掛布氏が借金問題できっついことになっている。
ニュースを伝える産経のページ、欄外「関連ニュース」に、野球選手時代のことを語った「わたしの失敗」という見出しがずらずら並んでいるのが目に痛い。
西村を抹消し、渡辺を登録。しっかり状態上げて来ているかな。西村は財産になる打ち込まれを経験できて良かった。やることしっかりやって待て。
◇9月11日(金)阪神?横浜19回戦(阪神13勝6敗、18時、甲子園、44046人)
横 浜 000 001 000―1
阪 神 020 000 00×―2
【横浜】●グリン(3勝13敗) 真田 加藤康
【阪神】○能見(10勝8敗) アッチソン S藤川(20セーブ)
[本塁打] 金本18号(神) 浅井2号(神)
先発を読み間違って右を並べたのだが、まあこれはなかなか巧妙だったので仕方ないね。っていうか、味方の田代監督が書き間違えるのだから、こっちが読み間違えるのは仕方ない(笑)。イクロー、リンちゃんはとんだとばっちりで残念だったけど、まあそんな時にはガチガチにならず、意外と思い切ったことができるもの。
特に浅井はミスター思い切りだから、気楽に振り切れたのが幸いして気持ちの良い追い打ちの一発をレフトに叩き込んだ。投手多めのベンチ入り編成ができるのは、浅井を頭の片隅に入れた捕手二人制のお陰。終盤でライトの守備も安心して任せられるし、浅井は本当に重要な戦力になっているね。
先制点は金本の一発。この日は終始強烈なスイングを見せていた。回の先頭、カウント1?3、真ん中真っ直ぐ、打った後に大きく伸びる、金本本来の弾道、センターバックスクリーンの左脇。好調金本が引っ張って幕を開けたシーズン、中間のほとんどは苦しい戦いだったけれど、しまいはまた金本が締めていかないとね。引っ張るのは中堅、若手。押すのはベテラン。そんな役割分担になってくれると、安心感が増す。
能見フタ桁勝利10勝目(8敗)。個人貯金を吐き出しやしまいかと心配していたが、悪いなりの投球で7回まで踏ん張り、見事に個人貯金を増やした。しかし悪いと言っても「すごく良いというワケではない」程度。例えば低めを狙った変化球が低すぎる、内を狙った速球が内すぎるというように、ミスではない側に外れてカウントを悪くするという内容。これをもって「今日は悪かった」なのだから、その信頼感、安定感の向上たるやたいしたもんだ。点差もなく、少々しんどい展開で6回あたりはスイッチも考えられたが、もはやここを能見に任せ切らないで、将来のタイガースはどうなるんだと思わせるだけの風格あり。ついこないだまでは「能美ちゃん」だったが、今や首領だからね(笑)。あとはコンディションキープで今季最後まで走りきること。岩田との左腕二枚看板ができてきた。嬉しい限り。
リードは1点、必要にして十分。アッチソン、藤川はそう言いたげだった。特にまあアッチソンは負けてても同点でも勝ってても、1回でも2回でも、ようやってると思うよ。特に最後内川を見逃し三振にとった外角いっぱいの直球、気持ち良かったこと。なんていうかたとえコースが微妙に外れていたとしても、投球リズム、投げ終わった時の動き、打者の見逃し方、捕手の動き…それらを総合していくと、最後に球審が「ストラックバッターアウトー!」って大見得切らないと終わらないって感じだもん(笑)。ものすごい様式美、ものすごいカタルシス。
パワー投手だと励まされた能見にしても、いつも一緒にやってきたA、Fにしても、ジェフの復活チャレンジには大いに燃えたと思うよ。みんな恩返ししたいと思ってるよ。
8回ウラ先頭のアッチソンへ代打野原祐也、一軍初打席。そしたら田代さんたら投手を左腕変則加藤康介にスイッチ。もう大人げないんだから…1点差だから、そらそうか(笑)。しかし初打席で「代打の代打」ではキズが付くとでも思ったか、まあ思うけど(笑)、野原祐そのまま打席へ。こういうところが阪神タイガースの甘いところであり、好きなところである。投球練習中、和田コーチが入念に情報を入れる。打席でも落ち着いていて、荒れ球の加藤からボール、ボール。さあ次の球行けよ、振れよ、うわあ!ど真ん中見てしまった!こいつをフルスイングして欲しかったなあ…。心の中に生まれた「しまった」は隠しようもない。ボール球を2つ空振りして三振、最後は振り逃げを狙って一塁へ全力疾走、アウトになってから、ヘッドスライディング。お疲れさん、終わったよ、初打席。よく思いっきり振っていたし、よく思いっきり走った。次は打てるよ。
コメント
昔、小中学生の時ときめいた『ミスタータイガース』の借金まみれの記事は、とても寂しいですね…なんとか立ち直って欲しい。
試合の方、デイリーSが先発投手を(いつものように)読み間違え、真弓監督まで…(笑)。心配しましたが、ナイスゲームでした。
他球場も100点満点。
そして能見投手、初の二桁勝利おめでとうございます。 昨年まで「能見杉山」と、「伸び悩みセット」みたいに言われていたのが嘘のような「一本立ち」ですね。
あと野原祐の初打席、相手が変則左腕という一番打ちにくいタイプとの対戦は気の毒でしたが、全力疾走&ヘッスラ(とっくにアウトになっていたけど)(笑)一生懸命さが伝わり好感が持てました。今後が楽しみです!
能見二桁勝利も嬉しかったけど、西田辺的トピックスは
野原祐の初打席。
結果は出なかったけど、OK!OK!
あの大打者だって、目の前の4番打者だって
プロ初打席は三振だったんだから。
大事なのは次だからね。
次は持ってる力が出せると良いですね。
デイリーSの、野原選手のヘッドスライディングの写真、笑わせてもらいました。若干、宙に浮いていて、ホンマにアンパンマンが飛んでいる様でした(笑)
能見投手、悪い時にも悪いなりに、試合を壊さない。エースらしくなってきましたね! 土曜日は、いつ勝ったか、思い出せない程長い間勝ってないですね?。今日は下から上げてポンと即先発みたいなサプライズが欲しいな?。無いやろな(笑)
能見は完全にブルペンエース卒業ですね、初のフタ桁勝利おめでとう。梅雨時に中休みはあったものの先発復帰してからは素晴らしい活躍ですね。
組長に首領に伝承者と来季の開幕投手争いがホント楽しみです(笑)
野原祐の打席前の赤星の囁きとヘッドスライディングは直結してるのかな?
何にせよ抜群のアピールでした、次はバットで魅せてね。
重た?い試合でしたね。相手に村田がいたり、こっちが能見で無かったりしたら決壊しそうなバランスを投手陣がよく抑えたと思います。
金本さんはHRの打席はやっぱり特別な雰囲気でした。投手をシャンと見据え懐大きく構えてボール球は未練も無く見送る。そしてスイング一閃。
他の打席はスイングこそ力強いけど目はショボショボですもんね。投手の出鼻をガツンと叩く4番というのも悪くないですよ。仕掛けの遅いタイガースにおいて前半トップギア推奨!
レフトかライトか決め打ちしてセンター返しをほとんどしない浅井。もちろんこれが思い切りの良さにつながっているし、昨日のような試合にはほんとに重要な存在です。
結果は出てないけど復帰後打球の速さが3割り増しの関本は相変わらず私の一押し。
心配は投球リズムと自分の打撃フォームのリズムに苦しむ鳥谷。グリンにはとことん合わなかった。今は構え遅れの状態ですね。彼が気にしていた足を上げるタイミングやトップを作るタイミング以前に左足に体重をおいて力を溜めるのが遅くて不十分なんじゃないでしょうかねぇ。
野原は・・・・
「顔」「緊張」「ホームランスイング」「三振振り逃げ」「へっすら」(敢えて平仮名)。
オモロイ。確かにオモロイが、なんか足りないのは打席での結果のせいなのか、「頭上から金たらい」や「今日はこの辺にしといたるわ」の捨て台詞が無かったからなのか。イヤ、ほんとに西武中村おかわり君のような期待を持たされます。
田代代理のあのいじらしい作戦、裏をかいたつもりが逆に浅井に一発を喰らい、それが命取りになるとは、本当にお気の毒さまと云う他はない。
ヒーロ・インでの淡々とした能見さんの受け答え、精神的にも成長著しいものを感じました。ポスト井川の地位を岩田さんと争いながら、お二人とも一段とたくましくなることでしょう。
今日は少々の悪天候でもやりそうですが、あの無制球のランドルフのこと、初めてのマウンドと天候に惑わされ、田代の思惑二日続けて外れることを願っております。
能見はいいですね。安心して見てられる。自信を持って投げているのが観戦している者にも伝わってきます。
打線は相変わらず、いいのか悪いのかよくわからない。打線は水物と言いますから、相手投手によって打てない日もありますわな。
野原はいいキャラしてますねえ。そこそこ数字を出してくれたら一躍人気者になりそうです。三振してもタダではベンチに引っ込まない、プロ根性ありと見ました!
能見は本当に逞しい、頼もしい投手になりましたね。見ていて安心できます。
もう能美ちゃんには戻らないで、首領の道を進んで下さい。
そんな能見は「日々充実している人間の顔になってるねえ」とは他球団ファンの知り合いの言葉です。
野原祐、一軍デビューおめでとう。
下からやってきた若い子が投げる、打席に入る。
その姿はいつ見てもいいものですね。これからもがんばれ!
要するに、井川の穴を埋められそうな期待を持たせるピッチャーが、やっとやっと現れたということになるのですな。