来季の広島カープは面白いぞ。ブラウン新監督は3A3年間で22回も退場になってるんだって(笑)。それと関係あるのかないのか、新人入団会見で、こぞって「喧嘩っ早自慢」を始めた(笑)。元気があって、ええっこっちゃ!エースがいて、4番がいるチーム。あとは、元気があれば何でもできる!
M→G。小坂が電撃移籍。これで先発投手がD野口とBsパウエル(JP)、リリーフにL豊田、内野にM小坂、外野にD大西…新人も良いみたいだし、チームとしての厚みが出そうだ。
確かに金任せではあるが、世代交代はいっぺんに出来るわけもないし、前の世代が悪いと、それにとってかわる世代も成長しない。金があるのに使わずに下位に低迷しているくらいなら、上手く使って順位を上げるのがビッグクラブのつとめだと思う。おそらく一連の補強は、大駒を解雇して、必要なポジションを補っているという点で、これまでと違いGファンからもそれなりの支持を得ているのではないか。もっとも補強と順位はまた別のもので、金を使えば使うだけ、チームワークを築くのが難しくなる。中村勝監督同様、原監督も力量が試される。
藤川が無事に契約更改を済ませたという。今季はキャンプ、オープン戦から、藤川→ウィリアムス→久保田と繋ぐ必勝パターンで、最後の最後まで押し切ってしまった。その中でもっとも安定し、チームの支えにまでなっていた藤川。なかなかしたたかな交渉術で、最終的には大満足とのこと、まずはめでたし。
シーズン序盤はただガムシャラに投げていた。力みから制球が乱れることも多かった。しかし登板を重ねる度に、うっとりするような直球が決まり始める。客席から歓声が上がり、自信が芽生える。直球が決まり、観客が熱狂し、自信は強くなり、相手はプレッシャーを感じ、直球はさらに走った…。
梅雨入り前には登板過多を心配する声が噴出したが、結局、夏場ほんのひとときの体調不良を除き、まるまる1シーズン突っ走った。これまで故障続きのプロ生活を考えたら、優勝を目指すチームに貢献しているという嬉しさから、投げるのが楽しくて仕方ないという顔だった。終わってみればシーズン最多登板まで記録していた。
あまり見た記憶のない球筋だ。リリースポイントはかなり捕手寄り。したがってどちらかと言えば低い位置からボールは放たれる。そしてさらに叩きつけるかのような角度でボールが発射される。だが強烈なバックスピンが与えられたボールは、地面に落ちるどころか、ストライクゾーンいっぱいに伸び上がってくる。呆然と見送る打者の表情と、美しい白いボールの残像が、見る者を酔わせ、痺れさせた。
「球児の直球」は、もっとも投げるのが難しい「変化球」と言って良い。全身のバランスから指の先の摩擦まで、すべてが機能して初めて、あの強烈なバックスピンの「球児の直球」になる。おそらく物理学だか何学だかの学者さんが解析すれば、人間が投げるボールとしては奇跡のような運動をしているのではないか。
だから、あるのが当たり前と思わず、心からありがたく酔わせてもらおうと思う。
コメント
本日、お題が難しいのか、皆さんお忙しいのかなかなかコメントを書いていらっしゃらないですね。
マリンブルーの風さんのところで、小坂選手移籍についてを読み、電撃ってのはこういうことか。と知りました。泣けるっっ。
電撃といえば、古田プレマネはハワイからまたやぐさんのところに書き込みしているし(すごい)
昨夜の日テレの体育会系番組で科学者だかなんだかが200kのボールを飛ばしてました。ゴムで。
それをロッテの西岡さんが打ってました。
物理学者さんか科学者さんだか、ぜひ球児のストレートも解析して欲しいですねー。本人は不安そうなこともちらっと言ってましたが来年も見たいですね。私もありがたく酔わせてもらいたいです。
テレビでロッテの選手を見かけるたびに腹がたちます(ひつこい)が、もう相当顔を覚えてしまった自分には笑える日々。
球児のストレートはうっとりしますよね!
今年の交流戦のはじめの頃に初めて見たのですが、
誰だ?こいつ?って目が釘付けになりました。
(すんません、セリーグを見ることがあまりないので・・・)
ほどなく、ポコ○ン騒動でしたが。
初めて、球児の直球を見たとき、赤堀を思い出しました。
相手が、分かっていても触れられないストレート。
もう、背筋がゾクゾクしましたよ!
ロッテが小坂を放出することは全く理解できませんが、
読売にとっては、今年最大の補強でしょう。
1番ショートで使われれば、(その価値は充分にあります)かなりの数のヒットをアウトにされるうえ、攻撃でも「赤星スペシャル」を読売もまた手に入れたことになる。
チームワークはどうせ0からの出発だし、キャプテンは無償トレードでダイエーから譲ってもらった小久保だし。
それより瀬戸山代表の言う「貸し」が何か気になります。
球児はフォーム変更で、どうなるかですね。直球1本で待っていた橋本に痛打されたように、タイミングを合わされてしまえば、今年よりかなり打たれるだろうし、それが力みにつながり・・・
なーんてことぐらいは、わかっているだろうから、どんな2006年バージョンででてくるか楽しみです。
甲子園は、ビジター攻撃時がとてもとても静かです。おかげで、さまざまな音を聞くことができます。ちょっと申し訳ない気分にもなりますが。
球児のストレートがキャッチャーミットにおさまる音は、他の投手とは違います。たまに目を閉じて、うっとりして聞きほれている奴がいたら、私かも知れません。
12球団の捕手に「今一番受けてみたい投手の球は」
なんてアンケート採ったら、球児はかなり上位に
ランキングされると思いますよ。
許される事なら、俺も受けてみたい(笑)
テレビで見て、球の軌道をイメージするんですが、
球児の球って、普通ではありえない軌道ですよ。
普通の上手投げなら、低くても肩の高さから出てくるんですが、
好調時の球児の場合、胸もしくは腰の辺りから
球が出てくる感じがします。
それでいて、ちゃんとストライクゾーンに収まる。
打者の目線が一気に崩される気がします。
来年も、あの「球児ボール」が数多く拝めますように。
忘年会なのに大阪は雪?
また後で。
クルーンの投球フォームを見てると、柔らからを感じます。
猫科の力強いしなやかさみたいな。
だから、速い球を投げれるのかなと。
球児の場合、鞭がしなるような感じ。
それが、グーッと伸び上がるボールにつながるのでしょう。
間の取り方も含めて一連のフォームが完成するのだと思うのですが、
2段モーション問題も影響だけが心配です。
逆に、ストレートがさらに伸びたりしてね。
小坂選手の件、
マリーンズが優勝のため台所事情が苦しくなっての放出というような記事がありましたが、
本当なら、だったら優勝するなと言いたくなりますよね。
現場とフロントの温度差を感じます。
まぁ、小坂選手なら飼い殺しされることもないでしょうけど。
大駒を解雇して、必要なポジションを補っているというと聞こえが良過ぎです。
選手を潰して捨ててるだけだし、
必要なポジションって、二岡がいるじゃないですか。
二岡のあとを埋めれる若手の育成が必要なのに、
二岡より上の世代を取ってどうするのかと。
小坂の移籍は電撃でしたね。でも二岡より年上なんだったら補強にはなりにくいのかもしれませんねえ。
巨人が強くなることを恐れる阪神ファンでした。
球児の球はほんとうにすごいですね。阪神の和田コーチは「クルーンの163kmより球児の球の方が速くみえる」とおっしゃっていたし。
でも今年の疲れが来年出ると星野SDがぼそっとおっしゃっていたので来年もがんばってほしいですね。
雪、大変でしたねぇ。東京近郊は降ってないんですけどね。
to メルさま
きっと藤川本人も絶妙なバランスの上に成り立っているということがわかっているので不安に思うんでしょうね。06年ものの球児もきっと味わい深いものになるでしょう。
to DAIさま
>初めて、球児の直球を見たとき、赤堀を思い出しました。
そうだったんですか?(すんません、パリーグを見ることがぜんぜんなかったので…w)
今、「なぜか打てない」というタイプの投手が多いのですが、「いや、あれは打てんよ!」っていう投手は、本当に見ていて楽しいです。
to ばかぼん父さま
まさしく「商売」という感じですね。球団のあり方が全然違う両チームなので、いろいろと実のある「貸し借り」が出来そうです。私は、その裏話は聞かなくてもいいかな。それはそれで良いと思います。Gにしても、Bsにしても、あとは選手が面白い野球を見せるだけです。12球団の混戦になってくれれば。
to はみさま
目を閉じちゃもったいないなぁ(笑)。そうか、相手の攻撃中は期せずして鳴り物無し応援に近いんですね(笑)。
to 西田辺さま
そうなんですよね、低いところから下向きに出てきた玉がちゃんと残るんです。ボーリングで、ガーター寸前から、へ?っと思うくらい曲がる球がありますが、あんなイメージかもしれませんね(笑)。
to grayghostさま
Mの場合は一番の高給取りが監督ですから、チーム運営は一般常識で決められない部分もあると思います。誰の判断なのかわかりませんが、ちょっと過信しすぎかな?というのはあるかもしれませんね。
仁志も二岡もいますけど足は使えないし(うちの二遊間もそうですが)、無競争でいられるほどの選手でもないように思います。とりあえず来季はセンターで鈴木を育てるんじゃないでしょうかね。
to かにこさま
二岡より年上ですが、動きは二岡よりはるかに若いです(笑)。
球児の疲れについては、来年になってみないとわからないのが困りもの。初めて1年間フル回転したので、本人も不安でいっぱいでしょう。多くの中継ぎ投手が翌年の不調に悩みます。でも毎年活躍している投手だってたくさんいますので、なんともないことを祈りましょう。
小坂は契約更改に事務所に出掛けて、二度の時間変更を言い渡された挙げ句にトレードを通告された
そうです。んで、そのまま記者会見。
GもMも口を揃えて『小坂にはステップアップのチャンス』などという割には本人への扱いがぞんざい
ですね。もう少し丁寧に扱ってやれないものか…。
Gにとってはよいトレードですね。うまく使えるかどうかが疑問ですが。
以前もF井出を獲得したもののほとんど出場機会がありませんでしたし。
藤川の速球はスゴイですよね。去年の後半からその気配がありました。
タイプは全く違いますが私にとってはD与田以来の衝撃です。
彼が出てきたときはまだ150km/hが最速だった時代。しかも150km/hのストレートなんて
ものはほとんどが高目で記録されていた時代です。
それが150km/h超の球が打者の低めギリギリにビッシビシ決まる。
あんなタマが打てるヤツはいないだろう、と思うくらいのとんでもないボール。
藤川のは与田よりもずっときれいなんですよ。力感はあるんですけど、それが目立たないほど流麗な
フォーム。捕手に近いリリースポイント。そしてフォローの後の躍動感。すべてが美しい。
放してズドンではなく滑るように打者の膝元をつく。こんなピッチャーは見たことがありません。
機動力野球したかったんですからね。
小坂の移籍は念願の補強でしょう。
しかし阪神とは違う意味で2軍の選手の出番がなかなか無さそうな…。
今年後半は何人か出て活躍もしてましたが、勝ちに行く戦力じゃないのかしら。
球児はやっぱり凄いの一言でしょう。
優勝決定試合でのフラッシュの嵐。
全体がよく見える矢野さんはその雰囲気に凄く感動したと。
「凄い所に球児は立ってるんやな。ああ、自分はそのボールを受けさせてもらってる…」と。
新人選手の目標にもなったことだし、モーション変更をものともせず、来季も感動するピッチングを披露してもらいたい。
to 移民の歌さま
ここだけの話ですが、確かに読売の姿勢は褒められたもんじゃないと思うんです。でも最近の阪神だって大きな違いはないのではないかと。片岡、金本、シーツらを市場で獲って(他にも狙いにいった選手はたくさんいましたよね)、トレードしてきた選手はほとんど活用できていない…。
だからお互い補強は結構、貸し借りも結構。ただ、思惑があって獲得した選手は、せめて活用するよう努力して欲しいと思いますし、使いこなせないのなら、また手放すくらいの気持ちで、どんどんトレードして欲しいと思います。
to ともやんさま
Gの最大の問題点は「モチベーションの低下」だったと思います。それに対して着々と手を打っているようですね。
球児には、金本を見習ってもらって、体によいことはすべてやってもらって、1年の疲れをケアして欲しいと思います。
We wish upon a twinkling star…
かなりギリギリの投稿になってしまいましたが(汗)2005年最後の記事更新をしたいと思います。やっぱり「藤川球児投手応援ブログ」なので、〆の記事は球児さんで。今日31日は、球児さんの地元・高知の高知競馬場で「応援ありがとう協賛 22番藤川球児特別」レースが行な