オールスター戦ではなかった

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選手会の臨時大会が7/22に開かれ、古田会長がコメント。ポイントは、(1)オーナー会議で承認された「暫定ドラフト案」の中身に対してダメ出し、(2)同じく、悪条件を強いられる中での「WBC基本的に参加」に対してダメ出し、(3)それらの議論プロセスに対する不満(スト妥結の際に、経営側と選手会側双方でプロ野球改革を協議する場として設けられたはずの構造改革協議会を経ないで、オーナー会議の承認を先決事項としたこと)というところか。
おそらくドラフトの改革案については、選手会の方がより良い対案を示せるだろう。また、WBCについては、将来に禍根を残すような条件下なら参加しない方が良いという主張に正論を感じる。
一方で、FA取得期間短縮の条件として経営側が提示している条件に、選手会側が反対しているものの中には、経営側を支持したいものもある。例えば事実上、外国人枠の増となる「アジア枠の導入」などは、好アイディアだと思うし、むしろ外国人枠撤廃の方向性に向いてほしい。
いずれにしても、オーナー会議の承認をタテに、経営側が一方的にごり押しする手法は、昨年の経緯を無視した蛮行。まして中身も「問題先送り」のダメダメなので、ゴタゴタは必至だろう。おそらく、今季ドラフトは「オーナー会議承認」の暫定案で実施、来季については白紙とし、選手会の対案の内容を加味するというような方向になるのでは…と予想する。
12球団監督会議が7/23に開催され、来季からの2段モーション禁止、公認球の統一(縫い糸は麻糸ではなく錦糸に)、交流戦予備日日程の見直し、試合時間短縮(両リーグの記録部、審判部によるルール作りを要望)などについて協議、確認した。
前半終了直前の数試合、好調タイガース投手陣(ベイスターズも)のテンポの良い投球のおかげで、キビキビと締まったゲームになった。試合時間短縮のポイントは、やはり投球間隔が第一だと思う。バレンタイン監督から、バスケットボールの24秒ルールのように、カウントダウンタイマーを表示したらどうかなど、具体的な提案もあったようだが、牽制球の取扱も含め、駆け引きの面白さとの兼ね合いが難しい部分でもある。
ただし、観客もテンポの良い投球を望んでいるということを忘れないで欲しい。リズムの良いゲームは観客をどんどん引きつけていき、その雰囲気がさらに良いプレーを生むという好循環になるが、逆もまた真なり。間の悪い投手には敵味方関係なくブーイングを浴びせるなどの「意思表示」をすることが一番手っ取り早い解決策のように思う。
さて、オールスター第2戦。どうでも良い話から順にしていくと(笑)、(1)球宴の清原って、紅白の和田アキ子と同じ意味だなぁ、(2)同じ朝日系でも東京のテレビ朝日と大阪の朝日放送では、野球に対する愛情が全然違うなぁ、これは問題があるなぁ、(3)野球そのものが面白いとSHINJOの「セレブ趣味」は浮くなぁ(笑)。
城島は役者やのぅ(笑)。工藤に真っ直ぐ放らせて、レフトスタンドに特大HR。愉快なやっちゃ(笑)。
MVPの前田、本当に良い顔していた。だっていつも「納得できん」ていう顔してるんだもんねぇ(笑)。今岡、金本とのMVP争いを演出してくれた落合監督も良かった。「阪神の選手ばかり酷使した」なんて言うのは止めにしよう。みんな納得して球宴を楽しんでいたんだから。それは選手の顔を見ればわかることだ。
下柳は試合の盛り上げ役で2ランHRを李にプレゼント。矢野は盗塁2つ刺してヒットも記録、藤本は2タコでお役御免、今岡は2安打2打点で優秀選手賞、鳥谷は2試合3安打打率.500で新人賞獲得!、金本は3安打猛打賞、赤星は初安打初盗塁。以上ダイジェスト(笑)。
優秀選手に選ばれた、藤川球児はなんとプロ初セーブのクロージング。最後は直球で三振を取りにいったが、当てられて苦笑い。それでも幸せそうな球児のスマイルを見て、こっちも幸せな気持ちだ。この球宴で球児はさらにさらに進化を遂げたと思う。
吉田義男氏が始球式を行う少年を連れてマウンドへ。裏返った大声で「プレーボール!」と宣言して始まったこの試合。いつもと同じように和やかな空気。ところが、3アウトチェンジになると、微妙に雰囲気が変わる。
打席に入る赤星、表情こそ軟らかいが、眼光は前日と違う。バッテリーは杉内?城島。舞台は甲子園。観客の多くはいつものタイガースファン。赤星が、そしてこの日2,3番に入った今岡、金本が、何を考えているのかは容易に想像がつく。
立ち上がり、杉内は制球が定まらなかったが、キレの良い直球はいつもどおり。赤星は差し込まれながらファールでタイミングをはかっていく。粘った8球目、コンパクトなスイングで杉内の足元に弾き返す。センター前ヒット。
続く今岡の初球、赤星絶好のスタート。肩に違和感を感じ数日休んでいた城島も、座ったままの送球で魅せるが盗塁成功。これは双方、結果はわかっているけれど、「やらなきゃいけない仕事」だ。なにはともあれ無死二塁。今岡の目が杉内を睨む。一昨年の日本シリーズでは杉内に2敗。まったく攻略の糸口を見出せなかった。ゆったりとしたフォームから繰り出される直球にどうしてもタイミングが合わない。2球ボールの後、今岡がファーストストライクから振っていく。直球を2つファール、なんとか赤星を返したい、先制点を奪いたいという意欲が表れる。5球目のチェンジアップが外に浮いたところを逆らわずにセンター前に落とす。今岡らしい柔らかい打撃だ。1点先制、沸き上がる甲子園。
続く3番金本。前日の打席とはまったく違う気合。今年の交流戦でも杉内には、わずか2安打の完封を許している。その時4番に入っていた金本には3回しか打席が回ってこなかった。この投手を攻略することなくして日本一などあり得ない。初球から振っていく。体調を崩していた最近の金本には見られなかった積極性。追い込まれた後、外角低めに逃げるスライダーにも必死に対応しファール。いつしかオールスターの空気など微塵もなくなっている。粘って2?3となった8球目、鋭い打球が右中間を破る。マウンド上の杉内は、「オールスター的」な苦笑いを浮かべるしかなかったが、甲子園のマウンドで連打された時、大歓声の中、どんな思いをするか初めて知ったことだろう。3人で杉内に21球を投げさせ、3人とも得点となった。
この日も関西は蒸し暑かったようだが、一瞬、10月の風を感じた。

コメント

  1. 仙丈亭日乘 より:

    球宴第2戰

    7月23日(土)。
    今年の球宴第2戰は、我等が聖地、甲子園で行なはれた。

    飮み會のお蔭で前日の試合は全く見られなかつた。
    TVをつけたら、虎戰士たちの多いこと!
    お祭なので、雰圍氣は樂しいし、見てゐるはうも氣樂に觀戰できる。

    私が感動したのは、何といつ

  2. イエロー より:

    おはようございます (^ε^) 昨日はわざわざ結果をチェックしてくださってありがとうございます! 今から応援いって来ます。

  3. [野球] 杉内が良くなった要因は力を抜く感覚を会得したから!

    サタデースポーツの杉内(ソフトバンク)のインタビュー見ましたか!?杉内が良くなったのは力を抜く感覚をつかんだから!投球の際、力をいれず、リリースの瞬間だけ力をいれる。腕をムチのようにしならせる感覚で、リリースの時に指で球を押すかんじで回転をしっかりか

  4. のののー より:

    自由枠を廃止して高校生は逆ウェーバーという選手会案は素晴らしいですね。各々でFA期間も変えるといいのではないでしょうか。
    外国人枠撤廃には反対です。MLBは人材難なので、それで日本人選手の居場所がなくなることはないと思いますが、韓国と台湾のプロ野球が壊滅してしまいます。「アジア枠」はむしろ、取れる上限として決めるべきでしょう。
    将来的には中国で職業棒球熱が高まって、南北2リーグ24球団に日本12球団、韓国+台湾12球団を加えた大アジアリーグというような方向に行くのでしょうが。北京五輪では中国チームが予想外に活躍しそうだし(審判の協力で….)

  5. いわほー より:

    どうでも良い話三題について。
    >(1)球宴の清原って、紅白の和田アキ子と同じ意味だなぁ
    オールスターゲームの主役は私物化もはなはだしい。しかし送り手側もそのことを容認、依存している。睨みを利かせてもらうことで、例年並みの盛り上がりが約束される。いつもどおりの演出は、いつも未満の感動しか呼ばない。「オールスター戦の清原=紅白の和田アキ子説」はその意味で正しい。toraoさん、ナイスな視点。
    >(2)同じ朝日系でも東京のテレビ朝日と大阪の朝日放送では、野球に対する愛情が全然違うなぁ
    アナも解説、ゲストもいつものタイガース戦と変わらぬローカル放送的スタンスに、タイガースファンは安心して見ていられた。そう、「いつものスタンス」が重要なのだ。テレ朝の中継は全国ネット局の見栄が空回りして「いつものスタンス」を見失っていた。いやそもそも「いつものスタンス」自体が見誤っている。朝日放送の実況アナは高校野球の実況で鍛えられるせいか、”熱闘”、”根性”などのアマスポーツ的精神論に持って行きがち(代々の名アナの伝統)で、時に熱苦しさは感じるのですが、その”熱さ”は大事だと思う。東京キー局に勝っているとしたら、その”熱さ”ではないでしょうか。
    >(3)野球そのものが面白いとSHINJOの「セレブ趣味」は浮くなぁ(笑)。
    彼はすでに宇宙の領域に昇華してしまったのですよ。もはや地球人類が論評することを許さないのかも(笑)。

  6. かきぴー より:

    ああああ、さぶいぼがでる!!
    さすが、9時回ってUPの記事だけあるなぁw
    読み応え十分。ごちそうさまでした。
    でも明日も、おかわりっ!!

  7. ちょびうさ より:

    ドラフトに関しては全然覚えられません。
    やっと自由枠って何か、覚えたばかりなのに、
    また変わるのか?。
    なにが良くて、何が悪いのかもっと素人にも
    分かるように明瞭にして欲しいもんです。
    昨日の球宴今頃見ています。
    だって22時からだったもん(泣)
    城島の要求に工藤が応えるシーンは
    なんか、パもセも何もかも超えたものを
    感じてしまいました。
    みんな野球少年なんだな?って。
    工藤さんはホントすごいなあ?と
    首にサロンパスを貼りながら思いましたわ。
    今日はフレッシュオールスターを見ます。
    なんでこれだけリアルで見れるのか不思議。

  8. 幸虎 より:

    おはようございます。
    昨日のオールスターは面白かったです。
    第1戦よりだんぜん!!
    私のような素人にはやっぱり中継の仕方や解説の方々の影響って大きいです。テレビ局の野球に対する愛情の違いだったのですね。
    オールスターってベンチの様子や試合の合間のインタビュー等公式戦と違う楽しみがあってすごくそこが楽しみだったりするんですが、その点でも昨日はほんとによかったです。
    ランナーコーチに入ってる選手の様子何かも観れたし^^。
    ところが!!
    私、お間抜けなことに昨日中継観出したの2回ウラからで1回の一番おいしいところ見逃してるんです!!
    toraoさんのおかげで1回のすばらしい攻撃の様子がよくわかりました。ありがとうございます。みんなよくがんばった!!
    けど、なんかやたらうちの選手たちが目だってた様な気が・・・。気のせいでしょうか?^^
    今岡もこれをきっかけに後半戦調子取り戻してほしいです。
    球児の投げすぎとか心配していた部分もありましたが、本人が楽しくやってくれてればそれでいいです。
    最後は指一本立てて「三振一個しか取れなかったよ?」って言ってるみたいに見えました。
    阪神だけでなく、全体的にとてもよい球宴だったと思いました。

  9. オールスター第2戦、赤星走った、今岡2打点、アニキつないだ、球児締めた!しかしMVPは?

    ◇サンヨーオールスター戦 全セ?全パ第2戦(全セ2勝:甲子園、45,296人)  全 パ 000 201 000?3  全 セ 300 110 00X?5  ▽勝 黒田1試合1勝  ▽S 藤川2試合1S  ▽敗 杉内1試合1敗  ▽本塁打 李1号(2)(下柳)、

  10. イエロー より:

    8ー0で負けてしまいました。 甲子園に行くことは叶いませんでしたが、1つのプレーにみんなが一喜一憂し、学校全体で盛り上がって…まさに‘青春’でした。 toraoさん、応援してくださってありがとうございました。

  11. 阪神の阪神による阪神のためのオールスター!

    みなさま入院中はありがとうございました!

    猛虎の夏祭り!

    阪神対ロッテ・・・いや、

    阪神対パリーグ・・・ちょっと違う?

    まぁ実質ほとんどそんな感じの今年のオールスターも、やっぱり阪神勢の大活躍が目に付きましたね。

    初出場の鳥谷君が新人賞。

  12. おかぼん より:

    城島のリードはオールスターということもあって内角の厳しいところは要求せず,杉内も緊張からかコントロールが整わないうちに打たれた…と,ホークスファンなら言うかもしれませんが,ともかく「杉内から連打,点を取った」という結果が何よりです。
    阪神主力には中休みにならないと思っていましたが,結果的にはリフレッシュ,自信回復などほぼ全員にとっていいオールスターでした(シモさんも持ち味でしょう)。
    今日のフレッシュオールスターは中継見られません。てっきりテレビ東京系であると思ってたんですが…。仕方なくラジオ聞きます。ただ1軍の選手だと画像イメージがあるのでラジオでもまあいいんですが,観たことない選手はイメージしようがない。赤松,林,岡崎のプレーを観たかったなあ…試合の勝ち負けやいろいろ余計なことを考えずに楽しめるゲームだし。
    発表されている先発メンバーでは,全パの高卒ルーキー3人にも注目してます。ダルビッシュはもう1軍で投げていますが,ショートの江川(宇治山田商?ソフトバンク)と5番に入った鵜久森(済美?日ハム),この時点でスタメンとは相当評価されているんでしょうね。済美といえば,先日の記事で星野SDが高橋をイチオシにあげていましたが…「1年ずっと4番を打たせて育てろ」(濱中,桜井路線ですね)とか「自分が2軍監督をやってみたいくらい」と語っていましたからかなりのものです。ショートもためしているようですが,どこを守るにしろ焦らず,じっくり大きく育ってほしいですね。

  13. 藤村珂南 より:

    毎度しょーもない乱入で失礼します。
    > (3)野球そのものが面白いとSHINJOの「セレブ趣味」は浮くなぁ(笑)
    私としては、あれを認めちゃった審判の粋さにも、賛成一票を投じたいです。(笑)
    第一戦は、セ側の、6回以降の凄まじくえげつない投手リレー(平均防御率1.25)に、すっかり心を奪われてたせいもあって、実況など右から左でした……。
    第二戦で、やっと「野球中継」を見られたような、そんな気がしてなりません。はい。

  14. goldkazu3750 より:

    オールスター戦って面白いけれども、やはり私はレギュラー・シーズンの方が数倍好きですね。勿論プロだから興行の一面もあるけど、シビレル様な緊張感の中の試合が好きです。
    それにしてもウチはパ相手だと良く打ちます。と言うよりあまりデータのない相手の方が思い切っていけるのだろう。対戦が多いとデータの蓄積が悪い方に働く事もある。山本昌や三浦の様に。最後の3連戦なんかは、1,2球目のカウント球に全くバットが出なかった。必要なのは野球の基本の「好球必打」ですね。
    さっき車でフレッシュ・オールスターを聞いていたら、赤松がフェンスに当たるような打球を好捕し、林が二塁打を打っていました。下も良い選手が沢山います。このシステムこそウチが常勝軍団に成る方法です。新聞社のチームと決定的に違う所です。

  15. kisaragi-earth より:

    何だか面白いことがいっぱいありすぎて、自分の脳ではメモリ不足で煙を吹いていたのですが(笑)toraoさんの記事を拝読してスッキリ整理できました。
    ありがとうございました。
    最後の一行、名フレーズです。

  16. torao より:

    あ、もうこんな時間。遅くなってすみません。
    to イエローさま
    思わぬ大差がついてしまい残念でしたね。でもこれだけドキドキさせてくれたんだから良かったですよね。良い夏の思い出が出来たことでしょう。
    to のののーさま
    スジの通らないことをやろうとする神経がわからないんですよね。普通に考えたら、選手会の言うように、倫理規定の明文化や、自由枠の廃止は絶対に外せないはずだと思うのですが。
    ということは、逆の言い方をすると、日本の外国人枠があるおかげで、韓国や台湾のプロ野球が崩壊しないで済んでいるということなのでしょうか。本当に?(笑)。メジャーに外国人枠がないから、日本のプロ野球が崩壊の危機に瀕しているのでしょうか。ううん、そうなんでしょうか。
    韓国、台湾の最新プロ野球事情に通じているわけではないので不確かではありますが、日米を含め、それぞれ野球の中身が違うので、どこの選手がどこの国ででも自由にプレーできるようになるのが理想ではないでしょうか。ただしそれによってリーグが崩壊してしまっては本末転倒なので、それを防ぐ流出防止策やFA制度など、各国が連携しながら仕組みが作られれば良いんですが。クラブチーム世界一(アジア一)決定戦などがあれば、国内残留のモチベーションに(ちょっとは)成り得るように思います。
    to いわほーさま
    朝日放送の実況クルーが素晴らしかったとは思わないんです。星野SDがちょっとスペシャルでしたが、他は本当にいつもどおり(笑)。慣れていないパ・リーグのファンの方にしてみたら、異常かも知れません。ただ少なくとも黙って試合を見ている時間もたっぷりあったし、目の前で起きていることについて話していましたので、まあ…(笑)。
    最近ではNHKもBSでT戦を多く放送する関係からか、どうもT寄り。つまんない実況と解説で結構なので、必要な時、必要なカメラワークを淡々としてくれる中継が欲しいです。
    to かきぴーさま
    土日だと制限時間がないもんだから、遅くなってしまうんです。それになんか書きたいことが多すぎて長くなってしまいましたね(笑)。
    to ちょびうささま
    なんで首にサロンパス貼っているんだろう(笑)。それはともかく、工藤と城島のんは、野球少年というよりエンターテイナーでしたね(笑)。工藤と城島の「真剣勝負」でも良かったと思いますが、年齢差、師弟関係なんかを考え合わせると、あんなやりとりの方がなお楽しい。そこらへん、ニーズがわかっていますよ、城島は。
    to 幸虎さま
    1試合目は、選ばれた一人一人のプレーヤーに対する尊敬があまりにもなかったですね。東尾氏がひどすぎた。コレに尽きるんですけどね(笑)。
    もちろんタイガースの選手の活躍が嬉しかったのですが、尊敬しあえる選手たちが一堂に会し、プレッシャーなしで楽しく遊びながら対戦する様子を見るのがオールスターの楽しみ。ライバルチームを含め、全選手を応援するのがいちばん良い楽しみ方だと思います。
    to おかぼんさま
    結果的に、「あのオールスターがデカかった」となれば良いですね。高橋については、公式にも情報がありました。水谷コーチはまだまだ体作りと言っていますが、体力測定値はすでにプロレベルにありましたから、もっともっと足腰を鍛えろという檄でしょうね。
    http://www.hanshintigers.jp/news/fcolumn/fc05_08.html
    to 藤村珂南さま
    まあオールスターですからねぇ、「こら!そんなバット良いわけないだろ!代えてこい!」とは言えなかったろうなあ(笑)。
    たとえば第1戦で、クレーン撮影(だかなんだかわかりませんが、とにかく上空からの移動映像)があったりしたのですが、ただ単に繋ぎの映像でしかないんですね。そんなアングルの映像があるなら、微妙な打球の時の走者の動き、中継プレーのフォーメーション、投手や捕手がバックアップに走る動きなど、けっこう面白い絵が写せるはずなのに、そういうことには使わない。これはもう映像デザイナー的な感覚しかなく、野球好きの嗅覚を失っているとしか思えないわけです。
    to goldkazu3750さま
    そりゃそうですよ、もちろん。ガチの勝負に勝るものなどあるわけないです。そんなの、比較すること自体いけません(笑)。お祭りはお祭りでとことん楽しむ、それだけのことです(笑)。
    前半終盤は、心身ともコンディションが悪かったと思います。振りたくても振れないという状況だったのではないでしょうか。後半は、良い感じでスタートを切れると良いですね。
    to kisaragi-earthさま
    いやいや本当に盛りだくさんでしたからねー。全部書こうとすると大変なので、適当に割愛しました(笑)。
    えーと、最後の一行は、かなり気取ってみました(笑)。ホークスファンが見たら、「ただの祭りで何をほざくか」と言うことでしょう(笑)。

  17. オールスター観戦記in甲子園(画像あり)

    行ってまいりました、甲子園でのオールスター!全チームのファンも勢ぞろいですね。マリーンズファンで里中君のユニフォームを着ている方がいたりしましたね。試合前のセレモニーでは、全球団のマスコットが登場!この写真はHR競争のときの1コマですが。HR競争では

  18. きぃ より:

    はじめまして。甲子園に行ってきましたが、阪神勢にはお祭りムードはなく、杉内を本気で崩しにかかっているのが伺えました。
    前田は本当に良かった。格好良かったです。
    TVでは前田のインタビューが無かったとか。
    本当にいいコメントしてたのに残念です。
    そこらへん、もうすこし考えて欲しいですね。

  19. のののー より:

    toraoさま:
    MLBにも、発行できるワーキングビザの制限という形で「外国人枠」に近いものはあります。この権利を他球団に売る/貸すこともできるらしいので、日本式の「枠」とは違いますが。主力選手の多くが中米国籍なので、各球団とも東アジア人をそんなに獲ることはできません。
    日本と米国は、物価水準が同じで野球の平均レベルに差がある(悔しいけど、新庄や中村では1軍のボーダーラインですから)ので、流出はあまり心配しなくていいと思います。現状は、まだ物珍しさが勝っているのでしょう。
    しかし韓国・台湾と日本の野球の水準の差はそれよりは小さく、物価水準に数倍の開きがあるので、「飼い殺しでもいいからとりあえず獲れる者は獲っておく」になりかねません。今後も
    日本経済が停滞し続ければ、そういう心配はなくなるわけですが….
    個人的には、外国人枠と流出制限は今後も続けるが、レンタル移籍と交換トレードは別枠で自由化する、というのが良いと思います。移住前にワーキングホリデーで適性を試すのも、対等な取引ならば当事者の自由に任せるのも、一般社会では普通ですし。

  20. torao より:

    きぃさま
    はじめまして。コメントありがとうございます。
    そう、ヒーローインタビューも試合の振り返りもなく中継が終わってしまいました。もうちょっと気をつかってくれたら良いのに、ね。
    to のののーさま
    なるほどなるほど。違う国どうしでバランスをとるというのは難しいことなんですね。
    ただ、人気商売であるということで、自ずと歯止めのかかる部分もあるので、思い切った自由化によって得られる双方のメリットもなかなか捨てがたいように思います。過度に制限を加えると、弱い方に不利になることもあり得るような気もするんです。難しいですね。