東京方面、今日は1日雪だって。もうかなり積もっている。「博士の愛した数式」の初日、WBC日本ラウンドのチケット発売日、センター試験…いろいろあるだろうけど、みんなガンバレ!
さあ、いよいよアメリカがWBC盛り上げ期間に入って来たぞ。キューバ出場決定的&Aロッド米チームから出場か?の報。
僕らの藪さんは、コロラド・ロッキーズとマイナー契約。人知れず挑戦を続けている。カッコイイよ!
優勝した昨季を終え、矢野の後継レースは浅井が先頭に立ったようだ。野口は矢野に万一のことがあった場合の「スーパーサブ」。わずかに下の世代になる狩野、岡?も実力拮抗しているようだが、このキャンプ、オープン戦で、特に打撃面で注目を集めないと、挑戦権獲得まで行けないかも知れない。
浅井の自主トレもきわめて順調。もともと身体能力の高いアスリート型捕手で、04年には出場機会を求めて二軍で外野守備にもついた。05年はキャンプで頭角を表し、通年ベンチ入りを確保。03年に続き、優勝チームのベンチをしっかりと経験しただけでなく、代打としてチームの雰囲気を変える打撃を見せた。また、少ないながらも6試合でスタメンマスクを被り、結果的に優勝翌日の9/30以外で勝利に導いている。
6/9 対Bs○4?0 福原 ? 浅井
6/11 対F○11?6 能見、桟原、橋本、藤川、江草 ? 浅井、矢野
8/17 対YB○3?0 福原、ウィリアムス、藤川、久保田 ? 浅井、矢野
8/18 対YB○6X?5 安藤、桟原、江草、ウィリアムス、藤川、久保田 ? 浅井、矢野
9/30 対S●4?8 福原、江草、桟原 ? 浅井
10/1 対S○10?5 安藤、能見、橋本 ? 浅井、野口
打撃でも、リードでも、思い切りの良さが魅力の選手。打席ではファーストストライクを必ず振る。ビハインドを許している場面での代打が多かったが、浅井の迷いのないスイングから反撃開始となった試合が一度ならずあったと思う。
リードにおける福原との相性の良さも、思い切りの良さがもたらすもの。スライダーも、フォークもある福原なので、特に遅いカーブを使うことにはためらいもありそうなものだが、それこそが生命線と、明らかに矢野より多めにカーブを配合していたと思う。
課題は常にその思い切りの良さとの裏返し。単調さを利用された時、打席では初球から投じられた勝負球にひっかかり、リードしては狙い球を絞られた。だが、チャレンジャーらしく思いっきりぶつかっていく姿勢がある限り、失敗によってもたらされる果実は必ずあり続ける。
今年は例えば福原が先発の時、オクスプリングが先発の時と決めて、スタメンマスクで使ったら良いと思う。必要であれば試合途中から矢野に代えても良い。いかに多くの経験を積ませることができるかが、チームにとって重要なミッションだ。もちろん中長期的なメリットを考えてのことであるが、目先のデメリットになるとも思わない。矢野の疲労、故障を予防しながら、リードに変化をつけて、打者に余計な神経を使わせることにもなるだろう。
コメント
予定が狂う
雪により自宅軟禁中@イエ。
キューバがなんとか合衆国に入国できるようになったらしい
WBC。この綱渡り状態、担当者はたまったもんじゃないだろう。
キャッチャーと言うのは、他とは事情が異なる
ポジション。
高校から出ていきなりポッと奪えるポジションではない。
若い捕手を使うからには、チームは少なくない
犠牲を払う覚悟がいる。
城島だって、古田だって、伊東だって皆、チームの
犠牲の上に今の地位がある。
もちろん矢野だって、中日?阪神両方の犠牲の中で
経験し、今に至っている。
さぁ、阪神はどれ程今後10年の計の中で、猛虎の
要を育てる覚悟があるか。
今年は、矢野以外の捕手の使い方で見えてくる
カも知れませんね。
(この犠牲とは単に勝った負けたではなく、その
次世代候補に試合を与える意味です。)
本当にキャッチャーの育成って難しいですよね。
もちろん、他のポジションでも試合に出して経験を積ませることが一番効果的な育成法かもしれませんが、逆にキャッチャーは試合に出し続けないことには育ちませんからねえ。
その上、簡単に結果が出ないときている。
個人的には木戸さんが辞めてしまったことがマイナスに作用しそうで心配なんですが…
浅井選手、2005年はずっと一軍にいたんですよね。
当然のことながら、ゲームに出て経験を積まないとわからないことも多いかと思いますが、優勝した年にずっとベンチにいて、学んだことも多かったのではないか、と思っています。
ナゴドで見た、レフトスタンドへの弾丸ライナーは凄かったです。ゲームは負けたけど、虎の子の1点でした。
そうそう、正月にタイガースの選手達が出ているゴルフ番組を見ていて。他の選手達が軽口を叩きながらゴルフを楽しんでいる中、浅井選手だけは黙々とプレイしてました。いつしゃべるか??と待っていたんですが、ついぞ声が聞けなかった(笑)
えらい雪になりましたが、今日はちょっとした集まりでこれから出かけるんです、はっはっは。
to 西田辺さま
どのチームも「自然に世代交代」というのはなかなか難しくて、最終的には「もう今季はお前にやるわ」って感じでやるしかないんですよね。それでもV9中の森→吉田なんてのはけっこう自然にやってましたので(森にしてみれば面白くなかったでしょうが)、目を瞑って使っていくしかないんですよね。
1985年に優勝した年なども、木戸だけじゃなく、結構嶋田や山川なんかも上手く使っていましたね。後に生きませんでしたけど(笑)。
to SAKURAさま
木戸さんの影響はあるでしょうが、中尾バッテリー担当コーチは留任なので大きな混乱はないでしょう。小宮山、大橋という将来性豊かな捕手もいますしね。彼らはまず体作ってスキルアップです。
to マルさま
二軍戦の経験も必要でしょうが、二軍戦30試合より、1軍の1イニングスの方がためになるということもあり得るでしょうから、本当に捕手の育成というのは難しいと思います。
そうですね、試合中ベンチではよく声も出ていそうな浅井ですが、普段はおとなしそうな印象がありますよね。おとなしそうな顔して大胆なリード。それもまた個性なので良いと思います。
懐かしの三角ベース
僕がまだ小さい頃、三角ベールボールという遊びがあった。
三角ベースボールと言っても、いわゆる三角ベースというやつで、サッカーボールを使用して野球のような動きをするゲームだ。
本当の名前が三角ベースボールなんだか三角ベースなんだかは知らない。
野
勝ち星請負人と言ってもよさそうな勝率ですね。
まあ優勝翌日は…誰がやっても一緒だったかも(笑)。
ユ03の時は週一で野口を起用して、矢野さんの疲労軽減にもなってたようなので、同じような起用は賛成。
昨年一軍で見聞きした事を元に、更に経験を積めば力になるでしょうしね。
とっかかりとして慣れてきた感のある福原と一年やってみてほしいな。(叫ぶ福原の登場も減ったりして)
ここを読んでたら、今日の話ももっとついていけたんやね(笑)
矢野の休息と浅井の育成。
かなり重要なテーマやと思うんですが、岡田がどこまで我慢できるか。
早々と○○争いから脱落する展開なら、こういうこともたやすく実行できそうですけど、
やっぱり連覇見たいやん、105勝で。
ていうかあなたの今日の予想、ひょっとして浅井に重点置いてますか?(笑)
とにかくお疲れさま。
また大いに笑いましょう。
私も野口・浅井を使っていくべきだと思います。どちらの選手も十分な力があると思うのですが。特に、福原は矢野よりも浅井との相性がよさそうですし。矢野6割、浅井2割、野口2割ぐらいで使えば疲労による打率の低下も防げると思うのですが・・・
「サンキュー、じゃあね!」
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城島健司、シアトルへ出発を前に成田空港内で記者会見。
「とうとう、この日が来た。多くの壁を乗り越え、どう成長していくのかが楽しみ。」
「数字的な目標はない。目標とは実績のある選手が気を引き締めるために立てるもの。」
to ともやんさま
試しに使う→併用 というステップを踏んで、さらに「主戦はお前だ」という交代にできれば良いのでしょうが、実際はそういう上手な禅譲というのはなかなかなくて、「お前しかいないから、なんとかガンバレ」となってしまうことが多いのが捕手かもしれませんね。
to zero-52さま
お疲れ様でした!温くなったら、なんか企画するのでまた遊びましょう(笑)。
to てぃーげるさま
黄金時代を築くチームに、必ず不動の主戦捕手ありというのが、首脳陣の考え方なのかも知れませんね。昨季について言えば、矢野をあまり休ませませんでしたが、申し分ない結果を残しました。昨季勝つための策としては成功だったのかも知れません。
でも世代交代は避けられませんから、首脳陣の方針を明確にしないといけませんね。