2023年9月14日を甲子園球場で過ごす

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マジック1で迎えた2023年9月14日。どこにいても落ち着かないので、早めに甲子園に行った。もうすでにかなりの人出だった。

ショップはどこも大盛況。若い女性がとても多く、グッズはアイドルものみたいなのも豊富に取りそろえてあった。

トラッキーたちも外に出て写真撮影に応じるファンサービス。小さい子たちには記念の1枚になるね。

ライトスタンドの入場門へと歩く。最終的には昔みたいにツタでもじゃもじゃになるのかな?

入場してスタンドへと向かう通路が好き。とくに甲子園はパーッと開けて、鮮やかな天然芝の緑が目に飛び込んでくるのがたまらない。ましてや今日は特別な日。ふだんの100倍ワクワクする。それにしてもあちこちとても小綺麗になった。いいことなんだろうと思う反面、失われた風景が恋しくもある。

センター付近のスタンド、階段をてっぺんまで登る。当たり前だけど、甲子園球場でしか見られない。世界一美しい球場だ。異論は認めない。

平日のナイトゲーム。試合開始までまだ20分以上あるというのにスタンドはこの状態。確かに18年ぶりなんだから仕事なんてしている場合じゃない。スタメンはいつもどおり。読売のスタメンが固まらないのもいつもどおり。

試合開始前。園芸さんによる水芸。あんまり見ている人はいないが、至芸である。

試合中の写真はない。じっと見詰めていたし、応援もしていた。歌が難しくてアレだったけど、やれることはやった。才木が素晴らしかったのか、読売打線が悪かったのかはわからないが、直球ファウルでカウントが取れていたし、いい当たりと思っても距離は出ない。ポップフライも多く、若々しくいい投球だったのだろうと遠くから感じた。

この試合は大山に打ってほしいと願っていた。はじめはゲッツーだったけど、大山らしい実直な全力疾走の内野安打でつないだし、ほしい犠牲フライも打った。ここに来ての打撃低調はかわいそうだったが、それでも大山はいつでもできることを誠実にやっていたからね。この試合でヒットと打点が記録されてうれしかった。

前日は「ホームラン未遂」と満塁ホームラン。そしてこの日は2ランホームラン。岡田監督が就任したころ、「佐藤はボヨーンと振ったほうがいい」みたいなことを言っていた記憶があるが、まさに最近の輝明は、ボヨーンと振れている。ボヨーンだとミート率は上がるし、ボール判断でバットを止めやすい。それでもフェンスを越えるのに十分な飛距離が出る。

岩貞がちょっと残念だったけど、石井と島本がしっかり火消し。いつもと違う試合だったけど、いつもどおりの素晴らしい投球だった。

岩崎が登場するとき、いつもの「アイキャントライ」ではなく「栄光の架橋」。私はあえて触れてこなかった。もしアレがアレしなかったときが怖すぎるからだ。勝負だからいろんなことがある、なくなってしまった人の命に、都合のいい解釈は加えたくない。でも、横田(あえて「横田慎太郎さん」ではなくそう呼ぶ)がみんなの心を鼓舞し、持っているもの以上の力を発揮できるようにしてくれているのは十分伝わっていた。浮かれることなく、動じることなく、真摯に野球に向き合っていたのは横田の死があったことも大きく影響していた。

最後はドキドキハラハラさせてくれたが、中野がいい守備を見せてくれた。飛び出してくる選手たち。喜び合うファンたち。手を合わせ、抱き合い、涙が止まらない人もたくさんいた。

じらすようにゆっくりとマウンドへと向かう岡田監督。65歳、いろんな経験をつんできた人間の余裕を感じる。今季ずっと感じてきた。慌てない。無理をしない。自分を信じて、やれることを堅実にやる。それがいつもコンスタントに力を発揮するために必要なこと。

胴上げ。これがやりたくてずっと頑張ってきた。横田のユニフォームも舞っていた。

岡田監督のインタビューは本当によかった。選手をたたえ、感謝し、定期的に笑わせる。シーズンずっとこの人の言葉で楽しませてもらった。本当にいい優勝監督インタビューだった。

六甲おろしの合唱の中、チャンピオンフラッグを持って場内を1周するチームのみんな。幸せな時。

試合が終わったのは8時50分頃だっと思うが、選手たちは写真を撮ったりしてずっとグラウンド上にいた。いつまでもこの時間を楽しんでいたいかのようだった。もちろん私たちも同じだ。ずっとここにいたい。なんなら今ここで死んでもいいと思うくらい、幸せな空間だった。

ウェーブが何周も何周も回った。前の優勝のときもやってたような記憶がある。

選手たちもダグアウトへと引き上げていった。10時過ぎ、さてぼちぼち……席を立ち、球場を後にする。駅までの道、ホームの上、電車の中、梅田駅、宿までの道……。ファンたちの満足そうな顔、TABUCHI22ユニの私に声をかけてくる人たち。すべてが心地いい。

宿に戻り、サンテレビを見た。インタビューをして、偉いさんのあいさつがあって、岡田監督のあいさつがあって(これがまたおもろかった。「ミエちゃんは主役ちがうよ。成績にちなんだ騒ぎ方をするように」だって)、鏡開き(呼ばれなかった人たちの新喜劇ゴケ)、ビールかけの狂乱……。

もう十分だ。疲れた。寝る(笑)。

起きる。コンビニに行く。報知以外の新聞を全部買う(笑)。

以上が2023年9月14日の甲子園だ。

コメント

  1. 西田辺 より:

    長くも楽しい一日。
    お疲れ様でした。
    優勝(これもう解禁だよね?)を決めての歓喜の輪。
    監督の胴上げ。
    チャンピオンフラッグを持っての場内一周。
    そしてビール掛け。
    選手たちはコレをやりたいがために辛い練習にも耐え、
    ファンやマスコミの厳しい言葉にもグッと我慢する。
    今回は私自身、あまり涙も出ないかなと想像してたけど、
    栄光の架橋で、もうダメでした。
    胴上げ後の大山の号泣を見たときに再び涙腺が言うことを
    聞かなくなりました。
    ダラダラとシャンパンを空けながら、ビール掛けや
    各局持ち回りのインタビューを見る時の幸せさたるや。
    酔った勢いで、優勝記念グッズをポチリ。
    後悔はしていない。
    おめでとうタイガース!
    ありがとうタイガース!
    10月にもう一回ソレしような!

  2. より:

    改めまして、現地での優勝おめでとうございました

    トラオさんの記事を拝見するようになって8年、コメントするようになって2年での優勝となりました
    虎バカファミリーの一員として優勝を迎えられたこと、とてもうれしいです
    皆様ありがとうございました
    今後ともよろしくお願いいたします

    因みに私は輝明のホームランからずっと泣きそうでしたが、岩貞が素に戻してくれましたw
    優勝監督インタビューはめちゃ笑ったし、涙よりも笑いでいっぱいの時間を過ごしました

    さあ次は日本一(ソレ?アチラ?)や!

  3. 虎ジジィ より:

    2023.9/14の全てが鮮明に伝わるリポートです。
    toraoさんにとっても、一生忘れられない1日になった事でしょう。

    本当に本当に「アレ」に立ち会えて良かったですね。
    長い間ブログで皆を元気づけてきた最高のご褒美でしたね(本心はめちゃくちゃ羨ましいw)。

    春の決起集会以来、積もる話もたくさんあるので、また夕方に芋焼酎でも呑みながらよろしく(パインアメ&芋焼酎持参予定)。

  4. こうさん より:

    一生に一度は行ってみたい甲子園球場…まるで行けてしまったような気持ちになれる文章と写真、ありがとうございます。

    今年は個人的な理由で、なんとしてもタイガースに優勝してほしかった。

    ありがとう…その言葉しか見付からない。

  5. 春日部市虎番地 より:

    現地観戦、おめでとうございます。そしてお疲れ様でした!

    デイリーの記事で野球人生で1番楽しい1年だった。と監督談。

    なんか泣けました。
    今日も精一杯美酒に酔いしれます!!

  6. 星の輝き より:

    トラオさんの至福の時間を些か共有できたような、そんな気がします。
    おめでとうございます!
    そしてありがとうございます。
    書きたいことは色々あるけれども、書けば書くほどタイガースが成しえたことに比べて薄っぺらいような気がして、暫く昨日の余韻に浸ろうと思います。

    ただ一つだけスポニチの記事を引用させてください。

    「そんなん何も。野球で俺に体力はいらんよ、ベンチで座ってるだけやん。頭で考えたらええだけやん。そんななあ、オリックスからでも、もう11年か。やっぱ長いな、それは。そら体力は落ちるやろ。阪神から15年って、そらあすごいで。同一チームでは最高になるのかな、ブランク。でもなあ、いろいろ野球勘というか、昭和の野球とか書かれる時もあるけど。でも、昔のことでもええことは継続したやってたらええ。今の野球は昔と違うとか言うけど、そんなに。やっぱりベースの大きさも一緒やし、距離も一緒やし。何か知ったかぶりで今の野球は全然違うとか言うけど、そんな違わへんて、俺思うけど、はっきり言うて」

    先日も書きましたが、岡田監督におかれましてはくれぐれもご自愛ください。
    そして多くの弟子を育てて下さい。
    阪神タイガースのファンで良かった。

  7. 岩修 より:

    3年前、佐藤輝入団で絶対優勝すると思いこの偉大なブログに参加しました。本当に楽しい3年間でした。
    今日のtorao様の珠玉の長編でやはり泣きました。大泣きジジィです。
    誰もご存知無いかもですが昨夜の岡田監督に一瞬、藤山寛美さんが憑依したのかと…。明日は宜しくお願いします!

  8. とらかっぱ より:

    何かに導かれたかのような甲子園での胴上げゲームの観戦。本当におめでとうございました。甲子園の近くに住み年に数回スタンドにも行きますがtoraoさん視線での伝え方に新鮮かつ再認識させられるものがあります。世界一美しい球場。もちろん異存はありませぬ。

    そして岡田監督ありがとうございました。謙遜で「ちょっと」と言いましたが誰もがその功績の大きさを知っています。よくぞ一年で頂点まで導いてくれました。大改修後にバックネット裏に歴代V記念看板ができましたが2005年の右隣はずっと空白のままでした。これでようやく新たなV文字が刻めます。その隣が一つしかないのでこの冬の間にあと10個くらい空白看板を作っておくのが得策ではないかと球団には進言しておきます。

    改めて本日の夕方に喜びを分かち合いましょう。

  9. サヨナラ3ラン より:

    昨夜の虎バンで祝勝会後の岡田インタビューを見たけど面白かった。その中で昨日、甲子園で優勝できなかったら今日からの広島戦を故意に負けて甲子園に戻って優勝することを真面目に考えていたらしい。
    ゲーム差などを考えると冗談に聞こえないだけに凄いこと考える人だなぁって。
    8回は桐敷か島本だろうと思っていたけど岩貞。起用の意図は理解したつもりだけど終盤への見せ場を作ってしまった。岩貞が負った傷口を見事に閉じたのが石井と島本。素晴らしい経験をしたね。
    岡本や坂本の意地も見たし、阪神の胴上げを最後まで三塁側のベンチで見ていた秋広や中川などの若手選手。来年以降は若返るであろう巨人との戦いが楽しみだ。
    最後に阪神タイガース、ありがとう。

  10. torarest より:

     18年ぶり阪神のアレ、今や解禁で良いようで、阪神優勝おめでとう。阪神の公式戦日程終了からCS第二ステージまでの期間で、今シーズンの阪神優勝の軌跡を自分自身で改めて振り返ってみたく何説かに分けてコメントをと考えているので、その節は宜しくお願いします。
     さて優勝を決めた試合です。先発才木は勝負球フォークが落ちなく、球威十分のストレートだけで抑えていて、ストレートの球威が落ちればいずれ捕まる状態かなとみていましたが、中盤以降変化球も決まりだし七回岡本の一発1失点と上出来、相手のストレート狙いの早打ち凡打もあり助かりました。
     8回から敢えて岩貞が登板、ここらあたり岡田監督の温情采配にもかかわらず、岩貞は一死も取れず一失点で降板、岩貞は来季コントロールを磨かないとランク落ちになります。その後のノーアウト二塁の場面で石井で一人、島本で二人を切り火消し、特に島本の制球の精度は素晴らしかった。9回は予定調和の岩﨑ですが、読売坂本に一発を浴びて、なお秋広ツーベースが続きピンチを背負ってしまい、ここでセカンドゴロを中野が難なく捌いてから、岩﨑は落ち着きを取り戻して打ち取り、終わってみれば一点差のゲームセットです。
     この日の攻撃陣は序盤全く褒められるところなく、初回大山のゲッツーに始まり4回無死満塁から無得点、6回のチャンスでようやく大山が犠飛で得点、続く佐藤が片手打ちでバックスクリーンに放り込むツーランで試合を決定付けました。才木が打たれた岡本のホームランを打ち消す相手セカンドエラーの追加点もとり、万全かと思われたが最後は一点差です。
     この試合森下は上手く繋ぎ、佐藤は連夜のホームランで20号と覚醒の感すらあり、なにしろミスタータイガース田淵の新人三年間の成績を上回る器です。大山は現状打撃を崩していますがこういう時もあり、ショート内野安打をもぎ取り犠飛と貢献しました。これら大卒ドラ1クリーンアップは今後も楽しみ満載です。ノイジーは?岡田監督の優勝談話では、日本野球は外国人いらんやろと、そうなれば阪神が一番強いと豪語していて、ノイジーはすでにそういう存在で見られているのかと、なら何故ノイジーを起用するのかは理解できませんが。
     これで九月11連勝でしかも先発投手に全て勝ち星が付くという正に王者の優勝を成し遂げた岡田阪神、賞賛の言葉以外、言葉がみつかりません。優勝セレモニーも今季一軍で活躍した選手全員を呼び、亡くなった横田氏をも讃え、実に感動的でした。

    • 黄金バッテリー より:

      Torarestさん、こんにちは。

      いつも的確な分析とタイガース愛溢れる記事を楽しませていただいております。

      田淵選手の新人3年間の成績についてですが、彼は2年目に広島カープの外木場投手から頭部にデッドボールを受けて、瀕死の重症となり、2年目の後半からと3年目の最初を棒に振ってます。

      また、当時の試合数は今よりも少なかったことを考えると、比較は難しいかと思います。

      ちなみに、この時の田淵選手の事件がきっかけとなって今のような投手寄りの側頭部を覆う形状のヘルメットが採用されたと記憶しています。

      そうであっても、森下選手の活躍は素晴らしいと思いますし、今後が楽しみですね。
      もちろん、今後の日本一に向けて。

      • torarest より:

        黄金バッテリー様
        お教え頂きありがとうございました。田淵の瀕死のデッドボールの件は知っていましたが2年目後半でしたか、知りませんでした。その後も変わりなくミスタータイガースまで登りつめた田淵選手はやはり偉大です。じゃあ佐藤もここからシーズン終了までホームランを後10本打ってトータル30本をクリアしないといけませんね。

        • Akira28 より:

          懐かしい出来事でしたね。
          やはり田淵はMr.タイガースです。
          今、あのスイングをビデオやYouTubeで見ても凄いスイングです。
          私は佐藤より森下のスイングが田淵に近く、変なコーチングでスイング改造されない限り来年の森下は間違いなく30本は打てます。
          佐藤は今の前払いスイングが一番ミートしやすそうですね。

    • Akira28 より:

      torarest様、
      いつも素晴らしい視点を交えてのコメント大変有難うございます。
      優勝を決めた今日の冷静な分析素晴らしいです。
      確かに岩貞も良く頑張った投手ですので、やはり岡田監督はここでマウントに上げたのだと思います。
      結果から見れば温情采配と言われても仕方ないかもしれませんが、岩貞・坂本バッテリーにはそれなりに意図も感じられはしました。
      あの場合ノイジーがもっとラインに詰めておけばなんの問題もない打球でしたね。
      佐藤も島田もそうですがもう少しラインを締めるポジショニングがあればと思う事しばしばです。
      その点、森下は素晴らしい!
      話が横道にそれました。
      私は岩貞の魅力はスライダーでは無く、カットとチェンジアップにあると見てます。
      先発を任されていた頃、金本監督一年目頃でしたでしょうか、ストレートとチェンジアップの織りなす攻めのピッチングは往年の井川並みでした。
      そこにカットとスライダーを加えて奪三振率は高かったし、美しかった。
      年齢を重ねた事もあるのでしょうし、リリーフになって万一チェンジアップが甘く入って一発をくらう事を怖れているのでしょうか。
      かつて大投手・江夏がリリーフでカーブを多投して、ストレートをより一層早く見せていた事を考えれば、岩貞にはあのチェンジアップとカットを1イニングにそれぞれ2球だけでも使うことによって無双の中継ぎ投手になれると思うのです。
      やはり、追い込んだ後スライダー一辺倒ではシンドイですよね。

  11. いわほー より:

    もう言葉に尽くすのが疲れるくらい、いろいろ言いたいことはありましたが、toraoさんや皆さんのコメントで十分満たされました。
    本当なら参戦する日曜日まで引っ張ってもらいたかった気持ちもありましたが、昨日の試合を見ていたら、そんな些末な思いなんてどうでもよくなりました。
    ただ、4-1ですんなり優勝を決めてほしくなかった。
    最後の打者まで勝ち負けどちらに転ぶか分からない中での優勝を願ってました。
    岩貞投手がその願いに応えてくれたのは正直にありがたかった。(岩貞投手失礼しました)
    9回岩崎もしっかりと期待通り盛り上げてくれて、最後にフィニッシュした瞬間、もう私の理想の優勝決定シーンが完成しました。
    ウイニングボールを中野がグラブに収めた瞬間、ベンチから一斉にマウンドに駆け上がるシーン、そうそうこれが見たかったんや。
    選手が団子状態の中で梅野と坂本が抱き合ったシーンを見た時、こみ上げるものがありました。
    ありがとう、ありがとう、本当にありがとう。

    • 虎ジジィ より:

      いわほー様まいどです。
      確かに9月に入ってから、あまりにもサクサク進み「妊娠→即安産」という感じだったので、少しだけ「産みの苦しみ」を味わいたかった事は とても良く理解出来ます。
      最後1点差にして、少しだけドキドキさせて抑える岩崎は まさにエンターティナー。
      無表情な彼も、さすがに物凄いプレッシャーだったと思います。

      でも、やっぱり現地で観たかったですよね、昨日の選ばれし約42000人は本当に幸せ者です。

      • Akira28 より:

        今朝の号外コラムに書きましたが、巨人に入団する迄はタイガースファンだった岡本と坂本のタイガース優勝への祝砲で一気に緊張感が出て、ついでに秋広にフェン直の二塁打をわざと打たれた岩崎が、見ている私達をハラハラドキドキさせてくれました。
        見ている私も所詮、秋広までと思っていたら未だ梶谷がいました。
        しかし、中野の守備は素晴らしかったです。

  12. タクロー より:

    さすがにトラオ様の手にかかると甲子園の素敵さが浮かび上がって気ます。
    ——
    恥ずかしながら、アチャーして号外に書いてしまったので、もっかい打ち直しをさせてくださいませ(汗)
    ——-
    優勝!完全優勝‼︎ 日本一への架橋だ!

     球場では聞きなれない、けれどよく知っている、口ずさめる曲が流れる。クローザー岩崎が黄色のリリーフカーに乗って姿を見せる。〜誰にも見せない泪があぁった♪ いつしか口ずさめる人たちの大合唱が球場に響きわたる。 〜いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある 辿り着くアレはもうすぐだ。4番打者の飛球を中野が難なく取る。歓声が、メガホンを叩く音が、球場を包み込む。あと2人だ、とは心で思っていても誰も声に出さない。まだ早い。すると、その時のために整えられた舞台に、約2名の闖入者が突然踊り出した。1人目には空気読めよと、13年前の矢野捕手引退試合に放り込んだ村田を思い出してしまった。2人目の打球には、ウソーッ入るなよと両手を合わせた。
     なんとか1点を死守するんだ。微妙な当たりがセカンドへ。中野が上手くさばいてあとひとり。ガンバレ、ガンバレ岩崎としか言えなかった場内が一挙に蘇って元気を出す。あと一人!あと一人!(3塁に同点走者がいるけど)とにかくあと一人。1-1からの3球目を打った、打ち上げた。二遊間だ。ならば安心。中野がしっかり掴んで、すぐ近くまで来ていた近本と一緒にマウンドへ駆け寄る。
     18年前はまだ幼稚園児くらいであったろう近くの若者たちがはじける。感傷に浸るオッサンにもハイタッチで元気のおすそ分け。ありがと。監督のまだまだ強くなりますよ、に納得し、アレは封印、いい言葉あれば教えて、に笑う。梅野が24番のユニフォームを掲げて歩く姿に涙し、六甲おろしを大声で唄い、スタンドに押し寄せるウェーブに合わせてバンザイ。あーやれやれ。
     この日を待ちわびてこられた虎バカファミリーの皆さま おめでとうございます‼︎
    とにかくよかった。次は日本一への架け橋へと…
    今夜、明日のオフ会、若者たちのようには弾けられませんが楽しませてもらいます。18年前は幼稚園児だった及川、チャンスだガンバレ!

    • 星の輝き より:

      私はあの二人の闖入者のソレは試合を盛り上げ、優勝に花を添える祝砲だと思いました。
      ここだけの話マジで岡本が胴上げに参加するんではないか?と目を皿のようにして観ていましたw
      さすがにそれだけはなかったようです・・・。

    • 虎轍 より:

      タクロー様おめでとうございます!
      タクロー様の勝利の使者に便乗で聖地甲子園で胴上げを生観戦出来たと思います。
      ありがとうございます。

    • 岩修 より:

      タクロー様 こんにちはです。
      流石のタクロー節全開に天晴れです。前日書かれた内容通りの展開で鳥肌たちました。ただ、監督のインタビューで伊藤将の名前抜けてしまったのは残念でした…。
      今夜は及川で気になるけど、良い投球して欲しいですね。でもゆっくり身体休めて下さいませw

  13. より:

    トラオさん、虎バカファミリーの皆さん。
    初めまして。

    18年前の9月の例の試合の朝にこのコラムに辿り着いて以来、毎朝欠かさず拝見させていただいておりました。コメントは一度もしたことなく、優勝したらお礼を伝えようと思い、18年経過してしまいました。

    毎朝、素敵なコラムありがとうございました。
    このコラムを拝見することが大事なルーティンです。今後も楽しみにしております。よろしくお願いします!

    皆さん、本当におめでとうございます。
    シーズン最後まで楽しみましょう。

  14. 虎轍 より:

    昨日は聖地甲子園に居て、胴上げを生観戦出来た事が幸せでした。
    torao様も胴上げ生観戦おめでとうございます!
    野球の神様ありがとうございます!
    阪神タイガースありがとうございます!
    岡田監督ありがとうございます!
    タイガースの優勝を岡本、坂本が祝いの打ち上げ花火もしてくれました。知らんけど(笑)
    佐藤輝明のホームランが一番綺麗な祝砲でした。
    岩貞は涙で見えてへんかったのか?
    石井、島本は目を見開きしっかり優勝が見えてたね。GJ
    チャンピオンフラッグを持ってのグラウンド一周もウェーブも20年前に見た光景と一緒でした。(三アルとライスタの違いはありますが)
    ホンマにありがとうございます!
    ありがとう!タイガース!
    ありがとう!野球!
    頑張ろう日本!

    • 星の輝き より:

      タクローさんのところに書き込んだ後に虎轍さんが同様のことを書かれていることに気が付きました。すみません。
      現地観戦最高でしたね!
      岩貞と岩崎は割と気持ちが出る方ですよね。
      岩貞は思いが強すぎますし、岩崎は偶に慎重になり過ぎる時があると思ってます。
      この二人は足して二で割れば丁度いいんじゃないでしょうか?w

    • 虎轍 より:

      星の輝き様ありがとうございます。
      岩貞、岩修の岩岩コンビはガンガン行けばええんですよ(笑)
      優勝決定の勝利数が80って岡田監督の背番号と一緒なのも最高ですね。
      優勝決定後に回りの席の方達とハイタッチ、抱擁で目から心の汗が流れ出てた事は内緒にしときます(笑)
      素晴らしい1日となったことに感謝しか無いです。
      タイガースありがとう!

      • 岩修 より:

        虎轍様 こんにちはーです。
        岩崎が岩修に成ってますよw
        でも何だかクローザーに成った気分で最高っす。
        最高の感動の場面ばかりで(岩貞は緊張し過ぎ)泣きすぎで目が痛いです…。
        でも本当におめでとうです。
        明日のオフ会(アレ会)が楽しみなのでした。

    • 虎轍 より:

      岩崎様もとい、岩修様ありがとうございます。
      まだ目から心の汗が流れてましたかね(笑)
      完全な打ち間違いですね(笑)
      失礼しました。
      明日もtorao様のもと、虎バカファミリーの皆様と楽しみましょう!

      • Akira28 より:

        虎轍様、
        本当にこの一年、お疲れ様でした。
        いつもコメント楽しみに拝読させて頂いております。
        アレからアチラに向かって、またお互いに応援いたしましょう!
        バモス!

  15. 昭和四十九年 より:

    皆様おめでとうごさいます。
    私は1964年昭和39年9月6日生まれ。この歳の優勝は当然記憶にありません。1974年掛布雅之入団の年、田淵がホームラン王、江夏がまだいた阪神を好きになりました。1985年の優勝は神宮球場におりました。至福の思い出です。1992年、新庄、亀山ブレークの年の悔しい思い出忘れられません。2003年、2005年は仕事や子育て多忙な中幸せなテレビ観戦でした。2008年は仕事の曲がり角の時期で、悔しいV逸とともに苦い思い出です。あれからもう18年、還暦を目前にして50年の半身ファン歴をしみじみ振り返りながら封印が解かれた優勝を噛みしめたいと思います。

  16. かれいど より:

    ご無沙汰しております。
    【今年の阪神はやらかす!】というブログでお世話になっておりましたかれいどです。

    現地観戦でアレの瞬間に立ち会われたこと、本当におめでとうございます。
    虎ブロガーの元祖として、またトップランナーとして、長年毎日コラムを掲載し続けてきたことへのご褒美ではないでしょうか。

    私は2014年の日本一未遂の年を最後にブロガーを引退し、SNSはインスタのみでほぼ休眠状態。現地観戦も足が遠のいておりましたが、toraoさんのコラムは欠かさず拝見しておりました。
    今後もますますのご活躍とご健勝を祈っております。

  17. 金沢の小虎 より:

     このブログのトラオさん始め、いつも投稿されている皆さんやその投稿を読まれている皆さん、昨日はおめでとうございます。昨日は私も有給を使い職場を早退し、試合に向けて集中する1日でした。おかげさまで優勝の瞬間は、前回2005年9月はまだ妻のお腹の中にいた、17歳の息子(明信といいます 今思えば真弓の方でなく彰布でもよかったか?)と一緒にTV観戦ができました。中野がフライを取った瞬間、息子は初めての味わう優勝にどう喜んでいいのか分からず、意外と戸惑っている様子でしたが、私はその前回の優勝から今回の優勝までの年月と息子の成長が重なり、タイガースの優勝を一緒に喜べることに人生の幸せも感じさせてもらいました。
     試合内容では9月は前打者の敬遠後の打席があったり、チャンスで併殺があったりと苦しかったであろう大山選手から、この後世に語り継がれるであろう優勝決定試合の決勝点になる犠牲フライが、神様からのご褒美のようでとても心に残りました。
     もう一つ試合の中で心に残ったこととして、岩崎選手の登場曲が「栄光の架橋」だったことが挙げられます。恥ずかしながら横田選手の登場曲だったことは、優勝後のネット記事を読むまで認識していなかったのですが、球児の曲のようにみんなを穏やかな気持ちにさせ、まさに今、栄光へ向かう場面にタイトル通りの素晴らしい選曲と思いました。そして実は、昨日(9/14)の道徳の時間に(職業は中学校教員をしてます)横田選手の奇跡のバックホームを取り上げた、NHKの逆転人生という番組の録画を生徒たちに見せていました。病に負けず立ち向かおうとしていたこと、でも今年の7月に亡くなってしまったことを伝え、「今日優勝したらこの選手のユニフォームが胴上げ時に掲げられるはずだから ニュースで映ったら見ておいて欲しい」と伝えていました。生徒たちが一生懸命に取り組むことの大切さ、仲間との絆の大切さを感じてくれていたらと思います。

     雑感として(2つ)
    (1)タイガースに関しては関西地区の方にとって、生活の一部になっていると思います。(私も大学時代大阪で4年間過ごしました)もし今回の優勝を生活に例えるなら、人生の中での最大の慶事である結婚式のようなものかなと思いました。結婚相手は勝利の女神です。何度も何度もアタックしても振り向いてもらえず、ようやく18年ぶりに振り向いてもらえた感じがします。でも連覇したらそれは子どもの誕生あたりに例えられるかな?子どもは何人いてもいいですよね。再び20年ほど空いて、一生に一度の時間軸になる結婚式はちょっと勘弁。20年後だと70近くになっちゃう…。今回が人生最後の優勝にはなりたくはないなぁ。
    (2)日本一の呼び名は藤浪の提案していた「ソレ」がいいなと思います。みなさんはどうですか?

    • 岩修 より:

      金沢の小虎様 こんにちは。
      素晴らしい名文ありがとう御座います。遠くで働いている自分の息子は前回のアレの時は小3でタイガースの試合見始めた頃だったので実質今回のvが初みたいなものでした。その時は絶対球場のそばに行くと言ってましたが残業で無理だったようです。でも物凄く喜んでました。日シリで勝てば38年ぶりです。確かこの場所で以前、Akira28様がアチラと呼ばれ、何となくですがファミリーの方々もそんな感じだった気がします。
      でも藤浪も推奨してたのでソレでも良いかなと。以上、優柔不断な意見でした。すいません。

  18. 英くん より:

    色々と忙しく久しぶりのコメントです。

    何かと忙しく、こちらのtoraoさんの記事や皆さんのコメントは楽しく読ませてもらってたのですが、コメントまでは出来ませんでしたが流石に今日はコメントしたくお邪魔しました(しかし皆さんより大分遅い時間になってしまいました)

    toraoさん聖地甲子園での優勝決定試合観戦おめでとうございます。
    皆さん、おめでとうございます。
    タイガースありがとう。

    岩崎の登場で流れた栄光の架橋に感動。
    横田のユニホームと一緒に胴上げされるの最高。
    最多セーブのタイトルを取れば岩崎がMVPかな?
    タイトル取れなくてもMVPになって文句言う人はいないでしょうけど。

    もう一度、toraoさん皆さん優勝おめでとうございます。
    タイガースありがとう。

  19. hi64 より:

    皆様おめでとうございます。
    今日明日のオフ会も盛り上がりそうですね。

    近年はAクラスに入るものの、優勝には届かずというシーズンばかりで、
    こんなもんと半ば諦めてましたが、やっと大願が成就しました。
    ちょっと前、NHKの解説だったかで、前ロッテ監督の井口さんが、
    春のキャンプで12球団で一番いいシートノックをしていたのが阪神だったという話をされていました。
    タイガース界隈で商売しているわけでない球界OBが、忖度なく褒めてくれているのを聞いて、
    ちゃんとした練習をすればちゃんと成果が出るんだなと感心しました。
    元々エラーの数など大した問題ではないと思っていましたが、
    去年までは、何しとんねんというプレーが本当に多かった。
    スーパースターがスーパープレーを連発する必要はない、
    普通のことを普通にできるのがどれだけ強みになるか、
    日本野球の最高峰のリーグでもそうなんだなと改めて感じました。

    あとはCS、日本シリーズです。
    我々にできるのは応援するだけ。
    予行演習は済みました。次は本物のビールかけをできるように祈ってます。

  20. ヒデボー より:

    18年振りのアレおめでとうございます。岡田監督と歳は違いますが、誕生日が同じ11月25日なのはプチ自慢です。
    今朝は出社前にデイリー、スポニチとパインアレを購入。
    18年振りのアレは嬉しいですが、人生折り返し過ぎた自分には、是非とも38年振りのアレ?ソレ?コレ?ドレ?を!

  21. 熱血トラキチ より:

    トラオさん、いつもありがとうございます!そして、皆さんおめでとうございます!これで充分です!

  22. やまくん より:

    優勝したその時は、居酒屋のテレビを見ながら祝杯。
    家に着いたら、ビールかけを見ながら乾杯。
    そして、優勝の翌日は、たくさんの記事を読んで、涙で頬を濡らす。
    最高です。

  23. yalkeys より:

    9/14は歩く会の幹事で暑いみなとみらいエリアを仲間と歩いていました。そして夜はテレビの前で「あの瞬間」を食い入るように凝視しました。優勝(A.R.Eを封印)は生きている間に実現出来るのか?と本気で心配した時期もありましたが、今年の勝ち方を見て、あと何回も実現出来る…と確信しています。
    ここのファミリーの皆様、本当におめでとうございます。大阪での「優勝祝賀会」、皆様の弾ける笑顔が目に浮かびます。遅まきながら駄文を書いて喜びの輪に入れていただきます。

  24. Akira28 より:

    とても幸せな今日。
    優勝とはかくも嬉しいものかとしみじみ。
    さりとて昨日手を抜いた為、今日の仕事は半端ない業務量でした。
    朝7:30から夜11:00迄仕事して、そこからビールかけシーンを見直して、皆様のコメントを楽しみに拝読させて頂いた次第です。
    本当に幸せ。
    03、05年は殺人的な仕事量で、鬱病の一歩手前迄になりましたので、実はあまりそこまで優勝の感動に浸れなかったので、今年の優勝は私にとっては85年依頼の大感動なんです。
    本当に最高、本当に幸せ。
    併せて、03、05は日本シリーズで負けた悔しさの方が強いです。
    今年は日本一になって欲しい。
    しかし、ビールかけ楽しそうでしたね。
    ユーモアに溢れたスピーチに、今日は予行演習と言い切った岡田監督は天晴れです。
    梅野も元気だったし、ミエチャンも可愛いい。
    原田には驚きました。
    何より坂本が小栗旬に見えた!
    その坂本の梅野を思う言葉には泣けた。
    とにかく、今夜もタイガース優勝のシーンを見ながら一人祝杯をあげています。
    虎バカファミリーの皆様、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

  25. イーアン より:

    来年の今頃も同じ歓喜の渦に巻かれてるワシらが見えます~(真顔)

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