先制点は木浪の犠飛。振り返ると、今季開幕直後、阪神は異常なほど犠牲フライで点を取った。その傾向はその後も変わらず、犠飛の数はずっとトップ。簡単なようで難しいことだ。ノイジーの好打と好走塁も評価に値する。
西勇輝が2安打完封勝利。2併殺あり、盗塁刺殺ありで二塁を踏ませなかった。
境界線の魔術師。内角にあるストライクとボールの境、外角にあるストライクとボールの境。2本の境界線。ボールが投げられた瞬間の方向、途中の予想軌道、本塁ベースに到達するまでの動き。その間でボールは境界線をまたぐ。来たと思ったら来んのかい。来んと思ったら来るんかい。そう思わせるための伏線が心憎い。
読売の先発山﨑伊織も素晴らしい制球力。野手も集中が高まったかファインプレーで盛り立てた。2つの美技が出た直後の9回表は、イヤな予感もあったが、西勇輝の気迫が勝り、最後は代走重信の二盗をバッテリーが完璧に防衛し、余裕のタッチアウトで試合終了。わずか2時間6分の試合時間は、観客にとっては短すぎたかもしれないが、締まった試合内容で勝利したのだから文句はない。
時間たっぷりで西勇輝のインタビューも言葉たっぷり。どんどん成長し、ぐいぐい進んで行くチームに、焦りながらも必死で食らいついたベテランの思いが伝わってきた。西勇輝が支えてきたから今の阪神投手陣があるんだよ。今年イチの熱投、素晴らしかった。
これで9月負けなしの9連勝、マジックは3となった。今日は昼の新幹線でカウントダウンの大阪へ向かう。思い出深い旅になるだろう。
コメント
「売り子泣かせ(笑)の2時間6分」西勇輝のテンポの良い好投に尽きます。
リードした坂本も、西勇輝のコントロールが良いのでストライクゾーンの四隅を自在に突く上手いリードまさに「境界線の魔術師」だ。
そしてテンポを重視してキャッチャーミットに収まると素早く返球し、決して相手の間合いで打たせない、リズムの良いバッテリーの間合いでした。
リズムが良いので守備陣も守りやすく流れるようなゲッツーが取れる。
12個のゴロアウトを見事に守りセカンドベースすら踏ませぬ今季1番の好投。
西の表情も、いつもの「おどけ」がなく期するものを感じました。
ヒーインでも(若手が二桁達成して行く中)今季の自分の不甲斐なさ、苦しかった胸の内を語り、観ている我々も胸が熱くなりました。
苦しい7連戦のアタマでブルペンも殆ど肩を作らずに済み、結果としては最高のカタチの勝利になりました。
攻撃はノイジーの顔を真っ赤にしての全力疾走が木浪の犠牲フライを呼び込んだカタチ。その後はサッパリでしたが十分でした。
マジック対象のカープは先週末に3本柱を使い切り苦しい状況。
これは最短の14日に「アレ」があるかも知れませんね。
toraoさんの現地勝率の悪さだけが気になるところですが(笑)、ナマで胴上げを観られると良いですね。
余談ですが、NHKで「木浪の声かけ」にスポットを当てていて驚きました。彼は縁の下の力持ちだ!
このままアレしても心の底から喜ぶことが出来ないであろう西と青柳の二人。主力と計算されながら不本意な投球内容が多く計算外だった村上、大竹らの活躍によってココまで連れてきてもらったと言っても過言ではないと思う。昨夜の西は圧巻の投球を見せつけたことでアレへと突っ走る超特急列車にギリギリで飛び乗った。最後は青柳がエースの意地を見せる時。キャリアに誇りが持てる優勝経験を自ら刻む為に今日は力で巨人をねじ伏せてほしいね。頑張れ!
西勇のいい時ってこんな感じやったなーって観てたらあっちゅう間に試合が終わってしまってた(笑)球児が「先発投手には3回ピンチが来る」って解説してたけどそれもほぼなかった。ゾーンから落ちるボールを振らせて三振を取る投球も気持ちいいが横の揺さぶりで「来んのかーい、来るんかーい」と腰を引かせながらミノサンを取るスタイルは爽快。観ている内に左側の扇がだんだん大きくなってきます。10勝トリオに触発された感がありますがまだまだ主戦を張って欲しい投手です。
相手の山崎もグッドピッチング。春に対戦した時より球が速く制球が遥かに良くなってる感じを受けました。坂本のエンドランが決まらなければやられていたかも。ノイジーよう走った。木浪もよう打った。
パイン飴1kg届きました。早っ!
西という投手も不思議だが、ノイジーも不思議な選手だ。今シーズン、三塁線を抜くあたりをノイジーが素手で掴み(これがポイント)、2塁にストライク返球で打者アウトを何度目撃したことか。一方、ノイジーのホームランが決勝打、という試合は今シーズン一つでもあったのか? 少なくとも私の記憶にはない。昨日も、確かにセンター前ヒットは教科書のようなセンター返しで見事だったが、勝利に直結したのは、坂本の内野安打でいつの間にか3塁ベースに到着した不思議の進塁だろう。木浪の犠牲フライは予想してはいたが、今シーズンの活躍を象徴するような恐怖の8番バッターの面目躍如。で、西君である。要するにこの投手はコーナーの出し入れが生命線なのだろう。だから少しその精度が落ちると、3点くらいあっというまに失うし、今シーズンに限らず、試合の立ち上がりで失敗することの多い投手である。間違いなく今シーズンのベストの投球が、先発陣の中ではっきり言えば最悪の投手から出てくるのは、もうチームの摩訶不思議なパワーとしかいいようがない。それにしても巨人の力のなさ。阪神が勝ったというより、巨人は何もしなかったという試合。それでもM3。
ノイジーの評価は難しい。
守備も肩も申し分ないし、無理に引っ張らずにセンターから右に打てばいい打球を飛ばせる。
とはいえそれで外国人助っ人枠の外野のひとポジション委ねるかと言えばちょっと疑問。
来シーズン残留か解雇かは岡田さん次第。
かといってミエちゃん残留?もちょっと難しいか? バース様とは言うまい。でもせめてあのブラゼルくらいの守備下手鈍足でも一発ありの外人が6番バッターに座れば、来年度もぶっちぎりの優勝間違いなし! 早々とCSの心配をして、そのあと日本シリーズを悲観し、今や来シーズンを予想するソロムコ五十六番でした。
再三コメントしてますが、もうブラゼルクラスを1年目で実現するのはほぼ不可能なんですよね
ブラゼルは1年目(ライオンズ時代)は521打席でOPS.740でしたが
今季の新外国人選手で規定打席に到達してそれくらい打ってる選手は無し(マキノン(L)の465打席.702が最高)、打席数を減らしてセデーニョ(Bs135打席.781)、デビッドソン(C353打席.734)てところです
となるとそれこそブラゼルのように二年目以降の飛躍に期待して育成していくしか無いと思うのですが、果たしてノイジーを育成して何処まで行けるのか?がポイントになると思われ、個人的には微妙なのでは・・・と思っています
パワーがある分ミエちゃんはまだ目がありそうですよね
こんにちは。
ノイジーに関しては個人的には残留を希望しますが、昨日解説の金村氏が言ってたように「金額(年俸)がねぇ」と言ったところじゃないでしょうか。
一昔前はホームラン王争いといえば助っ人外国人という時期もありましたが、今や規定打席に達している外国人野手も少なく、まあ金額なりに働いているのはヤクルトのサンタナぐらい。
新しく連れて来ても活躍は望めません。
2005年のスペンサーのように、「アレの御祝儀残留」させて、来季も小野寺・前川・井上などと争わせても面白いかと…。
あと、Kケラーはポストシーズンには帰って来るのかな?
>ノイジーのホームランが決勝打、という試合は今シーズン一つでもあったのか?
ホームラン6本しか打ってないので調べるのは簡単でした(笑
結論から言うと無いです(まぁ何せ6本しか打ってないので)
4/12 東京D G戦 四表 0-0 から先制ソロ。試合は2-1で勝利。決勝打は近本
4/13 東京D G戦 二表 0-0 から先制ソロ。試合は4-1で勝利。決勝打は渡邉諒(ホームラン)
5/19 甲子園 C戦 三裏 0-5 から焼石に水のソロ。試合は7-10で敗戦
5/23 神宮 S戦 七表 3-2 からリードを広げるスリーラン。試合は6-3で勝利。決勝打は三表に2点先制タイムリーを打ったノイジー
7/4 マツダ C戦 七表 0-6 から焼石に水のソロ。試合は1-9で敗戦
8/30 甲子園 DB戦 二裏 0-0 から先制ソロ。試合は2-4で敗戦
先発西は僅か二安打、二塁も踏ませず、文字通りの虎の子1点を守っての完封劇です。
この日主審はワイドなストライクゾーンで、どのコース高低も偏りなく取っていて、相手先発山崎も八回三安打の初完投と試合時間も非常にスピーディーでした。西と坂本のバッテリーはあらゆる球種でそのゾーンを付いて、先頭打者出塁二度を共に計算通りにゲッツーを取り、最終回ランナーが出るも盗塁で刺すという正にバッテリーの勝利です。この試合打撃でも貢献した坂本もヒーインに呼ばれなかったのは何故でしょう?気が利いていない選出です。
攻撃は坂本打席のフルカウントからエンドランをかけ、ノイジーが三塁強襲ヒットで三塁まで取ったところ、続く木浪が初球を犠飛にしたところは6番から得点するのに最高の繋がりで、この試合コレが決勝点となりました。
試合後の岡田監督談話で、今日は何もしていなく勝てたとか、実にこの日の武豊セレモニーに因み馬なりで勝てた試合だったのでしょう。マジックも二つ減りマジック3となりました。
果たして甲子園で決まるのでしょうか?楽しみな数日となります。
>この試合打撃でも貢献した坂本もヒーインに呼ばれなかったのは何故でしょう?気が利いていない選出です
確かに、仰る通りだと思います
今シーズン開幕当初から西勇に対して「6回で充分」と書いてきた。もちろん西勇を戦力として考えられなくなった訳ではなく「西勇に長く現役でいてほしい」から。とにかくイニングを食うよりも個人の借金を減らしてほしかった。20試合を投げて10勝10敗よりも15試合を投げて10勝5敗の投手になってほしいのだ。けど昨日で来季の西勇の使い方が決まったように思う。適度な休みを与えながらがベストになっていくだろう。それにしてもナイスピッチング。
4裏だったか、大山に打ってほしかった3球目だが手を出さず(手を出せず?)、4球目の難しい内角高めに手を出してしまう。好調な時は3球目を確実に仕留めていた。数週間前に「まだ大山の不調はバレていない」と書いたが森下への申告敬遠でバレてしまった。それでも連勝で目立たない有り難さよ。
ノイジーは打てる打てないという結果は抜きにして「仕留めたい球」が明確になっているように見える。CSでも間違いなく使われる。昨日の「結果が出ない打席」を観ていても少しだけだが希望が見えてきた。あの走塁が出来るのだから大成してほしいな。カメラに映らなかったけど坂本がセカンドに行けなかったのは謎。坂本さえもノイジーが走るのは予想外だったということかな。ファーストからの走りはエンドランのスピードだったもんな。
いよいよアチラもマジック一桁。交流戦の雪辱を晴らす時だ。
これぞ西勇輝!という投球内容。
ピッチングは、相手打者の動体視力や反射神経、それと目の錯覚との勝負。
上下左右は勿論のこと、緩急という奥行きを駆使して打者の的を絞らせない。
外かと思えば内、変化球かと思えばズバッと真っ直ぐ。
シーズン序盤はかなり苦しい投球が続いてましたが、ここに来て戻ってきたのは
クライマックスシリーズに向けて大きい。
あとは、今日先発予定の青柳ですね。
あまり注目されませんが、坂本のサポートも素晴らしかった。
いいリズムを作るために、ランナーのいない時は捕球後すぐに西に返球し、
ランナーが出ればリズムを変える事をやっていました。
キャッチングや打者の観察眼、配球の思考能力といったキャッチャーとしての
基礎能力は大変高いものを有していますが、打力とスタミナ面に課題がありました。
今回の梅野の欠場で、スタミナ面の克服も見えてきました。
来年は梅野や若いキャッチャーとで、更に高いレベルの競争が繰り広げられるかも。
あれよあれよという間にマジックナンバーが3まで減りました。
toraoさん観戦日に胴上げの可能性も出てきました。
さて、どうなりますやら。
あっぱれ西勇輝!おかえり西勇輝!!
昨日は投手戦に酔いしれた夜となりました。
投球内容は文句なし「これぞ西勇輝!」というピッチング。
CSの4、5番手争いに残りましたね。
相手の山崎投手も見事なピッチング。3回からはノーヒットに抑えられましたからね。。
プロ野球ファンとしては1-0の試合は見応えがあり、ハラハラドキドキ(昨日は動きなかったですけど)が楽しめ、好きなゲームですね。早く終われば呑みに行けるし(笑)
数年前ドームで初回に押し出し四球で貰った1点を9回まで守り抜いた岩貞の試合を思い出しました。
さて、西勇輝が戻ってきたことにより監督曰く「一番不安な投手」の登板。
自分がアレを決める!くらいの気持ちでビシッと結果を出して欲しい!
それにしても大山がちと心配ですね。
今日もケガなく故障なくバモス!!
ヒーローインタビューに坂本も出してやったら良かったのにね。
「俺の肩を舐めるな‼」ってね。
西勇輝は二軍にいって、ちょっと腹回りの肉が落ちて、キレが戻ったような(笑)
ナイスピッチングでしたね。GJ
ちょっとマジックの減りが早すぎてホンマに焦りますね。
こうなったら明日に決めてしまうかい?(笑)
オフ会は祝勝会ですね(笑)
ガンバレ!タイガース!
頑張ろう日本!
強(つえ)~な~、そらそうよ…最近の口癖(笑)
昨日の西勇輝のピッチング、気迫も凄かったですね。
日月のDeNA戦、現地観戦の予定ですが、その前には決まりそうですね。
昨夜はスカイAで観戦。解説の金村さんが丸の打席で、外からスライダーに外へシュート。内へボール球に牽制を挟み、外に戻ると見せかけて内にズバっと決めミノサンの場面を何度も熱く語られていた。終始上機嫌でアレよアレよでアレですねと。
本当に西勇は5月3日あの現地で観た彼なのか?でもこんな時期に2塁も踏ませず2安打完封。3安打で勝ち、9月負け知らずの9連勝って…。
西勇と坂本の抱擁で涙。木浪の他なら本塁打の当たりに涙。
ノイジーのヒットと好走塁に…。
でもヒッティングマーチ覚えようかな?良い曲だし。画面観て妻が一言。「60年で優勝たった5回なんだ」
とぽつり。でもアレなら何回もあるかもだし、我等がtorao様が胴上げ甲子園で立ち会えたならもう涙何てもんじゃ足りないと思う。まずは青柳社長、勝てる投球をお願いします。
西勇は失投がほぼ無い、全盛期の投球でしたね
「100球投げたら甘い球はそれなりにある」なんて甘っちょろいこと言ってんなよ?という凄味を久々に観ました。全球勝負球
ヒロインにいろんな気持ちが込められてて泣けました
しかし驚いたのはジャイアンツの山崎伊織。あんなにええ投手やったんすね
4月にボコって以来当たってなかったのはラッキーだったのでは?
日曜の九里もそうでしたが、四球を選べるタイガース打線を相手にするにはゾーン内でピッチトンネルを通しまくるしかない、というのを教えてくれました
大山は日曜の最後の打席の中飛で調子戻ったと思いましたが昨日の山崎伊織相手ではさすがに厳しかったですね
今日は横川やし大丈夫かしら?
村上、青柳、伊藤将、西勇、才木、村上、大竹、伊藤将、西勇と、9月に入って負けなしの9連勝、おまけにすべて先発投手に勝ちが付くという好調さ。
今日は9月2日ヤクルト戦から中10日空いての青柳。それ故にプレッシャーは半端ないでしょう。
今シーズンはローテの柱でバリバリ投げてもらうはずが想定外の不調で、本人も忸怩たる思いで過ごしたに違いない。
ただ、前回のヤクルト戦、村上に1発浴びたのとどん詰まりで不運な二塁打もあって3失点しましたが、復調の片りんはみせてもらえたと思っています。
ぜひとも西勇に続いてナイスピッチングを見せてもらいたい。
彼が復調すればリーグ1、いや12球団1の先発ローテ6人衆ですよ。
滞在時間はサクッと1時間。
仕事が長引いてしまい19時過ぎに球場に着くと、もう5回ウラ。めっちゃ早く進んでいる。7番坂本からの攻撃も淡々と終り、ハーフタイム、グランド整備に移る。スコアボードは得点阪神1に読売0、安打数は阪神3に読売1、エラーなし。6回表を3者凡退に抑えた西勇輝は67球。めっちゃええやんか。相手の背番号19もいいぞ。観ている間、阪神はずーっと3者凡退の繰り返し。たまに外野まで球が飛ぶと元気を持て余し気味の虎党から歓声は上がるが、伸びはなく単なる凡フライ。緊迫した投手戦、というよりもどちらも打たれるような様子がない安定した投げ合い。緊迫する場面はまったくといっていいほどなかった。内野は守備練習をしているかのようだ。7回終了19時43分、8回ウラ、坂本の三塁線を襲う打球も好捕され、次の木浪打球は三遊間を破った、と思ったら、ショート門脇に横っ飛びで捕られた。うまいねえ、敵ながら思わず拍手。8回終了19時55分。このまま終わるのかな、と思ったら、9回1死からヒット打たれた。だけど心配無用、坂本のバズーカで強制終了。試合時間2時間6分だって。滞在時間は1時間ちょっと。こんなゲームもできるんや。気合いが入っていたなあ西勇輝。その気魄がレフスタでも感じるくらい。ヒーインも吹っ切れたかのような弁舌、気合十分。
これで今季3度目の9連勝だって。すごくない?
青柳も途切れず続かなきゃね。
西の実力をまざまざと見せつけられましたねー。本日の青柳にも是非ともやってもらいましょう!大山、ボール球振る悪癖、ちと心配な感じですけど、打てない時は守備に集中がよろしいですね。いくら小心者の私でも、ARE、さすがにもう大丈夫!太鼓判!鉄板!という訳で、本日は験担ぎのカツではなく、コロッケパンとおにぎりランチ。えーと、お赤飯のおにぎりです。ん?おめでとうのお赤飯にはまだ早いか?VIVANT見てたら食べたくてー、オサキデス。