
【阪神】聖域なし!藤川監督、打線シャッフル宣言「まだ分からないですよ」佐藤輝明の4番も白紙 - プロ野球 : 日刊スポーツ
阪神藤川球児監督(45)が来季の打線シャッフルを宣言した。打撃2冠の佐藤輝明内野手(26)の4番も含めて「まだ分からないですよ。壊してるんで」ときっぱり。リー… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
壊した先がまた同じ……ということはあるかもしれないが、ともかく優勝したからこそ「壊す宣言」は絶対に必要だ。
「今年優勝できたのだから来年も優勝できる」は大間違い。「今年優勝できちゃったことで来年の優勝がより難しくなる」が正しい。もちろんヨソが盛大にコケてくれればカンタンに優勝することだってなくはない。だが、優勝とは、すべてのことがいい方向に回って、強い力を生み出す渦巻きのようになってできるもの。それは容易にできることではなく、ささいなことから流れが乱れたり、逆回転したりして、渦が形成されるまでにはならない。
もちろん成功体験は財産になるが、経験があるがゆえに小さなことを軽く見たり、逆に少しの異変に反応しすぎて動揺したりする。成功体験によって過信、盲信が生まれて、動きが縛られることがある。
だから拘束を解いて、いったん自由運動ができる状態にしてから、もう一度渦を作り直していく作業が有効だ。
「壊す」とはそういうことだ。
あとよろ。


コメント
早くも手綱を締め、緊張感を持たせている。藤川監督は勝つために必要なことが何なのかを先ず考えての言動に感じます。頼もしい。野村監督時代にあるローテ投手の開幕前に「お馴染みのメンバーですから」と言葉にこりゃダメだと思ったらしいですが、まさにその通り。慢心こそが敵と今年以上の気合でシーズンに入らなければ連覇なんて夢の又夢になってしまうでしょう。
今年もあと数日となりましたが、タイガースの主力選手は未だイベントや講演で忙しそうにしている記事を見ます。身体を休め、来季に向けてのトレーニングが出来ているならいいのですが、既に他球団の選手に後れを取っている気がしてなりません。年明けからは自主トレの記事満載で安心させてほしいものです。
2023,2025の成績を見ると2024はなんやってん?となりますが、それこそが連覇の難しさを現しているのだろうと思います
また、日本シリーズの反省から「真の選手層の厚さ」の構築を考えると今季のスタメンメンバーが控えに回るくらいのことができんとアカンのやろなぁとも思います
1986年も2004年も2006年も2024年も「去年あれだけの戦いが出来たのだから、今年も
必ず優勝できるだろう」と、多くの阪神ファンが思ったことでしょう。
阪神ファンならずとも、多くの評論家たちがタイガースを優勝候補の筆頭に挙げていました。
チームや選手たちはどう思っていたのかは計り知れませんが、危機感や緊張感は若干なりとも
薄れていたのではないかと想像します。
2024年の初頭に、当時の岡田監督が「普通にやればエエんよ」とおっしゃってましたが、
勝負は相対的という事を考えると、他球団の戦力も変化するし、当然前年優勝チームへの
マークも違ってくる。
巨人や西武の黄金時代のように、全てにおいて図抜けていればそれも通用するのでしょうが。
V9時代の川上監督でも、王長嶋以外の主力のポジションに毎年のように対抗馬を入団させて
競争を煽っていました。
「壊す」ということは、一旦チームをフラットな目線に戻して、2026年に勝てるチームを
再構築するという意味に解釈しています。
その間に各選手個人は、己のスキルや状態を上げる事だけを考えてトレーニングしてくれれば
判断は首脳陣がする、ということでしょう。
さて、来年はどう壊して、どう再構築するのか、キャンプから楽しみです。
連覇を意識した発言であることは衆目一致するところ。
昨今の連覇チームを眺め限り、鍵になるのはドライ1以外の出物です。
オリ三連覇 山本由 四位
広島三連覇 丸 高校三位、誠也 二位
SB二連覇+四連覇 柳田 二位
西武二連覇 山川 二位、中村 二位
中日二連覇 浅尾 大社三位
どこも一位はそこそこやるので、こういう物件が出てくると層は厚くなり地力も備わる。
ドラフトオタ的な範疇ですがご参考までに。
あえて震え声で申し上げれば、ドラ1が順当に育ち活躍してMVPを獲ったチームというのは、一部の例外はありますが、連覇はしないもののようです。
うちが真剣に連覇を狙うなら、村上、才木、及川がどこまでやるか、かな。
まぁ百歩譲って輝、翔太がヤクルト二連覇時の村上のように突き抜けた場合もあるかもしれません。