Sとの練習試合は、録画してあるけどまだ見てなくてごめん。
前日にもまして「嬉しい収穫」の乏しい試合だったようで。そこでどんなに「なあに今の時期悪いことが出るのは逆に良い」なんて言ったところで、相手チームの良いところがバンバン飛び出た日にゃ、やっぱり良いところが出た方が良いに決まっている(笑)。
あらためて見てから語りたいとは思うが、伝えられるところでは、新生高田スワローズのテーマは「スピード」だと言う。敵としてやっかいだと思う反面、大いに楽しみだ。
スーパースター青木の魅力はスピード、文句なし。加えてスピードのある野手を使っているし、補強している。ファイターズの監督を務めた後、フロントに転身し、GMとして現在のF黄金期の礎を築いた。その実力についてはまったく詳しくはないのだけれど、俊足強肩の外野手、小技の利く俊足内野手を中心に据え、パワー系強打者をアクセントに使い、効率よく最少得点差で勝つというパターンは、意図してデザインされたものだと思う。
限られた、そう多くない予算で強いチームを作る。そのコンセプトの中心にはスピードがあったのだろう。
今年から神宮球場が変わる。客席増設のためにつぶしていた外野席を取っ払って、外野は10m程広くなるという。悪評高き硬い人工芝は毛足の長いタイプに貼り替えられるという。いずれもスピードを標榜するチームには有利に働くこと。コンセプトにのっとったチーム作りが全社を挙げて行われているという印象だ。
さらに攻守交代の全力疾走、次の打者はすぐに打席へなど、常にキビキビとした動きで試合のスピードアップを図るという指針も打ち出しているそうだ。スピードアップというとファンの間でも議論の分かれる問題で、特に投球間隔の規制については賛否がある。ただし、だらだらと緩慢な動きで時間がかかったり、「何をやっているのかわからない時間」があることに対しては、多くの人がキビキビやれと思っていることだろう。
清新で若々しいチームで売っていくためには、実にピッタリな方針だと思う。
関東、東京では、子どもの競技人口がサッカーに圧倒されている。どんなにTV中継されていても野球を見ない子どもが増えている。まったく違う競技だとは言っても、子どもの目は二つの競技を冷徹に比較するだろう。
「高田スピード野球」が成果を上げて欲しいという気持ちは、正直けっこうある。
コメント
サッカーの「審判にばれなきゃ反則OK」な雰囲気が教育にいいとは思えないんですが…今はサッカーが主流ですよね
パ・リーグみたいに数年前までBクラスの常連だった2チームが優勝争いするようになるんですかね?それなら兎が獅子に、虎は鷹になってもらいたいです 笑
子供の競技人口が、サッカーに負けているのは知りませんでした。 私らの子供の頃は、「運動神経がいい」=「野球をやる」が当たり前だったので、驚きですネェ。
そして、あの野球の「ダラダラ感」が、観戦中「酒を飲むタイミング」を与えてくれ、我々オッサンには最高に観戦に適したスポーツだと思いますが、若い子はサッカーの「スピード感」を取るのかなぁ??
ただ、我がタイガースも継投が多く、比較的試合時間が長いので、無駄を省き、少しでも試合時間の短縮を願いたいです。
最下位チームからローテ三本柱と四番打者が抜ければ、普通チームは壊滅状態のはずだが、さて新生高田スワローズは?
村中いいみたいですね。由規、加藤で新三本柱!さすがにそーはうまくいくまいが、
無名の俊足ルーキーの抜擢やら、脅威の的中率を誇る外国人補強やらでどんなチームが出来上がるか、
ここと打てる(だけの)選手をひたすら集めたオリックスに注目してます。
もちろんあり余る戦力に大補強を施したあのチームも大注目ですが、惜しむらくは二塁手に井口あたりの大物を据えないと画龍点睛を欠く感ありです。
あの顔ぶれのなかに脇谷というのはちょっと違和感あります。
老夫婦の生活改善に向けてデジタル対応テレビ購入を決めました。
42インチ・ダブルウィンドウ(しかも拡大・縮小自在だそうです!)
拡大画面のTAKARAZUKAに大音量でノリまくるカミさんの傍らで、縮小画面のタイガースをイヤホーンでひっそりと見つめる私。
それでもいいからニヤニヤできる展開を期待します。
各球団、あらゆる事情に合わせてチーム作りは成されます。
何もかも揃ってるに越したことは無いんですが、それが不可能だと
すると、何かを突出させたチーム作りになりますよね。
明確な方針をスワローズは今年打ち出した様です。
選手もフロントもファンも自分が何をすれば良いか分かり易いですしね。
今年は、燕達にすばしっこく追い回られそうです。
そんなチームのグランドデザイン、タイガースはどんな絵を
描いているのかなぁ。
2試合の練習試合を見て、何とも言えない気分になりました。
山崎,正田,慶彦が出て浩二と衣が返す。
田中,福地,青木が出てリグスとガイエルが返す。
ええ頃のカープみたいな人材はおるし,監督やったら面白そうやね。
若い先発候補も右左バランスいいし,はまるかどうかわからんけど,思い切りのいい高田はん何か楽しみやわ。
to kooさま
「競技上の倫理」については、歴史的に(特にアメリカにおいて)野球の方が遙かにひどいものがありますよ(笑)。
「虎が鷹」ってのは、なーんとなくですけど雰囲気ありますよね。色の問題だけか(笑)。
to ジジィさま
地域によって違いがあるようですけどね。東京に限ったら完全に押されているでしょう。
間合いの中の息詰まる緊張感が好きな人は多いでしょうが、ダラダラ感を良しとする人は少数派でしょう。見る側がダラダラっとする分にはまったく問題ないんですけどね(笑)。
to とらぽるたさま
Fでの成功体験をどう導入してくるか。ヒルマンという監督でなければできないことなのか、それとも球団ぐるみの取り組みが必要なのか、見ものですね。
to 西田辺さま
タイガースのグランドデザイン、コンセプトはですねえ、「フリーハンド」じゃない?(笑)
to 広虎さま
シーズン通してのスタミナに不安があるでしょうから、そこは監督の腕次第ということになるのでしょうね。楽しみですよ。
かなり出遅れコメントなんですけど・・・
競技人口は激減
中継を見る子どももほとんどいないスポーツって
そりゃ大相撲中継とかぶってしまいますよ。
(大相撲中継を楽しむ小学生だった私が言うのも何ですがw)
もっとも、関西在住だと、野球中継を見る子ども、野球をやっている(た)子どものほうが、サッカー派より少し多いようではありますが。
to (まめ)たぬきさま
関西は「野球特区」みたいな感じになっていますもんね。
大相撲は現在のMLBにすごく近いものを感じます。
>「競技上の倫理」については、歴史的に(特にアメリカにおいて)野球の方が遙かにひどいものがありますよ(笑)。
あはははは。何たって米国ではタイ・カッブが「球聖」と崇められ、ゲイロード・ペリーが殿堂に奉られているくらいですもんね。
>関東、東京では、子どもの競技人口がサッカーに圧倒されている。
フットサルもスローピッチも(年に数回だけど)バスケもプレイする自分としてみれば「両方やりゃあいいじゃん」って思うんですが。日本ではまだまだマイノリティーなのでしょうか。
to tamaさま
アメリカMLBでの「インチキ」はエゲツナさを通り越してすがすがしくさえあります(笑)。
あ、そうでしたね。半分ずつシーズン制にしないといけません。それが正しいスポーツ教育、スポーツ振興です。