あくまでも和田コーチは、あの「久保田&藤川ショック」が逆にチームを良くしたと主張。
そうかも知れないね。野球は戦力でやるものだけれど、戦力は常にカタログスペック通りに稼働するとは限らない。例えば日頃の整備や補修、弾丸火薬等の品質、そして燃料の品質。野球の選手が戦力ならば、その燃料の最大のものは「エモーショナルパワー」。何のために戦うか。誰のために戦うか。それが具体的であればあるほど、大きなパワーを生む。
今のタイガースは高品質な燃料を活かして、質の高い攻撃ができている。
守りでも献身的な横っ飛びが自然と出る。献身的でもあるし、また競争激化による生き残りへの集中力でもあるのだろうけど。
アッチソンもまあまあだな。連打癖はわかっているのだから、走者が出てからの投球に工夫をしないとね。走者を利用するくらいでなきゃいけない。
そろそろ「渡辺依存症」については気をつけた方が良い。久保田ほど頑丈なわけないんだから。
今岡、先制HR含む価値ある2打点ナイス!上がってきたね。
ホームラン数が極少なのに、得点数は多い。得点圏での高打率が光る。この日もチャンスの作り方、チャンスの活かし方が素晴らしかった。嬉しいのでまた振り返ったりしちゃう(笑)。
参考資料 この日の全得点圏打席
(1)1回 二死二塁(平野ヒット・盗塁) 金本 凡退
(2)4回 無死二三塁(新井ヒット・金本二塁打) 今岡 犠飛 打点1
(3)4回 一死三塁(金本二塁打・タッチアップ) 鳥谷 ヒット 打点1
(4)4回 一死二三塁(鳥谷ヒット・矢野二塁打) 関本 犠飛 打点1
(5)4回 二死三塁(矢野二塁打・タッチアップ) アッチソン ヒット 打点1
(6)4回 二死一二塁(アッチソンヒット・赤星四球) 平野 凡退(エラー)
(7)4回 二死二三塁(赤星四球・平野一ゴロ失) 新井 凡退
(8)7回 無死二塁(平野二塁打) 新井 凡退
(9)7回 一死二塁(同上) 金本 二塁打 打点1
(10)7回 一死二塁(金本二塁打) 今岡 凡退
(11)7回 二死二塁(同上) 鳥谷 ヒット 打点1
(12)7回 二死二塁(鳥谷ヒット・盗塁) 矢野 凡退
(13)9回 二死二塁(金本二塁打) 藤本 凡退
13打席 11打数 4安打 2犠飛 6打点 打率.364
・二三塁から打った2本の犠飛が珠玉。二走をも進める打球方向と飛距離で、じわっと効いた。
・4回一死三塁での鳥谷右前タイムリーは、一ゴロの当たり。タッチアップで三進し、一塁手が前進守備だったことで生まれたヒット。
・それも含め、金本の模範的走塁が光る。衰えを感じさせない走力。
・4回の大量点も新井の全力疾走内野安打から。主軸の献身的走塁はチームを鼓舞する。
・得点圏での高打率、有効打の多さは、献身的走塁が生み出す「気持ちの力」。あの走塁をムダにしてはいけないという意識の繋がり。
・得点にはならなかったが、2盗塁で好機拡大。動くべき時に動いているのが良い。
コメント
確かに「走塁」の意識が、昨年より格段にアップしているようです。
今岡の、レフト寄り犠牲フライで、金本が三塁にタッチアップし、前進守備の内野の頭上を鳥谷の叩きつけた打球がタイムリーHとなって抜けて行く、今年を象徴するようなシーンでした。
アニキと弟の間にもそういうエモーションの部分でいい刺激が作用しているんでしょうな。
私なんかが懸念するのは,なかなかチャンスをもらえない控え組みのエモーションの部分ですわ。
渡辺もそうですが,体の小さな赤星なんかも全試合スタメンでは成績が落ちてきてしまう。
週一くらいで赤星を休ませて,浅井にもスタメンで仕事をやってほしいですな。
うちの攻撃にソツが無かったのはとても喜ばしい。
でも昨日のゲームは巨人の凋落ぶりをシミジミと実感しました。
相当足が悪いのだろうが小笠原の守備全般。
本職セカンド?の守備範囲の狭さ。
亀井の打球へのアプローチのデタラメぶり。
ピッチャーのフィールディングの悪さ。
阿部の弱肩等々…
これらに加え采配もよろしくない。
まさにソツのオンパレード。
こんなチームに負けるわけにはいかんわ。
ナイバッティング!アッチ
torao様のおっしゃる様に
強制的ではなく、自然派生的な
競争原理が生まれてきている様な気がします。
先般燕にくらった、1安打2点攻撃が、我が阪神にも出来る兆しムンムンです。
下柳?!勝利投手だ、勝利投手
育郎?!猛打賞だ、猛打賞(笑)
新井?!月間MVPオメデトウw
ルー?!(叫んでみただけ)
170そこそこじゃ上がれないよ!