パの飛び石開幕シリーズ、一日目は札幌42,126人、所沢27,137人、福岡35,722人と大盛況。試合内容も緊迫した投手戦で良かったんじゃない?
この週末、阪神タイガースは東京ドームでメジャーのオープン戦を戦う。土曜がボストン、日曜がオークランド。いずれも東京ドームで昼12時から。BS日テレで中継がある。
なんだろうなあ?と思いながらも、ファンだから見るわけなのだよ。でもやっぱり「なんなんだろうなあ?」とは思うわけよ。もうできればセパ同時開幕にして欲しいと思うよ。メジャーが来て、なんやらかんやらやりたいというのなら、セパの公式戦とは関係ないところでやったら良い。いや、それよりやっぱり3リーグ制(正しくは1リーグ3地区制)にするのが最もメリットが大きいだろうな。
はい、で、カープとの最終オープン戦。
赤松、天谷、梵の上位でかき回そうというカープの攻撃は、やってる方は楽しいだろうね。やられている方はイライラっと来るけど(笑)。特にボーグルソン、アッチソンの両外国人投手の攻略には、やっぱり有効に働きそうだ。力で抑え込むのは正解なんだけど、そうするとどうしても力みになってしまって制球を乱すことになってしまう。またチームとして、外を反対方向に弾き返す意識が強いから、いかに内角の直球で勝負するかを念頭に置いて組み立てないといけない。今季もカープ相手に「あれ?」と言っているうちにやられる試合を覚悟しなきゃいけないな、と思わせるような試合だった。
先発ボーグルソンは、去年の悪い時のボギー。制球に困り、球が高く浮いて、コツコツミートされたり、ゴンと長打されたり。ずーっと良かったのにねぇ。
いまいちっぽい数字が残っていたアッチソンの方は、いいんじゃない?って感じの投球。低いところに変化球が決まっていれば安心できるってことだね。
DHを使わない実戦モードのため、試合展開上、9回は阿部が1点リードを守るために登板。きついピンチを迎えたが、動揺を顔に出さずよう踏ん張った。
その9回ウラは、二死一塁に俊足天谷で、阿部が栗原に右前ヒットを打たれる。栗原は右に大きいのも打てるし、抜かれたら同点なので、守備固めに入っていたライト平野のポジションは深めだったはず。二死なので走者は打ったらゴー。もろもろ考え合わせると、このライト前で二死一三塁になるのが当たり前なのだ。ところが右平野が反応良く打球に突っ込んで来たため、一走天谷は二塁を回ってストップ!
これねえ、「何も起きなかった」という超ビッグプレー。新庄以来、久々にタイガース外野手が「抑止力」を持った。球場や相手によって活用していきたいオプションだ。
打つ方は基本的にイマイチ。1番、4番、5番に調子が出なければ仕方ないけどね。本番は全然ベツモノだから、今打ったってダメなんだけどね(笑)。
新井の2本のHRは、スゴイ。さすが。甘い球はどこまで飛ばすし、追い込まれて崩されて、低めのボール気味に苦し紛れに食らいついてもスタンドインさせちゃう。
鳥谷の2本の長打もお見事。下半身の粘りと左の押し込みが効いて、球に力を乗せた。タイムリー内野安打にしてしまった二遊間の横っ飛び、送球がほんのわずかにそれて惜しかった。いっぱいいっぱいだったが、タイミングアウトなだけにね。でも悪いプレーじゃないよ。
桧山は雰囲気出てきたね。代打は初球から行くものという覚悟ができている感じ。ベンチ決定の同点打。矢野も開幕間近で、集中力が向上している感じ。
なんかスタート直前って感じで、なんだかドキドキしてくるゲームだった。
コメント
最終回、ライト前ヒットで、俊足ランナー天谷が二塁ストップしたのには、私も驚きました。 すべてのプレーに全力で臨む平野はホントに素晴らしいプレイヤーのようです。
阿部投手共々、オリックスさん「本当にありがとう」と言いたい。
問題はアノ人!「元気出せー」誠ちゃん!!
内野も外野も守ることができ、打順も1、2番どちらでもいける。
そんな平野が周囲への良い刺激になってくれたらなと思っていました。
とにかく全力プレー!な姿は見ていて気持ちが良いのですが、怪我だけはしてほしくないですね。
やっぱりセパ同日開幕で6試合!
というのがいいですね。気持ちの盛り上がりが違います。
同日開幕はもちろん望むとこなんだがそれ以上にプレーオフを同時開催できんものかな・・土日を昼夜に分けたりとかして。
日本シリーズまでの間隔が一週間違うのだけは納得できんなぁ?
最後の大事な時期にメジャーと2試合かぁ・・
デカイのに当てられて怪我せなきゃいいが。
ボールもメジャー球使うのかな。
一応見るが意味のない2試合のような・・
はじめまして。KATA虎と申します。m(_ _)m
桧山イイ感じでした。
なんとかしようっていう闘志を感じましたね。
おそらく今、日本で一番投げるのを観たい!と思わせるのはダル…開幕戦であることもありますがさすがの集客力…そこでまた完封なんかするあたり…スゴイわ。
日ハムは色々と頑張ってますね。
こりゃ今年も苦戦必至ですな。
さすがは公式戦、緊張感の度合いが違います。
それにしても、パはおもしろいゲームをしてくれます。たまたま、昨日だけのことか、それとも、今季は実力伯仲といったところなのでしょうか。
ウチのオープン戦もそれなりに楽しんでいますが、やはりガチンコの公式戦でなくては。
開幕が待ち遠しいです。
>外野の抑止力
長らく阪神が忘れてた魅惑のフレーズですねぇ…やっぱ守備の凄い選手は見てて気持ちがいい。平野には頑張ってもらいたい。
絶賛大不振の今岡は…どうしましょうかね。
とりあえず見切るなら早いほうが良いと思いますが…
去年まではウチがよくやられた抑止力。
1つのヒットで、前のランナーを2つ進められるか、
1つで止めさせるか。
「あの選手は凄いチャージをしてくるぞ」
「あいつは強肩でコントロールもいいぞ」
と言う積み重ねのイメージが長いシーズンで最大の抑止力を生む。
例えば、去年までの中日戦。
ランナー1塁でライト正面へヒット。
ライトは福留。
さぁ、どうする?
まぁ、高い確率で3塁への進塁を躊躇しますよね。
「何も起きなかった」そして更に「何も起こさせない」
に進化して欲しいですね。
そして、この意識を全員に浸透して欲しい。
今岡は、不振が続いても10試合程度は使い、それでも不振なら「気分転換」で新井と守備位置を入れ替えてもう10試合程度使い、まだ不振なら葛城と入れ替えて代打で使い、それでも復調の兆しが見えなければ林が上がってきた時にファーム行きでしょうか。
林復帰がタイムリミットで、サード関本or坂ファースト新井よりも、サード新井ファースト葛城の方が良い形であることが確認事項です。
本当は、メジャーとのオープン戦で「気分転換」をやるべきだけど、意地っ張りな監督はやらないだろうなあ。
外野の抑止力…
これ是非、広大あたりにも勉強させんといかんですね。
打ってからの判断や肩の強弱だけでなく、打者やアウトカウントによっての事前の守備位置も大きな要素と感じてます。
良くノムさんがいう、無形の力。これもチーム内で養ってもらうこと、切望します。
to ジジィさま
何の根拠もございませんが、このどん底&バッシング風は今岡にとって良い方に出るかも知れませんね。
to あけのさま
私も同日開催が良いと思います。せっかくの大きなイベントなので。
to banzaiさま
本当にそうです。プレーオフはぜったいに揃えて欲しいと思います。
to KATA虎さま
はじめまして、ようこそお越し下さいました。
初球から振っていくような、攻撃的な桧山は集中していて良いですよね。
to やっぱりトラ!さま
ダルはスゴイですね。ああいうスターが欲しいなあ。
to 一虎ファンさま
エースが揃う開幕戦ですからね。ただの1試合じゃなかったです。
to すかんぴんさま
平野は攻撃力でも良いところを見せていますが、少々打撃に難があったとしても守備力のあるライトを入れた方が良いことが起きると思います。ライトの守備固めは平野、二塁の守備固めは藤本という形になるのはとても楽しみです。
to 西田辺さま
その抑止力が必要となるケースがもっとも多いのがライト前ヒットでしょう。フォードや桜井もどんなプレーを見せてくれますかね。
to のののーさま
林も順調そうです。6月にはまた全然違った陣容になっているかも知れませんね。
to Salutさま
守備位置は、外野どうしの連携や、ベンチからの指示もできます。一番重要なのは、バットを振った瞬間にスタートを切るカンでしょう。上手い人と下手な人とでは、これだけで数メートルじゃきかない守備範囲の違い、到達までの時間の違いになるでしょう。