ああそうだ。今年で甲子園90年。
縁あってつい先日、甲子園駅についての原稿を書いたばかり。あらためてこの球場や駅について勉強しなおしたところ。甲子園は水はけがよく、雨が降っても試合ができるのは、阪神園芸という素晴らしい専門家集団がいるからというのももちろんだが、もともと球場のあった場所が川の中州だったからというのもある。
阪神電車が通った時、今、高架の甲子園駅がある場所は、川を渡る橋だった。今、駅下を南北に走っている県道は枝川(えがわ)という武庫川の支流だった。球場に向かう広い歩道はそれがまた分かれた申川(さるがわ)だった。それらの川の流れを止めて、廃川にして、その旧河川敷に甲子園を作った。
十干十二支の先頭で、スタートには縁起がよい甲子(きのえね)の年だったから甲子園。開場した年、今で言う夏の甲子園、10回大会からここで行われ、駅も同じ年にできた。ちなみにタイガースの試合が初めてここで行われたのは、次の子年、1936年のこと。
ということで甲子園が生まれてから、暦はひとまわり半で90年。これはおめでたいね。今年はこの球場にいいことがたくさんありますように。
コメント
凄く勉強になりました。
川の中州だった事は知りませんでした。
記念で配布される「甲子園の土キーホルダー」はメチャクチャ欲しいです。
余談ですが、バレンティン逮捕はとても残念です。
和田監督も「あってはいけない事。まあ夫婦間の問題ですけど」とコメントしたようですが、バレンティンの件(の方は)夫婦間の問題で片付けられる事件ではありません。
せっかくの大記録が……
甲子園は90周年ですか! 大正時代からあるなんてスゴい!
もう立派な文化遺産ですね。
ところであの名物だった蔦はいつ頃からなんでしょうかね。
修学旅行で一度だけ蔦の絡まる聖地を巡礼できました。あの85年でした。
バレンティンの件はビックリです。
ただ双方言い分が食い違ってるので静観の構えですね。
阪神甲子園駅を降り、球場を一回りしてみる。
お気に入りの選手のレプリカユニ。
年季の入った法被。
お揃いを身に纏った集団。
グローブ片手に目を輝かせる子供たち。
それぞれが、これから目の前に繰り広げられるであろう感動を予感して
目を輝かせている。
入場門をくぐると、雑多な匂いが嗅覚をくすぐる。
やがて眼前に、美しく整備された芝生と土のコントラストが広がってくる。
この球場に来て最も幸せな瞬間。
甲子園は、プレーヤーにとって最高のパートナーにも、最強の敵にもなる。
公平に気まぐれだ。
贔屓チームが勝てば喜びを倍加させてくれ、残念な結果に終わっても
沈んだ気持ちを優しく包んでくれる。
最後の客が甲子園を後にするまで、カクテル光線は行く手を照らしてくれる。
そんな甲子園が大好きです。
阪神甲子園球場は 自分の中では世界遺産登録済みとなってます。
野球の聖地、甲子園球場が我が阪神タイガースのホームグラウンド。いつも誇らしく思います。
90周年の今年はホームゲームに白星が多く並ぶことを祈ります。
甲子園への阪神電車内、球場までの道のワクワク感も良いのですが、帰りの電車内の会話も面白いです。
勝ちゲームばく進中(?)は「今日も勝った! うまい酒が飲める!」「負ける気せえへんな~」
負けが込むと「今日も負けたけど、明日からまた頑張ろー!」「今日は反省会や~」
等その他いろいろな会話、電車の中でも楽しめます(笑)。
甲子園90周年!ここを本拠地にするタイガースは今年は一層頑張らねばですね。実は一度も甲子園に行ってません。余命を宣告された時行こうと決めてます(>_<)
さてサンケイスポーツによると和田監督が『4番、ゴメス』を断言したとか?キャンプに遅れて参加だしオープン戦も見てないのに決めるの早すぎでは?打順は4番と契約書に盛り込まれてるのかな?それとも新井ちゃんにハッパをかけてるのでしょうか?
個人的には、改装前のきたなシュラン的飲食売り場の方が好きです。
今とは違って、スタンド裏の通路には、トイレ臭やタバコ臭も含む、えも言われぬ匂いが漂っていました。
子供の頃からおっさんになるまで、あの匂いに慣れ親しんでいただけに、すっかり垢抜けしてテーマパークのフードコーナー風になったのは、少し残念です。
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