下柳が2年契約。私は、高額複数年契約については否定的なのだが、こと下柳、金本、矢野についてはこの限りではない。
お互い刺激し合って、自分を律している姿を見ていれば、球団側も「契約のことは心配しないで、じっくりやってくれ」と言いたくなるというもの。成績は思うようにならなくても、背中でチームを引っ張ることができる。あと2年は確かにいて欲しい。
清原がバファローズ入り表明。
「(戦力外通告を受けた時は)身も心も切られた気持ちだったが、もう1度、野球をやりたいと思った。地元大阪、手を差し伸べてくれたオリックス、自分を育ててくれたパ・リーグ、プロ野球ファンのために精いっぱいプレーしたい」
ピアスはつけずやや引き締まった面持ちでこう言った清原に対して、「そうか、よし!もういっぺん、がんばってみい!」、今までの批判などすっかり忘れてそう言ってしまう、私も相当な野球バカだなあ。そういえば去年だったかは「泥水を飲む覚悟で…」と言っていた。この人はなかなか言葉で人を引きつける力がある。
だがそこで、もうちょっと冷静に考えてみた。
清原の涙ぐむ顔、仰木さんに直接伝えられなかったという悔い…そういう熱いストーリーが、それまで客観的な見方として囁かれていた、「清原は戦力にならない」「清原に集客力はない」「清原はチームワークを害す」「清原の加入でチームのバランスが崩れる」などの声を吹っ飛ばしてしまった。いや、もしかすると単にそういう「声」だけでなく、状況そのものを吹っ飛ばしてしまうのかも知れない。
不適切な言い方になってしまうことを許して欲しい。清原が明かした仰木さんの言葉、「とにかく大阪に帰ってこいと。最後の花道を作ってやると」。この言葉を聞くと、自身の死と、それがもたらす効果までもすべて計算のうちだったのではないか…そう思われてならない。
コメント
全く同じ感想を抱きました。
昨日より何度も何度もテレビに映し出される清原選手の姿を見て、
心から「心機一転、頑張れ」という気持ちになっていました。
もしかしたら、自分の気持ちの中で、
「【ジャイアンツの】清原である」ことが受け入れられず、
それが素直に応援できない、なにか障害になっていたのかな、と
改めて思い知った次第です。
仰木さんの言葉もまた、泣かせますね。
清原はがんばれと思いました。仰木監督の最後の仕事だったんだなあとかなしく思いました。
生きてるうちに言ってやれとは思いますが、これを機に清原がいい成績を残してくれると多分喜ぶんだろうな。
ピアスもつけてなかったし、チームメイトと「調和」してほしいなと願います。軍団はよしましょう。
ところで中村ノリもオリックス入りするそうですが、どうかなーと思っています。
ノリは勝手だなーという印象を受けてしまいます、なぜだろう。
「大阪に、大阪に」という清原に
「オリは神戸や、神戸」と、つっこみつつもらい泣きしそうになりました。
たしか最近やめた元木選手も、「1番にうちに来ないか、と電話くれたのは仰木さん」と、言ってました。
ますます交流戦が楽しみになりました。あっちもこっちも。なんだかんだ言ってもまた、球児との対決みたいですもんね。
最後のご奉公か、清原オリックス入団表明。ノリも続く。
こちらでの野球関係のエントリーは初です。 清原、中村がオリックスへ 大砲2人がそろい踏み >結局、収まるところに収まったって事か 清原、仰木氏への思い語る ピアスは無く、涙ぐむ場面も >せめて、仰木さんが生きている間に入団するって言っとけばね。。。 「王
心機一転。
仰木さんに…清原オリックス入り表明
「おまえの花道は、オレがつくってやる」
仰木さんの言葉、泣かせますね。{/hiyo_cry2/}
「地元大阪、手を差し伸べてくれたオリックスさん、自分を育ててくれたパ・リーグ、そしてプロ野球ファンのため大阪で精いっぱいプレーした
2000本安打。
1500打点。
500本塁打。
これだけの実績を残した選手の引き際は
難しいと思います。
ましてや心に未だ燃えるものがある以上、
「このままで終われるかい!」という気持ちが
ある以上は、とことん身も心も完全燃焼させて欲しい。
「やっぱり・・・」と言われるのか、
「やっぱり!!!」と言われるのか。
本当に最後の花道を飾るのなら「!」の数を
果てしなく増やして欲しい。
「いてまえ打線2006」楽しみだ。
突然で恐縮ですがご招待です
「清原和博選手」に関するクイズを作りました。
お近くへおいでの節は、どうぞ拙宅へもお立ち寄り下さい
→ http://blog.q-q.jp/200512/article_107.html
(ご迷惑でしたら、お手数ですがコメント、TBの削除をお願いします)
清原がオリックスと1年契約。指名代打で再生なるか?
★●●●●●●7問中1問目
問題:「清原和博がオリックス入り?『地元大阪で』と表明」(サンスポ.com 051220)●亡くなられた仰木さんの言葉に従ったのでしょうか? ヤンチャな中年、清原和博が大阪に帰ってきました。年俸は推定2億5000万円だそうです●学年こそ清
清原は “侠” だった
『日々日常』本サイト
人気blogランキングへ
(以下引用)
『仰木さんに…清原オリックス入り表明』(スポニチ)
天国の仰木さん、オリックスで最後のひと花を咲かせます。巨人を自由契約になった清原和博内野手(38)が20日、オリックス入りを表明、26日に
ピアスをはずした清原が、オリックスでどんなキャラを作っていくのか楽しみです。私は良くも悪くも、”キヨハラ的”濃さを増していくこともありではないかと思っています。私にはその”濃さ”は辛い。そのままでは、とても口にし難いのですが、大丈夫。PL時代や西武時代の、あのピュアな”野球小僧・清原君”を重ね合わせてやれば、十分に口にできる濃度に薄まってくれますから。
>自身の死と、それがもたらす効果までもすべて計算のうちだったのではないか…
私もそう思います。最期の「仰木マジック」ですね。
ご自身は、イチローとの「うどんすき」を目標に「がん」と戦ってらしたように、大ブレークさせ、メジャーでも一流になったイチローとの時間こそが、生きる上での最大の喜びになっていたのでしょう。
それ以外の、例えば自分の「命」などは、選手をその気にさせるためのマジックの「タネ」ぐらいに達観していらしたと思います。
そのマジックが世紀の大魔術になるのか、そのうち忘れられてしまうぐらいのものなのかは、来季の清原の活躍にかかっている。入団だけでは供養にならない。1年完全燃焼の気持ちでやって、打棒爆発しなけりゃ、男キヨハラというキャラは、嘘くさい空虚なものになってしまう。
そこまで清原が思い詰めて、素晴らしい復活のシーズンを送ってはじめて、マジックの完結です。
DAIさんの記事は、もっと「愛」に満ちていて、いいですよ(笑)
http://blog.goo.ne.jp/hot_soul0803/e/faf23608b85eeb3c2680f8443055fbc4
to マルさま
やっぱり「やさぐれた」感じでしたからね。さ、本当に再生できるでしょうか。楽しみです。
to かにこさま
>仰木監督の最後の仕事だったんだなあとかなしく思いました。
本当にそうですよね。でも「生きているうちに」というのはあまり関係ないんじゃないかな、もうご本人はわかっていたでしょうし。
みんな「わがまま」を言う時期があって、己を知って、また謙虚になっていくのでしょう。ノリも、なまあったかく見てあげようと思います。
to メルさま
なんか仰木さんて、欠点が目につく選手こそ、良い所が見えちゃうような指導者だったんじゃないかって思います。むしろ、すべてが平均点の選手より、いびつな「レーダーチャート」の選手が好きなんでしょうね。仰木さんネタはつきないなぁ…。
to 西田辺さま
「いてまえ打線2006」ですか、なるほど。ノリが戻って、清原が入って、中村勝監督大丈夫かなぁ…(笑)。
衰えたといっても、パワーは健在だし、右方向への運び方には確固たる技術を持っていますから、モチベーション次第で活躍はあると思います。
to 素町人@思案橋さま
面白いこと考えましたね(笑)。
to いわほーさま
なんか、悲壮な顔か、怒っている顔しか見てないですもんね、清原。楽しそうな顔が見られたらもう、それでいいや。
to ばかぼん父さま
マジックのタネとしたら、こりゃどでかいマジックですね。マジックというよりイリュージョン、世紀の大脱出ですね。仰木監督はまだ生きていると信じている人も多いですし(笑)。
おかえりパ・リーグへ!
清原 オリックスへ(Yahooニュースより)
西武時代は決して嫌いな選手じゃなかったのに G入りして”番長”と呼ばれ始めてから
何かとふてぶてしくダーティーなイメージのキャラに仕立て上げられてしまい
護摩行とか滝に打たれたりとクサい演出なんかもさせられ
仰木さんは隠れていると思っているものです(笑)
>仰木マジック
引き受けた時からそのことも織り込み済みだったんじゃないかと思ってしまいます。
不謹慎なので口にできずにいましたが・・。
仰木さんと言う人は、優れたパリーグプロデューサーでもあるので、「ピッチャーイチロー」に代表されるように、話題になることに積極的ですし、合併が何故起こったかを考えれば球団(今年オリックスがこけたら洒落になりませんでしたから)を救うためにこのくらいの事は考えるかな、と想像できます。
だから、仰木さんはまだ生きているんですよ。
陰から見ていっぱい飲みながらニヤ?っとしてるんですよ。。
来シーズンの交流戦、清原に向かうジャイアンツ投手陣で、清原のすごみに互角で張り合えるのは、工藤、桑田くらいのものでしょう。あとは蛇ににらまれた蛙のごとく‥‥。^^;
想像するだけで鳥肌ものですよ!
>陰から見ていっぱい飲みながらニヤ?っとしてるんですよ
隠れてないで出てきて欲しいです。
キヨとかノリとか、濃いぃ?人が増えてきて、中村の勝っちゃんだとチョット(かなり)不安です…。
簡単なことじゃないのは判っているけれど、仰木さんがいるうちに「Yes」っていって欲しかったなあ、と贅沢を言ってみる。
ここ数年の清原は、かつての姿と比べると哀しすぎてどうしようもなかったから…もう一度、かつての清原を見られるかもしれない、というチャンスをくれた仰木さんに感謝します。きっとね、清原が、自分にしか打てないホームランを放ったとき、仰木さんがハイタッチしに出てきますよ。よーく見ておこうっと。
そういえばバファローズ久慈様獲得? の続報がわからないんですけれど、どなたかご存じないですか?
中村勝っちゃんは、ぢつは怖い人のような気がして仕方ないんですけどね。錯覚だとは思うんだけれど。
色々物議を醸したりして、清原さんには良いイメージがないのに、「がんばれ!」って思っちゃいました。 オリックスはこれだけの補強をして、仰木さんも実は後ろにいて、さあ来年どうでしょうね。ただ、監督はやりにくそう(笑)
M小坂、金銭トレードでGへ。いやあ、どうなるんだ来期のBs&G!おもろいやんけ!
to りさ・ふぇるなんですさま
「プレスリーは生きている」てのありましたね(笑)。
そうかぁ、だから近親者のみ、ひっそり密葬だったんですね。マジシャンも大変だなぁ…。
to いわほーさま
清原対ライオンズってのもおもろいですね。あー、はやく春にならんかな(笑)。
to ichikenさま
なんか、みんなが「仰木さんのために」みたいになって、ちょっと可哀想な立場になるのが目に浮かびます。中村勝サンド。
to はみさま
>バファローズ久慈様獲得?…
そんなんあったんですか?気がつかなかったなぁ。
中村勝監督、T時代はそれなりに威厳があったように思うのですが、BsのGMの時に、ちょっと「情けなキャラ」が出来ちゃったような気がしますよ(笑)。
to イエローさま
今季はじめ、岡田監督は島野コーチに操られていると、まことしやかに囁かれていましたが、来期中村勝Bsが躍進したら、後ろで仰木さんが操っている、やっぱり生きていると言われることでしょう(笑)。
「手本」には少しでも長くいてもらわないと。
まあシモさんも目標は岩田鉄五郎と宣言してますし、心配はしてませんが。(笑)
オリックスのチームカラーがどのようになるのか楽しみです。
小坂さんがトレードなんて・・・しかも巨人ですか。ロッテの選手層の厚さを考えたら、移籍したほうが活躍の場があるかもしれないし、機動力野球を掲げながらそれができなくてそれが今年の成績の一因だった巨人にしてみれば、彼はほしいでしょうけど・・なんやかんや言って巨人ってのがなんか嫌です(笑)
彼は応援しますけど。
ただ、気になるのが瀬戸山球団代表の言う「巨人に貸しができた。」
巨人は何で返すんでしょう?球界改革のためになることは考えすぎかな?
貸しをいっぱい作るためにも小坂さんがんばって!
清原選手のバファローズ入団はホッとしました。
アンチ読売だなんて、レベルが低くて心の狭いこととわかりつつ、
三つ子の魂百まで…こればっかりは仕方ありません。
読売憎けりゃ選手まで憎い。
でも、これで清原選手を応援することができます。
中村紀も正式に入団が決まったし、
2人で関西を大いに盛り上げて欲しいですね。
と思ってたら、読売がマリーンズの小坂選手を金銭トレードで獲得のニュース。
これで、マリサポまで敵にまわしましたね。
ほんっとに、腹立つ!(怒)
幸い交流戦がありますから、清原選手のリベンジを楽しみたいと思います。
清原の入団表明記者会見,と思ったら自身出演のCMの発表会の席だったとか。(背番号18つけた投手清原が163キロの速球を投げるCMだそうで…)ちょっとひっかかるものは確かにありますが,日本プロ野球に現役でいる「ヒーローらしいヒーロー」を最期まで見届けたいと思いました。
ライオンズではベビーフェイス(善玉),
ジャイアンツではヒール(悪玉)。
オリックスでは?
かつての村松友視さんのプロレス評論の言葉で言えば,善玉と悪玉を超える「凄玉」になるしかないでしょう。
>むしろ、すべてが平均点の選手より、いびつな「レーダーチャート」の選手が好きなんでしょうね
仰木さんのこの資質は,やはり「魔術師・三原脩」の存在を抜きにしては語れないような気がしています。リアルタイムでは何も知らないので,もう一度きちんと「三原野球」のことを知りたいと思う,今日このごろです。
to ともやんさま
>オリックスのチームカラーがどのようになるのか楽しみです。
うーん、なんか近鉄っぽくなりそうですね(笑)。オリックス系ファンには複雑かもしれませんね。
to イエローさま
無理言って譲ってもらったということでしょう。Mにしたら、貴重なベテランですが、次の世代もぽこぽこいますからね。仁志、二岡に小坂をぶつけると、なかなか面白い化学反応がおきそうですね。明日少し取り上げてみようかな。
to grayghostさま
>ほんっとに、腹立つ!(怒)
ああ、そうなんですね。私はあまりそうでもなかったんですけど。なんとなく、楽天に沖原を譲渡した時のような…かなり違いますね(笑)。でもちょっとだけそんなエッセンスはあると思います。
to おかぼんさま
そうなんですよねー。行くことは決まっていた。で、発表の舞台はここに…と、思ってたら仰木さん亡くなっちゃった…そんな感じが…ね。
「凄玉」かぁ…どんなのだろう(笑)。
豊田さんの本に出てくる三原さんは、たしかに仰木さんのイメージに似てるかも知れないなぁ。
Welcome Back to "熱パ"!
遂に、この男達が、パ・リーグに帰ってきた。 かつてのパ・リーグの至宝、清原和博。…
「ブルーウェーブ」という名の消失・その1
今年、注目されているプロ野球チームのひとつとしてオリックス・バファローズがある。
オリックスは清原和博・中村紀洋の加入、そして前監督である仰木彬さんの死去も重なり、例年に増して注目を集めている。
このチームは一昨年、大阪近鉄バファローズがオリック