藤久問題でくすぶった火種は、外国人枠問題、DHライト問題に飛び火し、セカンド問題や若手問題にまで発展したりするのだろうか。負けがかさむとどうしても首脳陣の求心力は低下する。そう言う時こそ、方針を明確にし、コミュニケーションを密にする必要がある。
今岡、矢野、赤星が死球を受けて、他にも金本らに際どい球がいくつか。本当にやめて欲しい。前日はスペンサーが、この日はグラボースキーが、内角球を見逃し三振して、不満な顔をしていたが、アメリカはストライクゾーンを外にずらすことで死球禍を減らしている。日本の「ぶつけてしまっても、そこを攻めなきゃ抑えられない」という理屈は、ある意味ローカルルールであることを認識して、解決すべきだと、ことあるたびに言い続けたい。
死球の今岡の代わりに入った片岡が、守備で軽やかな動きを見せていた。体が切れている感じ。バットも前よりはスムーズに出ている様子。
濱中も打席の雰囲気が良くなってきた。ボールの見極め、積極性、バットの出方良し。
四球四球…金本のイライラがピーク。急募!金本の後ろを打てる人。金本を歩かせたことを悔やませることのできる人。
で、何点リードまでJFK使うの?4点は確かに微妙だけど、5点以上なら使わないよね。ぼちぼち意識的に休ませることも必要なので、4点でも別パターンでいいんじゃない?たとえば、7回は桟原で行くとかね。もちろんピンチを作ってしまえば、能見も金澤も動員したら良いし、それこそいざとなったらジェフを出しても良いんだし。そうやって、1回かせいでやってJFKの1枚を浮かせてあげたり、JFK完全休養の4点差以上勝利を作ったりして欲しいね。そんくらいの度胸がないと、「細心」だけじゃ連覇できないと思うよ。
もっとも昨日のは藤川と清原をぶつけるための演出だったのかな?本人たちも多少は気合が入るだろうし、見ている人も喜ぶだろうし。もう当たり前のようにオール直球で、結果は清原大健闘の普通のセンターフライ。
ダーウィンに代わって登録されたオクスプリングが即先発。6回を3安打1失点。盗塁される、走者を気にする、崩れるのパターンが解消できたのかどうかを、確認する場面もなかった。
カーブが低めにカチッと決まっていたので、打者が前後に重心をずらされた。これが一番大きかった。もちろんベースになる直球の制球もまずまず、カットボールなどの半速球系も効いた。あとは投球間隔が短くなればもっと良いね。
今シリーズの目玉商品、林が中盤で勝負を決める第1号3ランと、ダメ押しの第2号ソロ、HR2発で文句なしのヒーロー。
特に1本目が良かったねぇ。4回表、今岡四球、濱中フルカウントからの外角低め直球をザ・ハマナカのライト前ヒット、スタートを切っていた今岡一気に三進。ライトのグラボースキーは強肩だが、打球のコースを見て一気に行かせた吉竹コーチ、好判断。というか、あのタイミングで迷わせる今岡の脚の方が問題だけど、よく走ったから許す(笑)。
林は第一打席からしっかり振れていた。ただ見た目と違うBs先発オバミュラーの直球の勢いに押し込まれてしまった。しかし無死一三塁のこの打席で、しっかりタイミングを修正しているのが林の非凡なところ。カウント1?3からストライクを取りに行った大好物の真ん中高めの直球を、力まずに捉えた。打った瞬間、あっという間のどでかい一発。金本のハンマーでぶちのめすようなHRでもなく、今岡のテニスラケットで運ぶようなHRでもなく、林のHRは、細くて長ーい硬質ゴムの棒で引っぱたくような、または日本刀でボールを真っ二つに切るような「しなり」「切れ味」を感じる。
二軍戦で、フルスイングを思い出して戻ってきた。ファーム行きを上手く生かした好例は、首脳陣を勇気づけただろう。起用をめぐってグズグズする前に、常にもらったチャンスでベストを尽くしなさいということだ。
コメント
昨日はリンリンデーでした。
解説の吉田さんは「これでライトは決まりですね」と言っておりましたがスペンサーだって3ゲームは負けゲームをひっくり返したんだからね。
要するにプロやから打ってなんぼですワ。
今岡、矢野の代わりに普通のスタメン選手が控えている現状はスゴイことです。林は本当はいずれのレフトだと思っています。
まあ今は揉めとらんと文句言う相手はオリックスやで。
林には、31の重圧に負けずに育って欲しいです。
でも、あの弾道見せられたら、(魅せられたれら?)
期待しちゃいますよね。
>そう言う時こそ、方針を明確にし、コミュニケーションを密にする必要がある。
最大の問題点は、岡田監督の方針を何人理解できるか…(笑)
右なら、左ならは、理解出来ても、
雨ならは、ちょっと難解ですから。
>そこを攻めなきゃ抑えられない」という理屈
ichikenさんのところでいい提案が。
イエローカード導入。
そうだ、早速、NPBにポストしとこ。
でも、イエローカードって、
サッカー用語だから拒絶反応が出るかもね。
頭お堅いですからねぇ。
ビデオで何回も見直した林のHR!
>「しなり」「切れ味」
背番号31の、中肉中背の左打者、あの体からどうやってあんな鋭い打球が飛ぶんだろうと感心させてくれた掛布選手のイメージが、少しだぶりました。
持ち味は大分ちがいますけど。
スペンサーのことも、「それくらいやる気がなきゃ」と前向きにとらえています。
チャンスに代打を出そうと思ってベンチを見た監督から、みんな目をそらし顔をさげていたとかいう暗黒時代のチームがあったようですが、そういう負の方向ではないと思うので。
最近でこそスペンサーって、性格よしのナイスガイってイメージが定着していますが、入団前は酒乱の暴れん坊ってふれこみでしたよね、たしか(笑)
>林のHRは、細くて長ーい硬質ゴムの棒で引っぱたくような・・・
上手いたとえです。行司の、はやしいのすけ君(あ、本当に最初、そうかと思った。)の球を捉える瞬間のしなりは、そんなイメージです。こればかりは、他人がいくら真似しても真似できませんね。これに、あとは「1・2・3」のスイングの、2と3の間に「の」を挟めたスイングが出来れば、十分クリーンナップを任せられるんですが。
スペ、意外でした。そうか、彼も常時先発でプレーしたかったんだ。これはこれで嬉しい驚き。来日前の「暴君」イメージが裏切られた時、てっきり入国前に去勢手術でもしたのかと心配していましたから(笑)。
林はほんと大砲ですね。
正直、1発目の打ったコースは1打席目同様、内野フライになるかと思いましたけどね。
ただ、あれをライトへグラボースキーが動けないほどの打球を打つってことはやはり『しなり』『切れ』というもので打ってるんですね。
林があと5、6年早くいてくれたら140試合ライトスタメンやったのに…。
林が本来持っている実力を出してくれて嬉しい。
コンスタントに試合に出て各ピッチャーに慣れてきたらもっと打つでしょうね。今後も浜中との兼ね合いになるでしょうが出た試合は活躍が期待できます。しかし、林が活躍すればするほど、檜山の存在感が薄くなってくるのは残念ですね。
実は林のことを「はやし いすけ」だと思っていました。
金本の打撃フォームが狂ってこないか心配で心配で。
>金本を歩かせたことを悔やませることのできる人。
が早く出てくること期待。
林はすごいですね
オクムは久々に阪神タイガースの中継を見ることが出来て・・・何しろ大学生なもので
昨日は久々の(オクムにとって)休日でした。する事と言えば・・・レポート書くかテ
阪神で育った台湾の4番
オリックスの5回戦。
林の活躍が目立った一日となった。
ファームからの復活を遂げた台湾の4番。
4回、今季初アーチとなるホームランを放つ。
更に6回、二打席連続となるソロホームラン。
林だけで4打点。
2回の藤本のタイムリーを除くと、全て
リンのホームランはきれいでしたね。
ライト定位置をもぎ取ってほしいな・・・
今岡さんが今日千発外れたのが心配ですがいっそばね指治して出てください。
金本兄貴、4球王になるのでは・・・
ここしばらくチャンスで兄貴が打ってるって見てない
林を守備に入れて使ったことが大きい。
そして一発解答。
外野手は、ケガでもない限り、
いまの登録メンバーで最後まで行く?
さて、DHも終わり、際立つライト問題。
無策のままで、不満なく回すことは不可能だ。
もはやセンターや、
時にはファーストまで含めて広く考えてほしい。
この6月、
打線がうまく繋がらないときは、
一発を打てる存在がどれほど重要かということ
を思い知った。
一方、内野手はまだ固まってなさそう。
「つぎは喜田かな」と思っていたら、秀太登録。
トレード話でもあるのだろうか?
いずれにせよ、内輪のやりくりに
神経をつかっている余裕はもうない。
中日やヤクルトの脅威がすぐそこにある。
林の2本に感涙です。ドームで観戦して来ました。
甲子園では開門した時にはビジターチームの練習ですがオリックス主催のゲームは阪神の練習が堪能できて嬉しいです。
1塁内野(外野近くでしたが)での観戦で林君の守備練習かぶりつきで見てました。
まさかライト先発なんて思ってませんでしたが。
あ?、DHももう終わりやし、この先どうなるのか…
バレンタイン監督に1週間程まかせたらTの布陣は一体どんなになるのか見て見たい…今なら鳥谷5番かな?
この前はコメント返して頂きまして有難うございました♪
亡き父にささげる林ちゃんのHR二連発はしびれましたね^^
やっぱりtoraoさんの記事を見て、5番スペンサーで頑張っていただこうかな!
インコース攻められて、代打だけでは結果がハッキリしないし出来ないウズウズ感が残る起用法は良くないと思いますし。
ピッチャーもHR警戒した後に、またHR警戒するとダメージデカイでしょw
6/17 オリックスvs阪神
今日は大阪ドームです。いまタイガースの練習中です。
昨日のスカイマークと比べると、大阪ドームは何か閉塞感を感じます。今日のような雨天でも気にせずに試合を見れるのは有難いんですけどね。
こちらも試合結果は簡単に書きます(笑)。何と言っても、スタメンでラ
「はやし」じゃないよ!「りん」だよ!
オリックス戦 5?1○ ?大阪ドーム?
先発は阪神は久々の先発、オクスプリング。オリックスはオバーミュラーで新外国人対決となりました。
序盤から攻めていきます!2回表、一死1.2塁のチャンスを作り、藤本がしぶとくセンター前ヒット!これがタイムリー
ストライクゾーンの件。
外にボール1個半ずらし、内を半個甘くする。
これが妥協点でしょうか?
え?打者に厳しい?
いいんじゃない。
今まで打者はどれだけの恩恵をバット・ボール・球場に対し
甘受してきたか。
試合時間短縮にも寄与しますよ。
待望の(笑)オク様・オバ様対決でしたね。
確かに課題の解決がなされたかは、不明でしたが、
突如炎上癖は無くなったようで。
まだまだやれそうな予感はしました。
コメントありがとうございました!
ちょっと昨日はボケボケしまして、お返事をしそびれてしまいました。
お礼のみで失礼します。