阪神・岡田監督ザンゲ「代えた俺が悪い」杉山また初星ならず(スポニチOsaka 6/5)

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http://www.sponichi.com/base/200406/05/base158273.html
タイムリー欠乏、鋭い打球も野手正面続きの不運、またも杉山のプロ初勝利を消し、借金2で4位転落。
元々私は東京育ちで阪神ファンの天の邪鬼、「岡田バッシング」が激しくなるならとことん岡田監督の肩をもってあげようじゃないの(期間限定)。
監督とは辛い稼業だ。もし鳥谷の打球がちょっと上下左右にずれていて2点タイムリーになってたりすれば、「辛抱強く使い続けた甲斐があった」。安藤、ウィリアムスの継投がハマっていれば「皆でつないだ杉山の初勝利!」となっていた。いや逆に無死満塁で鳥谷に代えて関本登場、ゲッツーになっていれば「本当に鳥谷を育てる気があるのか?」となり、杉山続投で8回に追いつかれていたら「7回1失点で十分ではないのか?欲張りすぎ。杉山に初勝利をつけてやるのが先決」となっていただろう。岡田監督の判断基準は首尾一貫している。「常に優勝を争うチームにするために、この選手に何を経験させれば良いのか」。40代の新人監督、よく覚悟を決めているじゃありませんか。私は選手たちが「岡田さんを男にせなあかん」と結束する日が早晩来ると予想する。
チームのどん底としてのストーリー性も豊かだし、杉山、鳥谷、安藤と若い選手が良い経験をしていると思えばこんなにうれしいことはない。去年の大独走は他チームはどっちらけ。そろそろこのへんで本当の底にコツンと当たって反攻が始まるはずだ。

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