さて、いよいよ今週からラストの長い直線に入るね。まずその前に今日１試合だけ、甲子園で中日戦。明日、明後日と英気を養ってから、超変則１２連戦の始まり。
ハマスタ（夜・昼）、ヤクルト（夜・昼）、東京Ｄ（昼・昼）、ナゴＤ（夜）、マツダ（夜・昼・昼）、読売（夜）、DeNA（夜）。
さあ、前代未聞の混セはどんな結末が待っているのか。大いに楽しませてもらいたい。
それにしても不思議なチームだ。とにかく乗っていかない。
一つには「乗り下手」なのだろう。成熟した大人のチームと言えるかもしれないが、そもそもやっていることが野球という「子供の遊び」なのだから、もっとPLAYING BALLしなくちゃいけない。
「お、チャンスで打順が回ってくるぞー、よーし、オレに任せておけ、かっ飛ばしてやるぞ！」という気持ちを失ってしまっては、なんのために夢に見た野球選手になったのだか、わからない。好きな野球をやって、活躍して感動してもらって、しかも一般の感覚では考えられないくらい多額のお金を稼げちゃう。こんなにハッピーでラッキーなことはない。
何回でも焼肉（豚しゃぶ？）パーティーやったらええがな。野球やって生きていける楽しい人生、ノリノリで行こうぜ。
そして決定的な「乗せ下手」。
元ロッテの里崎さんが言っていた。「ボビー・バレンタインという監督は、本当に問題だらけの監督だった。とくにレギュラーにとっては、やってられない！という采配だらけだった。だけどそんな個人の不満を上回るくらい、チームでやる満足感があった。みんなで一緒に野球をやるのが本当に楽しかった」
個人、レギュラー、一軍と小さい範囲だけを見るのではなく、二軍やスコアラーなど裏方を含む現場、チームを編成するセクション、チケットやグッズを売ったり、ファンサービスを企画するセクション、経営判断をする中枢、そしてファンを含むあらゆるステークホルダー……確かにバレンタイン監督は、そこまで見て野球をやっていたし、やらせていた。それは星野監督にも共通して言えることだ。
そういう視点で野球をすると、「ある特定の選手」に活躍してもらうことなど、極論すれば「どうでもいい」。年俸の高いスター選手でも、新人でも、二束三文でトライアウトから引っぱってきたクビ選手でも、チームのために活躍してくれれば誰でも良い。すべての選手が活き活きとして、持てる力をいっぱいいっぱい発揮できればそれでいいのだ。そのためには、少なくとも一軍のチームスタッフは「乗せ上手」でなくてはいけない。いや、「乗せ上手」でさえあればいい。
はい、そうです。まさかあの読売戦のサヨナラからこの方、４試合甲子園で勝てないような事態になろうとは想像もしていませんでした。このチームの「乗らない体質」を甘く見てしまいました（笑）。かと思うと、どう見ても乗っていないのにしぶとく勝ち越し続けたりするのが面白いところ。切れ味がニブいけれども、キレてしまうこともない。ここでプチどん底を抜ければ良いよね。
ま、とにかくもうちょっと「オレがやる、オレがやる！」でいいんだよ。乗っていこうぜ、タイガース！
コメント
バレンタイン監督はスタメンを全く固定しない特殊な監督でしたよね。そりゃレギュラーやベテラン選手には溜まったもんじゃなかったでしょう。
固定観念にとらわれないという意味では、和田監督と対極な指揮官だったような気がします。
タイガースも、もし今年ダメならこのフリーズ体質を改善する為にも、楽天が野村監督と星野監督の間にブラウン監督を挟んで成功したように、1～2年陽気な外国人監督にチームを託すのも面白いかも知れませんね。
さて、これからは日程的に相手はエース級をタイガースにぶつけて来るでしょう。
そして、タイガースでは珍しく「チャンスを楽しめる選手・西岡」が一番苦しい週末に帰って来るという噂もあります。
我々ファンもこの状況を楽しみましょう。
ジャイアンツ相手に劇的なサヨナラ試合、現地観戦でした。お祭り騒ぎのタイガース選手とスタンドのファン！！これは乗って行くぞ！？という感じ満々だったのですが、まさかの引き分け挟んで3連敗。
過密and無茶苦茶移動の12連戦。こっちの方が死のロードだろ。笑
対してヤクルトはほぼ関東での試合ととても有利な状況です。タイガースは苦手カープ戦が残り5試合も。
状況としてはとても厳しいものなんではないでしょうか。
とにかく今日藤浪で勝てなかったら本当に終戦な気がします。
あと15試合！！もう少し優勝争いをファンとして楽しみたいなと言う弱気な気持ちになりつつある。せめてシルバーウィークまでは楽しみたい。
0.5ゲーム差の2位。なにも悲観することもないし十分優勝圏内だがなぜこんな気持ちになってしまうかはすべてはあの広島戦のディレートスチールに結びつく。
今日1試合だけ甲子園、2日間休みがあって週末金曜日から12連戦。選手をやる気にさせる術が和田にあればいいが・・・・・
今日の試合は、藤浪で落とすようなことがあれば今シーズンが終わってしまうくらいのインパクトのある試合だと思います。
また君に頼るしかない、頼むよ藤浪。
話は全然違うのですが、NHKで不定期にやっている球辞苑という番組があり、毎回、ある野球のプレーやポジションなどにフォーカスしているのですが、前回はホームスチールがテーマでした。
その中で上本がインタビューを受けていて、その理由が大学時代早慶戦でホームスチールを決めたことがあったため、ということでした。
インタビューで、今、チャンスがあったらホームスチールを狙いますかと聞かれ、狙いませんと即答していました。なぜかと聞かれ、阪神という特殊な状況なので、と答えていました。
前置きが長くなりましたが、やっている選手も「阪神という特殊な状況」の中でチャレンジしていく気持ちが失われているということです。
上本が何を「特殊な状況」と言ったのかは分かりませんが、チャレンジに対する寛容な精神がなく、失敗を殊更責めるというマスコミ、ファンのあり方であろうということは何となく想像出来ます。
そういう空気が、選手起用も縛っているだろうと思いますし、和田監督の性格的なものと相まって現状を招いてるんだろうと思います。トラオさんのいうサボりもこの辺りに遠因があるのかなと思ってます。
個人的には一番悪いのは関西マスコミだと思いますが、我々ファンも、マスコミに対して、お前は何を言ってるんだ、チャレンジの芽を摘むなと一喝するくらいの精神で臨まないと「特殊な状況」は変わらないのではないでしょうか。
関係ない話を長々と失礼しました。
関東遠征もチケットはどこもほぼソールドアウトです。
選手には、満員のグラウンドで伸び伸びと躍動して欲しいものです。
早稲田時代の上本のホームスチール、私もYoutubeで観ました。
あの躍動感、あれぞまさに「ザ・ホームスチール」ですね。
全く同感です。
私は初めて観ましたが，あのフレームインしてからのスライディングのスピード含め，素晴らしいプレーでしたよね。
2対2の同点の試合終盤のプレーというところにもしびれました。
チームが厳しい今の状況で上本がいないのが残念ですが，
早く復帰してああいったプレーでチームを鼓舞してほしいですね。
あのようなホームスチールは無理にしても、誰かが現状を打破、局面を打破するような熱いプレーをみたいものですね！
ホント「乗せる方」も「乗る方」においてもノリの悪さが目立ちますね。
ある日、若手が3安打！さぁ、今日もスタメンか？とワクワクしてたら
ベンチスタートとかね。
敗色濃厚な場面で若手投手が好投してる間に1点差に迫ったら、ベテラン
中継ぎ投手にスイッチしたりとか。
まぁ、色々と思い当たる節があるわけでして（笑）
いつしか失敗を恐れ、ベンチの方ばかりを向いて野球をする選手が
出来上がってしまう。
まぁ、ベンチが一番失敗を恐れてるんだから自ずと選手も右へ倣えに。
何より実績を最重要視する和田野球も悪くはないんですが、いずれ何処かで
限界が来る。
本当なら、ここからの推進力となる若い力を1枚2枚と持っておくべきなんですが、
どうもその気もないみたいで。
ここに来て、構成上数少ない得点源の両外国人の成績が芳しくない。
でも、もう慌てた所でどうしようもないんですよ。
結局、二人とも御しきれなかったんだから。
どこかで相手の凡ミスを待つか、ラッキーパンチを待つしかないチーム状態にして
しまったんだから。
ここから最後の直線。
慣れない鞭をふるって、大外に大斜行しないようにしないとね。
外国人が打って点を取るチームになってるんやから、マートンをなんとかするしかない。
マートンの精神面がどうとかそんなんしらんよ。
本日のデイリーの岡田はんのお言葉を要約すると、こんな感じ。
今更どうのこうの言っても始まらない。
これが和田野球なんだから、このまま突き進むしかないだろうね。
あとはJoshinトリオそろい踏みで、盛り上げてもらうしかないな。
誤審を認めた。
人が間違いを認めるのは勇気がいる事、凄く素晴らしい事だと思う。がしかし後の対応が悪い、コミッショナーの権限で再試合を設定すべき、それくらいの覚悟で誤審を認めないといけないと思う。この0.5ゲームの差が順位に影響したら互いに後味が悪いシーズンになります。
皆様のコメントを拝見すると、タイガースのひ弱な体質批判ばかりです。
事実そうだと思いますが、あきらめる時期でもありません。
誤審のお蔭？で引分けになったことも、ツキが残っているからです。
何度も言いますが、創立80周年の今季、リーグ優勝すると信じています。
CSとか日本シリーズは、あくまで「おまけ」と思っています。
そうは言っても、本日の中日戦は藤浪が投げるだけに、負けは想定外。
13勝でマエケンと並び、どかかで藤浪✕マエケンのマッチアップで勝つ！これは想定内。
とにかく勝とうぜタイガース。
「乗りベタ」なのも「乗せベタ」なのも想定内。じたばた出来ない大人のチームですから。
でもみんな内に秘めた闘志は熱いと信じてますよ。
先頭は道中掛かり気味だったので思ったほどの爆発力はなさそうです。
本命のオレンジはかつての切れ味はありません。
赤い馬は若駒で勢いはあるけど、ポジションが後ろすぎて届かないはず。
長い直線、最後にハナ差前に出ればいい。
切れる末脚はなくても、最後までしっかり走れ切れ。
良太選手、ナイス、バットもよく飛んだね。
藤浪投手、力投お疲れ、次も頼んだよ。
さあわくわくの１２日間が始まります。最後まで楽しませてください。
がんばれ、タイガース。