期待されてタイガースに入団してきた選手たちが戦力外を通告されるのは、この世界の常とはいえ淋しいものがある。しかしその動向を伝えてくれている小虎日記を見ると、もういっぺんしっかりとリスタートできる選手も多いようで少しホッとした。
野原将は三菱重工長崎で嘱託社員、藤井宏はカナフレックス、橋本良はパナソニックで正社員採用されて、それぞれ野球を続ける。
穴田はクラブチーム「和歌山箕島球友会」に所属。企業チームとは言えないが、NPO法人として野球新興で地域貢献するクラブチーム。野球に専念できるという意味では、大企業の正社員採用よりプロに近いのかもね。
こうして見ると、プロアマの垣根が取り払われたことにより、選手の再出発は選択肢が広がっているように見える。企業の宣伝も悪いことじゃないが、スポーツを通じてできること、求められていることはそこそこあって、それをいかにお金にできるかがポイント。そういう意味で、二軍の球場に毎試合そこそこの観客を集めるタイガース出身選手&関西の社会人チームは牽引役になれるのかも知れない。
03年の優勝に大きく貢献した吉野投手が現役引退して、タイガースでスカウトに就任したという。これもまた嬉しいニュースだった。
コメント
2014年度カレンダーをゲットしました。
表紙を飾っているのは、鳥谷、藤浪、西岡、能見、新井の5人です。
単独は鳥谷(4月)藤浪(5月)能見(6月)西岡(7月)です。
藤浪の抜擢は異常とも思えるくらいですが、チームポリシーとして賛意を呈します。
個人的には清水が11月の4人枠に掲載されたのが嬉しいです。
上本選手会長、清水副会長のフレッシュコンビで、チーム活性化に寄与して欲しいと思います。
関本元会長が補佐してくれるようですが、ちょっと小粒のイメージはぬぐえません。
こうして来季への期待感も高まってきます。
追記です。
慣例により1月は和田監督単独です。
吉野投手のスカウト就任というニュースが驚きとともにうれしく思います。
今でも日本シリーズでソフトバンク相手に魅せた神投球が忘れられません。
スカウトという地味な裏方仕事というのもこの人らしい。
吉野さんの「目利き」ぶりを大いに期待したいです。
2003、当時のダイエーとの日本シリーズですね。
吉野は6戦も投げて無失点、もしタイガースが日本一ならMVP級の活躍でしたね。
自分も、生観戦し吉野が勝利投手になった第3戦は一生の宝物です。
吉野投手、現役お疲れ様でした、そしておかえりなさい!
今年まで阪神に在籍した林威助、過去に在籍した蕭一傑、鄭凱文も台湾プロ野球チームに
ドラフト指名され、入団が決まったとか。
動向が気になっていただけに、故郷に帰っての復帰を嬉しく思います。
実力淘汰の世界で厳しい部分はあると思いますが、それぞれの世界で頑張って欲しいと願います。
毎年フト思うんですよね。
殆ど活躍も出来ず阪神を去っていく若者たち。
もしも指名されたのが阪神以外の球団だったら
どんな野球人生があったのだろうかと・・・・
もちろん答えなんかないんだけど。
彼らの第二の人生が素晴らしいものになることを願います。
その境遇は様々ですが、大好きな野球に長い間携われるのは幸せなことなのでしょうね。
それにしても、カノがシアトルと10年総額2億4千万ドルで合意って、ブッとびました。
プロ野球選手のセカンドキャリアは結構深刻な問題として
少し前に注目されてたような気がします。
野球一筋でやってきた人間が急に社会に放り出されても
かなり厳しいですよね。何人かの元選手の次が決まった事は
心底喜ばしいと思います。
ただ退路を断ってこそ輝く選手も居るかもしれないので
簡単に辞められる世界でないのは良い側面もあるのかも。
マー君と佑ちゃんの差はその辺だと思ったり。
橋本良平君!!パナソニックに入社で良かったー((o(^-^)o))
シャープ本社が我が家に近いけど、うちの電化製品はパナソニックが多いよ〜(^^)v
今日はファンクラブから、ドデカバスタオルがきたよ♪
阪神を去っていく選手のその後はいつも気になりますが、小虎日記で情報を教えてもらうのは嬉しいです。
やはり皆、阪神を離れても野球が好きなのは変わりないのですね。
皆頑張れ!
特に私は、野原将志はこれから活躍する選手と期待していたので戦力外になった時はがっかりしました。
家庭をもって安定した企業チームで活躍することができて良かったと思うしかありません。
これからも頑張れ!
藤井よ! 大幅UPしたんだから来季はホンマ打ちまくってな〜。
一番長く選手として阪神に在籍したのは今季引退の檜山進次郎氏。逆に最短は球団史上初の最下位に沈んだ昭和53年オフに社会問題にまで発展、コミッショナーの強い要望等ゴタゴタの末翌年春季キャンプ直前に入団後三角トレード、数時間で阪神を去った某氏…(-_-)
何年前だったろう?栃木県在住時、ドラフトの時期に地元地方新聞『下野新聞』にインタビューが掲載された五月女豊氏、中野佐資氏、麦倉精一氏(名前違ってたら御免なさい)の栃木県在住阪神OB三人衆。三氏ともに会社員として活躍、現役引退後の就職活動の難しさ、そして会社員となった現在も『元プロ野球選手』として見られるといったような記事を読んだ覚えがあります。
プロ野球選手、今季オフも他球団OBではありますが残念な報道を目にすることが…。選手時代より長いOBとしての人生、皆様よりよき道に進めますよう。