「おーん」とかけて面白がられているけれど、岡田監督の言った「御の字」って言葉が面白い。goo辞書(デジタル大辞泉)によると、
おん‐の‐じ【御の字】
《江戸初期の遊里語から出た語。「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの、の意から》
1 非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。「出費がこの程度で済めば―だ」
2 最上のもの。「―の太夫」〈浮・諸艶大鑑・八〉
だそうだ。
なんとなく、様子をつかみかねているのだが、阪神の交流戦後半の状態って「悪い」のだろうか。負け越しが続いたという意味では悪いのだろう。でも、3タテはくらってないし、最後の試合はともかく、負け方も「勝ち損ね」が多い。どう考えても負けという試合が続いているわけではない。戦力が枯渇してしまったという感じでもない。
クローザーが心許ないのは心配だが、ぐるっと見渡してみると今年はセパどこも似たような問題を抱えている。そんなに変わらない。むしろクローザーできそうな投手が数人いた「出来過ぎ期の阪神」が突出していた。
総じて考えると、今の阪神はズバ抜けた強さはなくなったが、相対的に弱くなったわけでもない。御の字だ。
コメント
交流戦三つの負け越しで済んだのは確かに御の字かも知れません。クローザー問題に加え打つ方が結構冷え込んだだけにむしろよくやったほうかも。近本・中野が出塁できないと一発の少ない打線では0封される可能性も高くなるし、まずは1・2番の機能回復を期待したいです。
青柳が昨日ファームで投げてましたが又立上りに失点→中盤抑える→100球超えたあたりで打たれる。よく見るパターンで7回6安打3四球で3失点といったまだまだ上で投げるには心許ない結果でした。登板前は「カットボール・カーブの使い方をどうこう」みたいな話を青柳はしていましたが、矢野前監督は「ツーシームの変化が早い」のが原因と言ってます。確かに上で打たれてる時はツーシームでストライク取れずボール先行になり、ストライクを取りに行ったスライダーやツーシームを痛打されるシーンが多かったと思います。そこを改善しないといい結果は得られないと思うので原因追及し威力ある鋭い変化のツーシームを取り戻して欲しい。青柳が居なくともアレは可能かもしれませんが昨年までの青柳が戻ってくればよりアレには近づくと思います。何とか復活して欲しいものです。
交流戦「御の字」、全くその通りだと思います。
昨季で例えると開幕戦からクローザーが崩れガタガタ、しかもあの時は青柳・伊藤将の先発両輪も不在で取り返しがつかない程の借金を抱えてしまった。
あの時と比較すれば、今は才木・大竹・村上の3本柱が居て、
リリーフも2連投までなら岩崎は安定しているし、
岩貞・島本も好調。
打線でも近本・中野・大山は「小波」はあっても「大波」はなくコンスタントに撃ってくれるので、昨季程の完封負けも少なく大型連敗を食らう事がない現状。
そして貯金がまだ14もあるのだから「御の字」と言えるでしょう。
ライバル球団もだいたい決まってきたので、そこはしっかり勝ち切りつつ貯金をVラインの20に近づけて行きたいですね。
岡田監督がまだ使うというノイジーが どれだけ貢献出来るのか?
佐藤輝が「波」なくコンスタントに撃てるのか?
前川・森下の大ブレークはあるのか?
やはり打撃陣が鍵になりそうです。
組織の上に立つ者に必要な資質として 少しくらいのことに
動じないということがある。少なくとも本心は多少ぐらついて
いたとしても決して周りに見せてはならない。
リーダーがドッシリ構えていないと下の人間が落ち着いて仕事
できなくなるからね。
いつかの文春コラムで取り上げていた交流戦前の『普通にやるわ』
にも関連していて大きな変化点を前に岡田本人も選手に対しても
普段通りに仕事をしようってメッセージだったと私は思っている。
御の字コメントの裏には、もしかしたら別のマイナス総括も
あったかも知れない。
仮に だったとしてもリーダーとして今、コメントする最善は選手
やファンに焦りを感じさせないことだと思う。
元々、開幕前の岡田のコメントを聞いていると後半戦に向けて
貯金5ならマズマズ、10あれば素晴らしいくらいのイメージで
考えていたので今の成績は個人的には最上級。
選手個々に疲労が出始めている時期なので故障者が出ないように
上手くマネジメントして後半戦をスタートしてほしいね。
交流戦終了後の岡田監督のコメント「(借金)3つじゃ、もう御の字よ」については、自分もちょっと気になったので調べてみました。
文化庁が毎年実施している「国語に関する世論調査」の平成31年度版で「御の字」が取り上げられています(引用長文失礼します)。
>本来の意味とされる「大いに有り難い」が36.6%で,「一応,納得できる」(49.9%)を13ポイント下回っている。過去の調査結果(平成20年度)と比較すると,「一応,納得できる」「大いに有り難い」共に2ポイント減少している。地域ブロック別に見ると,「一応,納得できる」は全ての地域で 4~5割台となり,「大いに有り難い」を上回っている。
性別に見ると,「一応,納得できる」(男性54.2%,女性46.2%)は男性の方が高くなっている。年齢別に見ると,「一応,納得できる」は,全ての年代で「大いに有り難い」を上回り,16~19歳で他の年代より高く61.0%となっている。「大いに有り難い」は,20~30代,50代で他の年代より高く4割台前半となっている。
今回の監督の言葉の意図は「一応、納得できる」のほうだったかなと思いました。
10代は6割以上がこちらの意味で使っているようなので、遠からずこちらが通常の使い方ということになるんでしょう。
いずれにしても、交流戦の結果に対する監督の受け止めは落ち着いたもので、こういう認識のもとに後半戦、終盤戦に臨んでもらえれば、シーズン終了後には、
「貯金○○でアレできたんやから、もう御の字よ」
という言葉が聞けると期待しています。
こちらはもちろん「大いに有り難い」ですが。
おぉ、キレイなオチですな。俺も気になっている言葉について書こうと決めていたから驚きの文章でした。
俺が気になっている言葉は「爪痕を残す」だ。遠い異国では否平和的な争いが行われている。それが始まった頃から「この言葉を使うのは正しいのか正しくないのか」…いや、「正しくはないのかもしれないが、間違ってはいないのか」と思うようになった。当たり前のように「ファームの選手には爪痕を残してほしい」と書いていた。けどネガティブというか違った意味があったのを知ったのは本当に数年前だ(昔、習ったのだろうが忘れていた)。「結果を出してほしい」と書くのが増えたな。
だからといって誰かが使っていても違和感はない。自分が使うことに違和感なのだ。
世の中の出来事によって、そんな言葉が自分の中で増えていくのかな。人と話している時に「この言葉は今、使うことは正しいのか?」と考えてしまう瞬間が。
絶対にトラオさんのこの場所、球団関係者は見ていると思っているので「御の字グッズ」が販売されるかも。
争いが終わってほしいので「否」を使いました。間違った言葉(誤字)です。
私も交流戦は御の字やったと思いますね。
143試合あれば、調子のええ時も悪い時もある。
勝ったり負けたりが野球ですからね。
シーズンの規程投球回に達して防御率0の投手も打率4割の選手も居ない訳ですからね。
5月の調子の良かった事の反動では無いですが、交流戦では3つの負け越ししか無いですからね。
岡田監督も言うてますが、まだ慌てる事も無いと思いますよ。
だって第一次監督の時の記憶も経験もある監督ですからね(笑)
週末からのDeNA戦ではまだ秘策も出さへんまんまで、いつも通りの作戦でいくと思いますし、馬なりでええと思いますね。
頑張ろうタイガース!
頑張ろう日本!
ノイジーは明日また出場させるよと岡田監督。
果たしてノイジーに関しては御の字だったのだろうか?
家族がいないから気合いが入らないのでは困るので何とか5月並みに打って欲しい。
青柳と同じ本格派右サイドスローの#64岡留。制球難が克服出来ていたら、今現在はヤギさんより球威はあるかも。
#18馬場はまた馬場ガッツを観てみたい。#99ビーズリーがメッセみたいになってくれたら最高。
野手で最も期待しているのは
#58前川右京と#1森下翔大。
彼らがどっしりとチカナカ、大山、佐藤輝の中に入ればそら強いと思う。でも、ノイジーも頑張りや~ですね。