わって来るストレート連続16球の立ち上がり。菊池の高めボール気味の152kmに空振り三振に破壊力を感じました。「負けてもエエ」の言葉は知らなかったそうですが岡田監督の親心に十二分に応えたナイスピッチングでした。

    梅野にようやく梅野らしさが出てきました。本人も振り過ぎ感は持っていたようでコンパクトな打撃を心掛けたらしいですがこの感覚を忘れず行って欲しいものです。強く叩く意識が強すぎるあまり福留氏曰く「二度引き」でトップが深く入り過ぎて差し込まれるシーンが多かった今までですが、右打ちには天才的な技術を感じる梅野にはその意識を第一に持ち向けてきた甘めの球だけ引っ張る気持ちで行って欲しいものであります。木浪がお疲れモードで7・8番が安牌になれば攻撃力は数段落ちます。二人のうちどちらかが塁に出る事が出来れば・・・とニコイチで行きましょう。

  4. 虎轍 より:

    昨日も聖地甲子園に現地観戦してきました。
    陽射しも心地好い天気でタイガースも勝ち、ええ野球日和の猛虎日和でした。
    才木は初回から150キロを越えるストレートで押しまくって、久し振りのええ投球でしたね。GJ
    ただ広島打線が粘りを見せて球数を要したのが勿体無かったですが、ナイスピッチング!
    昨日みたいな投球をしてれば二桁勝利いけるよ!ありがとう!
    梅野はナイスリードにナイスバッティング!GJ
    これからも打ちまくれ‼
    今日もええ天気で仕事も頑張れます!
    タイガース!ありがとう!
    頑張ろう日本!

  5. こうさん より:

    昨日は、なんといっても才木の好投…ではなく梅野だ。正直、試合を観ながらおおざっぱな翌日のコメントを考えている時、1本目のタイムリーが出ても厳しい内容が出来上がっていた。変化球を全身で止めるのが梅野の良さだが、最近は自分の出したサインが不安なのか落ちる球に対して身体を沈ませるのが早く感じていた。盗塁されたら間に合わないほどに早く沈んでいる。打撃不振の影響かとも思っていたが全てが空回りに感じていた。

    けど昨日の2本目のタイムリー…ここ最近、梅野の打球が「上がらなくなった」のだ。それだけでポップフライアウトの心配がなくなる。1本目のタイムリーは自分のバットを1塁側に置いて走り出した梅野だが2本目のタイムリーはホーム付近に動きの流れで投げ捨てた。それほど自分でも興奮したのだろう(ホーム判定の前にバットを避けてくれた主審グッジョブ)。

    そのタイムリーの瞬間、ベンチで拳を突き上げる坂本がカメラに抜かれた。昔は「試合中、ベンチで話す二人が見たい。そうすれば、もっとタイガースは強くなる。」と何度も書いてきた。どっちが矢野さんで、どっちが野口さんかと決めつけてもきた。けど坂本のガッツポーズを観たら「どっちも矢野さんでいいじゃない」と思った。坂本がいたから貯金があるし、梅野がいるから坂本も週3の試合を全力で戦えているのだ。お互いの名前をヒーインで出すことがないのは馴れ合いになっていない証拠だと思う。二人の関係は、これでいい…いや、これがいいのだ。

    岩崎にセーブポイントが付けば付くほど湯浅も不安になる…それは「居場所がなくなる」というチームには良い意味での不安。更にパワーアップした湯浅に期待。先発の面子を見たら青柳だって変わらなければ。ミエセスも当たり前に使われるレベルではないから交流戦のDHで結果を出さなければならない。原口だってヤバい状況。今のところ糸原がDH第一候補か。

    いろんなところで化学反応が起こる岡田タイガース。岡田監督の計算外のことも起こっているのだろうが、全て「岡田監督の手のひらの上」と思えてしまう。タイガースファンがそうなのだから他所の監督はもっとだろう。

    またまた同一カード3連敗阻止。6月には大阪の商店街にマジックが点灯するかな。

  6. 西田辺 より:

    まぁ、色々と言われますが、梅野が働いてくれないとアレもコレもありません。
    昨日の打撃を見ていても、かなり無駄な力みを排除した打ち方になってました。
    「得点圏の鬼」と言われた2年前のように。
    今までは上半身に頼り切ったただ振り回すだけのバッティングでしたが、4回の
    センター前などはシッカリ下を残して低めの変化球に対応。
    8回の貴重な追加点の場面も、見違えるように下半身が使えていました。
    8番の木浪がやや下降気味ですので、7番が当たって来ると相手の攻めも変わって
    来るかも知れませんね。
    才木は6回2/3を106球、被安打5奪三振7四死球0で1失点(自責0)。
    150km/hを超える真っ直ぐの中に少し動く2シームを混ぜながら、当たっている
    広島打線を抑えていました。
    7回、林にタイムリーを打たれたところで加治屋にスイッチ。
    あの時点で左の代打は韮澤・田中・松山と残っていましたが、広島ベンチは
    矢野をそのまま打席へ。
    3回に2塁打を打っているので替えづらかったのかも知れませんが、あそこが
    勝負の大きなポイントだったのかも。
    8回9回は上位打線という事もありましたが、岩貞・岩崎と左を投入し松山投入を
    封じて行く継投。
    3連戦の1試合目に活躍した松山を出す機会を奪われ、新井監督もジリジリした
    気持ちで終盤を戦っていたのではないでしょうか。
    大きな連敗をしないのが肝要、とばかりに戦う余裕があるのが今のタイガース。
    まだまだ勝負所は先でしょうし、そこまでに如何に戦力を整えるか。
    今週は、ペナントレースの大きな山である交流戦の前の2カード。
    ヤクルトはおそらく、阪神に強い吉村や石川を先発させて来るでしょう。
    ここで、この2人を打ち崩すとヤクルトとしても対阪神のカードが無くなって
    くるはず。
    先々を考えても、今週はこの2投手を打ちたいですね。

  7. より:

    才木は昨季のような抜群の内容とはいきませんでしたが
    二軍落ちする前よりは格段に良かったですね
    捉えられた打球も結構ありましたが
    速球で押し込む場面も多々あり、要所ではフォークが抜群の落ち方をしていました

    ニッカンの記事では中6ローテで疲労が蓄積してしまっていたようで
    やはり昨季の無双ぶりは中10ローテの産物やったんやなと
    今後の運用をどうするか悩みどころですね
    そして西純や青柳にも中10ローテを試してみても良いのかもなーと思いました

  8. 岩修 より:

    森下は最初の当たりが菊池に阻まれなかったら、8回のチャンスに力み過ぎて高めのボール球振ることは無かったかも。逆に梅ちゃんは4回2死、しかも追い込まれてからのタイムリー。しかも速球派アンダーソンからだからか、同じ速球派島内からも落ち着いて2点タイムリーを放つことが出来たのだと思った。
    才木と梅ちゃんはこの1勝だけで満足して欲しく無いし、これからだとの想いがヒーインで伝わってきて嬉しかった。
    大山の好補に加治屋の火消し、剛球岩サダに完璧セーブ岩ザキ。
    そして昨日の岩ザキは何故か笑顔だった。
    甲子園で戦った10年は本当に楽しかったと金本アニキ。伸び代ある選手が多くて、しかも強いから岡田監督は楽しそう。
    虎轍様、タクロー様率いる現地の虎バカファミリーの方々も納得かなぁと。
    昨日、虎ジジィ様と虎轍様とのコメにもありましたが、自分はもしARE達成して「虎バカ優勝祝賀会」があれば全国どこでも良いので参加させて頂きたい。でもその前に先ずは冷静に神宮でヤクルトを倒して欲しい。

  9. トラ十一 より:

    日曜日の勝利は試合のない月曜日の精神状態を安定してくれる。
    才木はナイスピッチング。野球の方は安心して見ることができるので、何となくここを見ているとAkira28様のコメントが….
    あーやっぱり。私のトラ11も同じ状態。
    書いても送信できない。
    自分の名前を変えよう。トラ実、トラARE、いろいろ考えているうち7回。
    胸ドキドキ。加治屋が1球で終わりやれやれ。

    10数年使っていた名前は変えたくないと結論。
    それにしてもトラ十一はダサい気がする。ここがリニューアルされて初めは上手くいっていたのにね。
    Akira28様もAkira二十八は失礼だけどあまりカッコ良いように思えないですよね!

    トラオ様、torao様、菅野徹様、なにとぞどうか元の姿に戻るように宜しくよろしくお願い申し上げます。
    もしも既に直して頂いていたら申し訳ありません。
    トラ11で送信するとまた消えてしまったら嫌やから一応トラ十一で送信します。

    • 虎ジジィ より:

      トラ11様、まいどです。
      確かにトラ十一だと「トラ プラマイ」さん「トラ トイチ」さんみたいで気の毒だし、
      Akira28様も「Akira二プラス八」さんみたいで、スマートな感じがしませんねぇ。

      私はリニューアル後、「返信ボタン」の反応が悪くて困っています。

      toraoさん、なんとか改善をお願いいたします。

      • 鳴尾浜トラオ より:

        返信ボタンの件も、あわせてみてもらいます。

        • Akira二十八 より:

          Torao 様、トラ11様、虎ジジィ様、
          届いて良かったです。
          私も虎豊に改名するか悩みました(笑)

      • トラ11 より:

        虎ジジィ様、トラ十一は「トラプラマイ」「トラトイチ」みたいだし、Akira二十八様も「ニプラス八」と読めるのですね。成程です。さすが虎ジジィさん!私の思考にはなかったです。ただただダサいとしか(笑)
        数字は全角で入れたら良いとか。
        これからはトラ11です。
        殆ど変わりませんが、よろしくお願いいたします。

  10. いわほー より:

    昨日の試合は梅野に尽きるでしょうね。
    この1試合だけで完全復活というのは早計でしょうけど、前々から岡田監督が望んでいた捕手固定の考えは、よっぽど図抜けたキャッチャーが出てこない限り、現状では梅野、坂本のW捕手体制がチームに適していると考えを改めてほしいし、改めつつあるんじゃないでしょうか。
    梅野のタイムリーのシーンでの坂本の喜びの表現は、ライバルが打ったことそのことよりも、チームにダメ押し追加点が入ったことに喜びが溢れたという、それはとても自然なことに思いましたが。
    その意味でも坂本自身、ベンチながらも試合にどっぷり入れていた証拠ではないでしょうか。

  11. 熱血トラキチ より:

    梅ちゃんナイバッチ1、ナイバッチ2、そして初回のストレート16球連続要求もナイスリード。あとは、盗塁をビシッと刺せるようになればいいんだけど開幕前のヒジ痛めたのがまだ治らんのかな?ちと心配。
    広島とのカード前に雨を防ぐためグラウンドに防水シート掛けたせいで、土が固くて打球がはねるから菊池でさえもエラーしたとか。そんな中、ゲッツーを決められてサトテルナイス守備やん。
    おい問題児、ジョーク混じりに監督に呼ばれた西クン。直立不動でどんでん監督の言葉をしっかりと聞く様はあなたがまだまだこれから伸びる証明だね。昔、少年野球で監督から、喋ってる人の目を見て聞きなさい、そう言われて育ったおかげで、今でも人に挨拶する時には目ヂカラ凄いですねと言われますがな。伸びたんかな、しらんけど。
    さて、交流戦前の神宮ヤクルト、甲子園巨人戦を、きっちり勝ち越して区切りにしたいですね。神宮では虎の森下は打ちますよー!

  12. Akira二十八 より:

    才木のピッチング素晴らしかったし、梅野が良くやった!
    梅野、昨日はミートポイント前で捉えてましたね。その分綺麗に体重が前にかかって強いフォロースルーになってました。
    名手菊池に今期初のエラーが出て、得点につながりましたが、中野のエラーも失点につながりました。
    しかし、タイガースの2つの併殺網は美しかった。
    なんでも聞けば、金曜日の試合から岡田監督の阪神園芸さんへのグランドにシート掛け指示が固いグランドを生み出したとか。
    ナイターの試合に散水すると地下水が上がってきて程よくグランドが落ち着くも、昼の試合では地下水あがらず固いグランドの甲子園になるとは知らなかった。
    その固さを活かした守備練習だったとは、まさに策士・岡田。
    凄い!

    阪井日向 スポーツニッポン阪神担当 Tweeted: 【内田雅也の追球】阪神園芸もうなる 土の声を聞いた岡田監督の予測「打球がはねるんよ…
    https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/05/22/kiji/20230521s00001173761000c.html

    • Akira28 より:

      torao 様、トラ11様、
      う〜ん、承知致しました。
      全角ですね。
      上手く行くか!?
      勝負!
      テスト発信、サンダーバース、否サンダーバード発進!
      いざ!

タイトルとURLをコピーしました