阪神・藤川監督 大山のFA行使に「今はそっと見守ってあげるのが一番いいと思います」 一問一答/デイリースポーツ online
「阪神秋季キャンプ」(13日、安芸) 阪神は春季キャンプの1、2軍振り分け期間と位置づけられた秋季キャンプ最終クールの初日を迎えた。藤川球児監督(44)はブルペンで門別啓人投手を直接指導。国内FA権行使を表明した大山悠輔内野手、国内FA権行...
藤川監督に賛成。
プロ野球選手は、野球協約・統一契約書という一般の労働契約とは違う特殊な契約を結んでいる。労働者とフリーランスの「悪いところ取り」を強いられ、お金持ち球団&貧乏球団など、現実として球団間にはさまざまな差異があるのに選ぶことはゆるされず、一定期間「奉公」が義務づけられる。どんなに競争力ある特殊技能を持っていても、だ。
そしてその特殊な契約による有効期限が終わり、晴れて自由の身になるのがFA。本来は「宣言」なんてものがあるのがおかしいし、それをあえて「権利」といった言葉で取り立てるのもおかしい。単純に「契約満了」であり、「有効期限切れ」なんだから。
事業の構造や誕生の歴史的背景も含め、近世近代の遊郭に似たシステムだ。年季が明けて晴れて自由の身になるときに、贔屓筋が「どんだけ愛され、可愛がってもらったと思っているんだ。この後もここでオレのために務めろ」というのは筋違いのカスハラ。愛する、可愛がるというのは、我欲を抑え、相手の気持ちを思うことを言う。それが粋というものだ。
あとよろ。
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