「結果」偏重に倦む

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さてクソ寒い日が続いているが、早いもんで1月も下旬、キャンプインも近づいて、あのうれし楽しい季節はもうじき。WEBになった虎バカマガジンもいろいろ準備していかないとね。まずこんなキャラクターたちがこれから活躍する予定なので、かわいがってね!

→謎の虎バカマンガ始まる!書いているのは誰だ?

球団からも春先のチケット発売についていろいろアナウンスが出ているので、気になるあなたは公式でチェック!

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そんな中で今年のロゴ&スローガンも発表になった。
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年々チームロゴのトラッキーがシリアスに勇ましくなっていくのだが、チーム自体は逆に年々コミカルになっているように思えるのは気のせいか。とにもかくにも、今年はこの旗印の元、せめて野球チームらしく、厳しさの中に生まれていく結束力でシーズン戦い抜いて欲しいと切に願う。失敗を越えて、成長を見せよ、和田タイガース。

もちろん目指すは優勝、日本一だ。チームが大きく変わる時に生まれるダイナミズム、地から沸き起こるような変革のエネルギーが、チーム全体に、選手個々に伝われば、予想を遙かに超える飛躍というのもあり得ることだ。そんなものはない?いやいや、少なくとも近年他球団ではよくあることだ。タイガースに限って「ない」?まあそう言いなさんな(笑)。

ふと言いたくなったことがある。これは人それぞれの考え方、価値観に関することだとは思うのだけど。それは、私は最近の「結果を出せ病」、正確には「結果偏重主義」に倦んでいるということ。別に「頑張ったんだから結果が出なくてもしょうがない、いいじゃないか」と言う意味ではない。「結果」と称するものが実に「矮小」なものになっている傾向があると危惧し、世がそちらに流れていくことに飽き飽きしているのだ。

もちろん目指すは優勝、日本一だ(二度目)。だけどそれだけが「結果」ではない。たとえ優勝を逃しても、翌年にまたチャンスを繋ぐためにベストを尽くしていくことも「結果」だし、そもそもプロ野球の球団ならば、ファンを惹き付けること自体が「結果」だ。一つのプレーにありったけの努力と思いを詰め込んで、グラウンドで見せる一瞬の輝き。それを隙間なく詰め込んでいくことができれば立派な「結果」だと思う。

一般社会は「エンターテインメント」ではないから、「結果」がすなわち「生死」になる。しかし「自分が生きる=他者が死ぬ」だけを「結果」と定義し、それを全精力をかけて推進し続けて、その先に何があるのだろう。「結果」を求めるのが当たり前の世の中。でもそのような「結果」によってすべてが「めでたしめでたし」にはならないのではないか。もう少しマシな「結果」を描いてもいいんじゃないか。ふとそんなことを思った1月の午前。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    深イイ話しですね!

    今年のロゴ、ホントにトラッキーがシリアスでカッコイいです。
    あれだけ補強したからには、確かに「結果」にもこだわって欲しいけど「熱くなれ!」のスローガン通りのシリアスで熱い試合をたくさん観られたら嬉しいです。

    余談ですが先日讀賣の選手が出演した「vs嵐」の試聴率が良かったらしいですね。個人的には娘が嵐を好きなので途中まで我慢して見てましたが、あまりにも飯がマズくなったので途中でチャンネル換えました、しかしああいう番組からオファーがある讀賣を羨ましく思いました。
    今年は是非、タイガースが「日本一」になり、オフに「vs嵐」などに出演し、そこで「コミカル」を大いに発揮して貰いたいモノです。

  2. いわほー より:

    ときどき耳にする「常勝」という言葉、なんとも傲慢な響きで使いたくない単語です。
    「常勝を運命づけられたわが球団・・・」だなんて、よくも臆面もなく口にできるなあ、と。
    間違ってもタイガースの球団関係者には「常勝」なんて言葉は使わないでもらいたい。
    ただ、「常勝タイガース」は不要ですが「常争タイガース」は希望します。
    常に優勝争いに絡む戦いをしてもらえればそれで十分。
    「優勝以外、二位も最下位も一緒」みたいなことを言う人をおりますが、私はそうは思わない。
    常に優勝争いに加わる「常争タイガース」を目指してほしいものです。

  3. 阿倍野区 ケイ より:

    今、スカイAで夏の高校野球の決勝戦を見てるんですが、藤浪君を見てはニヤニヤ、北條君を見てはニヤニヤ、よく二人が入ってくれたなぁと幸せですo(^-^o)(o^-^)o

  4. トラ11 より:

    キャンプイン楽しみです。

    トラオさんの言われる「結果」論よくわかります。
    選手一人一人が熱くなるプレーを見せてくれるとファンも盛り上がります。
    結果は、やはり「阪神優勝!」を夢見て、笑ったり、怒ったり、感激して泣いたりして、最後まで楽しめる、スローガン通りのゲームをして欲しいと思います。

  5. ken より:

    難しいテーマですね。最初から優勝を目指さないのは消極的にも取れますが
    一年だけ優勝できるチームを作るより、3年掛けて黄金期を築く方が良くも思えます。
    日ハムやロッテみたく地域密着で固定ファンを掴むのも重要です。
    企業と同じで3カ年計画5カ年計画って考え方が必要なのかもしれません。

    選手が「結果が全てじゃない」とか言い出すと良くない気はしますけどw

  6.  Yalkeys より:

    「常勝」〇〇〇〇〇(在京某チーム)という言葉、よく聞きますね。
    いわほーさんの仰る「常争」・プレーの基本「常走」・トラファンはいつも「常騒」。
    この3つはどれが欠けてもいけないと思います。これが満たされた時にtoraoさんの主張する「結果」が付いてくるのではないせしょうか。
    個人的にはチームロゴは好きですが、チームスローガンが全く前年と同じというのはちょっとねえ~。悪いスローガンではありませんが、多少は変化が欲しい心境です。

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